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高等部校長

6月の受験生あるある国語編

本日は6年生の保護者会にご参加いただきありがとうございました。今日お話しさせていただいたことに1つ加えれば、受験勉強には必ず波があるということ。昨年も1年間通して満足な勉強ができた生徒は数えるほどでした。不調で勉強が続かないとき、その状況がまずいと一番わかっているのは本人です。何日か休んでいるとだんだん落ち着かなくなって、また勉強を始めるものです。勉強している友人の姿が、勉強再開の後押しになることも多いです。私は担任の時代「たまに休むのはいいけど、長くならないようにね」くらいのことしか言いませんでした。保護者の方は不安でしょうが、少し待っていただくのも一つの方法です。

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今週水曜日の総合学習の時間にC棟階段を上がっていくと、6年生フロアから楽しそうな声が。今日は何をやっているのかと文系教室を覗いてみると、何やら番組風の講座をしていました。題して6月の受験生あるある国語編。6D担任の塩崎が、受験生に扮した6E担任の本橋に、間違えた問題の復習法について対話形式で指導していくというもの。途中で生徒も加わり、受験生本橋さんの復習法に賛同したりコメントを言ったりしていました。そのやりとりがとても面白く、画面を共有しながら軽快なテンポで進んでいきます。受験勉強の合間に、楽しくためになる時間を過ごせたでしょう。こういうのを見ると、着付けなども含めてサービス精神旺盛な教員が多いなと改めて思います。

超オープンな放送ブース。それにしても喋りが流暢なこと。こういうのが好きなのだとの確信しました。

2021.6.12 [高等部校長]