PRODUCED BY 品川女子学院
中等部校長

再確認(20210906k)

生徒の皆さんに、新型コロナウイルス陽性判明者用の聞き取りシートというものを配布しました。 陽性が判明した場合、こういうことを聞き取りさせてもらいますよ、という書き込み式一覧表です。 感染してしまうこと自体はどうにもならないことで、責められるべきことでは全くありませんが、日頃から「感染しない・させない」行動を意識しましょうという呼びかけです。 繰り返し繰り返し、注意喚起をしています。

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白ばら日記

女性特有の課題を解決するために

コロナ禍の中、政局も混迷してきて、落ち着かない昨今です。私の参加していた教育再生実行会議も一段落することになりました。教育政策についてのインタビューが、明日7日(火)付 日本経済新聞朝刊 政治・外交面に掲載予定です。 先月のブログで紹介した、社会と高校をつなぐ研究のオンラインセミナーの申し込みは今日までです。 生徒有志が、生理用品を学校のトイレに設置するという企画を提案してきました。主体的に社会課題の解決に一歩踏み出そうという志と行動に心を動かされました。 以前も、有志の提案からカンボジアに学校を創立することができたこともあり、そのころの子はすでに社会人です。 28プロジェクトは生徒の未来と今をつなぐものですが、女性が抱える特有の問題も少なくありません。私自身も、昨年、乳がんの手術とその後の遺伝子検査の結果から子宮と卵巣の摘出手術を決断しました。女性の体に関係する問題は、話題にするのがタブー視されるため、当事者が孤独になり、課題の解決にみんなの力を集めにくい。これを実感し、この話は生徒にもシェアすることにしました。 生徒たちが行っている子宮頸がんを考えるプロジェクトに関連し、私自身の話も以下でシェアしました。 「働き女子の人生満足度を上げる。選択するために先人が出来ること」 Cococolorの記事 そして、これが、生徒たちの発案のプロジェクトです。 ↓ StartTheCycle(みんなで助け合う生理用品BOX) ◯理念とプロジェクト概要 移動教室の荷物が多くて生理用品を持ち運べない、 突然生理が来てしまって困る、生理用品を忘れる、、、など、 生理で困ったことはありませんか? また、「生理の貧困」をご存知ですか?金銭的理由、精神的理由、 虐待など、 様々な要因から生理用品へのアクセスに困ってしまうことを言い、 値段を気にして交換頻度を下げる、 トイレにポーチを持っていくのが恥ずかしい、 などがあげられます。 StartTheCycleでは、 トイレの個室内に設置したBOXの中から、 生徒が自由に生理用品を使う事ができます。 使った人が返せるときに返却をしたり、 余裕のある時に生理用品の寄付をしてもらうことで、 困った時や生理の貧困に悩む人を助け合おう! というのがこのプロジェクトの仕組みです。 ◯募集したい人と今後の仕事内容 募集人数:各学年2−3人 仕事内容:主にBOXの記録・生理用品の補充・ 必要な場合の生理用品購入(お金の記録)などです。 生徒が主体となって運営するので、 他のアイデアも自由に提案できます◎ 活動頻度:記録や補充は必要に応じて2,3回、 全学年定例ミーティングは月1回程度です。 生徒がより快適に学校生活を送れるようにしたいという思いのある方なら誰でも大歓迎です! 私たちと一緒に生理に関する問題にアプローチしてみませんか? 沢山のご応募をお待ちしています。 品女を巣立った卒業生たちが、社会のいろいろな場所で、よい違いを作れるような、そんな未来を描いています。

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中等部校長

雨ばかり(20210904k)

でも、窓を開けます。 (進路資料室から)

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中等部校長

続・計ってみました(20210903k)

今日は、1年生の教室でモニタリング。 東棟で唯一、廊下に窓のない校舎です。 少し心配していましたが、窓を開け、廊下の扉を開けていると、ほとんど外気と変わらない数値でした。 廊下の扉を閉めたり窓を閉めたり、条件を変えて計測してみましたが、閉め切りにでもしない限り、600ppm程度の数値でした。 もちろん、いろいろ試してはみましたが、1000ppmを超えるようなことはしていません。 教員向けには、レポートを出しています。 計測法も、プロレベルではないにせよ、問題ないと理科の教員にも認めてもらいました。 (窓を開ける)  

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続・計ってみました(20210903k)

今日は東棟、1年生の教室をモニタリング。 唯一、廊下側に窓のない校舎なので心配もありましたが、予想外に風が抜けることがわかりました。 窓と廊下の扉を開放していると、ほとんど外気と計測値が変わりません。 廊下の扉を閉めてみたり、窓を閉めてみたり、条件を変えて終日計測してみましたが、閉め切りにでもしない限り600ppm前後でした。 もちろん、いろいろ試してみてはいますが、1000ppmを超えるようなことはしていません。 校内の教員向けには、レポートを出しています。 理科の教員にも、プロレベルではないにせよ、計測方法として問題ないと言われております(笑) (窓を開ける)

