PRODUCED BY 品川女子学院
白ばら日記

オープンキャンパス、お知らせ

「PRESIDENT 2025.7.18号」の連載「人間邂逅」にて、 丸井グループ社長・青井浩様との記事が掲載されました。 マルイはイントレプレナー財団を作り、組織内で新規事業を立ち上げるなど変化を起こせる人材を育てるプロジェクトをスタートしています。 その方向性が本校の教育方針とぴったりなので話が盛り上がりました。 今、書店に並んでいます。 6月21日(土)の午後に、本校の受験を検討している方に向けたオープンキャンパスを実施しました。今年は新校舎での初めての開催となり、講堂も使用して舞台発表企画も人数制限なくご覧いただくことができました。 今回は小学3〜6年生のご家庭を対象に、事前予約で1000組、当日は約800組をお迎えしました。さらに、1年生も90名ほどが受付や誘導、相談コーナーなど運営面で活躍してくれました。先輩たちと一緒に来場者をお迎えする中で、「次は自分も先輩として」と思ってくれたのではないでしょうか。参加した在校生の多くは、手を挙げてくれた生徒たちです。「小学生の時にオープンキャンパスで先輩と話して楽しかったから、今度は自分がその立場になりたい」と話す子もたくさんいました。また、次年度に向けてクラブ活動の勧誘の場にもなっているようです。 天気にも恵まれ、屋上が会場のテニス部や弓道部は暑さ対策をおこないながら、学校紹介ができたかと思います。部活動の発表や体験、生徒のプレゼンテーションを通して、本校の雰囲気を感じていただけていたら幸いです。 次に小学生が参加できる大きなイベントは、9月20日(土)・21日(日)の文化祭です。より多くの生徒が活躍する姿をご覧いただける機会ですので、ぜひお越しください。 7月13日「第30回 国際女性ビジネス会議」のパネルディスカッションに登壇することになりました。(参加費が高額なので、今、女性活躍に関してどんな話題が注目されているのかのご参考まで。プログラムが以下) https://www.women.co.jp/conf30th/program/index_j.html

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地域との交流・お知らせ

本校は社会とつながる活動を大切にし、それぞれの学年や有志グループが活動しています。品川の地で100年の学校でもあるので、地域との交流も大切にしています。 担当の河合から報告です。  防災に関する品川区の森澤区長とのタウンミーティングに防災有志 の生徒数名が参加して参りました。 「品川区での共助の課題について考える」というテーマで, 行政の担当者,地域住民,立正大学, 近隣他校の方々とディスカッションをし, 最後には生徒たちからお願いをして, 森澤区長と集合写真を撮っていただきました。 引き続き,行政とのつながりも大切にしていきます。 12月3日には、品川区主催の産学官連携フォーラムに学生団体「Like me」と「charme」が招待され、各団体の取り組みについて発表の機会をいただきました。 担当の塩崎より報告がありましたので、PDFを添付します。 産学官連携フォーラム「「ともに創る 自分らしくミライを実現する都市」~世代をこえたリーダーたちと考える未来都市しながわ~」参加報告.pdf (3.92MB) 北品川ゆうゆうプラザでネイルサロンレクを行った班が、第2回のイベントを実施しましたので、 ご報告させていただきます。(1回目のイベントの様子はこちら) 今回は北品川ゆうゆうプラザの利用者のみなさまを品女にお呼びし て、班員だけでなく品女生からも希望者を集め、 合計23名でガトーショコラ作りを行いました。 そのときの様子をゆうゆうプラザのブログにてご紹介いただいてお ります。中高生とLet's cooking ケーキをつくりながらクリスマスパーティー♪♪ 参加された皆様からは、ケーキ作りというより、 普段かかわることのない世代同士での交流がなにより楽しかった、 とお声をいただきました。 CBLとしての活動は今回で終了となりますが、 このご縁を繋いでいけるよう、形を変えて定期的にイベントを開催していきたいと考えております 。 *今年度、登壇した会議の様子がHPで公開されましたので紹介します。 あすか会議2024 「アントレプレナーを生み出す教育~これからの時代の人材育成の手法を考える~」漆紫穂子×水野雄介×山口文洋×鈴木寛 【知見録記事URL】https://globis.jp/article/tuno 2ju4_k/ 【Youtube】https://youtu.be/aTj4fZ7hpVo *日経XWomanにて、シフターフッドについて取材された記事が掲載されました。有料記事ですが紹介します。 ゆで卵1200円に驚愕… 品川女子理事長が日本に必要と痛感したもの

