PRODUCED BY 品川女子学院
高等部校長

経験を共有する日

土曜日に、本校のグローバル教育の共有の場であるSJ International Dayが開催されました。このイベントは、文化体験やワークショップ、海外研修の成果発表などを通じて、世界の多様性に触れる特別な一日です。生徒たちが自ら見た世界を共有し、互いに刺激を与え合う、活気あふれる時間となりました。 朝から校内には食欲をそそる良いにおいが漂っていました。保護者の方々も参加されたヨーロッパの朝食イベントや、留学生による料理教室は特に人気で、異文化を味から学ぶ楽しそうな声が響いていました。 メインの発表セッションであるヨーロッパ研修(平和・芸術研修)では、参加した生徒たちの多様な視点に驚かされました。アウシュビッツの見学を起点にポピュリズムについて分析した生徒もいれば、建築美やハプスブルク家の栄枯盛衰を紐解く生徒もおり、多岐にわたる探究の深さが感じられました。 また、留学帰国生によるプレゼンテーションも、実体験に基づいたリアルな言葉が詰まった、見応えのある内容でした。続く留学経験のある卒業生によるパネルディスカッションでは、在校時代の経験がさらに枝分かれし、社会や大学で多角的に発展している様子が伝わってきました。 今回さまざまな経験をした生徒が、どのように興味関心を広げていくのか、とても楽しみになる一日でした。

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高等部校長

留学のバトンタッチ

先日、夏から5か月の留学を終えた生徒たちが帰国し、校長室へ挨拶に来てくれました。私はいつも帰国した生徒に一番楽しかったことと大変だったことを尋ねています。 カナダへ渡った二人の答えは、とても頼もしいものでした。楽しかった思い出は、学校生活だけでなく、大人数のホームパーティーや、ホストファミリーや友人との旅行など、日本ではなかなか味わえない体験を挙げてくれました。一方辛かったことを聞くと、最初は少し英語が聞き取れなかったことくらいですと、笑顔で答えてくれました。機会があればぜひまた行きたいと目を輝かせる姿に、大きな成長を感じました。 そして本日、今度は冬季留学でカナダへ向かう生徒たちの見送りに来ています。先週のオセアニアへの出発には残念ながら立ち会えませんでしたが、今日は直接声をかけることができました。最初は期待と不安が入り混じっている様子でしたが、彼女たちに今回帰国した生徒の話を伝えると、少しホッとした表情を浮かべていたのが印象的でした。  

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高等部校長

生徒が作る合唱祭

新講堂で初めて行う合唱祭。これまでと勝手が違うので戸惑った人もいたでしょう。でも、生徒みんなで作る合唱祭というのは今までと一緒でした。 それぞれの立場の生徒が、全力で取り組んでやっと一つのイベントができあがることを、みんなわかっています。特に実行委員はクラスの役割もあるので大変ですが、今日のような盛大な感謝の拍手をもらえることが何よりだと思います。全クラス聞かせてもらいましたが、新講堂は舞台が近い分、表情がよくわかります。これまでの各クラスの取り組みが想像できる良い合唱祭だった思います。 今日はクラスの曲を歌いながら下校する生徒も多かったですが、明日からは通常に戻ります。年明けから練習のために朝早く送り出していただいた保護者の方々もありがとうございました。 高等部最優秀賞のクラスがきのう黒板に書き残していった言葉。その通り歌えていました。

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高等部校長

共通テストの朝

昨日の大きな交通の乱れが今日でなくて良かったです。朝、例年通り品川神社に行って、少し長めに手を合わせてきました。絵馬を掛ける場所には、大学入試の成功を祈るものが多かったですが、中には本校入試の合格を祈願するものもありました。わざわざここまで来てくれたようです。 学校に戻ると、校内各所から合唱祭練習の大きな歌声が聞こえてきます。本番まで1週間を切ってペースが上がってきたようです。 何事にも一生懸命な生徒たち。合唱祭で納得のいく発表ができること、そしてもちろん6年生が持てる力を出し切ってくれることを祈るばかりです。

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高等部校長

今年もハシゴ

成人の日は、私にとって毎年恒例のお祝いをハシゴする日です。今年も午前は品川区の式典、午後は本校主催の成人を祝う会に参加しました。 まずは品川区の式典。毎年本校の吹奏楽部が演奏を披露するのですが、始まった瞬間に会場の空気が変わり、華やかな音色が二十歳の若者を包み込みます。舞台横に飾られたフラワーアレンジメント部の作品も、式に彩りを添えていて本当に誇らしい気持ちになりました。毎年継続して舞台を用意して下さる品川区にも、その期待に応え続ける本校生徒にも感謝です。 午後は、本校に卒業生たちが帰ってくる二十歳を祝う会です。卒業生幹事が自分たちで企画する式典で、今年も多くの76期生が集まってくれました。色鮮やかな振袖や個性豊かな服が並ぶ光景は、まさに圧巻です。久しぶりに会う彼女たちはすっかり大人の雰囲気ですが、旧友と合った瞬間に在校生の姿に戻ってしまう、毎年そのギャップが楽しいイベントです。本校を離れている教員も集まってくれて、最後まで話が尽きないようでした。 東京は晴天の1日でしたが、日本海側は大雪になった所もありました。しかし、街中でおしゃれをした二十歳の若者を見かけると、誰もが暖かい気持ちになれる、そんな1日です。

