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図書室日記

図書委員広報班より(おすすめの本紹介)

図書委員広報班よりおすすめの本の紹介です。   『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』 森博嗣:著(講談社) 孤島のハイテク研究所で少女時代から完全に隔離された生活を送っていた天才工学博士が、ウエディングドレスをまとい両手両足を切断された死体となって現れた。島を訪れていた助教授・犀川と学生・萌絵はこの不可思議な密室殺人事件に巻き込まれていく。 理系作家と評される森博嗣のデビュー作。 25年以上前の作品であるにも関わらず随所に散りばめられた理系の香りで古さをほぼ感じないのが魅力です。 登場人物の言葉として語られる学問や技術についての話には作者の知識の豊富さと強い信念が感じられます。 最初は理系の世界観に戸惑うかもしれませんが、読み進めるうちに徐々に惹き込まれます。 情報工学の世界に興味が湧いてくる一冊です。 タイトルも物語に関する重要なヒントになっているので、気になる方はぜひ読んでみてください! 図書委員広報班3年

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オープンキャンパスは、図書委員でクイズをしました。

先日、学校のオープンキャンパスがありました。 仮図書室では、図書委員の考えたクイズを解くイベントを開催しました。 クイズを解いていくと図書室全体をまわることができ、9問の問題で3問正解毎に特製プレゼントを差し上げました。 特製プレゼントの一部は、生徒がコツコツ制作して用意しました。 写真は、手分けして直前の準備をしているところです。 受付では、クイズの問題の丸付けをしてプレゼントを差し上げます。 図書室内では、クイズ問題のヒントや、学校生活の質問を対応をしています。 クイズ用紙を配布した方々の80%以上の方々が、全問解いていらっしゃいました。 今回久しぶりに予約不要だったので混み合う時間もありましたが、いらしたお客様に「楽しかったです」とお声かけいただくこともあり、ほっとしています。 ご参加いただき、誠にありがとうございました。 図書室 名小路      

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図書委員会広報班より

図書委員会広報班による本の紹介です。   『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ:著(中央公論新社) 52ヘルツの鯨とは他の鯨よりも高い周波数で鳴く世界で一頭だけの鯨です。 仲間がいるのに何も届けられない、世界で1番孤独とされています。 家族に自由を奪われた主人公と母に虐待を受けていた少年の2人。2人が出会う時新たな物語が生まれる。 この本は2021年本屋大賞にもなっています。 ぜひ読んでみてください。 図書委員会広報班2年

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図書委員会広報班より

図書委員会広報班による本の紹介です。   『medium 霊媒探偵城塚翡翠』相沢沙呼:著(講談社) ( 単行本 と 文庫 どちらも図書室にあります) 霊媒の城塚翡翠と推理作家の香月史郎が心霊と論理を組み合わせ、真実を導き出す、本格ミステリー。 最終話、思ってもいなかった結末に……。 五つの賞にも選ばれた本で、10月からドラマが始まっています。 キャラクターがアニメ設定みたいで読みやすい作品になっているので、ぜひ読んでみてください! 図書委員会広報班2年

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図書委員会広報班より

図書委員広報班による本の紹介です。   『母性』湊かなえ:著(新潮社文庫) 女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。 母親は、「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」と言葉を詰まらせる。 私はこの本を読んで、親と子の関係とは何かを考えさせられました。 また、母の手記と娘の回想が交錯し、最後に見えてくる真相は驚きの連続でした。他にはないような圧倒的に新しい物語なので、ぜひ読んでみてください! 図書委員広報班2年

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文化祭古本市

9/18(日)-9/19(月)は文化祭でした。 図書委員会では、3年ぶりに古本市を行いました。 新しい校舎に慣れていないのに加えて準備期間が短く、3年振りで古本市経験者が少ない中、慌ただしい準備となりました。 それでも時間の合間を見つけて図書委員の生徒が準備を進めます。 古本市の準備を通じて仲良くなった図書委員もいるようです。このようなエピソードは嬉しいですね! 値札付け、ご購入いただいた方や小学生以下の方にお渡しするしおりの作成等々、作業をしてもらいました。 当日シフトにたくさん入ってくれた生徒、事前準備をしてくれた生徒の協力があって、ようやく古本市が開催できました。 たくさんの方々にご来場いただき、本当にありがとうございました。 図書室 名小路

