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白ばら日記

大学出張授業【法政大学・昭和大学】・お知らせ

昨年度の大学出張授業の様子を担当の名越と濱谷から報告します。

 

昭和大学 薬学部 社会健康薬学講座 医薬品評価学部門 亀井大輔 准教授

「新しい薬学教育の動向」~これから薬学部を目指す皆さんへ~

亀井先生の授業は、生徒たちには、薬学という言葉を少し考え直すいい機会になったかもしれません。と言うのは、今までは、「薬学=薬を処方する」だけというもの、つまり薬中心であったが、数年前から、患者中心に物事を考え、患者に対して病気・体調の改善にいかに薬学を使って寄与できるかに変わっているという点を中心に話していただけたからです。私自身も、薬剤師の資格を持っている人は、薬局にいて、薬の処方箋をみて、患者に薬を提供する人というイメージが強かったので、生徒にとっても、医者や看護師などと共に、薬剤師も患者を助ける一躍を担うことになると言うことは、新たな薬剤師のイメージ像だったかもしれません。生徒たちは、自分の進路にしていこうと熱心にメモをとり聞いていました。授業の最後の方には、脈の取り方など実際に薬剤師では行わないかもしれない事を実際にやってみたりして、薬剤師の幅の広さを学んでいました。

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法政大学現代福祉学部福祉コミュニティ学科の眞保智子先生に「 地域でウェルビーイングに向けて実践する精神保健福祉士の仕事」 をテーマに、zoomで繋いで授業を行ってくださいました。

前半は講義が行われ、 生徒たちは初めて聞く仕事内容に興味深そうに耳を傾けていました 。後半は、実際の相談例をもとにロールプレイングを行い、 ソーシャルワーカーがどの様な仕事をしているかを体験しました。 ただ世間話をするのではなく、 共感をしながら問いかけや提案をし、本人に気づかせる話術が必要であることを知り、 授業が進むにつれて生徒たちの眼差しが真剣になっていく様子が伺 えました。

最後の質疑応答では、生徒から「 ソーシャルワーカーと臨床心理士の仕事内容の違いは何か。」、
「 コロナの影響で関わり方がどうなったか。」 など良い質問や感想が次々出ていました。

*CBL子宮頸がんチームがMY PROJECT AWARDの本選に参加しました。
今回は全国で4905プロジェクトのエントリーがあったそうで、その中から選ばれた48プロジェクトがAll Star Team Memberとして本選に参加していました。

*以下、clubhouseのパネルに参加します。