掲示板が突然カラフルに
今日は全校オリエンテーションの日。いくつか見た高等部の学年集会の中でも、やはり4年生は盛りだくさんでした。高校生になると、同じ学校ではあっても成績や出欠に関する制度が変わってきます。また進路指導もより具体的になります。学年主任の荒井からは、基本的な生活習慣、能動的な学習、文理選択の準備、協調性などのワードが並び、教務部長からは単位制や成績算出の話し、そして進路部長は模擬試験や入試制度についても触れていました。私が聞いていても疲れる1時間でしたが、どれも必要なことです。今は整理できないかも知れませんが、先輩もすぐに慣れましたので心配しないで下さい。 東棟2階と3階の掲示板が突然カラフルになりました。ネイティヴの英語教員が、English Boardと称して交流スペースを設けたり、外国の文化や早口言葉などを紹介してくれています。その中に、”What gets wet the more it dries?”というクイズがあり(答えはこの掲示板で)意味はわかるのですが、私は答えよりも文構造が気になって仕方ありません。the+比較級が1カ所だけだし、文意からすると関係代名詞が必要な気もするし…。 5,6年生、どう解釈しますか?
起業体験説明会(20220412)
今日は全校オリエンテーション日。各学年で1年間の進め方や注意事項を確認します。 私は、朝1年生に10分ほどお話ししたあと、4・5年生向けの起業体験説明会で50分間のワークショップをしました。 高等部の行事ですが、以前から総合学習や探究のカリキュラムを統括していますので、やらせてもらっています。 2学年400名が対象のため「密」を避けて、オンライン(残念)。しかし、Googleフォームで出してもらった意見をその場で共有しながらインタラクティブにできたと思います。 私にとっても、画面越しでも皆さんとやりとりができて、有意義な時間になりました。
始業式(20220411)
在校生にとっては、いよいよ新学年の始まりです。 中等部始業式では、私が休み中に読んだ本の話など。短めに話して、恒例の表彰者インタビューに時間をとりました。 中学1年生は午後、新入生歓迎会へ。 トップバッターの軽音楽部の音圧にびっくりしないよう、冒頭挨拶の中で例年通り「助言」しました。
新入生歓迎会は最後のメッセージ
いよいよ今日から新学年が始まりました。始業式では、新しい校舎や新入生のことをお伝えし、その後各学年へ向けて少しずつお話しさせていただきました。4年生には、自分の考えを持った独立した存在(independent)になってほしいということ、5年生には学校のリーダーとして客観性/共感力を養ってほしいということと、忙しさを言い訳にせず、やるべきことを取捨選択してほしいとお伝えしました。また6年生には、さまざまな情報に流されず、自分のことを本当に考えてくれる人のアドバイスを聞いてほしいと伝えました。 午後は新入生歓迎会を見てきました。コロナもなく広い体育館があった時期は、全校生徒が歓迎会に出席していましたが、現在は新入生だけが体育館で各クラブのビデオや実際の演技を見る形式になっています。各クラブは新入生に興味を持ってもらえるよう工夫を凝らし、実演のあるクラブはこの数分間のために練習を重ねてきました。1年生は知らなかったと思いますが、ビデオでメッセージを伝えている新6年生も、舞台で演技している新6年生も、ほとんどがこの会をもってクラブを引退します。実際にクラブで会うことはないけれど、自分が一生懸命取り組んできたクラブを好きになってほしい、そして受け継いでいってほしい。そういうメッセージが込められた会でもありました。
中等部入学式(20220409)
本日、220名の新入生をお迎えしました。 3週間前に卒業生を送り出して少し寂しくなった校内も、これでまた6学年1200人の集団に戻ります。 入学式では、学校から新入生の皆さんにする約束と、新入生の皆さんがしてほしい約束についてお話ししました。 ともに、キーワードは「新しい経験」です。 これからたくさんの経験を得て、校歌の一節にあるような、「ゆかしくも香る」女性に成長していってくれることを願っています。 (新入生下校後の教室。年々重量を増す教科書類は、月曜日の登校時に整理するため今日は袋に入れて机横に。)
入学式を終えて
入学式が終わりました。きのうご紹介した舞台の花は、式後の撮影スポットとして大人気でした。生けてくれたクラブの皆さん、よかったですね。 無事入業式を終えた1年生は、月曜日からも忙しい日々が続きます。新入生歓迎会にオリエンテーション、初めての中学の授業や担任面談。そして月末には学年対抗の体育祭が行われます。毎日初めてのことばかりですから、終礼が終わり長い通学を終えると疲れ果ててしまうでしょう。でも大丈夫。この学校の先輩方もみんな同じ道のりを辿り、体育祭が終わる頃までには十分学校生活に慣れていました。それまでは少し緊張の日々が続きますが、後にはゴールデンウイークが控えています。ここで注意点。30日土曜日は学校です。間違えて休まないように。そして5月2日は創立記念日でお休みです。間違えて学校に来ないように!