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図書委員広報班より

図書委員広報班によるおすすめの本の紹介です。   私が、中学2年生の時に初めて読んでから、ずっと好きな本を紹介します。 『お面屋たまよし』石川宏千花:著(講談社) 自分のなりたい姿になれるという面、妖面。面作師(おもてつくりし)の中でも、特に腕の良い者だけが作れるその面は、なりたい姿になれる反面、力に呑まれてしまうと、人ならざる者になってしまうという諸刃の剣。 各地の祭りで面を売り歩く、「お面屋たまよし」の太良(たいら)と甘楽(かんら)は、祭りが終わった後のもう一つの面屋でその面を売り、その人の行く末を見届けては次の目的地へ旅立つ生活をしていた。これは、それを見ている小天狗の迅雷と、太良と甘楽のお話。 みなさんは、一度だけ、自分の理想の姿になれるという「妖面」、手にしてみたいと思いますか? 色々な人間の生き様が垣間見える物語です。是非一度読んでみてください。   図書委員広報班5年

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図書委員広報班より

図書委員広報班によるおすすめの本の紹介です。 『カラフル』森絵都:著/文藝春秋(文春文庫) 《あらすじ》 物語は、主人公であるぼくが一度亡くなったところから始まる。 死後の世界で、天使から前世での過ちを償うため下界(生前の世界)で誰かの体に乗り移って過ごすホームステイの修行を行うことになる。 ぼくの魂は中学3年生の小林真に乗り移り、小林真としての生活が始まった。 生活していくうちに、家族の真本人に対する愛情や、ぼく自身には家族からの愛情を受けられていないことに葛藤を覚える。 天使に「真の魂を真に返してやりたい」と相談するが…。   この本は小説だけでなく映画化もされているため、表紙を見たことがある方もいるのではないでしょうか? 死後の世界は生きていると体験できることのない世界であるし、死後どうなるのか怖く思う人もいると思います。 このお話はフィクションですが未知の世界に対してのポジティブなイメージを作るきっかけになれる気がします。 見かけたら是非読んでみてください! 図書委員広報班3年

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図書委員広報班より

図書委員広報班による本の紹介です。 私が最近読んだおすすめの本を紹介したいと思います。 『店長がバカすぎて』早見和真:著/角川春樹事務所 この本のあらすじ 谷原京子(たにはら きょうこ)は東京の吉祥寺にある武蔵野書店で働く30代の書店員です。 契約社員として働いており時給は998円。そんな京子はイライラしていました。 書店員の朝はかなり多忙なのだが、その忙しい朝の時間に店長は必ず朝礼を行うのです。 その中身は人を苛立たせるだけの内容がほとんどです。 朝から腹立たしい思いをするという最悪なスタートを切った京子を、7つ年上の先輩社員の小柳真理(こやなぎ まり)がなだめてくれました。京子はこの小柳を慕っていました。 小柳はこれまで何度も店を辞めようとした京子をそのたびに引き留めてくれていました。 だが「話があるから」と京子は小柳に飲みに誘われ、そこで彼女が退職することを知るのでした。 唯一の味方で理解者である先輩を失った京子は苛立ちと書店員としての限界を感じでいました。 契約社員として働く自分に未来はあるのか思い悩む京子。 そんな京子だったが、同じお店で働く仲間やお客、作家や出版社のさまざまな人間と関わりながら、それまでとは違った景色に出会っていきます。そして京子はある決断を下す…… ほのぼの系かと思いこの本を買ったのですが京子が覚悟を決めて進んでいく物語だったので驚きました。ですがとても引き込まれる本なのでぜひ読んでみてください!   図書委員広報班2年

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