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中等部校長

リモート授業に向けて(20220124k)

一昨日に発表しました日程変更に伴い、今週土曜日は久々のリモート授業になります。 リアルを大事にする本校は、本年度は一度もリモート授業をしていませんから、久しぶりのことになります。 しかし、昨年の経験を活かして、直ちに教員向けの手順書を流し、有志教員による参考資料をまとめたwebサイトも立ち上がりました。 準備は万端です。 *** 土曜日の、内部(2年生保護者の皆様)向けの私のセミナーも完全オンラインになってしまいました。 リアルでお会いできず、残念です。 オンライン向けにスライドを作り直しましたら、55枚になってしまいました。 90分で終わるのだろうか。 (教員向け参考資料サイト)

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白ばら日記

合唱祭・大学出張授業(青山学院大学経営学部)・お知らせ

    昨年は中止になった合唱祭ですが、 今年はできうる限りの感染対策をし、実施することができました。 直前になって、オミクロン株の感染が拡大し、 開催に関しては慎重に議論しましたが、 文科省からの通達等にも充分配慮した上での実施しました。 本校は、勉強だけでない「集う機能」 を育むプログラムを大切にしてきましたが、 その意義を改めて感じています。生徒の未来から逆算し、 安全を最優先しつつも、これからも学びを止めない工夫をしていきたいと思います。 *大学出張授業について担当の小藤より以下報告です。 今年度の大学出張授業経営学の講義では、青山学院大学経営学部の土橋治子教授にマーケティングについてお話ししていただきました。まず、日常生活で私たちが普段行っている商品を選んで買うという行為を掘り下げて、講義内容の導入をしてくださいました。 その一つとして、お茶を買うという行為について分析するところから始まり、普段買うお茶のブランドについて、なぜそれを買うのか理由を考えました。消費者として、複数あるブランドから一つの商品を購入することは「意思決定」と言えます。販売側は、その意思決定を促すために、マーケティングを行いますが、法則性を考えて作ったものとそうでないもので結果が変わるということでした。 法則性について具体的に考えるため、生徒たちはクリームクッキーのパッケージのデザインを考える活動を行いました。クッキーの写真、ロゴ、商品名の3つのパーツをどのように配置すれば、消費者は商品に手を伸ばしてくれるのか。生徒たちは、意見を出し合いながらパッケージを完成させました。 自分たちで考えた後、どのパッケージが魅力的か、マーケティングの視点を交えて解説していただきました。その中でも「視覚的重量感」がキーワードです。クッキーを上に配置すると軽めに感じられる。その一方、下に配置した場合は重そうに感じる。つまり、クリームが濃厚に感じられる下に配置した方が、美味しそうに感じる。このことを購買に繋げよう、という視点で商品開発が行われているということでした。 このような講義を受けて、「普段目に映る商品の見方が変わりました」という感想が多くの生徒から寄せられました。普段目にするものでも、あらゆる工夫や学問的研究からの知見が取り入れられており、今回の講義は生徒たちにとって、その一端に触れる貴重な経験となったことと思います。大学でこのような学びを突き詰め、このような講義を受けた生徒たちが、今度は自分たち自身で「普段目にするもの」を造っていってくれることを期待せずにはいられません。 *中学生が文化祭の発表後も協力企業のマネーフォワードからサポー トをしていただいています。その様子が掲載されました。 *企業コラボをしていただいたセイコーウオッチのセイコーホールディングスから「THE SEIKO MUSEUM GINZA」をいただきましたので、 図書室へ入れておきます。 *教育のデータ活用がなぜ必要で、 これからどう進んでいくのかが分かる『学力の経済学』の慶応、中室牧子さんのコメントです。 こちらは、デジタル庁から出されている「教育データ利活用ロードマップ」

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中等部校長

授業日程の変更(20220122k)

中等部入試に向け、本日、授業日程の変更を全校に告知しました。 感染症の流行状況に鑑み、入学試験日の前にリモート授業期間を設けて校舎を空け、受験生の皆さんに少しでも安心して試験を受けていただきたいという配慮からです。 また、在校生の皆さんにとっても、入試期間も含めてしばらく自宅待機の期間ができますので、人との接触が減り、感染症蔓延の対策になるのではと期待しています。 1年生にとっては初めてのリモート授業体験となります。 こういうことにも慣れてほしいと思っています。 (校内向けプリントの一部分)    

