みんな楽しそう
昨年に続き、今年も有志団体Artry!が祝日にもかかわらず日能研横浜校のイベントに参加してくれました。準備は慣れた手つきでテキパキこなします。最初は緊張気味だった小学生も、本校生徒のもてなしでみるみる笑顔に。私も別の教室で説明会を担当していましたが、きっと生徒たち主導のイベントの方が、本校の魅力が伝わる効果は大きかったでしょう。メンバーの皆さん、ご苦労さまでした。 校舎の狭さから活動が難しかった陸上同好会も、少しずつ練習の幅を広げられるようになりました。4人でスタートした後の動きから、ハードルを飛ぶイメージ練習をしているようです。次はどう走ろうかと楽しそうに相談しています。これまで活動場所などで迷惑をかけることもあったかと思いますが、今後の活躍に期待しています。 そして土曜日には、本校独自の「お父さんの会」が15周年を迎え、記念の会合が開かれました。懐かしい顔ぶれで冗談を言いあったり、新しくなった校舎に興味津々のようでした。もう社会人になったお嬢さんの近況報告をしてくれる方もいて、私も興味津々で耳を傾けました。男性だけの会合は、普段の生徒たちとまた違った雰囲気ですが、内輪での会話は終始楽しそうでした。会合の最後は、旧音楽科職員の厳しい指導のもと、校歌を斉唱。いつもとは全く違う声色でしたが、皆さん楽しそうでした。校歌の歌詞には「我等平和の使い」というフレーズがあります。この後校外で行われる「懇親会」も平和裏に進むよう、そっとお願いいたしました。どうだったでしょう。
バトンパス
今日は生徒会選挙です。文化祭が終わり、実行委員長と生徒会役員が大役を果たした区切りで改選が行われます。一般的に学校の選挙は信任投票になることが多いと思いますが、本校は候補者数が定員を上回ることも珍しくありません。今年は例年より多いくらいです。 今、旧役員の退任挨拶と候補者の選挙演説が終わり、モニター越しにスピーチを見守っていた旧役員と候補者が互いの労をねぎらいながら盛り上がっています。私も少し見ていたのですが、候補者はみんな落ち着いて話せていました。先日の総裁選のそれより少し上手だったかもしれません。
だいたい3:7
今日から夏服冬服の併用期間で、混ぜて着なければどちらでも構わないのですが、登校時にざっと見たところ3:7といったところでしょうか。上級生の方が冬服の割合が高いように見えます。 まだまだ日中は暑い日が続き、東京では紅葉の気配も見られないので季節の変化がわかりにくいのですが、私は生徒たちが冬服を着始めると何となく秋を感じます。 通り過ぎる6年生に、もう夏服を着ることもないねと言ったら、なので昨日夏服の写真をたくさん撮っておきました、とのことでした。
文化祭が終わっても
先週末に白ばら祭が終了しましたが、それでもなかなか忙しい品女生。今日の午後は英検で、多くの生徒がパス単(英検対策単語集)を手に登校してきました。 また、講堂では起業体験の表彰式が行われ、教頭から講評が伝えられたのちに総合評価1位~3位の会社に表彰状が手渡されました。時期を得た企画であったり、高校生には難しい社会課題に取り組んだチームが多くありました。入賞しなかった生徒たちも盛大な拍手を送るのが良いところです。 最後には、このプログラムを陰で支えた実行委員起業体験班の班長から言葉がありました。素直な気持ちを表した、良い挨拶でした。
らしくなってきました
いよいよ明日から文化祭です。準備が急ピッチで進んでいます。新校舎が完成し、招待客も多くなった文化祭ですから手探りの部分も多いのですが、生徒は楽しそう。さっそく入場ゲートも完成していました。生徒は一足早くこのゲートを通って登校しています。
一心不乱に
いよいよ来週末は文化祭です。今日の総合学習は4、5年生がその準備、6年生は共通テスト出願に関する進路ガイダンスを行っていました。 5年生のある団体では、前生徒が一心不乱にミサンガを作っていました。サイズが変えられるものということで作り方が少し複雑なのでしょうか、すごい集中力です。 こちらは1週間前にオープンした新クロスカルチャールーム。このスペースは、留学生の授業の他に国際交流をしたり留学情報や海外文化を紹介する展示が行われています。多くの時間は生徒に解放されているので、興味のある人は一度のぞいてみてください。
両手に…?
