図書委員会広報班より
図書委員会広報班生徒による本の紹介です。 『お探し物は図書室まで』 青山美智子:著/ポプラ社(ポプラ文庫) したいことに追われる毎日、できないことに悩む毎日。この本は、そんな苦しい日々に、少しだけ活力をくれる連作の短編集です。 人生に悩む街の人々は街の小さな図書室を訪れます。少し無愛想な司書さんにレファレンスをしてもらって渡されたのは、ちょっと驚くセレクトの本と、可愛らしい付録。気まぐれに読んだり、ちょっと置いておいたり、そうこうしているうちに返却期限が近づきます。本を借りた人々は、どんな人生の選択をするのでしょうか。 読書感想文や何かで、「この本を読んで変わったこと」を書いたり、読んだ経験がある人は少なくないのではと思います。でも、読書はそんな風に重く考えなくていいのです。もちろん、この物語の彼らのように、少し心に残るものがあったら嬉しいですが。 2021年の本屋大賞二位に選ばれた本です。一話だけでも、ぜひ読んでみてください! 図書委員会広報班5年
第12回高校生直木賞
高校生直木賞の展示をしています。 5月末頃から展示していましたが、入れ代わり立ち代わり借りられていた本たちが揃いました。 今年の第12回の受賞作と候補作、第9~11回の受賞作です。 第9回から図書委員有志が参加していて、今回は図書委員と文芸部の有志で参加しました。 ちょうど本を読む期間に図書室が引越で閉室していたこともあり、本のやりとりをいつもと違う形で進め、4月始業式にオープンした新図書室へ集まって話し合いました。 推したい作品が人によってバラバラで、それぞれの意見を聞いて、それも良いこれも良いと悩みつつ、議論を進めていました。 図書室 伊達木
オープンキャンパスを終えて(図書室)
遅くなりましたが、図書室のオープンキャンパスの様子をお伝えします。 今回は、図書委員の生徒企画で ①水引きしおりづくり(予約制) ②紙のしおりづくり(予約制) ③スタンプラリー(どなたでも) 正解した方には特製しおりプレゼント を実施していました。 オープンキャンパスでは多くの方にお越しいただきました。 入口から見た様子です。 こちらは、カレイドスペースで水引きしおりづくりをしています。 水引きのしおりはこのように出来上がり、長さはお好みで決められます。 当日はとても混み合いましたが、生徒たちは各々気を利かせて行動していました。 皆様に楽しんでいただきたい!という気持ちが溢れたオープンキャンパスでした。 図書室 名小路
部活✕図書委員会
図書室に入ってすぐ、カウンターのそばに大きな展示用の棚があります。 つい先日までは先生おすすめブックリストの本を並べていました。 昨年の図書委員長の発案で、新たなコラボ展示が完成しました! 「部活✕図書委員会」です。 それぞれの部活が、部活のことを紹介したPOPを作成してくれました。 それをもとに関連する本を並べています。 部活の個性も出ていて、とても素敵なPOPです! 先日のオープンキャンパスでもたくさんの方に見ていただきました。 ぜひ自分の部活、お友だちの部活、いろいろな部活のPOPをご覧ください。 図書室 岩崎
オープンキャンパスに向けて
図書委員がオープンキャンパスに向けて準備を進めています。 委員会活動中に水引しおりを練習し、 カウンター当番中にも練習していました。 しおりづくりのワークショップはご予約の方のみです。図書室内とカレイドスペースで開催します。 ご予約がなくても、自由に図書室を見学&スタンプラリーができます。 スタンプラリーに成功すると、図書委員が作成した特製しおりをプレゼントします! お気軽にお越しください! 図書室 伊達木
図書委員会広報班より
図書委員会広報班生徒による本の紹介です。 『蒼穹の昴 1-4』 浅田次郎:著/講談社 この本は昔の清国を舞台にした歴史小説です。 この本は、李春雲(春児)と、春児の義兄で同郷の梁文秀(史了)の2人の視点で物語が展開していきます。 蒼穹の昴は全部で4巻出ていて、その中の1巻目では、史了の科挙の話をメインに書かれており、科挙についてかなり詳細に書かれているため、歴史について知りたい人や、中国史にあまり興味がない人もとても読みやすい作品です! ぜひ読んでみてください! 図書委員会広報班5年
先生おすすめブックリスト
昨年度末に発行した先生おすすめブックリスト 昨年度の図書委員のブックリストの生徒たちがとても頑張ってくれて、とてもよい出来栄えになっています。 新しい工夫としては、スペシャル企画!先生インタビューが追加されていることです。 先生方へのインタビュー内容がおもしろいです!! 昨年末にブックリストを発行したため、新A棟の図書室引越があって本の展示が遅れていました。 先日、ようやく新図書室に展示ができました。 こちらです! 今回も良い本をたくさん紹介してもらったので、蔵書が豊かになり私たち司書も嬉しいです。 図書室入ってすぐのカウンター前です。 おいでになった際は、ぜひご覧ください。 図書室 名小路
コラボ リバイバル
1~2月に開催し好評だった、図書委員会と作画部・美術部のコラボをリバイバルしています! 並べてみると、それぞれの部活の違いが分かりやすいです。 作画部コラボ しおり 美術部コラボ しおり 美術部はなんと! しおりもブックカバーも種類が増えました。 留学中の生徒もデータを送ってくれたそうです。 しおりはどのサイズの本を借りても、ブックカバーは文庫・ジュニア文庫・新書のいずれかのサイズの本を借りるとプレゼントします。 5月末頃まで品切れしたものは随時追加しつつ、配布予定です。 新入生の皆さんも、前回欲しかったものが品切れだった在校生も、ぜひどうぞ! 図書室 伊達木
図書委員会広報班より
図書委員会広報班生徒による本の紹介です。 『烏に単は似合わない』 阿部智里:著/文藝春秋 人間の代わりに八咫烏の一族が支配する世界「山内」ではじまった世継ぎの后選び。 有力な四家の大貴族から差し遣わされた四人の姫君たち。 世継ぎの座を巡る陰謀から若君への恋心まで様々な思惑を胸に后の座を競い合うが、肝心の若宮が一向に現れないまま、次々と事件が起こる。 絡み合う思惑、様々な事件、口論、一連の謎が解けた時あなたはきっと驚き同時に虚しくなる。 二巻目の『烏は主を選ばない』はこの話の別視点で書かれたもので、なぜ若宮が現れなかったのかなど『烏に単は似合わない』では明かされなかった謎が明らかになります。 どちらも衝撃的なラストがまっています。ワクワクしたい方、衝撃のラストを味わいたい方は読んでみてください! なおこの『八咫烏シリーズ』は外伝も含め12巻あるのでぜひこの壮大な物語を味わってみてはいかがですか? 図書委員会広報班3年