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国際交流

ヨーロッパ研修 – 平和と芸術を学ぶ1週間の旅 – Day 4

本日はウィーンの中心地を巡りました。 どの方角を向いても、美しい街並みが続き、生徒たちは360度写真を撮り続けていました。 とても開放的な雰囲気で、良い"気"が流れています(完全に私見です)。 ハイライトは、ホテルでのディナーからの、ニューイヤーコンサートで知られる楽友協会・黄金の間でのモーツァルトコンサートです。 いつもよりも少しエレガントな服に着替えて、みんなで楽しみました。 ディナーでは、高校2年生の参加者が「校外授業(5月実施)で学んだテーブルマナーが役に立つ!」と喜んでいました。 そして、コンサートでの鑑賞態度も、(世界各地から来ている他のお客さんと比べても)素晴らしかったと思います。 これは、毎年実施している芸術鑑賞や、合唱祭での経験が活きているように感じました。 中高生にとっては、「テーブルマナー」や「鑑賞態度」というものが自分の人生でどう活きるか想像しにくいかもしれませんが、こんな場面で役に立つんだと実感した1日でした。 早いもので、ヨーロッパ研修もあと2日です。 「早いな」と感じつつ、毎日が濃密すぎてすでに2週間程度が過ぎているのではないかと思っている、というような声も生徒たちから聞こえてきます。 明日は、ウィーン在住の日本人ピアニストの方々とお目にかかります。 グローバル教育部 山岡

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図書室日記

ミニ説明会の校内見学

夏休み中、学校ではミニ説明会があります。 校内見学の際、司書が図書室内を説明させていただく機会があります。 それを見ていてた図書委員会の高2生徒が、自分が関わっている活動のところを説明したいと申し出てくれました。 毎回精力的に活動してくれている生徒です。 少しでも、学校の様子をお伝えできれば嬉しいです。 図書室 名小路

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国際交流

ヨーロッパ研修 – 平和と芸術を学ぶ1週間の旅 – Day 3

ポーランド最終日の今日は、アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所を訪問しました。 日本人ガイドの中谷様にご案内いただきながら、当時何が起こったかだけでなく、ホロコーストの教訓から現在を生きる/これからの未来を生きる私たちが考えなければいけない課題についてもお話しいただきました。 私が特に印象に残ったのは、生存者の方々が口々にしていたという、「アウシュヴィッツは空から突然降ってきたものではない」という言葉です。 「ユダヤ人」に対する嫌悪感はずっと昔から存在しており、第一次世界大戦の後の不況などにより社会の空気感が刺々しくなり、その空気感がアウシュヴィッツに象徴される「ユダヤ人」の大量殺戮に繋がった、とのことです。 ある特定のグループに対する嫌悪感 息苦しい社会によって生み出される、「普通」の人々がもつ刺々しさ 今の世界にも共通していることなのではないかと感じました。 アウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館が存在する目的を象徴する、ある哲学者の言葉があるそうです。 Those who do not remember the past are condemned to repeat it (過去を覚えていない人は、過去を繰り返す運命にある) 生徒たちには、この研修で学んだことを、明るい未来のために活かしてほしいです。 今は、オーストリア・ウィーンに到着しています。 明日からは、音楽の都ウィーンを堪能します! グローバル教育部 山岡

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国際交流

ヨーロッパ研修 – 平和と芸術を学ぶ1週間の旅 – Day 2

本日は3本立てです。 1. ウクライナ避難民の生徒さんたちとのワークショップ ポーランドのすぐ東はウクライナです。クラクフの美しい街にいると忘れてしまいますが、私たちが滞在しているすぐ隣の国は、現在戦争中です。 本日は、ロシアによる侵攻が始まった後にウクライナから避難してきた生徒さんたちとのワークショップに参加する機会をいただきました。 現地大学の講師であり、ウクライナからの避難民の支援をしている方にアレンジしていただきました。 ワークショップでは、共感力とは何か、私たちが陥りがちな「黒か白か」の考え方(Black and White Thinking)とその考え方が生み出す暴力などについて、異なる文化背景から意見を交わしました。 2. クラクフのバレエ団でソリストと活躍する日本人の方とのセッション お話を伺うだけでなく、劇場の方に、劇場内の裏側を隅々までツアーしていただきました! 舞台装置を見せていただいたり、衣装を作っていらっしゃる部屋を案内いただいたりと、普段見ることができない部分をたくさん見せていただきました。 3. 「シンドラーの工場」の見学 第二次世界大戦中に多くのユダヤ人の命を救った、オスカー・シンドラーの工場跡地につくられた博物館を見学しました。 どのようにクラクフが占領されていったか、ユダヤ人がどのように迫害されたか、シンドラーはどのようにユダヤ人の命を救ったか、などをガイドしていただきました。 戦後、イスラエルにあるホロコーストの祈念館により、ユダヤ人を救った功績を讃えるメダルがシンドラーに贈られたそうです。 その裏にはヘブライ語で「1人の命を救う者が、世界を救う」と書いてあるとのこと。 自分が同じ時代に生きていたら、力をもつ人たちに対する恐怖心に支配されずにユダヤ人に手を差し伸べることができただろうか、 今、力をもつ人たちに対する恐怖心に支配されず、自分が思う「正義」を強くもち行動できているか。 たくさんのことを考えた1日になりました。 明日はいよいよアシュヴィッツ強制収容所訪問です。旅も折り返し地点です。 グローバル教育部 山岡

