PRODUCED BY 品川女子学院
高等部校長

文化祭点描(2日目)

今日はクラブを中心に見てきました。 こちらは受験生側の受付。開場時間の直後は目の回るような忙しさですが、それ以降は比較的ゆったり。 化学部。温度差による発電の実演。説明もとてもわかりやすかったです。受験生のお母様が凄く驚いていました。 被服部の展示。壁際に衣装がずらっと並べてあり迫力があります。全体として見せ方が上手でした。 美術部。お揃いの帽子で熱心にお客様を出迎えています。Tシャツと合っています。 図書委員会の古本市。お目当ての本をとても熱心に探しています。それにしても雑誌10円とは安いですね。私も探したかったです。 会議室での合唱部のパフォーマンス。お客さんも手拍子で参加してくれています。 文化祭の本部。以前より場所が便利で広くなったので「よかったね」と言ったら、外から見えやすいのがちょっと…とのこと。前の生徒会室に愛着があるようです。 3年起業体験を行っている体育館。遠くからカメラを向けていると、何やら紙を掲げて撮ってくれとの合図。撮ったのですが、肝心の紙が曲がって読めません。「完売しました」と喜びを表現したかったのでしょうか。 とうとう文化祭が終わって、一生懸命掲示した作品を下ろしています。イベントが終わった寂しさを感じる光景でした。

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高等部校長

文化祭点描(1日目)

今日は起業体験を中心に見てきました。短いコメントをつけて、少しだけ写真を紹介させていただきます。 時折激しく雨が降る中、「才華爛発」をイメージした美しいゲートの横で効率よく受付を行っていました。 会議室で行われた「シホコの部屋」。司会の生徒が質問する形式で理事長からCBL(Challenge Based Learning)の話しがあり、その後卒業生が加わって話しが盛り上がっていきました。 ダンス部の発表。このクラブの発表はいつもオリジナリティに溢れています。 バトン部の発表。どの演技も華やかで躍動感がありますが、特にこの場面は見せ場の一つです。 4年生の企画。お箸を使っての豆掴み体験をしてもらっています。生徒が熱心に教えています。 昆虫食の展示。原材料の昆虫が入っている箱を恐る恐る開けています。私もドキドキしながら開けましたが、中には「ニオイ注意」というコメントの箱も。 3年生のレイングッズをテーマにした企画。台風という幸運(?)もあってか、早々に売り切れていました。 パーソナルカラーの診断を受けている場面。鏡を見ながらさまざまな色を試し、楽しそうでした。その後、診断を参考に保護者の方がマスクを購入されていました。 いつもの起業体験会計の風景。朝から忙しかったので疲れていると思いますが、しっかり計算をし、翌日の対策を話し合っていました。

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準備着々と

この2日間は文化祭の準備をしています。もうオープンできるほど進んでいる企画もあれば、あと数時間で完成するの?と疑いたくなるクラスも。私も担任やクラブ顧問として毎年ヒヤヒヤしていましたが、何とか本番に間に合わせるのが品女生。わかってはいるのですが、なかなか黙っていられないのが教員です。これから数回、準備や文化祭本番の様子を写真中心にご紹介します。 引っ越しで使った段ボールを再利用。慣れた手つきです。ちゃんと下に敷いて切っているので大丈夫。 起業体験会計に関する説明会。貸借対照表と損益計算書の意味について教員が説明しています。 中に入れる食べ物は個包装になっているのですが、自分たちで考えて衛生的にしているとのことです。 会議室で行われる企画のリハーサル。本番さながらに進行します。声の大きさや視線、時間経過などをしっかりチェックしています。 5年有志企画の入口。こうやって少し花を飾るだけでも穏やかな雰囲気になっています。男子校ではまずやらない装飾です。 お客様を迎えるゲートを作成中。今年の文化祭テーマにぴったりのデザインです。自ら「変なポーズ」と言いながら協力してくれました。

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高等部校長

修羅場好き?

