3学期始業式(20240109)
始業式後、クッキング部対象の特別講座を見学しました。 講師は、これまでも何度もお世話になっているフランス在住の松嶋啓介シェフ。 題材は、いわゆる筑前煮。 なぜフレンチのシェフが筑前煮を作るのか、料理と調理の違い、人間の身体の作りとの関連など、さまざまなお話を伺いました。 そして、終了後はシェフのおつくりになったものと生徒のつくったものとの食べ比べ。 すみません、見ていただけなのに、まさに美味しい思いをさせていただきました。 いい年明けです(笑)
二十歳の集い・3学期始業式・お知らせ
今日から3学期です。 始業式では、本校の創立の元ともなった関東大震災時の活動を振り返り、能登半島地震について、私たちの役割について考えるお話をしました。 昨日は、品川区の二十歳の集いに出席しました。 吹奏楽部がパフォーマンスをしました。 会場がきゅりあんに戻ったので、舞台が広々しています。 壇上には、本校フラワーアレンジ部のお花が2カ所。 午後は、20歳になった卒業生が晴れ着姿で続々と集まってきます。母校での20歳を祝う会です。 ここまで育てたご家族にとっても、特別な一日になったことと思います。 着物の柄には様々な意味が込められています。私は蝶柄でした。蝶は卵、幼虫、さなぎから美しい成虫になり、また、高く飛び立っていくことから社会での活躍の象徴とされてきたそうです。 進学、結婚、就職、出産・・・様々なライフイベントを迎えるその折々に蝶の力をという親の気持ちが込められていたのでしょう。 当時はそんなことには全く気づかずなかった自戒の念を込めて「この日にお礼の一言を」と伝えました。 薔薇柄の着物の子も、何人かいました。 着物の授業を経験している子達だからか、母、祖母など家族の大切な着物を引き継いで着ている子もいました。 今は職人さんが減ってきて技術の継承が難しくなり、手に入らないようなものもあるので、さらに自分の子どもの世代へとつないでいってほしいものです。 2学期終業式と3学期始業式の表彰です。 *2学期始業式 <高等部> ◆ECC 部第 3 回高校生英語ディベート南関東ブロック(広域)大会Excellent Debater Prize ◆弓道部全日本弓道連盟昇段審査初段 ◆書道部日本武道館主催高円宮杯 大会奨励賞 岐阜女子大学主催全国書道展 準大賞、優秀賞 東京都高等学校文化連盟書道展 奨励賞 ◆作画部日本骨髄バンクより日頃の活動に対する感謝状 <中等部> ◆ECC部第13回全国中学生英語ディベート大会6位 ◆書道部日本武道館主催高円宮杯大会奨励賞 岐阜女子大学主催全国書道展優秀賞 ◆ダンス部第11回全日本小中学生ダンスコンクール全国大会金賞 ◆作画部日本骨髄バンクより日頃の活動に対する感謝状 *3学期始業式 <高等部・表彰>◆ECC 部第 26 回東京都高校生英語ディベートコンテスト2nd Best Debater Prize ◆軽音楽部パワードリームミュージックフェスタ 2023夢さんばし大賞夢さんばし準大賞 ◆バレーボール部第 47 回第 7 支部高校女子バレーボール大会優秀選手賞 ◆演劇部東京私立中学高等学校演劇発表会優秀賞 ◆CBL学校代表 <中等部・表彰> ◆演劇部東京私立中学高等学校演劇発表会優秀賞 *私の所属している会議エンジン01で、1月26日(金)~28日(日)まで、市原で様々なパネルディスカッションを行います。