PRODUCED BY 品川女子学院
高等部校長

「そのテーマ、本当に面白い?」

今日の総合学習は、4年生が小論文模試、5年は主に個人探究のプロセスについての説明でした。 5年生は学年集会の冒頭、主任から探究のテーマ設定について生徒へ問いかけがありました。「あなた方が先週プリントに書いたテーマは、本当に面白いのですか?」 少しざわざわします。探究テーマに関しては、壮大なものになりすぎず、本当に興味があって後々自分の活動に繋がりそうなことを選ぶよう言われてきています。何人かの生徒は、それに修学旅行を絡めるのが難しいという感想を漏らしていました。たしかにそれもよくわかります。 ただ、今後大学入試の志望理由書を書いたり、大学で就職活動をしたりする時に、自分の考えを関連づけて整理していくこのプロセスは必ず役に立ちます。頑張ってほしいと思います。 6年生は自習と面談でした。廊下の窓からは紅葉の木々が見えますが、今は赤本の向こうに視線を伸ばす余裕はないかもしれません。 新校舎から線路を挟んで向かいにある御殿山庭園へ紅葉の様子を見に行きました。昨年同時期にこのブログに載せた写真よりも、今年は少し色づきが早い気がします。

READ MORE
高等部校長

CBL最終プレゼン開始

今日から4、5年生が取り組んでいるChallenge Based Learningの最終プレゼンが始まりました。今日は4年F組の発表を見たのですが、インパクトのある表現をうまく使っていた班が目立ちました。動物の殺処分の問題提起をしている班は「1日100匹」という表現を効果的に使用していましたし、被災地に送られる千羽鶴が廃棄されることがある、というフレーズをうまく挟んで、被災地支援のあり方を問うている班もありました。明日以降も、長い時間をかけて研究してきた他クラス各班の発表が楽しみです。 各班の発表後にはお互いをしっかり評価します。 * * * 教室移動の途中に、面白そうな英語の授業があったので、こちらにもちょっと入ってみました。5年生が英検のスピーキング練習をしています。おそらく準1級の面接試験カードを使ってナレーションの原稿を作っていたのでしょう。以前なら独学でやっていたことも、こうやって体系立てて習えば、自分でどんどん作文することができます。

READ MORE
高等部校長

やっとできる(28歳ホームカミングデー/63期生)

今日は2年遅れの28歳ホームカミングデー。コロナで延期されたていたイベントがやっと実現しました。これまで、通常の形以外での実施も模索していたのですが、とりまとめ役の卒業生が中途半端なイベントにしたくないということで、今日まで頑張ってきてくれました。 こういう会では、まず理事長、次に校長と話しをしていくのですが、やはり盛り上がるのは身近だった学年教員の挨拶です。楽しいことも辛いことも共有した教員と生徒の間には特別な空気がありました。 今回のイベントが終われば、もう同一世代の卒業生が集まる機会はありません。しかし、3年後には最後の新校舎A棟が完成、創立100周年といろいろあります。どういう式典をするかは未定ですが、また気の合った仲間が集まるチャンスはあるでしょう。普通このような会が終わると寂しいものですが、品女の卒業生にそんな雰囲気はなく、明るく帰っていきました。またの再会を楽しみにしています。 中等部時代の学年主任と高等部担任を交えたトークセッションの場面。元主任のひと言ひと言に頷きながら、懐かしい記憶を甦らせていたようです。

READ MORE
高等部校長

修学旅行④(九州)

朝、宿から由布岳がきれいに見えていました。 いよいよ最終日。長崎からずっと乗ってきたバスで出発です。 城島高原パークに到着。ほとんどの生徒は、全国旅行支援のクーポンで乗りもののフリーパスを購入していました。 生徒も乗っていましたが、この後派手に水の中へ突入します。 日本初の木製コースターだそうです。 ほとんど品女生でしょうか。乗り終わった後に聞くと、かなり横揺れするそうです。 焼肉食べ放題レストランで昼食。全員での食事もこれが最後です。たべものの取り方にも個性が出ます。 楽しかったパークでの滞在も終了です。見学地はあと1つを残すのみ。 駐車場近くのイチョウがきれいでした。あまり見ている生徒はいませんでしたが。 別府ロープウェイに乗って鶴見岳山上へ。現在はコロナで搭乗者数を絞っていますが、定員101名は開業当時世界新記録だったそうです。 ロープウェイから見える山腹の紅葉もきれいでした。 鶴見岳山頂付近からは、前日滞在していた別府の街や別府湾が一望できました。旅の終わりにふさわしい絶景です。 大分空港に到着。お土産をたくさん買ったので、スーツケースがいっぱいになっていました。そして一人一人の記憶の中にも、友人や家族に伝えたい土産話がいっぱい詰まっていたでしょう。  

READ MORE
高等部校長

修学旅行③(九州)

