熱い、けれど食べたい
本格的に寒くなり始めた先々週、授業見学の帰りに調理室を覗くとおいしそうな匂いが。4年生がグラタンとマドレーヌを作っていました。カフェテリアがなくなった現在、現場調理で食べられる食事は調理実習の試食くらいです。大きなブロッコリーがのって、チーズがたくさんかかった自分の作品をおいしそうに食べていました。1人分でも結構な量があり熱いので、猫舌の生徒が昼休み中に食べ終わるのは至難の業。時間は気になるけど、少しでも食べたい!品女の生徒はこんな時も忙しそうです。 [gallery size="medium" ids="24866,24867,24865"] 聞いたらOKとのことなので、おいしそうに食べているところを撮らせてもらいました。(表情を載せられないのが残念)
教わる方も、教える方も嬉しい(オープンキャンパス)
今日は本年2回目のオープンキャンパスでした。なかなか学校説明会に来られない受験生の方々が、実際に生徒と触れ合う日です。各クラブや有志の団体、プレゼンのチームなどが普段の活動の成果を見せつつ、小学生の方に優しく手ほどきしている場面を数多く目にしました。 人は、苦労して会得した技術や知識を、吸収したいと思っている他人に教えることで充実感を得ます。オープンキャンパスは、在校生にも小学生の方々にも嬉しいイベント。最初はお互いに遠慮しながらも、教え教えられるうちに和やかな雰囲気になっていきます。受験生の方は、年上の在校生から教わってとても楽しかったと思いますが、もしかすると教えた方はそれ以上かも知れません。その証拠に、下校時の在校生の笑顔はいつも以上でテンションもかなり高めです。 [gallery columns="2" size="medium" ids="24841,24842,24844,24845,24848,24843,24846,24847"]
プレゼンの機会(20221126)
オープンキャンパスでは、以前は私も来場の皆様にお話をしていたのですが、せっかく多くの生徒と接していただける機会なので、今は生徒の発表を優先しています。 いや、むしろ、生徒の発表の方が評判がいい(笑) 1年生の発表を見ていましたら、入学した頃よりもプレゼン能力がはっきり向上していました。 オープンキャンパスのように、多くの方が集まってくださる機会は、生徒にとっても修練の場になっています。
明日の準備(20221125)
明日はオープンキャンパス。 今日の放課後から準備に入っている参加団体の生徒たちがいました。 天気が崩れないといいのですが。
教員が聞いても面白い話(20221124)
今日の放課後は、窪田製薬の窪田先生をお招きしての特別講座3回目。 眼科医でありながら製薬ベンチャー企業のCEOもなさっている窪田先生のお話は、知財特許からNASAとの共同研究まで、広く深く展開していき、生徒に混ざって拝聴した私の目からも鱗が何枚も落ちました。 講義後も、他にも見学していた教員同士で、「すごい話だ」「滅多に聞けない面白さ」と興奮冷めやらず雑談が続きました。 窪田先生、ありがとうございました。
なるほどすごそうだ(20221121)
生徒下校後の教室を回っていましたら、1年生の教室に掲示してありました。 クラスで話し合ったんでしょうか。 気持ちが上がるコピーです。
ワールドカップ卒業生の活躍・28歳ホームカミングデー
今日、サッカーワールドカップが開幕しますが、それに先駆けて、卒業生から報告が。 小林さんは、舞台裏でオートメーションという仕事をしています。(紹介動画)国内外でミュージカル、ライブコンサート、大型スポーツイベントのセレモニーを中心に活動中。以前も、シルクドソレイユを生徒が芸術鑑賞で見に行ったとき、その舞台も担当していました。 今は、イギリスの会社からワールドカップに参加しています。男性の多い職場の中で、中東という女性が表に出ることが少ない国で、この現場を担当することはとてもレアだそうです。そんなイギリスの会社に感謝しているそうです。 