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作画部×骨髄バンク・イトーヨーカドー様との取り組み

明日は卒業式です。国道沿いの新校舎の講堂で行う初の行事となりました。実はまだ引っ越し前なのですが、6年生はコロナ禍で学校行事に影響が出て、また改築工事で部活などにも制限のある学校生活でしたので、何とか、間に合わせられないかと工夫して、この日を迎えることができました。 さて、少し前のものも含めて、報告をもらったり書き留めたりしていた記事を更新していきます。 作画部×骨髄バンク 顧問より報告です。 作画部は普段、 好きなイラストを描いてまったりと活動をしていますが、「 イラストの力で社会貢献」 を合言葉に社会貢献活動にもチャレンジしています。そのような活動の1つが公益財団法人日本骨髄バンクさまの支援活動で、代々、継続しています。今年度は骨髄バンクさまの活動を普及啓発するポスターの作成と展 示、オリジナルグッズを作成して文化祭で販売しその利益を寄付。 また、品川駅前で街頭募金を行いました。 先日、今年度の寄付金を持って事務局へ伺い、寄付金の贈呈、 今年度の活動報告、今後の活動予定をお話しし、 意見交換も行いました。 最後に日ごろの活動に対して骨髄バンク理事長より感謝状をいただき、部員一同感激しました。また、 日頃の活動の様子と事務局訪問の様子を骨髄バンクさまのMONT HLY JMDPや公式Xなどで紹介してくださいました。 来年も新たな企画で骨髄バンクさまの活動を支援しようと、 準備を始めました。 広く皆さまに骨髄バンクさまの活動を知っていただくため、 部員たちは頑張っています。現在は「# オレンジ30000チャレンジ」を支援しています。       公式Xhttps://x.com/jmdp1789/status/ 1868930471734001729?s=12https://x.com/jmdp1789/status/ 1896821991233204240?s=46https://x.com/jmdp1789/status/ 1897120768552763887?s=46https://x.com/jmdp1789/status/ 1899701943779664045?s=46https://x.com/jmdp1789/status/1903038536431042707?s=46 公式Instagramhttps://www.instagram.com/p/ DCOWohBzc_a/?igsh= MzRlODBiNWFlZA== MONTHLY JMDP.pdf (718.98KB) イトーヨーカ堂×総合学習 家庭科の山下からの報告です。 今年度は株式会社イトーヨーカ堂様にご協力いただき、様々な取り組みをさせていただきました。8月に開催しましたSJ OPEN DAYにお越しいただいたことがきっかけとなり、店舗や会社内の様々な部署の方のご協力のもと、生徒たちだけでは実現できないような取り組みをすることが出来ました。食品ロス削減に向けた取り組みと、お米の消費推進のための取り組みを実施しましたので、ご紹介いたします。 1.イトーヨーカドー様店舗において、てまえどりを推進するためのPOPを掲示 10月末よりイトーヨーカドー様の全店舗で設置するPOPとして、本校生徒が作成した「てまえどり」POPが採用されました。フードロスに取り組んでいる1年E組と、CBL4B7班(※)が、目につきやすいデザインを考え、環境月間の時期に合わせて掲示していただきました。(※)CBLは4年生が家庭基礎で取り組んでいる、グループで行う8ヶ月間のプログラムです。 2.イトーヨーカドー大井町店様にて、お米の購入を推進するためのPOPを掲示 CBL4B6班では「日本人のお米離れの解消」を目指しており、大井町店様のご協力のもと、お米売り場の一部を考え、実際にPOPやのぼりを設置させていただきました。設置にあたり、商品部の方経由で農家様の声を拾っていただき、自分たちが実際に食べて感じたお米の魅力も盛り込みながらPOPを作成しました。10月末から1週間設置し、その前後で購入数量や売り上げの比較も行いました。(売り上げはアピールした2つの銘柄で、約30%〜40%の※売り上げ増となりました。)※イトーヨーカドー大井町店、2024年10/21~27とPOP設置後10/28~11/3の売上比較  お米と合わせて販売する商品など、売り場自体の提案をさせていただき、大変貴重な機会となりました。 3.イトーヨーカドー大井町店様にて、てまえどりを推進するためのPOPと音声の設置 CBL4B7班では、校内にあるヤマザキショップにおける食品ロスに注目していましたが、イトーヨーカ堂様とつながり、実際の店舗で食品ロスを防ぐためのチャレンジをさせていただきました。大井町店様のご協力のもと、特に廃棄につながりやすい牛乳・パン売り場に「てまえどり」推進のPOPと、音声(よびこみくん)を設置しました。期間中は毎日店舗に通い、手前どりがされているか目視で確認を行いました。前日分の在庫が翌日には捌けており、音声での声かけも好評だったそうです。店舗に設置されると感動や喜びもひとしおで、家族や周りの反響も大きかったようです。 イトーヨーカ堂の皆さま、お忙しい中貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました!