いよいよ文化祭が今週末に迫ってきました。この時期になると朝練習をするクラブもあり、出勤時にもさまざまな音が聞こえてきます。まだ規制があるとはいえ、ここ2年より多くのお客様を迎える文化祭。もともと人を喜ばせたいという気持ちの強い品女の生徒たちですから、今年は一段と気持ちが入っています。 文化祭を支える実行委員や生徒会役員も初物づくしで大変です。ただ、この生徒たちはハードルが高くなればなるほど、工夫をして何とか乗り切ろうという気概がある生徒たちです。以前、その当時の文化祭実行委員長になぜこの行事の長に立候補したのかを聞くと「修羅場が好きだから」という答えが帰ってきて驚いた記憶があります。もちろん健康や安全は確保するよう教員には伝えますが、久々に生徒たち忙しく動き回る姿が見られそうです。 *新校舎ということで、楽しみにしているご家族や卒業生も多いと思います。先ほど書いたとおり、初めてのことだらけイベントで、ご迷惑をおかけするかもしれませんがご了承下さい。 文化祭の準備。グループで真剣に話し合っています。

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高等部校長

始業式でお話ししたこと

始業式は、新校舎地下にできた体育館で行いました。多くの学校でも9月1日は防災の話しをされていると思いますが、新B棟を高校生が使うこともあるので、避難経路の確認をして下さいとお願いしました。そして11年前の震災について、自分の体験とその時感じたことを少しお話ししました。 東日本大震災数週間後に、何かをしなければという思いだけで被災地に行って結局何もできなかったこと、途方に暮れている被災者に心ない質問をしてしまったこと、そんな東北の地で理性をもって助け合っている姿に心を動かされたことをお話ししました。 いくら情報が発達した時代でも、現地に行かなければわからないことがたくさんあります。5年生はこの秋に修学旅行に行きますし、4年生も来年実施します。楽しむことも大切ですが、せっかく時間とお金をかけて未知の場所を訪れるのですから、その経験を有意義なものしてほしいと思います。難しい予習をしろとは言いません。訪れる地域の地名の由来や、その地域の名産品がなぜ名産品になったかを調べて行くだけでも見方が変わります。卒業後にもいろいろな場所に行くでしょう。ぜひ自分なりのテーマを持って旅してみてはと提案しました。 そのようなこと、そして6年生には、スランプになっても焦る必要はないということをお伝えしました。 被災地を訪れて1枚目に撮った写真。この時は、中身を確認して後からでもご本人に届けるということまで考えが至りませんでした。

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東棟ありがとうの落書き

終業式のブログで1学期は終わりにしようと思っていたのですが、本日だけ設けられた講堂の落書きコーナーを見に行くと、いくつかご紹介したくなりました。高等部生は最初の写真のように「またキレイになって戻ってきて」という内容が多かったです。彼女たちは在学中に新東棟(A棟)を目にすることはありませんので、お別れと再会への期待を込めて書いたのだと思います。私のコメントはいらないと思いますので、いくつか写真だけを貼っておきます。 [gallery columns="2" size="medium" ids="22255,22256,22257,22260,22252,22253,22254,22261"]