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国際交流

ヨーロッパ研修 – 平和と芸術を学ぶ1週間の旅 – Day 1

1日目が終了しました! 本日のメインは、ポーランド・クラクフにて、日本語を学んでいる現地の学生さんとの班別研修です。 ポーランドと日本をつなぐ、ASAGAOさんにご協力いただきました。 クラクフの旧市街は、1978年にUNESCOの世界文化遺産に最初に登録された12件のうちの1つだったそうです。 趣のある街並みが残っており、日本でいう京都のような存在とのことでした。 現地の、それも自分たちと年齢が近い学生さんから、街の歴史、文化、宗教などについて、たくさん教えていただきました。 明日は、現地のクラクフの大学で講師をされている方による、ウクライナからの生徒さんとのワークショップや、 クラクフでソリストとして活躍されている日本人の方とのセッションを予定しています。 グローバル教育部 山岡

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白ばら日記

第2回「日本睡眠協会×JINS 寝る育」特別講座

暑い日が続きます。 土曜のオープンデー(後日アップしますね)のあと、仙台の慈眼寺に行きました。涼しげな滝があったので、涼のおすそ分けを。 夏季休暇中も生徒は、講習に部活にと忙しくも充実した日々を過ごしています。 こちらは、日本睡眠協会様とアイウエアを企画販売しているJINSによる3回シリーズの特別講座の様子です。 睡眠やブルーライトについて検証する内容です。第2回の実施報告を担当の直井よりさせていただきます。 +++ 7/30(火) 日本睡眠協会さま × JINSさま 特別講座2回目が実施されました。今回は、 前回の振り返りと生徒が個々で生活改善の取り組みを考える回でし た。夏期休暇中ですので今回はZoomで実施し、生徒は各家庭から、また登校している生徒は理科室からの参加となりました。(講座内容)①JINSさまから前回の振り返り②8月中の生活改善取り組みの相談と確定③生活改善日誌等の記載について説明④次回の発表について説明 +++次回の第3回は最終回。始業式の日の午後に夏期休暇中を使って検証した生徒たちによる発表となります。

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国際交流

ヨーロッパ研修 – 平和と芸術を学ぶ1週間の旅 –

今年度から、グローバル教育部の新たな取り組みとして、「ヨーロッパ研修」を企画しています。 今夜、高校1, 2年生の希望者15名とともに、日本を飛び立ちます。   このヨーロッパ研修では、「平和と芸術」というテーマで1週間で2カ国に行き、様々な人たちや施設を訪問します。   1カ国目はポーランド。 アウシュヴィッツ強制収容所などを訪問し、ホロコーストの経験を学びます。 また、ウクライナからの避難民の生徒さんが学んでいる施設を訪問し、ワークショップを通して多様性についてウクライナからの生徒さんたちと一緒に考えます。 さらに、現地の劇団でバレエのソリストとして活躍されている日本人の方に、ポーランドにおける芸術の位置付けなども伺う予定です。   2カ国目はオーストリア。 音楽の町として知られるウィーンを訪問し、現地で活躍されているピアニストの方や、音楽を通して平和を訴える活動をされている方にお話を伺います。 また、ユダヤ人コミュニティの若者たちとも交流する機会をいただくことになっています。   この研修に向けて、4月から5回に渡って事前研修を実施してきました。 ホロコーストに関する理解を深め、日本でいま起こっている差別について考え、現地の文化についても学びました。 これらの事前研修を通して、参加生徒たちは1人ずつ、自分がヨーロッパで学びたいこと・考えたいことを設定しました。   [caption id="attachment_45776" align="alignnone" width="300"] 事前研修の一場面。NPO法人ホロコースト教育資料センターの方々とのセッション。[/caption]   「平和」とはどのような状態か 日本は「平和」と言えるのか 自分の周りは「平和」と言えるのか 芸術がどのように「平和」に貢献するのか 「平和」な世界をつくるために、自分に何ができるか   様々なことを学んでほしいと願っています。 できる限りブログを更新し、研修の様子を伝えられたらと考えております!   グローバル教育部 山岡

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図書室日記

廊下展示「暑い夏を乗り切ろう!」

毎日暑いですね。 図書室では「暑い夏を乗り切ろう! 気候変動関連の本&涼しくなる本」の展示をしています!! 最近、なぜこんなに暑くなっちゃったの??の理由がわかるかもしれません。 他にも、見るだけで涼しくなるような怖ーい本や冷たいスイーツの本もおすすめです。 図書室内はこのような展示になっています。 夏休み中、講習がある日に図書室は開室していますので、ぜひ生徒のみなさんは図書室をご利用くださいね! 図書室 名小路

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図書室日記

1年生の国語演習×図書室 夏の課題

夏休みの宿題に取り組んでいるでしょうか。 図書室は1年生の国語演習と協力しています。 図書室内に夏の課題図書を展示中。早速借りにきていました。   図書室サイト(要st1ログイン)では、夏の課題図書がいつでも見られます。 何冊所蔵か、貸出中かもわかります。 ぜひご利用ください。 図書室 名小路

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