PRODUCED BY 品川女子学院
生徒の活動

コロナ禍での「白ばら祭」

9月20日(日)・21日(月)、令和2年度の白ばら祭を実施しました。

多くの学校で文化祭が中止となる中、生徒と教員で密を防ぐ工夫を出し合い、時間限定で保護者にも来ていただき、無事実施することができました。

 

19日(土)の準備日には、在校時間に制限のある中等部生のために、舞台発表の生徒観覧時間を設けました。ダンス部やバトン部は、熱中症対策をとって、全員マスクをしての演技を行う工夫が見られる中、初めてステージ発表を真剣に見入っていた1年生の姿が印象的でした。

1日目では、起業体験を中心に見学しました。入場者数が1万人ある例年と違うことから、仕入れ数などに苦労が見られましたが、どのクラスも起業理念に則り、いつものように考えられた商品や体験が幾つも見られました。今年初めての企画として新設された、C棟のダンススタジオを使ってのCBLのポスターセッションは、どの発表も充実したものでした。課題解決に向けての資料活用も上手に行っており、今後の外部大会での活躍が期待されます。

1日目の後半から2日目にかけては、C棟を中心に見学しました。中等部の発表は毎年レベルが上がっており、起業体験に繋がる発表が多かったです。個々の説明に関しても、何も見ずにすべて案内してくれる素晴らしいプレゼンターがいて、将来に楽しみを感じました。

また、多くのクラブも頑張っていました。ECCでは、1年生から5年生までの英語によるプレゼンが行われ、自分を発信する力が徐々に備わっている姿が感じとれました。このような積み重ねが国際交流が再開された後、きっと活きてくると確信します。

「女川グルメデスマッチ」に私も出演したインターアクト部では、女川の鯨と牡蠣の缶詰を購入し、晩ご飯の際のおつまみとして、美味しく頂きました(最高でした!)。

体育館や講堂での吹奏楽部は、私の知っている懐かしいメロディーを奏でてくれ、心が和んだ次第です。それ以外にも多くのクラブ発表を見せて貰い、厳しい制約の中でもその成果を発信する姿に頼もしさを感じました。

今年の企画には健康志向の企画が多く、私も初めてマインドフルネス体験を行い、新しい万歩計アプリまで手にを入れました。パプリカも頑張って踊りました。しかしながら、C棟で行った体力測定が散々な結果だったので、これを機に、健康な身体作りを実践しようと思います。

「千祭一遇」をテーマに頑張った生徒の皆さん、それを支えた文化祭実行委員の皆さん、本当にお疲れ様でした!!

 追伸 綺麗な女性が描かれたTシャツが似合うか心配です。

2020.9.22 [生徒の活動]