後輩を迎えるために
74期の生徒が東棟体育館での最後の卒業式を終えてから3週間、明日はこの場所で最後の入学式が行われます。ピンク色の学年カラーを受け継ぐ新1年生が、緊張した面持ちでこの会場に入ってくるはずです。写真は、舞台を彩る花を生けているフラワーアレンジメント部の生徒。お花の先生のアドバイスを受けながら、着々と後輩を受け入れる準備を行っていました。(卒業式の花も多くの方からお褒めの言葉をいただきましたが、あれも彼女たちが生けたものでした。) 74期の生徒がいなくなって寂しくなった学校ですが、卒業式の後もいくつかの行事がありました。修業式の後の離任式では、思わぬ別れを知らされた生徒も多かったと思います。また、多くの新6年生には最後となる発表会や送別会が、さまざまなクラブで行われていました。 ダンス部の発表会は、照明の効いた舞台での訓練された演技がいつも以上に華やかで、特に最後の最上級生の衣装は映えていました。吹奏楽部、バトン部、チェンバーオーケストラ部が参加する定期演奏会では、司会生徒の軽妙なおしゃべりの後に、時には荘厳だったり、時には楽し気な音楽が演奏され、観客を飽きさせません。チェンバーオーケストラ部の発表はとても落ち着いた雰囲気で、年度末のあわただしい時期にゆっくりとした時間を過ごさせてもらいました。 入学式が終われば、月曜日にはいよいよ始業式。クラス替えがあるので、全生徒にとってドキドキする1日ですが、私は面談をさせてもらった新6年生との再会も楽しみです。そして、C棟の窓から見える桜の花は、皆さんを出迎えようと必死に枝にしがみついて待っています。
武蔵野美術大学のデザイン思考講座を体験(20220325k)
春休み中にも特別講座。 ご縁あって武蔵野美術大学の先生の講義を受ける機会をいただいたとのことで、私も興味津々、参加しました。 生徒の皆さんも楽しそうでしたが、私もカリキュラムや授業のあり方を考える上でのヒントをたくさんいただき、とてもありがたい機会になりました。 主担当の塩崎が、詳細なレポートを作成しましたので、お時間のある時にぜひ。 武蔵野美術大学特別講座 (4.61MB)
修業式(20220323k)
無事(いろんなことがありましたが)、年度の終わりを迎えました。 中等部修業式では表彰者の数が多く、私の話よりも、表彰者インタビューに多くの時間を割きました。 パンデミックに加え、戦争まで起きてしまった現状、中学生の皆さんに何ができるか。「自分を磨く」しかないのではないかと思っています。 そんな中で、学校内外で自分のやりたいことを追求し、一人で、あるいは仲間とアクションを起こして評価を得た人たちを紹介し、話を聞いて、励みにしてもらいたいと考えました。 皆さんも、焦らず自分のやりたいこと、やり方を探し、少しずつでも実践してもらえればと思います。 来年度が、そういう一年になることを願っています。 (今日も特別講座。「やりたいこと」を見つける機会を提供し続けます。)