チェンジ・エージェントプロジェクト始めます!
酷暑が続きます。ハワイ・・ではなく静岡の写真です。学校閉校期間が明けて、校内に生徒たちの明るい声が響いています。 終戦の日、100年続いた女子校の果たす役割について考えました。与謝野晶子が、「われら平和の使い」と詠った校歌を戦前から歌い続けてる私たちが今、できることは何かと。 そして、友人が送ってくれたこのコメントを読んで、やはり愛だなぁとしみじみ思いました。 原爆の日の広島湯崎知事のスピーチも心に響きました。 第二次大戦を決めた米国議会での賛成票388(男性)、反対票1(米初の女性議員)というエピソードは何度も紹介してきましたが、性差より個人差ではある前提で、統計的にも争いを好まない女性を「平和の使い」として、もっと数多く意思決定の場に送り出すこと、それが女子校としての役割とあらためて思いました。 品川女子学院は、創立100周年という節目を迎え、 これまで積み重ねてきた歩みの上に、 混沌とした世界の中ににあっても、よい違いを創るために勇気をもって一歩踏み出すことのできる人を育てるため「チェンジエージェント プロジェクト」を始めます。 社会をよりよく変えるために必要なのは、自ら考え、 他者と協働し、社会に働きかける力。生徒一人ひとりが「 誰かのために行動する」経験を重ねる中で、 自分の可能性と出会い、未来を切り拓いていきます。 このサイトでは、生徒たちの挑戦や、企業・ 地域との多彩な連携の様子をご紹介しています。社会に小さな変化を起こす、その最初の一歩がここにあります。 今後、チェンジ・エージェントプロジェクトを育てるため、 社会によい違いを創るイベントは積極的に共済していきます。先日ご案内した、8月31日の、品川女子学院・山田進太郎D&I財団共同イベント「女子の未来の可能性を考えよう」は、本校からの申し込み枠がいっぱいになりそうでしたので、今日、財団のご厚意で広げてもらいました。財団は国際的な教育カンファレンス「SXSW EDU 2026」 にエントリーしています。ジェンダーギャップ118位という悲しい現実の日本から世界に向け女性活躍につながる教育の発信ができることは意義あることなので、投票で応援よろしくお願いします。 投票期間:2025年8月5日(火)〜8月25日(月)16:00( 日本時間)(米国時間:8月5日〜8月24日) 投票はこちら パネルテーマ 詳細 さらに、 9月5日にはスタンフォード大学で実施されるこちらのイベントで もGirls Meet STEMの事例を紹介するそうです。 8月31日のイベントでパネルに登壇してくださる東京都の松本副知事から以下のご案内をいただきました。こちらも、是非。 “自分らしいキャリア”を考えるための講演・対談イベント (定員200名・参加無料)シーナ・アイエンガー氏登壇! キャリアや進路を考えるヒントを一緒に見つけましょう▼日時 令和7年8月25日(月) 16時30分~18時20分▼場所 Tokyo Innovation Base (有楽町)▼お申込みは以下です。https://hataraku-josei-event. metro.tokyo.lg.jp/
色とりどり
B棟1階の廊下を歩いていると、ベランダに色とりどりの服が。顧問に聞くと被服部が作った衣装を洗濯して干しているとのこと。ちょっとした展示のようになっています。お休みの時期らしい光景です。
図書室引越日記 #16 吾輩は新図書室である。
吾輩は新図書室である。名前はまだ無い。 夏目漱石で始まり、夏目漱石で締めます。 図書室なので、文学作品の冒頭文をもじりながら引越日記をお送りしてまいりました。 どの作品も図書室にある本です。 気になる冒頭文があったら読んでみてください。 ブログでは紹介しきれませんでしたが、新しい図書室はたくさんの方に協力していただいて完成しました。 引越を支えてくださったすべての方に感謝して、引越日記を終えたいと思います。 図書室 岩崎 図書室引越日記 #1 #2 #3 #4 #5 #6 #7 #8 #9 #10 #11 #12 #13 #14 #15
レゾナック半導体特別講座・お知らせ
暑い日が続きます。温度差の激しいところを移動するので私も夏風邪をひきました。そんな中、生徒たちは夏期講習に部活に文化祭の準備にと夏休みとはいえマルチタスクの日々を過ごしています。 先週の土曜には、CBLや起業体験、有志活動など生徒たちの社会課題解決のアクションをプレゼンし、企業や専門家の大人の方々とつなぐオープンデーを行いました。SBPからの交通費補助があったおかげで、本校以外の他校からも多くの参加があり、地域を超えてつながる場ともなりました。 写真など集まってきたら詳しくレポートしますね。 ニュースにもなったので、ご覧の方もいらっしゃると思いますが、半導体の特別講座の様子を、担当の理科の前田より報告します。 「化学が生みだす素材を学ぼう 〜レゾナック半導体特別講座〜」7/23(水)、半導体材料で有名な(株) レゾナックから多くの社員の方にお越しいただき、2〜4年の希望者を対象に特別講座を行いました。 まずは、半導体製造に関するカードゲーム。様々な過程を経て材料が完成することを学びました。 