PRODUCED BY 品川女子学院
高等部校長

朝から満席

今年最初の中間試験が始まりました。初めて定期試験を受ける1年生は少し緊張気味、上級生の多くはテキストやプリントを手に登校してきます。 自習スペースを覗いてみると朝から個人用ブースが満席でした。さっそく新校舎に「自分の場所」を見つけたようです。

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中等部校長

説明プレート(20250521)

生徒有志(特別講座参加者)の皆さんと作り上げたカフェ・図書スペース。 何度かこのブログにも記事を書きました。 そのコンセプトと込めた思いを説明する文書を載せたプレートが、当該場所に設置されました。 何十年経っても、受け継がれていくといいなと思っています。

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白ばら日記

ゆかしくも香る

シンボルフラワーの話をしましたが、校歌の一節「ゆかしくも香る人の中なる薔薇の花」のお話を少し。 「ゆかし」はそこに行きたくなるような、心魅かれる感じを表します。「人の中なる」は、人間の中にあって薔薇のような存在とでも訳しましょうか。自分からアピールしなくても薔薇の香りに魅かれて人が集まるように人格にひかれて仲間が集まってくる・・・。 以前、池上彰さんが『世界を変えた10人の女性』を題材に特別講座シリーズをやってくださったとき、ある生徒が、「私たち恵まれすぎてて社会課題が分からない」とつぶやいたことがあります。これにはハッとさせられました。その後、起業体験も社会課題の解決に向かう理念を優先し、CBLや一年生のクルックフィールズでの校外学習も始まり、生徒たちの興味関心も社会課題へと向かっています。しかし、都内の私立という小さな世界にいることは否めません。今は、プロジェクト発表の全国大会などに参加する生徒も増えてきましたが、先日も参加した生徒が、「地域課題を自分事としてとらえて活動しているチームと比べて何かが足りなかった」と言っていました。 100周年を機に、この学校を日本の潜在力としての女性の力に光を当てるプラットフォームとしての学校にしたいと、今、校外の皆さんにサポートをいただくため飛び回っています。生徒により多くの気づきの機会、体験機会を与えたい。これからも彼女たちはますます恵まれていくでしょう。 それは、何のため? それは、いつか、いや今から、社会に何倍にもしてお返しするためです。 創立者、漆雅子は100年以上前、女性が教育を受けられなかった時代に、日本で唯一の女子大に通えたことを感謝し、家の事情で退学してからも、その恩をずっと忘れず、次世代女性の教育の場を作りました。 「感恩報謝」それが彼女の口癖でした。 生徒たちには、この「感恩報謝」の思いを常に持っていてほしいです。 と、同時に、「今、光の当たっていない人に気付く感性」も身に付けてほしい資質です。 これは、自分に光が当たっていないときには気づきやすく、光が当たっているときには鈍くなりがちな感性だと思います。自分自身がそうでした。 『働き女子が輝くために28歳までに身につけたいこと』にも書きましたが、昔、言われない批判の文書を回されたことがありました。正体不明の相手にどう対応しようもなく、周りの人を心配させ、息もできなくなるようなとき、親しい二人の人がこんなことを言ってくれました。 「おてんとうさまの下を歩けば影ができるものだから仕方ないよ」 「自分がのぼっているときは相対的に落ちる人がいるということ。勝つ人がいれば負ける人がいる。そんなことにも気づかなかったの?」 そして、もう一人からこういわれました。 「意地悪した人が分かりましたよ。きっと神様です」 なるほどなぁと思いました。頑張っても誰にも相手にされないときは、人の気持ちにも敏感でいられたのに、少しずつ、回転しはじめて、それを忘れていたんだなぁ。それを教えられたんだなぁと。 さて、それともう一つ、生徒にこれが身につけば、きっと一生幸せにいられると思うことが、 「人の喜びが自分の幸せになる」です。 そんな思いから、品女はあえてチームでの競争を大切にしています。競争から生まれる切磋琢磨と、相手の苦労が分かる分、うまくいった相手に拍手する気持ちも生まれる。 私自身、年齢を重ね、だんだんと若い人へと光が移っていくとき、ライトを人に向けて持つ側に回って、光の中で笑顔になる人を見て自分も楽しい、そんなふうになりたいなと思っています。 「ゆかしくも香る」境地を目指して。