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お雛様・女性の健康問題

寒波から一転、春を感じる暖かさが続いていますね。 今年も、校内に卒業記念品で寄贈してもらったおひな様を飾っています。   *女性の健康問題についての取り組みを紹介します。私も応援しています。 女性のための新しい医療メディア|女性が納得して医療を選べる未来へ 私自身、学生の時は月経困難で、激痛のため試験会場で倒れたこともありました。当時は治療用の低用量ピルが普及していなかったので、部活の試合や入試など大事な日が生理にぶつからないようにと祈るような気持ちでした。 40代後半から心身の不調があり、ハートセンターや心療内科など何件もの病院に行き、専門病院で更年期とわかるまで数年を費やしました。体の不調は不安になり、気持ちのコントロールができないことに、経営者として失格なのではと引退も考えました。 数年前、乳がんの手術をしたあと、母が卵巣がんで早逝していたこともあり、検査をしたら遺伝性とわかり、子宮と卵巣も予防切除しました。 女性の体に起こることは発言をタブー視されますが、事前に正しい情報を得ていれば無用な不安になることも、病気を防げることもあります。私のような体験を生徒たちにはさせたくないので、中学生から婦人科のかかりつけ医を持つことを著書などでもすすめています。また、PTAの会合の折などに、生徒の親御さんにこうした話をシェアすると、実は自分もという人が予想以上に多いことにも驚きます。 これは、女性の問題でなく、社会の損失なので、女子教育の現場からも協力していきたいです。 生徒たちが、生理の授業を他校でも行っていることはとても意義のあることと思っています。 *以前も紹介した生理の授業の取り組みです。 *2/20のブログでもご案内しましたが、この度、Gakkenから本にまとまりました。全国の図書館などに置かれ、この取り組みが広がっていくことを願っています。

