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図書室日記

図書委員会広報班より

図書委員広報班4年生の本の紹介です。11月は3人紹介してくれます。

1人目の紹介です。

 

9月に新しく所蔵された本の中に『夢を叶えるゾウ』水野敬也:著/文響社 がある。
全1〜4巻あるベストセラー本で、4巻が今年の9月に発売されたばかりだ。
私が区の図書館に4巻が所蔵したということで予約を入れようと思ったら50件もの予約待ちだと言う。

今回私はこの本を紹介したい。

ヒンドゥー教の富の神であるガネーシャ(=ゾウ)が夢を叶えようとしても叶えることが出来ないヘタレな主人公に“課題”を与えて、課題を達成していく度に夢に近づいていくという話だ。
一見すると真面目で難しい話だと思うだろうが、ガネーシャは関西弁を話しあんみつが大好きと言うコミカルな面を持ち合わせており非常に読みやすい。
この本の最大の魅力は「過去の偉人達の実話を元に話を進めている」と言う点と「主人公は私達と似た境遇の人が多い」と言う点だろう。
ガネーシャが言っている“課題”には全て根拠に基づいた話なので納得しやすく、主人公と自分が同じ境遇だからこそ共感しやすい。
そして何よりこの本は全ての夢を叶えられることのできる本なのだ。
将来必ず叶えたい夢を持っている人には是非読んでもらいたい一冊だ。

『夢をかなえるゾウ 1』水野敬也:著/文響社

 

図書委員会広報班4年