PRODUCED BY 品川女子学院
高等部校長

高校最後も大切な授業

いよいよ明後日で2学期の授業が終了。特に高校3年生は、品川女子学院でのすべての授業が終わります。どんな雰囲気かと思って5階フロアを歩いていると、とても活気のある教室が。保健体育の最終回で、心肺蘇生とAEDの使用に関する実践指導が行われていました。

私たち職員も必ず3年に1回、3時間連続の集中講座を受けています。人が集まる多くの場所にAEDが設置されている現在、それを正しく使用できる人が増えれば、確実に救われる人の数も増えてきます。これから社会に出ていく若者がこの技術を習うことは重要ですので、最後にふさわしい授業が組んであると思います。

大人の心肺蘇生を行うのはかなり体力が必要で、普段受験勉強ばかりの生徒にはちょっと辛そうです。ときどき教員からは、力が弱い!とか、圧迫する場所がズレてる!などの指摘がありますが、コツをつかもうと一心不乱に胸骨圧迫を繰り返します。品女生は何ごとにも一生懸命です。

2022.12.06 [高等部校長]