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特別講座「弁護士という生き方」の報告とお知らせ 

寒い日が続いています。 中学2年生のいけばなの授業で先生が活けてくださいました。事務所前に飾らせていただきました。 先日行われた特別講座について、担当の窪田より報告です。 3名の女性弁護士をお迎えし、特別講座を開催しました。講師をしていただいたのは、菊間千乃さん、大門あゆみさん、岩永亜智加さんです。皆さんは同期で親しくされており、さまざまな学校を訪問し、特に女性弁護士を増やすための活動をされています。 最初に、ご自身の紹介と弁護士という資格についての説明がありました。3名それぞれ異なる経歴をお持ちで、大学の法学部や法科大学院を経て司法試験を受験した方、他の職業から転職した方、日本と米国でそれぞれ資格を取得した方など、多様なキャリアパスが紹介されました。日本における女性初の弁護士の一人には、昨年9月まで放送されていたNHKの朝ドラのヒロインのモデルにもなった三淵嘉子さんがいます。しかし、90年ほど経った現在でも、女性弁護士の割合は全体の2割に達していません。社会には半数以上の女性がいるにもかかわらず、日本全国の裁判所支部のうち、女性裁判官が一人もいない場所が57か所もあるという現状が共有されました。 次に、弁護士になるための方法について説明がありました。法曹の資格を取得する(司法試験を受験する)ルートはいくつかあります。一般的に知られているのは、法学部や法科大学院を経て司法試験を受験するルートですが、近年、高校生の合格者が出たことで、予備試験ルートも認知されるようになりました。 講座の中盤では、1~6年生を縦割りの9班に分け、さらに3班ずつ原告・被告・裁判官の役割を割り当て、民事の模擬裁判を行いました。扱った事件は、実際の裁判をもとにした、トランスジェンダーの方が職場でトイレを使用する際の問題についての訴えでした。自分の立場が指定され、その条件のもとで主張を行い、相手の意見を聞いて反論し、両者の言い分を踏まえて裁判官が判断を下すという形式で進められました。一見ディベートのように見えますが、法を用いてその場の条件に当てはめながら、特に原告と被告のそれぞれのクライアントに有利なように議論を展開する点が、ディベートとは異なる難しさだったようです。ワークの最後には、各班の代表者が話し合った内容とまとまった主張を発表しました。 その後、講義と質疑応答が行われ、弁護士を目指すために中高生のうちにやっておくと良いことについて、以下の点が挙げられました。 ・論理的思考力を鍛えること ・新聞やニュースの真偽や背景を常に考えること ・世界の出来事の中で、自分の関心領域を見つけること  ・身近なルールの目的や理由に関心を持つことこうしたことを意識して生活することで、法に携わる姿勢が養われるとのことでした。 充実した内容の特別講座となり、参加した生徒たちは、弁護士の方々から直接話を聞けたこと、ストレートではないキャリアルートの知識を得られたこと、理系でも弁護士を目指せると確認できたこと、さらに模擬裁判を通じて考える難しさと楽しさを実感できたことなど、多くの学びがあったようです。終了後のアンケートにも、多くの意見が寄せられました。 また、終了後には6年生の参加者が熱心に個別質問をしていました。実際に大学に進学し、法を学び、法曹を目指しているからこそ、6年生のこの時期に参加した意義が大きかったのではないかと思います。 この特別講座は、どの学年・どの立場の生徒にも響く内容だったと思います。本校からも、そして日本全国の弁護士やその他の法曹関係者に女性が増えることを願っています。3名の弁護士の先生方、お忙しい中、本当にありがとうございました! 女子中高生が教える 男子にも知ってほしい生理の話 本校の有志生徒団体「CLAIR.」の活動が、Gakkenさんから書籍化されました。各地の学校や図書館等に配架されるそうです。  パソナグループより、国際女性デーに合わせて行っているイベ ントをご案内 がありましたので、共有します。 わたしたちの未来を考える~新しい自分のはじまり~ 2025年2月28日(金)、3月1日(土) 詳細はチラシ・HPをご確認ください。

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AIと教育・表彰・1年生クルックフィールズ報告・お知らせ

