PRODUCED BY 品川女子学院
高等部校長

賛同の重み

6年生の生徒が、半年以上にわたって生理の悩み事を解決するための活動を続けています。生理用品を忘れたり持ち運べないなどの問題に対処するため、校舎のトイレに自由に使える用品BOXを置く活動です。金曜日の朝まで、朝エントランス前で募金活動をしていますが、募金箱は結構重くなっていました。いろんな学年の生徒が賛同してくれているようです。

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中等部校長

途中経過(20211122k)

玄関前に何やら出現しました。 たぶんこれから・・・

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中等部校長

米国とのオンラインセッション(20211120k)

とあるご縁で、米国在住の日本出身のビジネスパーソン4名の方と、オンラインセッションを実施しました。 ナッシュビル・シアトル・サンフランシスコ・ホノルルと北品川を結んだディスカッションでした。 1年生から5年生までの希望者20名が参加した特別講座です。 それぞれ、日本に生まれながら海外に飛び出して活躍されている方で、お話が抜群に面白く、ディスカッションパートで司会の私が質問しすぎてしまい、生徒の皆さんの質疑応答パートが若干短くなってしまいました。すみません。 米国時間では、一番東のナッシュビルは金曜日の深夜でした。長時間お付き合いいただき、感謝しております。 来週は別メンバーでもう1回実施されます。  

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白ばら日記

4年生総合学習(講演会)・お知らせ・美術部・フラワーアレンジ部

先日、4年の総合学習で、元ジャパン・タイムズ執行役員の大門小百合さんの講演と私からのインタビューを行いました。大門さんは女性で日本の新聞社初の役員になった方で、今はフリーのジャーナリストとして活躍しています。先日もNHKのクローズアップ現代でコメントをなさっていました。 今は、国際的に活躍し、英語で仕事をなさっている大門さんですが、英語の勉強は中学1年生から。高校での留学を機に英語の面白さを知り上智大学に進学、本校の修学旅行先でもあるオークランド大学に留学、その後、ハーバード大学でも研究をされました。 キャリアの話には、パートナーと協力しながら仕事と家庭を両立していくことになる生徒の将来にとって参考になることが多くありました。ハーバードに行くときは、ご主人がフリーになって同伴し、配偶者パスで一緒に勉強をなさったこと、育休中にはご主人がイスラム圏で研究をすることになり、そこにお子さんと一緒について行き、勉強を続けたことなど。 震災など大きな社会的な出来事があるとき、子育てとの両立は本当に大変で、そんな中で、ママ友など周りの人に助けられたそうです。できないことは抱え込まずに人に頼むこと、できないかもと思っても思い切ってやってみること。「やらない後悔よりやった後悔」という言葉はいつも私が生徒に言っていることだったので大いに共感しました。 女性だからこその苦労もありますが、女性だからこそできることもあります。国会担当の時、まわりがほとんどが男性で、当時たばこの煙がすごかったそうです。妊娠していた後輩がその中で仕事をしていることを見かねて、提案し、喫煙を制限することができたそうです。 今日、話を聞いた生徒たちも、いつか社会によりよい変化を起こす人になってくれたらうれしいです。 ジャパン・タイムズは、日本最古の英字新聞で、学ぶことが多くあります。(本校も取材され英字記事になりました。)しばしば大学入試問題で引用されるので、英語の勉強にもなりますよ。 大門さんが書かれている記事を入学式で紹介し、ブログにもリンクしたことがあります。その記事を元に、「品川ファミリー」に寄せた言葉を抜粋してご紹介します。 アメリカ史上初の女性議員、ランキンが真珠湾攻撃後の開戦決議のとき残した言葉があります。 “As a woman I can’t go to war, and I refuse to send anyone else.” 戦争賛成が388、反対は1、それが彼女でした。本校の校歌の作詞者、与謝野晶子の「君しにたもうことなかれ」が頭に浮かびます。そして、意志決定の場にダイバーシティーが欠けることの恐ろしさを感じます。 今年一月時点のアメリカ両院女性議員数は27%となり、一方、日本の衆議院女性比率は9.9%。女性が初めて当選した1946年の衆議院選の8.4%から80年近くたった今もほとんど増えていないのです。政治分野のジェンダーギャップ指数で日本は156カ国中147位、私たちの学校は、女性に参政権のない時代に創立されましたが、まだまだ女子に特化した教育を行う必要性は大きいと言わざるを得ません。 創立者は繰り返し、「感恩報謝、自分に何かできるチャンスが巡ってきたら逃げずに受けて必ず社会 へお返ししなさい」と言っていました。生徒達が社会問題を自分事として考え、解決の一歩を踏み出す、そんな人に育ってくれることを願います。   ◆お知らせ *SBIP中高生探求コンテスト 全国の中高生が取り組んだ探究内容について応募し、書類審査・動画審査を経て選ばれた10組がプレゼンテーションをする場になります。グランプリ・準グランプリを決定します。本校が会場なので積極的に参加を!ポスターが職員室手前の廊下に貼ってあります。 日時:2月19日(土)14時ー18時 場所:品川女子学院(北品川駅から徒歩2分) ※新型コロナウイルスの感染状況によってオンライン開催に変更する可能性があり。 ◆部活発表のお知らせ *美術部【私立中学高等学校生徒写真・美術展】■期日 11月18日(木)~11月23日(火・祝)9:30~17:30(入場は17:00まで) ※最終日入場は11:30まで■会場 上野 東京都美術館 ロビー階第1展示室 入場無料・予約不要 *フラワーアレンジメント3年生の部員が いけばな大賞2021 学生部門(中学生)に出展します。■展覧日11/22(月) 10:30〜19:0011/23(火) 10:30〜15:00■場所北千住 THEATRE1010 アトリエ(北千住駅西口丸井/10F)

