PRODUCED BY 品川女子学院
中等部校長

生け花(20230117)

3回シリーズが始まりました。 講師は、ずっとお世話になっている花道家の大久保有加先生。 教え方ももちろんですが、現場で即興でおつくりになる作品が素晴らしいので、毎回楽しみな授業です。 様々な展覧会やアーチストとの共演、国際的にも活躍される先生の作品作りを目の前で見られるのは貴重な体験です。 特に、作品を生徒に向けて、裏側から迷いなくあっという間にお作りになるご様子は、何度見ても驚いてしまいます。 今日も、2時間続けて見学してしまいました。 (来週から生徒の実習も始まります。)

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白ばら日記

松嶋啓介シェフの食育特別講座

先日、フランス在住のシェフの松嶋啓介様に特別講座をしていただきました。 以前、ラタトゥウユを教えていただいたことがあり、今回は2回目「がめ煮」の作り方を教えていただきました。 私も見学し、試食もさせてもらいました。塩分や出汁を使わなくても、野菜にじっくり優しく火を入れることでうまみが引き出され、とてもおいしくびっくりしました。 はじめに講演しながらのデモンストレーションでその後実習でしたが、料理の作り方だけでなく、栄養、健康、歴史的な背景、地理的条件、文化等々、様々な話をしていただき、生徒達は聞き入っていました。 まさに、食の総合学習という印象の講座でした。 その様子を、家庭科の山下より報告します。 ************* 1月9日に特別講座「松嶋シェフとがめ煮を作ろう」を実施いたしました。この日は始業式。放課後に3〜5年生20名が集まり、ニースから一時帰国中の松嶋シェフに、出身地福岡県のがめ煮を教えていただきました。まずはデモンストレーション。具材は大きめに切り、弱火でじっくり炒めていきます。具材を大きく切るのは、奥歯だけでなく前歯も使って噛めるようにとのこと。調理と料理の違い、言葉の意味など、普段はなかなか意識しないことも教えていただきました。今回はレシピはありません。作業ではなく、五感を使って、炒める時の音やそれぞれの具材の香りを感じながら調理をしていきます。そして調味料は入れず、鰹だしと昆布だしのみで煮ていきます。じっくり火を入れたことで滋味深く、ほっとする味のがめ煮が完成しました。生徒たちは、里芋の皮剥きに苦戦したり、炒め具合をシェフに相談したりしながら、楽しそうに料理と向き合っていました。試食の際には「野菜嫌いで煮物も苦手だったが、野菜本来の味を感じ、今までで一番美味しかった」「シェフのがめ煮は柔らかく食べやすかったが、自分で作ったものは固くなってしまったのでリベンジしたい」といった声がありました。また機会がありましたら、ぜひ実施できたらと思っています。 以下は、生徒の感想です。 *印象に残ったこと・調理と料理の違い(多数の生徒が挙げていました)・理を料と書いて「料理」 というお話を聞いて私はいままでちゃんと料理ができていただろう かと考えさせられました。また、いただきます。 ご馳走様の意味は知っていたのですが普段心を込めて気持ちを入れ て言えていなかったなとお話を聞いて思いました。・噛めば認知症予防になること 弱火で良い匂いすると中身が美味しくなること・前歯と奥歯を使うとどこが振動するか実践したり単語の意味を漢字 1個1個から解読したり、 料理について楽しく知ることが出来ました。 *感想・野菜嫌いで煮物などが苦手なのですが野菜本来の味を感じ、 今までで1番美味しく味わえたと思います。・先生の手本の料理はとても柔らかく食べやすかったのに対して自分 の作ったのは固くなってしまったので家でリベンジしてみたいなと 思いました。・初めて知ることが多く参加して良かったと思いました。また、 凄く美味しかったので、 鰹節以外の出汁を使ってもう一度がめ煮を作ってみたいと思いまし た。・私は筑前煮が大好物で今回の講習も楽しみにしていたのですが以前 から筑前煮の具材は何故こんなにも大きいのかと疑問に思っており ました。そこで今回松嶋シェフのお話を聞き、 その意味を知りその上で調理をした事でシェフの言う「料理」 が出来たのではないかと思いました。 貴重なお話をありがとうございました。

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中等部校長

いい問題だと思います(20240115)