2025年がスタートしました。 今年は創立100年、長くかかった新校舎も完成します。 これまで本校が積み重ねてきた社会との絆をさらに深め、広げ、日本の潜在力ともいえる女性の力を発揮させるプラットフォームにしていきたいと思っています。 品川ファミリーの皆様のご協力をよろしくお願いします。 さて、先月の終業式ではAIシホコを披露しました。今、シェイクスピアの特別講座を実施してくださっている演出家の木村龍之介さんが、お土産に?作ってきてくださったもので、相談するとネット上にある私の情報を集めて私の声で私のいいそうなことを答えるというものです。初めて見たときはびっくりしましたが、その後も生成AIは日進月歩で、実はこの前日、徳島の神山高専に行っていたのですが、そこの生徒さんにこの話をしたら、「それはすでに古いです。明日、オープンAIの最新版が発表されますよ」と言われてしまいました。 これを使いこなせるかどうかで、勉強や仕事の効率に大きな差が出ることを痛感しています。 知人の新聞編集者が「自分の仕事はなくなるかもしれない」といっていましたが、先日、あるインタビューの原稿チェックで「これはかなり上書きしないと・・・」という案が挙がってきたので、試しにAIに入れて、漆 紫穂子風に○○字でまとめてというような指示をしたら、その精度の高さに驚きました。 英会話もチャット機能を使えば、わからない単語は日本語を混ぜて話しても答えてくれて、どの分野の話でも対応できる、まるで博識なバイリンガルと話しているようです。 テクノロジーの大きな進化が起きるとき、教育界では必ず「使わせない・使える範囲を限定する」という意見が出ます。16年前、子供とインターネットについての法案を検討する委員会にいたことがあるのですが、そこでも、そちらに傾く意見が多かったと記憶しています。もちろん安全管理は大切です。でも、全国津々浦々にギガスクールがいきわたりつつある今から振り返ってみるとどうでしょう? 今、若年層のSNS禁止という国もあるなど、テクノロジーの活用については議論は分かれるところですが、28プロジェクトで未来から逆算することを大切にしている私から見ると、使うことでリテラシーを高め、攻めと守りの両方を身に着けることこそが目の前の生徒の未来につながると私は信じています。 そして、生徒以上に私たち教員は視野を広げて情報を吸収し、スクリーニングし、品女で過ごす、6年間、生徒の大切な時間がより密度の濃いものになるよう努めなければなりません。 <中等部表彰> 【3年生】GTEC 学年表彰 奨励賞 【ECC 部】第 14 回全国中学生英語ディベート大会Excellent Debater Prize 【作画部】公益財団法人日本骨髄バンク 感謝状 <高等部表彰> 【作画部】公益財団法人日本骨髄バンク 感謝状 ◆高校生プレゼンテーションコンテスト 2024 準グランプリ ◆U Tokyo GSC-Next 第二段階課程終了 学年主任の前田より、1年生総合学習日の報告です。数年前からクルックフィールズと連携して、SDGsのプログラムを作り、実施しています。 午前中、5月に植えたさつまいもの収穫をする目的で木更津にあるクルックフィールズに再訪しました。・・・が、前日からの雨で畑に入れなくなってしまったため、枝豆の収穫となりました!(とってもおいしい枝豆でした。さつまいもも、 後日送っていただけるとのことです) 1年生では、5月〜この日まで、 クルックフィールズでの体験をもとにしたテーマで総合学習を行っ てきました。 午後は、その総括プレゼンが行われました。 各クラスの代表者によるプレゼンです。 12分のプレゼンに加え他クラスからの質問に的確に答えなければ なりません。クルックフィールズの方々+校長先生+ 1学年生徒全員の前でのプレゼンです。 1年生にはだいぶハードルの高い場だと思っていましたが、入学してまだ半年しか経っていないとは思えないほど、すっかり品女生らしく立派なプレゼンで、クルックフィールズの方からもお褒めの言葉をいただきました。 最後に、 半年間お世話になったクルックフィールズの方々にお礼を伝えて、 1日が終わりました。 各クラスでこれまでお世話になった方々にお礼状を書き、 半年間の総合学習は終了します。 今回の活動でも、 たくさんの外部の方々にご協力をいただきました。本当にありがとうございました。 学校教育目標のアセスメントとカリキュラム・マネジメントの組織化に向けて 学校IR(Institutional Research)をご指導いただき、本校の教員研修でもお世話になっている桐蔭学園溝上慎一先生からご著書をいただきました。本校の教員も執筆させていただきましたので、図書室にも入れておきます。

