PRODUCED BY 品川女子学院
高等部校長

留学成果発表会

先週土曜日の午後には、現在唯一の来日留学生である4Dカシンさんの留学成果発表会がありました。挨拶の時にも言いましたが、私は市民レベルでの文化比較がとても好きで、今日はそれが聞けてとても勉強になりました。料理や教育など高校生として身近な例を挙げ、その違いを、実体験を通して紹介してくれました。 その中でとても興味深かったのは教育の話しで、日本の授業ではディスカッションやグループ学習や実験が中国の学校よりも圧倒的に多いという発言でした。このフレーズは、これまで日本の学生が欧米に留学し帰国したときによく使っていたものです。時代は変わったなと思います。そして最後にカシンさんが、日本の文化に触れられて、品川女子学院の一員になれて、4年の、D組の仲間になれて本当にLuckyだという言葉を繰り返しました。感謝の気持ちを、率直にはっきりとした言葉で伝える。これは逆に日本人が学ぶべき姿勢だと強く感じました。 クラスや学年の仲間、中学生など大勢が応援に来てくれていました。本人はとても嬉しかったと思います。

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中等部校長

テスト初日(20220115k)

大学入学共通テストで一番気になるのは、自分の専門科目の国語で、どんな問題文でどんな設問が作られたか、ということです。 いい文章、練られた問題が多いので、毎年解くのを楽しみにしています。 受験生のことは気にならないのか? 他人は他人、自分は自分。そのとき自分のできることを精一杯やることが大事だとずっと言ってきました。 今日から始まる試験の日々を、自分たちなりに乗り越えてくれることでしょう。 私は明日問題が手に入ったらじっくり解いて、6年生諸君が学校に来たときに、「ああ、あの問題はさあ・・・」と言葉を交わせることを楽しみにしています。

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高等部校長

共通テストの朝

朝、品川神社へ行ってきました。この時期ですからもちろん寒いですが、天気は快晴。昨日一昨日の降雪で移動が大変な地域もたくさんありますが、首都圏は大丈夫そうです。 6年生は昨晩ゆっくり眠れたでしょうか。朝自宅で食事をして、快晴の中、勝手のわかっている交通機関で会場へ向かう。以前にも書きましたが、これだけでも恵まれています。あとは自分との勝負。今伝えられることとしては、終わった科目を振り返らないことでしょうか。たった1回のテストですから気になるとは思いますが、まだ試験が残っている段階で終わった科目のことを考えても良いことはありません。常に先を見て頑張ってきて欲しいと思います。 他に人がいなかったので、かなり長文でお願いしてきました。

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中等部校長

今日の夕暮れ(20220114k)

きれいな空です。 (寒空の下、元気にクラブ活動中の生徒諸君)

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中等部校長

出願始まっています(20220113k)

月曜日から、中等部入試の出願受付が始まりました。 全てweb出願ですので、早朝から親御さんが行列を作るという光景は過去のものとなりました。 各試験とも、前日夜が出願締め切りとなっております。