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中等部校長

計ってみました(20210902k)

二酸化炭素濃度計を用いて、換気状況のモニタリングを始めました。 今日は、C棟の6年生の教室。 授業開始10分後、25分後、40分後について、それぞれ教室の前後に設置した機材で計測した数値を記録。 一般に、1000ppmまでがクリーン、1500ppmまでが許容範囲、1500ppmを超えると要注意、というような線引きですが、換気装置を稼働させた場合、かなり長時間閉め切りにしないと1000は超えませんでした。 休み時間に窓を開けて換気すれば、授業終了時まで800ppmを超えることはほぼないという結果に。 細かい数値は、生徒の皆さんに開示しようと思います。 明日は東棟をモニタリングします。 (もちろん、これからも常時換気を推奨していきますが、騒音があった場合に窓を閉められる安心感を得ることができました。)  

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高等部校長

始業式

本日、予定通り始業式を行いました。最近の感染状況から学校の再開についてはさまざまなご意見があると思いますが、本校の方針は夏休み中の校長ブログおよび本日の始業式で神谷の方から要点をお伝えしました。もちろん今後の状況によっては対応を変更する場合がありますが、現状、リスクよりも対面での学校活動が持つ価値に重きを置いたという判断です。ご理解いただければ幸いです。 夏休み中に5年生の勉強合宿が行われました。合宿という例年の名前を使っていますが、昨年今年は、学校で行われる4日間集中講座となりました。初日の開校式から午後の授業まで時々覗いていましたが、暑い中(扉をあけているので)での5年生の集中力の高さは立派でした。一番ダメだったのは私で、松川の英文法の授業を代講させてもらったのですが、久しぶりの授業で気持ちが先行しすぎ、開始20分で声が枯れてしまいました。典型的な空回りです。受講生徒のみなさん、大変ご迷惑をおかけしました。また別の機会があれば頑張ります。 ところで、受講していたみなさん。「別の機会」は (        ) chanceと表現すると、何が入りますか? ①another  ②others  ③the other  ④the others 教室でのオンライン開校式

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中等部校長

2学期始業式(20210901k)

お久しぶりです。 生徒の皆さんに、明日からもリアルに通常授業を実施する意味について、お話ししました。 そして、「(学校の)価値>リスク」の不等式を成り立たせるために、できる対策をとっていきましょう、と呼びかけました。 万人にとっての正解はありませんし、個々人の状況によってリスクの大きさは変わるでしょう。その場合には、できる限りのフォローをするので相談してほしいともお話ししました。 もちろん、不等号の向きは逆転することもあるでしょう。その時には臨機にリモートなどに移行するので、あらかじめ心構えをしておこうという呼びかけもいたしました。その場合は、文部科学省のガイドラインに沿って対応していきます。 現在、教職員のワクチン接種率は、2回目終了が7割、1回目終了または予約済みが9割超になっています。 ワクチン接種は、自分を守るということもありますが、社会(学校)を守るという意味もあります。我々もできることをやっていきます。 ご家庭でも、通学時間のスライドや感染症対策の徹底など、ご協力をよろしくお願いいたします。 (リモート始業式で、生活向上委員さんのプレゼンテーションもありました。)

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図書室日記

図書委員会広報班より

図書委員広報班2年生の本の紹介です。 夏といえば海! 海といえば海賊! なので、今回は海族に関連する本を2冊紹介したいと思います。 『村上海賊の娘』上・下 和田竜:著 新潮社刊 一冊目は、和田竜さんの『村上海賊の娘』です。 この本は、戦国時代に、名を轟かせた村上海賊の当主、村上武吉の娘の景を中心にストーリーが進んでいきます。 この本の面白いところは、読み手の心を惹きつける、魅力的な登場人物達です。 しかも、これらの登場人物は、実際に存在した人なので、読み終わった後などに、その人物のことを調べてみるのもいいかもしれません。 『海賊とよばれた男』上・下 百田尚樹:著 講談社 2冊目は、百田尚樹さんの『海賊と呼ばれた男』です。 この本は主人公である国岡鐡造と、国岡鐡造がつくった石油の会社「国岡商店」が、さまざまなことを乗り越えながら、大企業へと成長していくストーリーです。 この本の面白いところは、主人公がとってもカッコいいところです。 戦後の苦しい状況の中でも、社員を1人も解雇したりしなかったりと、国岡鐡造の芯の強さに驚き、そして憧れます。 この本は映画化もされていますので、本を読み終わった後に映画を見てみるのも面白いと思います。 図書委員会広報班2年

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