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昭和大学と包括連携協定を締結、他・お知らせ

2024年12月11日、品川女子学院は昭和大学と包括連携協定を結びました。 この協定は、教育や地域への貢献など、さまざまな分野でお互いに協力し合い、交流を深めていくことを目的としています。当日は、昭和大学の中村明弘薬学部長をはじめとする大学関係者の皆さまが来校され、中等部の神谷岳校長と高等部の権藤英信校長が協定書に署名しました。この協定をきっかけに、品川女子学院と昭和大学は、人事交流をはじめとする連携をさらに進めていきます。これにより、教育の内容をより充実させるとともに、昭和大学の学生や先生方、そして品川女子学院の生徒たちが、それぞれの可能性をさらに広げられることを目指しています。これからもさまざまな機会を通じて、生徒の成長をサポートしていきます。 ※昭和大学は2025年4月1日から「昭和医科大学」と校名が変更になるそうです。   高等部2年生の生徒がシンポジウムに登壇しました! 高等部2年生の関根さんが、10月9日に順天堂大学 小川講堂にて開催された「内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」が主催するシンポジウム「女性のWell-beingを高めるために~最新調査結果・インサイトから社会のあり方を考える~」にパネリストとして登壇しました。当日の様子の動画を見せてもらったのですが、このシンポジウムでは、子育て世代や女性の幸福度向上、とりわけ社会問題としての女性の「やせ」をテーマに、専門家たちの調査結果や提言が共有され、関根さんは高校生の視点から意見を述べることができていました。 少し前になりますが、4年生の「家庭基礎」の授業にて、一般社団法人ソウレッジ様による特別授業 を実施いたしました。担当教員からの報告です。 ソウレッジ様は「 性教育と避妊の支援で長期にわたる悲しみの減少をめざす」 を理念に、ユースクリニック普及のための海外研修、 緊急避妊薬の無償提供、 性教育などを含めた政策提言などを行なっています。代表の鶴田様と副代表の鈴木様にお越しいただき、今回は「 性のトラブルを予習して実際に起きた時に適切な対処をできるよう になる」ことを目的に、 ボードゲームを用いたワークショップを実施していただきました。 最初の講義では、事業内容の紹介や、 海外では5歳から性教育が始まることや、 ユネスコの国際セクシュアリティ教育ガイダンスの内容のうち、 日本の教育で教えているのはごく一部であることなどを教えていた だき、その後グループに分かれゲームがスタート。すごろく形式で各マスにケースの内容が書いてあり、 クイズに答え→グループで対話し→解説を読む、 という流れで進んでいきました。わいわいと楽しそうに、グループで対話や経験談を共有し、 盛り上がっている姿が印象的でした。 ボードゲーム後の質疑応答の時間では、月経や中絶、 痴漢など多岐にわたる質問が出ました。一つ一つの質問に丁寧に答えていただき、 特に低用量ピルや子宮内システム、 日本での未承認のパッチなどの話に生徒たちは驚いていました。 生徒有志団体のCLAIR.に所属している生徒からは「 日本の性教育の遅れを感じる中、 生理以外についても課題がたくさんあると体感できた」 という声もありました。その他にも「学校で学ぶことができないと思っていたことだった」 「知らないを知ることができ、 自分の身を自分で守ることができそうだと思った」「 友達とこのような話を今までする機会がなかったが、 話し合える良い機会だった」といった声もあり、 学びの多い充実した時間となったようです。 ソウレッジの皆様、貴重な機会をありがとうございました! 特別講座でお世話になっている方より、コンサートの案内ををいただきましたので、皆様にもご紹介します。 すべての子どもに開かれた、ろう者、難聴、全盲、弱視、車いすユーザーなどの多様なメンバーが所属しているインクルーシブな合唱団「ホワイトハンドコーラスNIPPON」の東京公演です。 日時:2024年12月24日(火)18:00開演会場:大田区民ホール・アプリコ大ホール詳細は、こちらです。

