PRODUCED BY 品川女子学院
高等部校長

起業体験プレゼンテーション

発表者を凝視するサポート委員と教員。一挙手一投足を撮影し続けるビデオカメラ。事業計画書をめくる音と、PCに評価を入力するタイプ音だけが響きわたる教室。 この張り詰めた空間で、各班、各クラスの代表者が出資金を募る起業体験プレゼンテーションが昨日行われました。起業体験班以外の生徒がいない、たった2人か3人での発表です。 社会人でもなかなかこの雰囲気の中で冷静に発表をするのは難しいと思います。そして、やっとプレゼンが終わったと思えば、その後にはサポート委員からの質問が待っています。生徒のことを思っての問いかけなのですが、中には厳しいものもあります。この質問は辛いだろうなと思いながら待っていると、時々すばらしい回答が返ってきて、私は心の中で大拍手とガッツポーズ。客観的でなければならない立場ですが、この日は校長失格だったと自覚しています。  

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中等部校長

実証実験第2回(20220622)

先週に引き続き、生徒の皆さんの協力を得て、校舎引越しに向け登校路変更の影響を調べました。 左側が8月からの入口。右側が実験のため設定した入口で、現校舎の搬入口です。 違いは歴然。 やっぱり、きれいな方がいいですよね。    

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中等部校長

進路指導室前(20220621)

最近は大学のパンフレット類も充実していて、学部ごとのものもあったりします。 最新の研究動向なども書かれていて、うっかり読み始めると時間を忘れて没入してしまうことも。 「立ち読み」は、楽しいものです。

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高等部校長

先輩留学生からの贈り物

今年留学を予定している生徒に対して、留学経験のある卒業生2名がアドバイスをする会がありました。私が学年主任を務めていた世代の大学生もいるので、ちょっと聞きにいくつもりでしたが、あまりにも面白いので最後まで参加させてもらいました。自分たちを大きく変えてくれた留学経験を、後輩にも有意義なものにしてほしい、後悔しないよう積極的に行動してほしいという気持ちがひしひしと伝わってきます。 ホストファミリーの中で何か家事の分担はありましたか、という生徒の質問に対して、卒業生(73期荒井さん)は、分担がなくても「何かしますか?」と自分から話しかけることで会話が広がっていき、ホストファミリーとの距離も近づいていきますよ、とアドバイスをしてくれます。もう一人の卒業生(71期大石さん)は、留学の最初1ヶ月くらいは長いと感じるけど、それが過ぎて楽しくなった後は本当に数秒で終わってしまったと感じるほどなので、ためらわずにどんどん英語で話かけて下さいと訴えます。他にも、経験者だからこそ言えるアドバイスがたくさん出てきました。荒井さんからは、黒髪は目立つので部屋をコロコロでマメに掃除していたとのことです。 私は会が終わったところで退室したのですが、生徒の方は、修学旅行に行けなかった分だけこの留学にかける気持ちが強いのか、2人を取り囲んで質問攻めだったと聞きました。留学に行けない生徒もいるので、彼女たちにはぜひその積極的な姿勢で頑張ってきてほしいです。 ただただ後輩のために最後まで質問に答え続けてくれる。卒業生は宝物だな、そう再認識した時間でした。  

