PRODUCED BY 品川女子学院
白ばら日記

ヒマラヤザクラ・映画「女性の休日」

ヒマラヤザクラが、また咲きました。
新校舎の前庭で、あの淡くやさしい花が、今年も静かに冬空に向かって開いています。

御殿山通りに植えられていたヒマラヤザクラは、春ではなく冬に花を咲かせるめずらしい桜として、長年、生徒や地域の皆さまに親しまれてきました。ネパールとの友好の象徴として届けられ、本校に根づいた、大切な一本です。

新校舎建設に伴い、やむを得ず撤去することになったとき、「残してほしい」という地域の方々の声を数多くいただきました。その思いに応えたいと、実を採取し、種から苗木を育てていました。

そして今年、その苗のひとつが無事に花を咲かせました。

場所は変わっても、命はつながっていく。
まるで、本校の100年の歩みそのもののようだと感じています。

この北品川の地で、地域に支えられながら、世代を超えて受け継がれてきたものを、次の100年へと手渡していく。ヒマラヤザクラは、その象徴のような存在です。

まだ小さな木ですが、いつかまた皆さまの目を楽しませるほどに育ってくれることを願っています。

映画「女性の休日」が上映されています。

女性たちが一斉に仕事を休むという静かで挑戦的な行動が、 社会の意識を変えたドキュメンタリーです。
本校は、 女性に参政権も職業選択の自由もなかった100年前に、「 女性が自立し、社会に貢献する未来を拓く」 ことを掲げて創立されました。この映画に登場する女性たちの姿は、まさに本校が育てる“ チェンジ・エージェント”の原点です。自らの可能性を信じ、 仲間と力を合わせて社会を動かす。その一歩が、 次の時代を拓く希望になります。3月4月も上映される映画館がありますので、おすすめします。