その後、「化学を仕事にする」ってどういうこと?という講義や、 実際の材料に関する講義もありました。 最後に、感光紙を用いて、1人1人がデザインしたしおりを制作。オリジナリティあふれるしおりが出来上がりました! 学校では多くの実験を行っていますが、 化学実験ではそのほとんどが試験管等を使った水溶液の実験。中学高校の実験からは、 日常生活で使われている多くの素材に今までの化学の研究が生かさ れていることを実感することができません。このような特別講座を通して、「 化学を学ぶことが暮らしを豊かにしている」 という感覚が少しでも養われたら嬉しいな、と思っています。 テレ朝NEWS 女子生徒に半導体“体験授業” 技術者不足の解消目指す テレ東BIZ 半導体人材が世界的不足 “理系女性”拡大へ出張授業 化学工業日報 レゾナック、女子中高生向け半導体実験教室を開催(会員限定記事) *本校理事の熊平美香さんから、「イラスト版システム思考 子どもの問題解決力が身につく24のワーク」をいただきました。図書室に入れましたので、お読みください。 *在校中も様々な社会課題解決のアクションを起こしていた卒業生が、日本代表団の一員として、国連女性の地位委員会に参加しました。その報告会のご案内です。 「ユースが拓く、ジェンダーの未来」 - CSW69報告会 - 1,国連女性の地位委員会(CSW69)」日本代表の大崎麻子さんより 日本代表団としての立場と役割日本の国際的な評価と抱える課題について 2, CSWに参加したユース6名の報告 【詳 細】:2025年8月7日(木)19:30〜21:00:オンライン(zoom):定員80名 ▼お申し込みはこちらからhttps://forms.gle/ gqhEtaRt1ijUSbjK7
SJ OPEN DAY(20250802)
昨年から本校で始めた、探究学習ほか生徒の様々な研究・アクションについて発表・共有する場です。 今年は北海道から鹿児島まで、6つの学校の生徒さんも参加してくださいました。 社会人の方も多く来場され、様々なご助言をいただきました。 ご来場くださった皆様、発表をしてくれた他校も含む生徒の皆さん、運営を手伝ってくれた生徒諸君、皆さんにとって実りの多い機会になっていたら嬉しく思います。 (終了後の懇親会の様子)
堂々と笑顔で(CLAIR.の活動)
本校で長く活動を続けている有志団体CLAIR.が、今回品川区の職員研修で生理に関する講師を務めると聞き、その現場を覗いてきました。 CLAIR.はこれまでにも、男子校や共学校、企業など様々な場所で講座を実施し、常に多くの生徒が積極的に活動に参加しています。研修ではまず講義で基礎知識を伝え、その後、ワークショップを適度に織り交ぜながら進められました。特に印象的だったのは、生徒たちが笑顔で物おじすることなく、参加された職員の方々の発表に具体例を加えたり、的確なコメントをしたりする姿です。その柔軟な対応力と自信あふれる姿勢は教員として誇らしく思いました。また熱心に耳を傾けてくださった職員の皆様にも、心から感謝いたします。ありがとうございました。
夏休みになっても
夏休みに入っても、いや夏休みに入ったからこそ生徒の活動が活発になる品川女子学院。生徒がいろいろな場所で話しをしています。 終業式直後の職員室前相談コーナー。あっという間にこうなりました。 夏休みに入るとミニ学校説明会が数回行われるのですが、それを手伝ってくれる生徒たちがカフェテリアで打合せをしているようです。 ここで何回かご紹介しているヨーロッパ研修の最終説明会では、生徒が保護者の方に出発にあたっての抱負を真剣にプレゼンテーションしています。
ミニ説明会(20250725)
昨日から実施しております。 通常より規模は縮小されていますが、受験生の方に直接学校を見ていただくにはいい機会だと思います。 昨日・本日とも、大勢の方がお越しくださいました。ありがとうございます。 私も毎回お話しさせていただいています。 夏休み中、まだ4日間(8回)機会がございますので、よろしければぜひお越しください。 (お申し込みは、こちらのリンクから。)
図書委員会広報班より
図書委員会広報班生徒による本の紹介です。 『お探し物は図書室まで』 青山美智子:著/ポプラ社(ポプラ文庫) したいことに追われる毎日、できないことに悩む毎日。この本は、そんな苦しい日々に、少しだけ活力をくれる連作の短編集です。 人生に悩む街の人々は街の小さな図書室を訪れます。少し無愛想な司書さんにレファレンスをしてもらって渡されたのは、ちょっと驚くセレクトの本と、可愛らしい付録。気まぐれに読んだり、ちょっと置いておいたり、そうこうしているうちに返却期限が近づきます。本を借りた人々は、どんな人生の選択をするのでしょうか。 読書感想文や何かで、「この本を読んで変わったこと」を書いたり、読んだ経験がある人は少なくないのではと思います。でも、読書はそんな風に重く考えなくていいのです。もちろん、この物語の彼らのように、少し心に残るものがあったら嬉しいですが。 2021年の本屋大賞二位に選ばれた本です。一話だけでも、ぜひ読んでみてください! 図書委員会広報班5年