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終業式

今日は2学期の終業式でした。11月の朝礼で予定していた新留学生の挨拶と各クラブの表彰で時間は一杯。私からは少しだけ卒業生の話をしました。 毎回そうなのですが、生徒が賞状を受け取ると客席から盛大な拍手が起こります。他人の名誉でも我がことのように祝福してくれます。壇上の生徒を見ているとその瞬間が本当に嬉しそうです。 卒業生の話の部分でも伝えましたが、この学校の生徒は、自ら行動を起こす生徒が多いと同時に、サポートに回る時にはそれに徹してくれます。シンプルなことですが、こういう姿勢をこれからも大切にしてほしいと思います。 *これを書いていたところに、ちょうど合唱祭実行委員が当日の校長挨拶の依頼に来ました。例年のことなのですが、毎年文書を持って直接来てくれます。実行委員はサポート役の典型ですが、こういうバックアップがあるからこそ、本校では生徒が行事を思い切り楽しめるのだと思います。  

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高等部校長

緊張と温かさと賑わいと

品川女子学院の土曜日は、いつも様々な活動で活気に満ちています。今日も朝から夕方まで、生徒たちの学びと卒業生の温かい絆を感じる一日となりました。 午前中は、4年生によるCBL(Challenge Based Learning)の最終発表に顔を出しました。今日のクラスはどの班も本当に身近な問題点が出発点となっており、その解決策にも生徒たちならではのユニークな視点が光っていました。少し緊張しながらの発表で、テーマの展開が非常に上手くいった班もあれば、少し苦戦している班も。しかし、このCBLで培う力は、今後、大学や社会人になってから関わるであろうプロジェクトの確かな礎となります。 そして午後からは、6年生保護者の皆様を対象とした進学説明会へ。この学年は、コロナ禍という特別な時期に入学してきた生徒たちです。今日の会が本校での最後の大きな保護者の集まりとなりました。会場に入った途端、保護者の皆様の間に流れるとても温かい雰囲気に包まれ、大変話しやすい時間でした。いよいよ受験本番、納得できる進路が切り開けることを祈るばかりです。 その帰りに校舎の廊下を歩いていると、コーヒーの良い香りがします。そういえば昨日、廊下に普段はあまり見かけない看板が出ていたのを思い出しました。生徒が運営する特別講座の一環のカフェです。時間に余裕があれば立ち寄ってみたかったのですが、今日は叶いませんでした。生徒たちの「やってみたい」という気持ちが形になる、そんな校内の風景もまた品女らしさです。 そして今日のハイライトは、28歳ホームカミングデーです。私が一つ上の世代の学年主任だった卒業生たちが、大人になった姿で帰ってきました。当時の担任団も駆けつけ、会場は再会を喜ぶ楽しそうな声で溢れていました。雰囲気はずいぶん大人の女性ですが、一度話し始めると、まるで在校中そのままの明るさです。各クラスでのホームルームも大いに盛り上がっていたようです。 CBLに説明会、そしてホームカミングデーと、多くの人の笑顔と成長に触れられた1日でした。

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高等部校長

4年PTA講演会

先日、4学年PTA講演会にて、「保護者のための進路選択~文理選択のヒントを探る」というテーマで登壇させていただきました。 学校の受験指導に関する考え方をはじめ、塾・予備校の活用法、さらには効果的な学習場所や生徒のやる気を引き出す手段について、私自身の経験に基づき率直にお話しいたしました。 後半の卒業生懇談会では、学年委員の保護者の皆様からのご要望を受け、様々な経歴を持つ卒業生に参加してもらいました。卒業生からは、仕事や大学の変更といった選択をしたとしても、最終的に自分の意志を優先することの重要性が語られました。 この講演会の趣旨は、生徒の皆さんには、とにかく多くの事例に触れ、考え続けることの重要性を伝えることでした。幸いにも本校には、その具体例となる多様な経歴を持つ卒業生が多数います。もし、こんな卒業生の話を聞いてみたいという具体的なご希望がありましたら、ぜひお声がけください。今回のように率直に語ってくれる先輩を探してみますので。

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高等部校長

みんな楽しそう

昨年に続き、今年も有志団体Artry!が祝日にもかかわらず日能研横浜校のイベントに参加してくれました。準備は慣れた手つきでテキパキこなします。最初は緊張気味だった小学生も、本校生徒のもてなしでみるみる笑顔に。私も別の教室で説明会を担当していましたが、きっと生徒たち主導のイベントの方が、本校の魅力が伝わる効果は大きかったでしょう。メンバーの皆さん、ご苦労さまでした。 校舎の狭さから活動が難しかった陸上同好会も、少しずつ練習の幅を広げられるようになりました。4人でスタートした後の動きから、ハードルを飛ぶイメージ練習をしているようです。次はどう走ろうかと楽しそうに相談しています。これまで活動場所などで迷惑をかけることもあったかと思いますが、今後の活躍に期待しています。 そして土曜日には、本校独自の「お父さんの会」が15周年を迎え、記念の会合が開かれました。懐かしい顔ぶれで冗談を言いあったり、新しくなった校舎に興味津々のようでした。もう社会人になったお嬢さんの近況報告をしてくれる方もいて、私も興味津々で耳を傾けました。男性だけの会合は、普段の生徒たちとまた違った雰囲気ですが、内輪での会話は終始楽しそうでした。会合の最後は、旧音楽科職員の厳しい指導のもと、校歌を斉唱。いつもとは全く違う声色でしたが、皆さん楽しそうでした。校歌の歌詞には「我等平和の使い」というフレーズがあります。この後校外で行われる「懇親会」も平和裏に進むよう、そっとお願いいたしました。どうだったでしょう。

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