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高等部校長

高等部終業式

本日をもって、生徒の東棟利用が終わりになります。終業式ではそのことに加えて、新しい校舎、通学路に関するお話しをしました。高等部生徒にはこれまで移動等で不便な思いをさせてきましたが、今後はだいぶ改善されると思います。逆に中等部生には通学時に不便をかけるので、高等部生は色々な面で気を遣ってあげてほしいとお伝えしました。 その後、JETプログラムで来ていたレイチェル先生が帰国されるので、本校生徒の印象や日本とニュージーランドの文化の違いなどをインタビューし、高等部生徒に聞いてもらいました。最後には、ドイツからの留学生エリーザさんのお別れの挨拶と、まだ紹介できていなかったパキスタンからの留学生イーシャさんの自己紹介がありました。今日はほとんどが英語での終業式でしたが、どれくらい聞き取れたでしょうか。レイチェル先生のインタビューの概要(+α)は以下に載せておきましたので、気になるところがあったら確認してみてください。 *今後、夏休み中のできごとは2学期始業式以降のブログでお伝えします。6年生は勝負の夏ですが、最初から気合いを入れすぎると息切れする可能性もあります。80%くらいの力でいいので、コンスタントに勉強し続けることを心がけてください。 建物のこの外観も見納めです。   (レイチェル先生インタビュー概要) 1. Why did you choose Japan when you decided to work as an English teacher? When I left university, all I knew was that I wanted to travel. Since COVID made traveling difficult, I found the JET program. JET was a great opportunity because they made it possible to travel when most of the world still could not. I chose it because I knew very little about Japan before coming. I visited Japan in 2020. I loved visiting the temples and seeing the tourist spots but I didn’t experience true life in Japan. I wanted to know about traditions, history, and day to day life. The best part about choosing Japan is that it was a great way to learn Japanese and through learning Japanese language, I can better understand the culture. 2. What was the first impression of this school? My first impression of Shinajo was the sports day - I saw how fun and energetic the students were. This was also the first of many times I was truly blown away at the dedication and talent of students to organize such an event. I thought this school showed a great balance of discipline and fun. 3. What is the impression after one year? My impression now is how hard working the students are. They continue to be energetic and focused in class as well as give their all in club activities. One of the highlights of my time here was seeing the dance club, orchestra club, baton club, and so many others doing such amazing performances. 4. What do you think is the biggest difference between Japanese schools and New Zealand’s schools? Long commutes to school / Cleaning the school / Clubs (many more in Japan) 5. What do you think is the biggest cultural difference between Japan and New Zealand? I think the biggest difference is the 24-hour convenience in Japan…Here you can get anything you want, any time of the day, even in rural areas. For example, vending machines, konbinis and trains! The trains come so often in Japan! In New Zealand we only have busses and they are not as efficient as trains. 6. Where did you go in Japan during your stay and where is the best place for you? This is a hard question because I went from to Hokkaido all the way to Ishigakijima! Everywhere I went had amazing food and kind people. The place that sticks out the most for me though is Kamakura. My house in NZ is 15-minute walk to the beach so I could swim every day! Being away from the beach now is difficult but whenever I wanted to escape to nature or swim I went to Kamakura. 7. What are you going to do after you come back to New Zealand? I am going to spend time with my family and cats before traveling again to Europe! The first place I want to visit is Spain because I speak Spanish. 8. Lastly, please give some messages to the senior high school students. Congratulations on finishing another term of Highschool. It is unfortunate I did not get the chance to meet many of you or teach in your classes but for all of the hard work you put into school and you clubs, thank you! If I can give you one piece of advice, it would be to go traveling as soon as you can! Travel is the best school. Language opens many doors in your life and you will help you better understand the world! I hope you find something special in the world which makes you happy.

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高等部校長

未知の世界へ

昨日の総合学習日は、2日前と入れ替わって4,5年生が大学出張授業、6年生が模擬試験でした。出張授業は、学校にいながら大学の先生の講義が体験できるというものです。高校より専門性の高い研究に興味津々の生徒もいれば、自分の理解の限界を超えた、という表情をしている生徒もいます。本校では社会人の方を交えての総合学習や特別講座が多いのですが、アカデミックな部分でも本物に触れることには価値があると思います。少し先の、大学生活の一部を想像することができたでしょうか。 明治大学情報コミュニケーション学部の講義。an・anという雑誌名の由来はパンダの名前だそうです。 * * * そして、4,5年生でもこの授業に参加しなかった生徒が16名います。ニュージーランド方面への留学の出発です。私も時間がとれたので成田へ見送りに行きました。集合前はすごくリラックスしているのですが、いざ旅行会社の方の最終説明が始まると一気に集中が高まり緊張した雰囲気になります。この2学年はニュージーランド修学旅行に行けなかった世代なので未知の世界への心配も大きいでしょう。16人を見ていると、今は7割の期待と3割の不安という平均値かなと思います。きっとそれも、1週間で9:1になりますね。

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高等部校長

さようなら、赤い床のカフェテリア

本日をもって、12年間続いてきたカフェテリアの営業が終了となりました。校舎の建て替えに伴って東棟の設備は全て取り壊しになるのですが、日々の食事を支えてくれたカフェテリアがなくなるのはやはり寂しいものです。最近は遊びに来た卒業生がこの場所に立ち寄り、懐かしい味を楽しんでいる光景をよく目にしていました。最終日の今日は生徒も同じ気持ちで、12:35から延長していただいた営業終了の頃まで、途切れることなく生徒が訪れ、昼休みにはこれまで見たことのない長さの列になりました。 生徒には一旦教室に戻ってもらうなどのお願いをしましたが、お店の方には約4時間休みなく料理を提供していただきました。最後に生徒会の生徒が花束を渡してくれたのですが、その場にいた生徒からは大きな拍手、カフェテリアの方からは少し言葉を詰まらせながらの挨拶をいただきました。本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。   いくつかのメニューを個人的な選択で載せておきます。卒業生は覚えていますか? [gallery size="medium" columns="2" ids="22211,22208,22210,22212,22209,22207"] [gallery columns="2" size="medium" ids="22202,22204,22201,22203,22200,22199"]

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