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高等部校長

高等部合唱祭

昨日は中等部と高等部に分かれて無事合唱祭が行われました。高等部は、昨年開催できなかった時の現5年実行委員が舞台で挨拶するという粋な計らいで始まりました。現地での校長挨拶でも伝えたのですが、2回の練習日を見る限り、やはり練習時間不足や全体で集まれないことが影響しているのかなと心配していました。しかし、最初のクラスの歌い出しを聞いた瞬間に杞憂だったと感じました。本当に不利な状況の中でよくあそこまで作ってきたなと思います。曲の合間に全く私語がないのも素晴らしかったと思います。 コロナの中で、全ての人が多くのことに耐えていますが、この状況で何かを作り上げた人は多くはありません。この合唱祭は、実行委員をはじめクラスのメンバーで困難を克服し、1から作り上げた舞台です。このことは、今後の生活の中で必ず役に立つはずだともお伝えしました。 最後の実行委員長の言葉は、例年にも増して多くの人への感謝が伝えられました。先行きが不透明な中で不安だったと思いますが、よくまとめてきたと思います。それ以外にも、合唱祭中に生徒が発した言葉で、心に残ったもの、面白かったものをいくつか   「経験者がいない中で、ここまで合唱祭を作り上げてくれてありがとう」 前述の旧実行委員が、今年の実行委員に伝えた言葉。   「君は傷ついてないかい」 5年AB組が歌った曲の冒頭の歌詞。今の不自由な生活の中、生徒はみんな少しずつ傷ついていると思いながら聞いていました。   「推しの先生」「ペンライトを忘れた人は、心のペンライトを振って下さい」 先生合唱団ビデオを見る前に実行委員が放ったフレーズ。    

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中等部校長

分割合唱祭(20220121k)

2年ぶりの合唱祭。 感染症対策で中高分割し、席間をはじめあらゆるところに距離をとり、万全の対策で臨みました。 中等部の方は、中1中2とも初めての合唱祭で高校生も不在の中、中3諸君が後輩の手本になってくれました。 自クラスの曲紹介で「制約の中、私たちのできることをやってきました。」と言い切ったのを聞いたときには感動しました。 その意気や良し。 最後、私の校長挨拶が短く終わって時間調整が必要と見るや、実行委員が出てきて「これから⚪︎×クイズをやります!」 それが、どこかのアナウンサーじゃないかと思うくらい進行が上手い。 行事って、本当に面白いです。 (校長挨拶を待つ舞台裏)

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図書室日記

YOMOCA1月号 

毎日寒いですね。 先日大寒でしたが、暦通りの寒さでした。   さて、先日YOMOCA1月号を発行しました。 リンクからは一枚目が閲覧できます。 芥川賞・直木賞候補作品や新着本等を掲載しています。 図書室でお楽しみ企画がありましたので、それはまた今度ご報告しますね。 名小路

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高等部校長

教室に残された言葉

明日は2年ぶりの合唱祭。最後の最後まで練習していた教室には、写真のような歌詞とコメントが残されていました。クラスの生徒が、歌詞の解釈や自分たちなりのアドバイスを書き加えています。C棟教室の戸棚の扉はホワイトボードになっているのですが、そこを使ってみんなにいつも意識していて欲しいことを書いたのでしょう。明日はこの通りに歌えることを祈ります。

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中等部校長

久しぶりに授業見学(20220120k)

まず、4年生の化学基礎を見に行きました。 実験結果から読み取れることは何で、それを得るために何が必要なのか、見ていて一緒に考えてしまいました。 この歳になると、高校化学で習ったことの多くは忘れてしまっていますが、考え方の筋道のようなことは残っているものだと思いました。 次は、5年生の倫理。 アーレントからフランクフルト学派へ。 高校生の時は私には難しくて無理でしたが、のちにアーレントの『イェルサレムのアイヒマン』を読んだときは、心を揺さぶられしました。 もう少しやさしくアーレントを知りたい方には、映画『ハンナ・アーレント』(マルガレーテ・フォン・トロッタ監督)が面白いと思います。 いまで言う大炎上を経ても自分を曲げなかったアーレントが、最後に語るシーンは感動的でした。 そんなことを思い出しながら見ていました。 (実験の風景)

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広報部より

コロナ対応、入試解説動画

コロナ対応など本校は、入試での追試は行いませんので、とにかく感染に気を付けて、マスク、手洗い、うがい、消毒など基本的なことを徹底してください。濃厚接触者となった方は、事前にご連絡ください。別の入り口から一番で入ってもらい、別の棟で受験していただく予定です。お帰りも別ルートでとなります。   入試解説動画↑こちらにあります。きっと役に立ちますので、ぜひご覧ください。

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