共通テスト翌日は、教員になって以来の習慣となっている問題確認。 実際に解いてみています。 一番興味があるのは出典と問題文。(私の専門は国語です。) 第1問の『サウンドとメディアの文化資源学』も、第2問の「桟橋」も、いい文章で、私は問題文そのものを楽しんで読めました。 「桟橋」の作者牧田真有子さんは、単行本を出版されておらず、雑誌発表作品のみのようなので、よく探してきたな、と思います。 古文の問題文中で引用される「冬ながら空より花の散りくるは雲のあなたは春にやあるらむ」という和歌は、見立てが美しくていい歌ですよね。 設問も全体的に素直で好ましいと思いましたが、時間内に読んだり解いたりするのにはかなりのスピードを要求されます。 受験生の皆さんが、力を出しきれていたらいいなと思っています。 (新聞に掲載されているものだと漢文の返り点などが見えなくなってきているので、ダウンロードしたものをプリントアウトするようになりました・・・)

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図書室日記

YOMOCA1月号

2024年が始まりました。 始業式の翌日にさっそく図書委員会があり、YOMOCA1月号を配布しました。 今年も色々な企画を計画中ですので、ぜひ図書室に寄って楽しんでください。 第一弾は福袋本の開催です!(そちらの様子はまた後日別のブログで) 図書室 岩崎

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中等部校長

一転(20240113)

会議を終えて廊下から窓の外を見上げましたら、すっかり曇天。 あんなに晴れていたのに! (午前中に撮ったクレーンの写真)

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高等部校長

共通テストの日

今日は大学入学共通テストの初日、ちょうど今英語筆記試験が始ったところです。私は英語の教員ですので、出題内容がとても気になります。センター試験の頃に比べて圧倒的に文章量(単語量)が増えていますので、焦らないで全文をしっかり読み切ってほしいと思います。これが終わるとリスニングで、朝一番の地歴・公民から試験を受けている生徒は9時間以上試験を受けることになります。明日試験を受ける生徒もそうでない生徒も、今日はしっかり休んでください。 朝、品川神社に参拝してきました。誰もいないのをいいことに、長時間あれやこれやお願いしてきました。 6年生のフロアに行ってみると、この時は一人も生徒はいませんでした。つい最近まで常に数人は勉強していたのですが、さすがに今日はがらんとしています。窓際には学年主任が取りまとめた応援の色紙が。すでにslackに貼ってあるようですが、それぞれの教員の想いが伝わってきます。私も少しだけ書かせてもらいました。横に並んでいたのが、5月の体育祭優勝トロフィーと賞状です。もう遠い昔のことのような気がします。でもあの時の6年生の最後の踏ん張りは凄かった。その力を共通テストでも発揮してきてほしい、そう勝手に祈りながら5階フロアを後にして職員室に戻ってきました。

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中等部校長

合唱祭練習日(20240112)

学年ごとに集まり、授業時間1コマを使って舞台練習をする日です。 他クラスの合唱を聴きますので、自分たちのクラスの出来具合が相対的にわかります。 各クラスの合唱が終わると、その都度音楽家の教員がコメントします。 1年生でも、指揮者やパートリーダーがメモをとっているクラスがありました。それが大事。 評価者がどこを見ているのかを知ることは、説明会でお話ししている「共感力」を養う訓練にもなります。 (2階ギャラリーの扉から垣間見)

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中等部校長

授業初日(20240110)

今日から通常運転です。 6時間目の総合学習の時間、1年生の様子を見に行きました。 初めての合唱祭に向けて、各クラスで練習をしていました。 これから、朝に夕に、校内各所から歌が聞こえてくる時期になります。 1月だなあ、と思います。 (反射で指揮者の生徒の顔が変に隠れてしまっていますが、中に入っていって邪魔をしたくないので、すみません。)

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図書室日記

図書委員の選書会~ウラ話~

前回のブログで、書店選書会の様子をご報告しました。 今回はその記事には載せられなかったウラ話を……。   芳林堂書店さん、展示がとてもとても工夫されていて、私達司書も大変勉強になる機会でした。 鏡から出る手と握手する私 手が出ていると思わず握手してしまいますよね!(違う??) ついそちらの方に目がいって、そこで紹介されている本が気になってしまう、そんな展示がたくさんありました。   本だけではなく様々な雑貨も取り扱っていて、雑貨と一緒に本が展示できる魅力をとても感じました。 生徒たちも様々な雑貨を見ながら興味津々。 分子構造模型を見ながら「これはこっちだ!」と意見する二人   展示品の刀も持たせていただきました   本との出会い・きっかけは様々で、私たちも生徒が素敵な本と出会えるきっかけの種をたくさん撒いていき、魅力ある図書室にしていきたい!!改めてそう感じた一日でした。   図書室 岩崎

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