私は以下に参加します。 1月27日(土)1時限 10:00~11:15 「女性リーダーの増やし方」三浦瑠麗様、岸本周平様、下村満子様3時限 14:30~15:30 中高生のきみたちへ「エンジンハローワークin市原」教師枠でお話をさせていただきます。4時限 16:15~17:30 「教育業界にも闇がある!?」 寺脇研様、福井康之様、ヨーコゼッターランド様、和田秀樹様 詳細、申し込みは以下です。「エンジン01in市原」公式HP https://enjin01-ichihara.jp/
今年も2つの祝う会
毎年成人の日には2つの祝う会に出席しています。品川区主催の「二十歳を祝う会」と本校主催の「祝う会」です。写真を2枚ほどご紹介します。 品川区の方は、実行委員の方々の挨拶や来賓の祝辞が終わった後に、本校吹奏楽部が演奏を行います。これがはじまると、例年場の雰囲気が一変。もちろん主役は二十歳の方々ですが、演奏中は完全に会場を支配してしまいます。手前に飾ってあるのは、本校フラワーアレンジメントクラブの作品。これも例年会場を華やかに盛り上げてくれています。 こちらは本校の「祝う会」。今年も約8割の卒業生が集ってくれました。卒業時の担任も勢揃いし、楽しい内輪受けで盛り上がっていました。いい時間です。これはクラス写真の撮影風景ですが、理事長は卒業生の振り袖の見え方が気になるようで、最前列の卒業生一人一人に声を掛けて直していました。完全に母です。
年内最終日(20231228)
冬休み中の説明会が全て終了しました。 冬期講習・クラブ活動・合唱祭の練習など、年内の生徒の活動も今日が最終日でした。 工事現場は、今日からお休みです。 防音壁の上にまで鉄筋が伸びてきました。大型クレーンも搬入されました。 来年の今ごろは、建物の外郭はほぼ出来上がっているはずです。 さまざまに発展する1年にしたいものです。 みなさま、よいお年を!
図書委員の選書会
連日寒いですね。 終業式の後に、図書委員会の有志を連れて、芳林堂書店高田馬場店へ図書室の蔵書にする本の選書会に行ってまいりました。 芳林堂書店は、毎週図書室に雑誌や本を届けてくださっている本屋さんです。 荷物を置かせてもらってから、身軽になって選書へGO! 生徒達は、本の園に解き放たれて楽しそうに書籍を選んでいました。 作家さんのサイン本がたくさんあり、かなり展示に工夫をしている素敵な空間です。 書店内には、絶版になっていた本を長い交渉の末、限定再版した本もあり書店の力を感じます。 生徒達は時間を忘れて、あちらこちらに移動しています。 私たち司書も選書に参加したところ、図書室に入れたい本が多いこと多いこと。 実際に手に取って中身を確認してから選書できるありがたさを感じる、収穫の多い選書会でした。 芳林堂書店の書店員の方々、どうもありがとうございました。 図書室 名小路
入試説明会2×3(20231226)
今日から3日連続でダブルヘッダーのミニ入試説明会です。 校舎改築中のため大人数に入っていただける会場が用意できないため、回数を増やしております。 各種学校説明資料に加え、実物の入試問題(もちろん昨年のもの)をお渡ししています。 私も毎回お話しさせていただいております!