先日、Snow Manのコンサートの担当で来日した際は、生徒に特別講座もやってくれました。 担当の前田が参加生徒の感想を送ってくれました。1〜5年生、32名が参加したそうです。 (以下、生徒の感想より) ・お話がとても面白かったです。オートメーションという仕事自体を始めて知ることができました。世界を飛び回って働いているその働き方に魅力的だなと思っていました。 ・とても面白かったです。元々絶対に海外で働きたくて国連議員や外資系などメジャーな仕事しか知らずたくさん勉強しなくちゃいけない将来に若干病んでたんですが、他にもたくさんの選択肢があることを教えていただきました。まだまだ自分がやりたいことを決めるのは早いなと思いました。ありがとうございました! ・私はオーストラリアに留学していて先月帰ってきたのですが、「めげずにわかる単語を使って話す」という話にとても共感しました。今まで考えたことはなかったですが、 エンターテイメントという業界の選択肢もあるのだと感じました。 ・「海外で働いてみたら」とよく両親に言われるのですが、 英語が出来ない(リスニングがダメ、 言いたいことをすぐに英語化できない)ので海外で働くということが全くピンと来なかったのですが、文法がわからなくてもコミュニケーションは取れると聞いて海外に目を向けてみたいと思いました。 先日は、アナウンサーになってダイリーグの放送を担当していた卒業生が特別講座をやってくれました。今は大学講師の傍ら、大学院にも通っています。最近は、こうして、卒業生が後輩のためにレクチャーをしてくれることも多くなってきました。 土曜は28歳ホームカミングデーで5日の63期(コロナで延期、今30歳)に続き、29歳になった64期の子達が集まっていました。 創立以来97年、こうして先輩から後輩へと、品女文化がバトンタッチされています。
本当に反省してる?(28歳ホームカミングデー/64期生)
先週の土曜日もホームカミングデー。今回は1年遅れの64期生です。私が担任をしていた世代の卒業生ですので、ほぼ全員を知っています。例によって理事長から順番に話しをしていきますが、やはり苦楽をともにしてきた学年主任の話しは盛り上がります。特に中等部時代の学年主任は苦労した思い出ばかりを語っていましたが、卒業生の方は怒られたことも懐かしそうに笑っていました。 今回はテレビの番組制作会社の方が取材に来ており、多くのスタッフがカメラを回していましたが、品女の生徒はこういうことに慣れているのと、自分たちの昔話に夢中になっていてあまり気にする様子はありませんでした。今後どのような番組になるのかはわかりませんが、放送される頃にまたお伝えします。 全体会の後は、6年時のクラス単位でホームルームでした。私はA組の担任でしたので、そこで1人ずつ近況の報告と品女の思い出などを語ってもらいました。卒業後約10年経っていてマスクをしているとはいえ、私は全員の顔と名前がわかりましたし、喋るとなお一層当時の記憶が甦ります。受験学年でしたので、よく面談をして泣いたり笑ったりした顔を見ていました。 最後は全クラスが廊下に出て、写真撮影とマスクをしての校歌の斉唱。いよいよそこで終わりかなと思ったのですが、校歌の後には「キセキ」を歌いはじめました。この曲は、合唱祭終了後に、勝手にほぼ学年全員が舞台に上がって歌っていまい、後の学年集会で強く反省を促した記憶があります。しかしこれを最後に選ぶとは、この人たちはあまり反省をしていないようです。 第1体育館の全体会では、教員の挨拶に続いて64期生に関するクイズがありました。この会は元生徒会役員が仕切ってくれていたのですが、特にこの企画では問題の数や難易度がうまく調整されていて、全員で楽しい時間を共有しました。卒業生が連れてきた子供たちは何だかよくわからないはずですが、とりあえず手を挙げてくれています。
解体(20221119)
閉鎖解体中の旧東棟を、通りがかりに別の角度から見てみたら、1号館と5号館の間から青空が見えています。 カフェテリアがすっかりなくなっていました。 在校生と卒業生以外の方には縁のない話ですみません。