昨日の朝から校門の前で2年A組の生徒たちが一緒に挨拶をしてくれています。文化祭クラス発表のテーマに関連があるとのことで、統計を取りながら元気に声を出しています。何人かの上級生が不思議な手の動きで通り過ぎていくので、後ろをみるとこんなプレートを掲げていました。
往く生徒、来る生徒
今日も厳しい残暑が続く中、2学期の始業式を迎えました。もしかすると終業式よりも暑い朝ですが、登校する多くの生徒たちの表情からは、夏休みの充実ぶりがうかがえます。校舎内では、久しぶりに再会した友人と話す声があちらこちらから聞こえてきます。 そんな中、夏の後半に留学へと旅立つ生徒がいました。このうだるような日本の暑さから抜け出せるのは少し羨ましくもあります。留学生活は、最初こそ慣れない環境に戸惑って後悔しかける生徒もいますが、ある時を境に必ず日本に帰りたくなくなる日が来るから、そこまで頑張れと毎回伝えています。様々な経験をし、大きく成長して帰ってくることを楽しみにしています。 [gallery columns="4" ids="55628,55627,55626,55625"] 一方で、今日から私たちの学校に留学に来る生徒もいます。彼女たちは日本での生活に胸を膨らませ、これまで一生懸命日本語を勉強してきたことでしょう。新しい環境での緊張や不安も大きいと思いますが、留学生は話しかけてもらうだけでとても嬉しいものです。どうか積極的に声をかけ、温かく迎えてあげてください。(写真はエントランスで待っていた生徒たちが歓迎しているところ) 9月は、文化祭の準備など、本校の生徒にとって特に忙しい時期です。自分のことで手一杯になりがちですが、だからこそ、少し立ち止まって周りに目を向けてみてほしいと思います。自分のやるべきことに優先順位をつけながら、困っている人に手を差し伸べられる余裕が持てればそれが一番です。 今日は表彰がたくさんあって、私が話をする時間はほとんどありませんでしたが、こういうことに時間を裂けるのは嬉しいことでもあります。私のしたい話は11月の朝礼にとっておきます。
高校生模擬裁判で躍動!
この度、第18回高校生模擬裁判選手権に3名の生徒が参加し、予選の東京大会で金賞(東京都代表)、本戦となる関東大会では審査員特別賞を受賞する生徒もいました。社会での活躍を応援する学校ですから、こういう世界に飛び込んでくれる生徒がいるのはとても嬉しいこと。少し詳しく報告させていただきます。 この大会は、高校生が検察官や弁護人となり、ひとつの刑事事件を題材に、主張や証拠を整理し、尋問や論告・弁論を行う「実演型模擬裁判」です。予選の東京大会では、18校中わずか2校しか進出できない関東大会への切符を見事勝ち取りました。 今回の関東大会では、現役の弁護士が被告人や証人役を務め、実際の法廷で本格的な裁判形式の対戦が行われました。生徒たちは午前と午後の2試合で、弁護側と検察側の両方を担当。事前に4名の弁護士や現役検事のサポートを受け、平日・休日を問わず何度も検討を重ねました。弁護士事務所や検察庁を訪問し、実際の裁判を傍聴するなど、生徒たちにとって普通では経験できない貴重な機会となりました。特に、かつてオウム裁判が開かれたこともある104号法廷で活動できたことは、彼女たちにとって深く印象に残ったようです。 法学部出身で指導にあたった教員は、この大会が日本弁護士連合会主宰の本格的なものであり、法曹界の専門家が審査員や役割を担うことに感銘を受けたとのこと。生徒たちは一つの事件を検察・弁護の両視点から検討する必要があり、客観的な視野と「リーガル・マインド」が求められる実践的な活動に触れました。法学部でもあまり学ばないような、事実認定そのものを深く掘り下げる作業を通して、リアルな法曹の仕事像を学ぶことができた貴重な経験だったとのことです。 法曹志望の生徒は鋭い法的思考力を発揮、論告を一人で担当した生徒は、膨大な情報を整理し論点を的確に指摘しました。そしてまとめ役を務めた生徒は、説得力と簡潔さのある文章を作成しました。この大会を通じ、生徒は自分の持ち味を発揮しながら、大きく成長したようです。