PRODUCED BY 品川女子学院
図書室日記

図書委員会広報班より

今回の特集は、“映画化された小説”特集です!!

きっと、聞けば聞き馴染みのあるものや原作と映画で内容がすこし違っているものもあるので、比べてみると面白いかもしれないです!

今回は私が厳選して、1つ!ご紹介したいと思います!!

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』七月隆文:著 宝島社

あらすじ→京都の美大に通う南山高寿は、通学電車で出会った福寿愛美に一目惚れする。彼女に話しかけると彼女は急に涙を流し、「また会える?」と聞いてきたが、高寿にはその涙の理由が分からなかった。そこから何回か逢ううちに、2人は意気投合し交際を始めることになる。初めてのデート、初めて手を繋いだときなど、そんな初めてのことがある度に彼女はなぜか涙を流していた。ある日、高寿は誰にも見せていない自作小説の主人公の名前を彼女が知っていることに気づいた。理由を問うと、彼女は言った。「あなたの未来が分かるって言ったら、どうする?」そこから、2人の運命はすれ違いを始める……。

 

題名だけ見て、聞いたことある方もいるのではないでしょうか?私も題名だけ知っている状態で読んだのですが、長編小説が苦手な私でも熱中して読んでしまうほど物語の世界に引き込まれます!恋愛小説ならではのしんみりするような切ないラストですが、同時に感動的でもあります。愛美に秘密があるのですが、その秘密を高寿が知った後でも一途に愛してくれていることがとても素敵だなと思いました。

 

この他にもたくさん小説から映画化された作品があるので、ぜひインターネットで調べてみたり図書室で探してみてください。(もちろん今回私が紹介した小説も図書室にあります!)

図書委員会広報班3年