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高等部校長

合唱祭練習日

今日は1回目の合唱祭練習日です。各学年が1時間ずつ体育館に集まって通しで練習をします。まだ本番まで1週間ちょっとありますので、例年だと仕上がりは今ひとつ。ここで、他のクラスの完成度を目の当たりにして、遅れているクラスは気合いを入れます。そして2回目の練習日(今年は来週火曜日)では、ほんの数日前は出遅れていたクラスが見違えるような状態になっていることがあります。 1時間目は4年生、3時間目は5年生の練習を見学しました。昨年は合唱祭が中止でしたので、4年生は2年生からいきなり高等部の曲、5年生は最初で最後の高等部合唱祭です。コロナの流行が始まってからは、練習にとても多くの規制があり、マスクをしたまま合唱することになります。例年に比べて不利であるのは間違いないので、どうなるかと思って見ていました。全員で合わせる機会が少ないのか、歌い出しで戸惑っているクラスがいくつかありましたが、後半に行くにしたがって良くなっていきました。5年生はすでに完成度の高いクラスもあります。 練習後各クラス2分間だけ音楽科小山の指導がありますが、教員の指導が入ると一気に声が出るようになるのは例年のこと。この指導に熱が入ってきたところで、実行委員が「時間です!」とバッサリ打ち切るのも例年のこと。そして学年練習終了後、小山のところへ各クラスの責任者が殺到し、必死に修正のポイントを聞き出そうとする光景も例年のこと。状況が不利でも、その中で何とか良いものにしようとする積極的な姿勢はいつもと全く変わりませんでした。このまま無事に彼女たちが会場で成果発表できることを切に願っています。 今年は指揮者がご覧の通り離れた所から、鑑賞も舞台に離れた位置からと生徒会が工夫しています。1年生も合間に見学したのですが鑑賞態度が素晴らしかったです。  

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中等部校長

冬休み中の出来事など(20220112k)

〈その1〉 お正月ということで、某ホテルに家族で食事をしに行きましたら、コンシェルジュに卒業生が。 彼女とは3年前のNZ修学旅行の時にも現地で偶然会ったことがあるので、こういうのを天文学的確率、と言うのではないでしょうか。 〈その2〉 私の師匠である藤原和博さんが、重松清さんと対談され、そのビデオが公開されました。 重松さんの思いがわかる、ファンには必見のビデオだと思います。 途中、ネタとして一瞬、私の話が出てきます。師匠の弟子イジリということでしょうか(苦笑) あのとき、電車も無くなったような時間に、重松さんが「これから帰って原稿書く」とおっしゃるので、月にどれくらい書くんですか、とお聞きしましたら、 「600枚」 と。 頂点に立つ人の凄さを思い知った一瞬でした。20年前のことです。

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高等部校長

成人を祝う会

昨日は午前中に品川区の成人式、午後は本校の成人を祝う会に参加してきました。 品川区の成人式は本校吹奏楽部の演奏で始まり、来賓や新成人の挨拶の後、再び吹奏楽部の演奏で締めるというもの。それまで少しざわざわしていた会場も、演奏が始まるとすぐ静かになります。この舞台を多くの来賓の方々の横で見ていた私は、とても誇らしく感じました。吹奏楽部のみなさんは毎年良い仕事をしています。またフラワーアレンジメント部の作品も、会場脇で華やかな式を盛り上げていました。 そして本校の成人を祝う会。今年は72期白石学年の集まりです。最初に先生方の挨拶があった後、卒業生が作ってくれたビデオを見て、クラス記念撮影となります。例年のことですが、着物など盛装の卒業生が170人も集まると圧巻です。私もよくやるのですが、こういう集まりの前には、その学年を担当していた先生方が一生懸命卒業アルバムなどを見て名前と顔を確認します。今年も職員室でその光景が見られたのですが、着物とお化粧で判別が難しい上、今年はマスクも加わるということで、元学年主任からは、話す前にぜひ名前を言って欲しいとのお願いがありました。 私もクラス写真に入れていただきましたが、待っている間は教員と談笑したり記念撮影を撮ったり楽しそうです。このゆったりした時間こそが成人を祝う会のメインイベントかもしれません。

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高等部校長

新学期 新校旗

今日の高等部始業式では、6年生へ共通テストの小さなアドバイス、4、5年生へはいつも言わせていただいている「困難な時の振る舞いが大切」という話しをさせていただきました。再び感染状況が厳しくなり、世の中に不満が鬱積する中でも冷静に行動してほしいという主旨のことをお伝えしました。 そして新学期、新しい校旗がお目見えしました。68/69/70/71/72/73期の皆さんが卒業時に合同で贈っていただいた新校旗です。式典で大切に使わせていただきます。卒業生の皆さん、いかがですか?

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