図書委員会広報班より
図書委員会広報班生徒による本の紹介です。 柚木麻子『本屋さんのダイアナ』(新潮文庫刊) 今、進路や、交友関係や、色々なことを一人で悩んでいるあなたへ。 同じような悩みを抱える彼女たちが、少女から大人へ変わってゆくのを、見届けてみませんか。 もしかしたら、何か乗り越えるためのヒントを見つけられるかもしれません。 容姿や母のつけた名前によって、集団から浮いてしまっている大穴(ダイアナ)。 穏やかな性格と雰囲気から、周りから一目置かれる優等生、彩子。 正反対の二人の共通点は、本が好きなことでした。 自分にない環境で暮らし、色々なことをする相手に憧れ合い、影響し合う二人。 そして、小学校卒業目前の、ちょっとした出来事をきっかけに、たった三年だけ一緒だった二人は、全く別の道へと進みます。 しかし、心も進路も離れてしまう二人を、分かり合えなかった母とダイアナとを、ひっそり、 本が繋げていました。 「赤毛のアン」のアンとダイアナのような二人。 押し込めてしまう気持ちを、『呪い』を乗り越えて大人になってゆく二人を、ぜひ見守ってください。 図書委員会広報班4年
帰国(20250305)
写真の飛行機で、ショートステイコースの生徒と、居残り以外の引率教員とともに、このあと帰国します。 私は明日から京都へ。
ショートコースお迎え(20250304)
ショートコースの皆さんは、今日が最終登校日。 現地校の日本語学習クラスで、日本文化プレゼンを行いました。 日本語クラスの先生は、本校の生徒たちには英語で話しかけていましたが、実は見事な日本語をお話しになり、生徒たちが紹介したお手玉については、私よりよっぽどお上手でした。 脱帽。 明日早朝、私も一緒に帰国便に乗ります。 (お迎えに行く前、コーヒースタンドに朝食を買いに出た朝6時半のスカイタワー)
代行(20250303)
学年主任に別の仕事が入ってしまったため、急遽一人で、登校初日のMarcellin校へ。 校長職になってからは遠目に眺めていることがほとんどなので、こうやって近しく引率するのは学年主任だった6年前以来です。 いつもより多めに会話ができて、これはやっぱり、いいものですね。 ちょっとした愚痴や文句も聞きながら、頑張っているな、と心の中で応援していました。 (バディとの対面の後、校内巡りに出かけるところ)
図書室引越日記 #9 B棟校舎の鐘の声、諸行無常の響きあり
B棟校舎の鐘の声、諸行無常の響きあり 移転作業のために2/22から閉室しています。 生徒のいない図書室はとても静かで寂しいです。 梱包は業者さんが手伝ってくださっています! 司書は細々とした備品類を箱詰めしています。 図書室 岩崎 図書室引越日記 #1 #2 #3 #4 #5 #6 #7 #8
日曜日(20250302)
昨日、交流校の先生方に、「週末を楽しんでね」と何度も言われました。そういうお国柄です。 生徒の皆さんも、ホストファミリーとそれぞれに楽しく過ごしていることと思います。 引率の我々も、今日はオフ(市内待機ですけど)。 私は、今年も変わらず、オークランド・アートギャラリーと図書館へ。 アートギャラリーの特別展示は、オラファー・エリアソン。 ラッキー!! (アトリウムの天井にもエリアソンのアートが)
ホームステイへ(20250301)
数年ぶりにOnehunga校へ。 毎年同じ光景に見えますが、一人一人に決意や緊張や覚悟があり、それは本人にとってとても重大なことなのだな、と思います。 充実した17日間にしてくれることを願っています。 (ホストファミリーとの対面)
お雛様・女性の健康問題
寒波から一転、春を感じる暖かさが続いていますね。 今年も、校内に卒業記念品で寄贈してもらったおひな様を飾っています。 *女性の健康問題についての取り組みを紹介します。私も応援しています。 女性のための新しい医療メディア|女性が納得して医療を選べる未来へ 私自身、学生の時は月経困難で、激痛のため試験会場で倒れたこともありました。当時は治療用の低用量ピルが普及していなかったので、部活の試合や入試など大事な日が生理にぶつからないようにと祈るような気持ちでした。 40代後半から心身の不調があり、ハートセンターや心療内科など何件もの病院に行き、専門病院で更年期とわかるまで数年を費やしました。体の不調は不安になり、気持ちのコントロールができないことに、経営者として失格なのではと引退も考えました。 数年前、乳がんの手術をしたあと、母が卵巣がんで早逝していたこともあり、検査をしたら遺伝性とわかり、子宮と卵巣も予防切除しました。 女性の体に起こることは発言をタブー視されますが、事前に正しい情報を得ていれば無用な不安になることも、病気を防げることもあります。私のような体験を生徒たちにはさせたくないので、中学生から婦人科のかかりつけ医を持つことを著書などでもすすめています。また、PTAの会合の折などに、生徒の親御さんにこうした話をシェアすると、実は自分もという人が予想以上に多いことにも驚きます。 これは、女性の問題でなく、社会の損失なので、女子教育の現場からも協力していきたいです。 生徒たちが、生理の授業を他校でも行っていることはとても意義のあることと思っています。 *以前も紹介した生理の授業の取り組みです。 *2/20のブログでもご案内しましたが、この度、Gakkenから本にまとまりました。全国の図書館などに置かれ、この取り組みが広がっていくことを願っています。
挨拶回り(20250228)
生徒の皆さんは、今日は班ごとに市内を自由に巡っています。 その間、私は、生徒を受け入れてくださる学校にご挨拶に伺いました。 Glendield校では、新任の校長先生と学校教育談義ができて、有意義でした。 St.Dominic’s校は、ようやく校舎の工事が終わり、久しぶりに受け入れをしてくださいます。 担当の先生は、本校が最初にロングステイを実施して以来、18年にわたるお付き合いです。 私も、その時から数えて7回目の引率(4回目までは学年主任でした)になりました。 (学校グッズのお土産をいただきました。 St.Dominic’s校は、ディスプレイの汚れ落としスプレーにクロスが合体した不思議な形状のもの)