終業式(20231222)
校長になった当初から、私よりも生徒の話を聞いてほしいと思って、式のときの表彰生徒には私から簡単なインタビューをしてコメントをもらうようにしています。 仕込みは一切ありません。いわゆる「さら問い」もします。 でも、品女生のコメント力にはいつも感心させられます。 授業はほとんど持たなくなった私にとって、楽しい時間です。 (賞状を渡したあと、全体の方を向いて話してもらっています)
2学期最終日
今日は2学期の終業式と6年生の激励会を行いました。今学期も生徒がさまざまな活動や大会で活躍してくれましたので、終業式で表彰しました。ディベートの大会で優秀な成績に収めた生徒に感想を聞いたのですが、返ってくるのは顧問の労う言葉ばかり。クラブがうまく回っていることが感じ取れました。その後は少し昔のAC(公共広告機構)の広告を流し、公共マナーについて考えてもらいました。ACのメッセージはストレートなものが多く、歴代の広告を見ると、各時代に社会がどのような問題を抱えていたかがよくわかります。今回は現代にも繋がるメッセージを紹介させてもらいました。 激励会では、理事長がいつもとは違い少し砕けた感じの話しをして激励、その後は私から大学生活の話しをさせてもらいました。入試の緊張感の中で日々過ごしている6年生に、少しでもリラックスした時間を提供できていたならば幸いです。 また2日前には、4年ほど中断していた芳葉会(本校同窓会の呼称)主催のクリスマスパーティーが行われました。卒業生約100名と教員20名弱が品川駅近くの会場(スペイン料理のレストラン)に集まり、昔話に花を咲かせました。クリスマスらしい華やかな服装の卒業生もいれば、在学中そのままの雰囲気の者もいます。最初は仲間内で落ち着いて話しをしていましたが、豪華景品のゲームが始まる頃から賑やかになり、品女生は卒業しても品女生だなと再認識しました。こんなことができるのも都会の私立の学校ならではだと思います。今は大変な6年生とも、来年はこのイベントで会えるのを楽しみにしています。 このブログは3学期始業式から再開予定です。
2年生 日本文化の取り組み
秋も深まり、急に冷え込んできました。 遠州流のお家元が「秋は月が綺麗だと誰かが教えてあげないと子どもはそれに気づかない」とお話になっていたことを思い出します。 寒いのはつらいですが、それも含めて季節の移り変わりを慈しむ心も生徒達に伝えたいです。 今日は、そんな思いを込めた日本文化を伝える取り組みをご紹介します。 総合学習日に、観世流シテ方能楽師鈴木啓吾先生による能楽鑑賞教室が行われました。 前半は、解説、狂言「柿山伏」、狂言体験ワークショップを行っていただき、後半は楽器解説と半能「敦盛」を披露していただきました。 「鎌倉」での散策も毎年行っています。学年主任の直井より以下報告です。 この日までに班ごとに、・企画のテーマを決める(事後に「旅行プラン」チラシを提出)・行動計画を立てるを実施しました。 さて、計画通りに行動できたでしょうか。はじめて計画を立てて自分たちで行動した経験が、今後の宿泊行事、修学旅行につながることを期待しています。 *見回り中に会った班は、とにかく楽しそうでした。 2年生では、茶道の授業も行います。こちらも直井から。 1回目 ・茶道の歴史について・礼・歩き方・座り方、立ち歩き方 を学び、実践しました。 2回目 実際にお茶をたて、お菓子もいただきながら作法を学びます まずはお菓子について、お話を聞きます。そのあとは、床の間の拝見、お茶、お菓子、お手伝いを実践です 3回目 試験期間がありましたので、久しぶりの茶道の授業です。 毎回お菓子がグレードアップ 留学生も一緒に 4回目 最後の授業です。お菓子が毎回グレードアップしていき、最終日は薔薇の練り切りです。 お茶の点て方も様になってきました 最終日は薔薇をモチーフにした練り切りです 和服の文化の授業も行います。 一反の生地の長さを実感。 教員がモデルで、和傘の紹介 生徒はこんな感想を。 ・ 着物は着物としてだけで終わりでなく別の姿でうまれ変わって使う ことができると知り、ますます着物を着てみたくなりました。 ・ 昔からのものがSDGsに役立っていることを知り感動しました。 ・心の余白をつくるために着物をまとうということが心に響いて、 とても素敵な方法だと思いました。 ・海外に行ったときに英語がうまくしゃべれなくても、 自分の国の文化を伝えられるので、 ぜひ着物を自分で着付けられるようになりたいと思いました。 日本文化の授業は、『女の子が幸せになる授業』にまとめています。 *夏には特別講座で、今回は1年生の教科イチ押し見学会でお世話になったWHAT MUSEUMさまより、招待券をいただきました。保護者面談日に玄関に置いておきますので、ぜひお持ちの上、お立ち寄りください(中高生はもともと無料です)。学校から徒歩20分くらいです。 WHAT MUSEUM感覚する構造 - 力の流れをデザインする建築構造の世界 - / TAKEUCHI COLLECTION「心のレンズ」展https://what.warehouseofart.org/