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白ばら日記

朝礼・芸術鑑賞・STEAM教育

文科省から新たな指針も出て、久しぶりに朝礼が復活しました。中等部校長の神谷からは、集まることの意義という話もありました。   オンライン朝礼のとき、校長の話の中で生徒にインタビューして情報共有するという企画をやっていましたが、リアルの場でも。 コロナ禍は、これまで当たり前にしていたことの「なぜ」を問い直す機会にもなりました。 こんな本も読み直しました。『集まる場所が必要だ――孤立を防ぎ、暮らしを守る「開かれた場」の社会学』 全校での芸術鑑賞も行いました。 『パシフィックフィルハーモニア東京』 ・J.ウィリアムズ作曲:「スターウォーズ組曲」より メインテーマ ・ショパン作曲:ピアノ協奏曲 第1番 ホ単調 作品11 ・ムソルグスキー作曲:ラヴェル編曲:組曲「展覧会の絵」 指揮は飯森範親さん。以前の芸術鑑賞のとき、本校オーケストラの指導をしていただき、生徒も舞台で共演するという貴重な体験をしました。今回はコロナ禍でそこまではできませんでしたが、「指導に伺いますよ」とうれしいお話も! *6月24日(金)日経新聞朝刊30面~32面に、私が参加した早稲田会議の記事が掲載予定です。 *先日私がパネルに参加した「STEAM人材教育研究会」の動画が公開されました。 また、7/1の会は「デザイン」と教育がテーマです。デザイン思考をやっている本校の参考になりそうなので、教員にシェアしました。申込み先:URLよりzoomウェビナー登録 *卒業生向け。2022年は日本とインドが国交を樹立して70周年記念の年。未来に向けて両国の関係を更に深めていくために、 次世代を担う若者同士のつながりをつくることを目的としたプ ログラムをご紹介します。 日印国交樹立70周年記念 900km横断課題体感型アイデアソン *「ポストコロナ時代の「教育」のグランドデザイン」というテーマで、小島武仁さん(東京大学経済学部 教授)、小林りんさん(学校法人ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン 代表理事)、長崎幸太郎さん(山梨県知事)、西内啓さん(株式会社データビークル 最高製品責任者) と行ったパネルディスカッションの様子が公開されました。

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中等部校長

「急な話」の種明かし(20220620)

このブログで「匂わせ」たのは、生徒が令和臨調発足大会に見学枠をいただいたという話でした。 本校理事長がメンバーに入っていたため、特別に生徒対象に会場に若干の席を用意してくださいました。警備上の都合で、詳細は明かせませんでした。参加者にさえ、当日まで会場は明かしていません。 この急な話が、応募者多数のため、抽選倍率3倍。本校らしい(笑) 私が窓口になって事務局の方とやりとりをしましたが、急に決まった話を詰めるために度々連絡をしますと、朝でも夜中でも瞬時にメールが返ってきます。さぞかしお忙しいであろう中、本校生徒のために細々と配慮をしてくださいました。 様々な方のご協力で、生徒にとっていい体験をさせていただいています。感謝申し上げます。

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中等部校長

CBL中間プレゼン(20220618)

CBL(Challenge Based Learning)は、新カリキュラム移行に伴い、これまでの5年生から4年生に実施時期を移しました。 そのため、移行期間である今年は4・5年生の2学年での実施となっています。 今日から、班で進めているプロジェクトについて、進行状況の共有が各クラスで始まりました。 発表に対する意見も、クラス内で共有します。  

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高等部校長

Flying in the Hall   驚きの土曜日

土曜日。いつもの通り校内ではさまざまなイベントが行われています。今日は驚きの多い1日でした。 午前中は学校説明会がありました。土曜日は小学生も多く参加されています。いつも説明会の後にアンケートを読ませていただくのですが、私どもがお話しした主旨をきれいに整理して書かれているものがありました。ありがたいと思いながら最後を見ると、別の筆跡で保護者の方のコメントが。2時間弱にわたる説明を聞きながら、ここまで簡潔にまとめられる小学生がいるとは驚きでした。受験されたら国語の成績は良いのではないかと思います。 4,5年生はCBL(Challenge Based Learning)の発表をしていました。今年最初に見た班のテーマは痴漢の対策。CBLは身近な問題点から出発するのですが、このテーマはまさに彼女たちの大問題。一般的には話しにくい(だから問題、とも彼女たちは主張しています)テーマに堂々と切り込んでいきます。品女生の研究テーマにタブーありません。 午後は、卒業生が本校で特別講座をしたいということで、zoomで話しを聞くことになりました。彼女はまさに在学中のCBLで開眼した生徒で、国際理解教育で定評のある九州の大学に通っています。高校生の頃も意欲的でしたが、今回もらった企画書やzoomでの受け応えは、まるで社会人とやりとりをしているようでした。わずか2年でここまで発展している姿を見るのは嬉しい驚きです。 そして、C棟2階の広い廊下ではドローンが飛び回っています。これも卒業生が持ち込んできた特別講座で、1時間ほど講義やワークショップ等を行った後、実際に参加生徒が飛ばしてみます。本当に楽しそうで、驚くほどの早さで技術が上達していきます。一般に男子の方が乗り物好きで、運転操縦も上手であるように言われることもありますが、この姿を見る限り全く違うと思いました。 このドローンはiPadで操縦しています。

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中等部校長

新しく(20220617)

教職員が説明会や文化祭などのイベントで使うIDストラップを、一新しました。 なかなか良いのではないでしょうか(自画自賛)。

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