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高等部校長

今週の総合学習

今日の6時間目は、4年生が校外授業の準備、5年生は個人探究のテーマ決め、6年生は体育祭の振り返りでした。 4年生の校外授業は、横浜での謎解き街歩きです。担任から要項が配られ注意点が伝えられたのですが、昼食は中華街で自由にとって構わないと聞いたとたんに全員が拍手でした。なかなかハードなプログラムのようで要項の裏面には班の目標を書くスペースまで用意されています。どんなことが書いてあるのか見せてもらったのですが、目標の箇条書きの中の一つに「たくさん食べる」というものが。どうやら半分くらいは中華街に気持ちが持っていかれているようです。 5年生は個人探究のテーマを決めています。先日の卒業生からのアドバイスを参考に、半年以上かけて活動するテーマを絞っていくのですが、早くから決まっている生徒もいればまだまだ悩んでいる生徒もいるようです。しかし本校の生徒は、いったん決まればその後の手順には慣れていて早いので、焦らず考えを進めてください。何人か聞かせてもらうと、例年にも増して独創的なテーマが出てきそうで今からとても楽しみです。 総合学習後すぐにホームルームがあったのでそこも覗いてみました。担当の教員が「今週末から試験なので、今日頑張ることを今少しだけお隣とシェアしてください」と指示を出たのでその様子を写真に撮ろうとしたのですが…画面の奥でさりげなくピースをしています。きっとこの後しっかり予定を共有したのだと思います。 6年生は大きな行事が終わって、受験に切り替える区切りになるような会でした。すでに校内各所で集中して学習する姿が増えてきましたが、今日は良いきっかけになったと思います。写真は学年などから共有されると思いますのでそちらを楽しみにしていて下さい。 放課後のカフェテリア

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図書室日記

図書室引越日記 #13 開梱の道は長かった。

開梱の道は長かった。   今回も引越作業の振り返りです。 約40,000冊の本をすべて箱から出す作業は腰と腕に負担のかかる作業でした。 このすっからかんの棚に本を入れていきます。 1日の作業が終わると積まれる段ボール。 段ボールを眺めながら、こんなに箱から本を出したのか!と毎日びっくりしていました。 本を棚に入れると、4月にみなさんが新しい図書室に入ったときに、どんな表情をするかな!?ととっても楽しみになっていました。   図書室 岩崎 図書室引越日記 #1 #2 #3 #4 #5 #6 #7 #8 #9 #10 #11 #12

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中等部校長

AIで楽曲制作(20250520)

今日は、坂井直樹さんの特別講座2回目。 私も後ろで話を聞きながら、2曲ほど作ってしまいました。 これは、ハマる予感がします。 試験前にこんな面白いものを参加生徒の皆さんに紹介してしまいました。申し訳ない。 「しばらく封印するように」とは言っておきました。

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中等部校長

お客様(20250519)

20年前にニュージーランド修学旅行を始めてから、ずっと本校生徒を受け入れてくださっている現地交流校の校長先生が来校されました。 生徒の引率ということではなく、お仕事として定期的に海外の交流のある学校を回られています。 ちょっと羨ましい。 (かわいらしいお土産をいただきました。)

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高等部校長

卒業生スナップ

この時期は卒業生がよく遊びに来ます。他の用事のついでや大学の帰りなどに気軽に寄ってくれます。本校が便利な場所にある大きなメリットでもあります。(少し粗い写真を載せます) 土曜日に来ていた7年前の卒業生は、集合した後に母校に来ることに決めたそうです。カフェテリアの話をするとすぐに「まだポテトありますか?」との質問でした。きっとよく食べていたのでしょう。 今日は、大学の入学式で学生代表を務めた卒業生が遊びに来ていました。ちょっとしたミス以外はちゃんと話せたそうです。(教頭が祝福)

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中等部校長

2階から(20250517)

高等部の保護者会がありました。スピーチのない私は、講堂の2階から覗いてみました。 こちらは、多人数のイベントのとき以外は使用していません。 今日も、保護者の皆様には全員1階にお入りいただきました。 カメラの感度の問題でしょうか、照明の色合いが少し不思議な感じに強調された写真になりました。

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