始まりました(20220928)
恒例の中学2年生茶道の授業が昨日から始まりました。 遠州流から先生をお招きして、4時間のシリーズです。 時間が合うときは、私もなるべく顔を出すことにしています。
前ボケ 後ボケ
今日はお昼休みに、文化祭パンフレットの表紙を描いてくれた生徒の表彰(正確に言うとその場面の撮影)を行いました。今年のテーマ「才華爛発」にピッタリの絵です。背景のクジラは迫力満点ですが、手前に描かれた花には「前ボケ」という手法が使われています。一般的には、カメラのレンズの被写界深度(ピントの合う幅)を利用して主役を引き立てる技術ですが、この絵にうまく応用されています。 最近のスマホは被写界深度の違うレンズが複数ついていて、写真がキレイにボケる機能があります。ぜひ使ってみて下さい。もちろん学校外で。 前ボケをうまく使っています。中央の生徒が輝いています。 後ボケ。先日の予告通り、文化祭後のお休みを利用して見に行ってきました。
喜助は有罪か無罪か(20220926)
担当教員に誘われて、中2国語の授業を見学しました。 私がディベートの導入授業を2年生の全クラスで行ったのは5月のことでした。 以来、この学年で身につけるコミュニケーション・スキルの一つとして、さまざまな場面で活用されてきたと思います。 今回は、森鷗外「高瀬舟」の学習の振り返りとして、いわゆるアクティブ・ラーニングとして行われました。 テーマはシンプルですが、それだけにさまざまな論点が提出されます。 見ているこちらも、非常に頭を使います。 私はもともと国語の教員ですので何十回も読んだ作品ですが、ああ、そうも読めるな、と思ったりします。 楽しい授業でした。
起業体験決算作業・株主総会
台風の影響が弱まった20日の午後、文化祭起業体験の決算作業と株主総会が行われました。 決算作業は、例年半日をかけて行うのですが、午後登校となった今年は時間を短縮して行われました。事前の会計処理説明会では、現金の取扱いと在庫管理の徹底、および万一差額がでたときの適切な処理方法について指導されています。それでも、普段多額の金銭や商品を扱うことがない生徒たちが、短い期間に多くのお客様とやりとりする訳ですから、売上げと現金に差額がでてきます。さまざまな工夫をしてきた会計の生徒たちは本当に悔しがり、最後は公認会計士の方々のアドバイスに従って処理をしました。その悔しがる姿、そして会計士さんの説明に頷く表情を見ていると、今年も決算作業の目的はほぼ達成されていたと思いました。 4時半からは株主総会。各グループの社長・マネージャーが、営業活動の総括を行い、貸借対照表と損益計算書の報告を行ったあと会社を解散します。高等部の起業体験は、1学期の社員募集から、準備・営業まですべて自前で行ってきました。その分、苦労や失敗もあったと思いますが、無事営業を終えて報告を行い「株式会社○○を解散させていただいてよろしいでしょうか」という問いかけの頃には感情がこみ上げてきます。最後には、どのグループの社長も「こんな私たちについてきてくれてありがとう」という言葉があり、社員からは盛大な拍手。円満なだけが株主総会ではありませんが、この姿を見ていると、こちらもその目的はかなり達成されたなと感じました。 これらを支えていただいたサポート委員のみなさまに、改めて御礼申し上げます。
本日休校(20220924)
台風接近により、休校。 微妙なところでしたが、本校は通学範囲が広く、中学1年生もおりますので、安全策をとりました。 電車が止まったり大きく遅れたりすると、生徒が本当に大変な思いをしますので。 誰もいない教室を確認して歩きながら、「ああ、授業が1日分ツブれちゃったな…」とボヤいております。
文化祭片付け日(20220920)
台風の影響を避けて午後からの登校となりました。 活動可能時間が短くなるので、分担によって、教室の片付けや催事の会計作業など、生徒は例年以上に忙しく動き回っていました。 写真は起業体験の株主総会。 サポート委員の皆様の参加も得て、各社(各クラス)の役員さんが活動の総括をします。 初参加の中学3年生から、「楽しかった」という言葉を聞けて、とても嬉しく思いました。
the calm DURING the storm
本日は台風のため午後登校という本校では珍しい措置。予定通り13:30出欠確認ということで先ほどお知らせしました。 今、外は少し天気が荒れていますが、校内は静かです。ここ2日間は久々に活気のある文化祭でしたので、凄くギャップを感じます。日本語に「嵐の前の静けさ」という表現がありますが、英語にもまったく同じ表現”the calm before the storm”というのがあります。今、校内は静寂に包まれていますので”the calm during the storm”といったところでしょうか。 生徒のいない校舎は、最初のうちは静かで良いなと思うのですが、すぐに何かが足りないと思い始めました。学校は生徒あってこそだと改めて思います。あと2時間もすると、少し疲れた、しかし緊張感から解放された生徒が登校してきます。リラックスして、いつもの賑やかすぎる校舎に戻ります。それを考えると、やはり今の状態は”the calm before the storm”と表現した方が正しいのかもしれません。 台風が過ぎて、少し涼しくなるとのこと。明日からのお休み、私はこんなのを見にいこうかと思っています。
文化祭2日目(20220919)
お客様には15時にお帰りいただいていますが、生徒はその後ひと仕事。 起業体験プログラムでは、営業報告会議や会計作業を行います。 会計作業は、帳簿と金額が完全に一致するまでやるので大変です。 (私も私生活では見たことのないような札束を、生徒会役員が数えてチェックしております。)
文化祭点描(2日目)
今日はクラブを中心に見てきました。 こちらは受験生側の受付。開場時間の直後は目の回るような忙しさですが、それ以降は比較的ゆったり。 化学部。温度差による発電の実演。説明もとてもわかりやすかったです。受験生のお母様が凄く驚いていました。 被服部の展示。壁際に衣装がずらっと並べてあり迫力があります。全体として見せ方が上手でした。 美術部。お揃いの帽子で熱心にお客様を出迎えています。Tシャツと合っています。 図書委員会の古本市。お目当ての本をとても熱心に探しています。それにしても雑誌10円とは安いですね。私も探したかったです。 会議室での合唱部のパフォーマンス。お客さんも手拍子で参加してくれています。 文化祭の本部。以前より場所が便利で広くなったので「よかったね」と言ったら、外から見えやすいのがちょっと…とのこと。前の生徒会室に愛着があるようです。 3年起業体験を行っている体育館。遠くからカメラを向けていると、何やら紙を掲げて撮ってくれとの合図。撮ったのですが、肝心の紙が曲がって読めません。「完売しました」と喜びを表現したかったのでしょうか。 とうとう文化祭が終わって、一生懸命掲示した作品を下ろしています。イベントが終わった寂しさを感じる光景でした。