PRODUCED BY 品川女子学院
中等部校長

授業再開(20220205k)

生徒の皆さんは、先週金曜日以来の登校になります。 昨日、文部科学省から対面授業やクラブ活動について、これまでよりも厳し目の制限をかける通達が出ました。 感染症対策に一層の注意を呼びかけ、できる限りの対策をして通常の学校生活を継続します。 *** 今日は保護者の方向けの特別講座が実施されました。 学校外から講師をお招きして5年生の家庭科で実施している金融経済講座の体験版で、題して「お金の教養講座」。 リアルとリモートのハイブリッド講座で、合わせて200名ほどのご参加がありました。 いろんなことをやっている学校です。

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高等部校長

生徒がいる場所 いない場所

今日から生徒が戻ってきています。来たら来たで、いたる所騒々しいのですが、でも学校というのはやはりこういう所だなと思います。 そして6年生、今日からいわゆるMARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)の大学入試が始まります。ここ数年、2月5日は明治大学と法政大学の全学部(統一)入試が行われ、本校からも多くの生徒が受験に行っていると思います。試験後、模擬試験と違って模範解答や解説が配布される訳ではなく、結果がわかるのも早くて1週間から10日、それもただ合否の通知のみです。4時間以上も真剣に問題を解くので、結果が気になると思いますが、よっぽど確認したい問題以外は見直しにあまり時間を掛けない方がいいでしょう。大学入試で類似問題が出る可能性は低いですし、自己採点して結果が悪いと翌日に響きます。この時期は、終わったことは考えず、前だけを見て進んでほしいと思います。 6年生のフロアだけはガランとしています。6年の教員はホームルームも直前講座もなくなり、職員室にいることが多くなりました。PCの画面を見ている時間も長くなりました。これからの入試本番、いいことがあっても困ったことがあっても、ぜひ担任や学年の先生に連絡してあげて下さい。メールがたくさん来たら来たで忙しいですが、でも学校というのは、そういうことが気軽にできる所だと思います。 C棟5階では、学年主任が一人赤本を整理する音だけが響いていました。

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高等部校長

日常へ戻ります

本日で入学試験が終わりました。自宅で勉強していた(はずの)本校生徒は明日から学校に戻ってきます。教員はそろそろ1週間ぶりの授業へ向けて準備でしょうか。そして、緊張の日々を過ごした受験生は、通い慣れた小学校へ戻ります。 この2年、コロナでさまざまな日常が失われてきました。取り戻せる日常もあれば、そうでない日常もあります。小学6年生にとって、これから卒業までの約1ヶ月は絶対に繰り返されない日常です。緊張から解放された残りの日々を、ぜひ大切に過ごしてほしいと思います。 そしてそれは本校生徒も一緒。二度と同じメンバーにはならない今のクラスとの1ヶ月。今しかできないその学年の勉強やクラブ活動。日常の活動の中からしか得ることのできないものが、学校にはたくさんあります。そんなことを、このあとの朝礼では少し伝えようかと思っています。 各試験室で受験生の心を和ませていた花(あまり見る余裕はなかったと思いますが)が職員室前の廊下に戻ってきていて、いつになく華やかです。

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高等部校長

全ての受験生へのエール

入学試験の2日目が先ほど終わりました。 在校生が、試験の運営を手伝ってくれています。彼女たちは、不安そうな表情の多くの受験生と顔を合わせます。きっと、品川女子学院を志望してくれる6年生には全力を出し切ってほしいし、みんな合格してほしいと思っているに違いありません。しかし受験では、全ての夢が叶うわけではないことも、経験者である彼女たちはよく知っています。 だからこそ、自ら手を挙げて朝早くから手伝ってくれているのでしょう。不安でたまらない気持ちがわかるから、自分たちなりの工夫をして声援を送っているのだと思います。そしてその声は、全力で挑んでいる6年生へのエールであるとともに、過去に同じ状況で頑張っていた自分たちへの声援なのかもしれせん。未来の後輩になる生徒もいますが、今日だけは、頑張っているすべての受験生へのエールです。   受験室への移動の際に使うため、自分たちで作ったボード

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