「留学生との別府地獄めぐり」から私は参加させてもらいました。ここは、海地獄という名前ですが、とても美しい池です。 蒸気浴をやっています。いろいろ体に良さそうです。けっこうな勢いで出ていますが、熱くないのでしょうか。 両方おいしそうでしたが、お芋を選んだようです。 海地獄から通りに出て、チェックポイントを回っていきます。まだ元気です。 この辺りは、いたるところが湯気に包まれています。 留学生と英語でルートを確認しています。留学生は、別府の立命館アジア太平洋大学の学生がほとんどだったと思います。 地獄蒸し工房の駐車場で。さまざまな場所で問題やミッションが出されていますので、寄り道をしている暇はありません。 この班とは街中で何回もすれ違いました。その度にポーズをとってくれます。 いたるところに猫がいます。この生徒には最初から無抵抗でした。 別府地獄めぐりが終わって宿舎に到着。高原にポツンと建つ温泉旅館でした。内湯も露天風呂もかなり広く、団体旅行の割にはゆっくり入れたのではないでしょうか。 この日は夕日がきれいでした。 大広間での食事。最近はこういうのも少なくなってきました。九州班は初日がリゾートホテル、2日目がシティホテル、3日目は温泉旅館と毎日違う雰囲気でしたね。

READ MORE
高等部校長

修学旅行②(沖縄)

2日目の朝。まだ静かなロビーですが、朝食をとるために品女生がやってくると… アメリカンビレッジでのロゲイニング開始。作戦会議中でしょうか。 こちらは浜辺でミッションに取り組んでいます。 最終的に優勝したチーム。英文を作ってスピーチし、それを撮影するミッションです。 何やら熱心に相談しています。ここはチェックポイントなのでしょうか。 全員同じサングラス? 生徒たちは街の風景に溶け込んでいました。 本当にアメリカの古い町にいるようです。 沖縄、というよりアメリカ西海岸のイメージでしょうか。気持ちよさそう。 ロゲイニング終了後の記念撮影。 フルーツランド外観。いかにも南国です。 フルーツランド内の展示スペースにて。準絶滅危惧種のリュウキュウアオバズクは、南西諸島のみに生息しているということです。ずっとこちらを見ていました。愛嬌があります。 フルーツランドのカフェにて。みんないい笑顔で食べていたのですが、顔がアップになってしまうのでここでは商品だけ。本当においしそう。 美ら海水族館前での記念撮影(バス1号車のグループ) 美ら海水族館前での記念撮影(バス2号車のグループ) 水族館への入館を待っています。ハイビスカスの花が揺れています。 引率教員に記念写真を撮ってもらっています。後ろにタイミング良く魚が来るといいのですが。 「頑張って」と水槽の魚に声援を送っていました。何を応援していたのでしょう。 3匹並んで全く動きません。揃って昼寝でしょうか。 最後の見学が終わって、はるばるバスまで戻ってくる途中。この後も上り階段の連続でみんなクタクタになりました。

READ MORE
高等部校長

修学旅行①(沖縄)

5年生が修学旅行から帰ってきました。私は、前半は沖縄、後半は九州班に同行しました。旅行中は、学年の修学旅行専用slackが立ち上がっており、各班とも生徒や教員が撮った写真が多数投稿されていて、本当に楽しそうです。4日間どの地域も天気が良く、そのことも写真が楽しそうに見える一因でしょう。 何枚かの写真に短いコメントをつけて、1日分ずつご紹介したいと思います。 出発前に知床班の集合場所を見に行きました。普通だったら旅行会社の方が持つボードも、本校では委員の生徒が持っています。 那覇空港着陸寸前。どうやって撮ったでしょう。 バスで出発すると、すぐに車窓は青い海。 最初の食事は、すべて沖縄名物。 千羽鶴に見守られたひめゆりの塔で手を合わせてから、資料館に入ります。 熱心にメモをとっています。 地下壕の模型の前で。この2人は長い時間ここで何かを話していました。 生存者の証言を記した冊子の前で。熱心に読んでいます。 ほとんど同世代の女性の写真に何を感じたでしょうか。 平和祈念公園、平和の礎。初日は1日すべてが戦争の歴史を辿る行程になっています。 沖縄県平和祈念資料館の前での集合写真。非常に風が強く、髪の毛を整えるのは諦めてもらいました。 やっとホテルに到着しました。全室オーシャンビューです。

READ MORE
高等部校長

旧東棟、手術前検査

卒業生の皆さん、ここはどこだかわかりますか?(直前の中等部校長のブログを読んだ方はわかりますね) これは、歩道橋下の北品川病院前から本校旧正門を臨む光景です。新校舎B棟の完成に合わせて、9月から旧東棟が建て替えに入っています。そのため、特徴的だった建物正面が白い膜で覆われており、このあたりの景色が一変しています。正確に言うと、今は旧東棟が大手術を始める前の検査の状態。それが終われば本格的に取り壊しが始まります。 来月には63期、64期のホームカミングデーが行われ、多くの卒業生が来校されると思います。新校舎からはまだ旧校舎が見えています。先生方との再会とともに、新旧両校舎が見られる最後の機会を楽しみにしておいてください。

READ MORE
高等部校長

試験教室以外の場所では

今日は定期試験2日目。ここまで頑張れば、明日は日曜日なので勉強不足の科目が追いつくかもしれない、と淡い期待を抱く日です。 生徒たちが試験に取り組んでいる裏でも、本校ではいろいろなことをやっています。ある教室では、最近まで留学に行っていて今回は試験を免除されている生徒たちが、外国からの留学生に日本語の勉強を教えていました。また体育館では、中1の保護者を対象にした親子のコミュニケーション講座が開催されています。 [gallery columns="2" size="medium" ids="24353,24354"]   普段の土曜日は楽しげなイベントが多くありますが、今日は、生徒も留学生も保護者の方も勉強。そんな1日でした。  

READ MORE