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図書室日記

図書委員会広報班より

図書委員広報班1年生の本の紹介です。11月の2人目です。   私が紹介したい本は『強制終了、いつか再起動』吉野万理子:著/講談社 という本です。 この本はざっくり言うと麻薬の物語です。あらすじは地方から東京の学校に転校した隆秋は学校の授業の進度に追いつけず、運動神経も悪い自分が周りから浮いていると自覚している。そんな隆秋は家庭教師の大学生の安岡を「教え方がうまい」と慕うようになった。その安岡の自宅に遊びに行くことになった隆秋は安岡の部屋でガラスのパイプと苔色の何かを見つける。安岡に勧められるまま隆秋は大麻を吸った。 薬物の魅力に吸い寄られていく隆秋。その変化に気づいたのはとにかくチャンネル登録者数を増やしたいYouTuberの伊佐木周伍、そして動画作成を手伝うことになった麻矢夕都希の、クラスが同じ2人だった。 私は麻薬の物語は今までほとんど読んだことがなかったので、この本を呼んで麻薬の怖さを改めて知りました。麻薬をちょっと吸っただけでも人生が壊れる可能性があるというのを肝に銘じておきたいです。題名と表紙を見て「なんだか面白そうだな」と思って選んだだけの本ですが、読み進めていくとどんどん本の世界に入っていってハッと気づいたら半分ほど読んでしまっていました。是非読んでみてください! 『強制終了、いつか再起動』吉野万理子:著/講談社 図書委員会広報班1年

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中等部校長

品川区議会議員の皆様と(20211119k)

今日は、毎年恒例の品川区議会議員の皆様との意見交換会がありました。 中学1年生の希望者対象です。 最初に始まった6年前に、私はちょうど中学1年生の学年主任でした。ずっと続けていただいて、嬉しく思っています。 こういう地道な活動をなさっている地方議員の皆様によって、私たちの生活の大きな部分が支えられているということを、実感する機会になればと思います。

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中等部校長

久しぶりのスピーチ(20211118k)

学校説明会が、入試の話に重点を置いた入試説明会になってから、私はスピーチ担当を外れていました。 今日は、いつもスピーチをしている理事長が不在であったため、代わりに私がお話ししました。 理事長とはキャラが違いますので(笑)、普段接している生徒の様子を中心に、現場でのお話をいたしました。 どういう学校かを、生徒の様子に語ってもらうのが一番よいのではと思ってのことです。 ピンチヒッターが務まりましたでしょうか。

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高等部校長

Love My Team

先日のオープンキャンパスにご参加いただいた方のアンケートを読ませてもらっています。中にこんな嬉しいコメントがありました。「昨日いただいたスカートと同じ柄の髪飾りを早速今日つけて修学旅行に行きました。受験の時もお守りとして持って行こうと思います。」 休憩室で配られていたおみやげの1つですが、PTAに作っていただいたもので数量限定。残念ながらオープンキャンパスのお手伝い生徒ももらえません。配る合間に、ときどき「いいなあ」とつぶやいている生徒もいました。 「愛校心ある生徒さんが多く、生き生きしているのがよかった。」もちろん全ての生徒が同じではないと思います。学校には良いところも悪いところもあります。ただ、それを全部含めて愛着を持ってもらえる学校であればと思います。 先日の大河ドラマで、第一国立銀行や清水組の話しが出てきましたので、本校の新校舎を作っていただいている清水建設の方にそのお話しをしたら、すかさず写真の手帳を取り出されて、この社是は渋沢さんの本からいただいたのですよ、と歴史を熱く語られていました。自らの会社に愛着を持っていられる方に校舎を作ってもらえるのは、いいことだなと思いました。

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中等部校長

企業コラボ(20211117k)

中学3年生で実施されていた企業コラボレーション授業は、今年から起業体験に吸収され発展的に解消した、と学校説明会ではお話ししています。 が、今日は、中学2年生で、安藤パラケミー株式会社さんとの共同授業が実施されました。 期間から言っても規模から言っても、企業コラボレーションそのままではないのですが、これまで行ってきた企業コラボ授業のエッセンスを取り入れつつ、デザイン思考の授業の発展編として行われるものです。 デザイン思考も、ただ知識を得ることで完結するものではありませんから、実践が必要ですし、その時に学校外の方と「組める」ことで、実践の場としての価値が高まります。 たまたま安藤パラケミーさんから共同授業開催のありがたいお話をいただき、そうなると、いただいた話はすぐに形にしてしまうのがこの学校の特色です。 きちんとゴールを設定していますので、どんな成果が出るか楽しみです。

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