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2年中等部総合学習・お知らせ

100周年の準備の一年もあっという間にすぎ、もう師走です。クリスマスツリーを生徒が飾り付けしてくれました。 毎年、卒業生のお父様が送ってくださるポインセチアです。 総合学習の様子を届いた順にご紹介していきます。 日本文化を学んでいる2年生は例年鎌倉へ行っています。学年主任の住谷より報告です。 中間試験後の総合学習日、 2年生は秋の鎌倉へ班別自主研修に行きました。班ごとに集合解散時間、訪問地、昼食場所、 チェックポイント到着時間など事前に行動計画を立て、 それに沿って協力し合って回りました。校外授業委員が事前に話し合いを重ね、ミッションやスローガン( 「知行合一」)を決めたり、服装についても「 寺社に入るのにふさわしい服装」について調べ、 どういうものがふさわしいかを考えて各クラスへ伝えました。当日朝は若干小雨模様でしたが、徐々に晴れ間も見えてきて、 北鎌倉・鎌倉・長谷に至る3つのエリアを中心に回り、 由比ガ浜に行った班は秋の海の景色を堪能したようです。また、訪問地を楽しんだのはもちろん、 それぞれで選んだ昼食や小町通の食べ物も満喫して、 公共のマナーを意識する中でどうしたら自分たちが楽しめるかを考 えるよい機会となりました。今回の反省を生かして、 3月の京都宿泊行事が生徒自身が学年全体のことを考えながら協力 し合って作り上げていく行事になるよう、 事前学習に取り組んでいければと思います。 *卒業生で、中等部在学中にカルガリーオリンピックに出場した八木沼純子さんは、現在、後進の指導にあたっています。早稲田大学スケート部フィギュア部門監督 もしているそうで、クラウドファンディングを立ち上げたとのメッセージが届きましたので、ご紹介します。 早稲田フィギュア 一人ひとりが輝き、さらなる高みへ向かうために。 ※クリックすると拡大します *いつも生徒がお世話になっている北品川本通り商店会より、「 第1回 着物女子 in 北品川」の紹介です。

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2024文化祭の報告(その2)・お知らせ

9月の話になりますが、文化祭について紹介できていなかった部分を掲載します。中等部1・2年生は、学年テーマに沿った調査と発表です。テーマ 中等部1年生:身の回りの「問題」を探す    中等部2年生:社会と自分のつながりを考える調査してきたことをポスターやWEBを用いて展示しています。1学期から準備してきた内容なので、展示教室に入ると熱心に説明してくれました。 中等部3年生と高等部1・2年生の有志は起業体験プログラムです。 3年生は全員が企業体験プログラムに参加します。各クラスを「株式会社」と設定し、社長、マネージャー、会計など役割分担をして、模擬店を運営します。その際には社会貢献的な視点が欠かせません。プログラムの詳細はこちらにあります。 お知らせ2点*中学一年生は、例年、千葉県木更津市にあるクルックフィールズにて、サステナビリティに関して学習し、 文化祭で展示発表をしています。今回、フードロスのテーマを文化祭で扱ったクラスのインタビューが、テレビで放送されるそうです。 11/5(火)7:30ごろからTBS『THE TIME, 』にて*11/1(金)日経新聞の全面広告 第二部 4A面に本校の探究学習についての記事が掲載されました。 ※クリックで拡大します *メルセデス財団が主催するフェローシップです。 英語でチャレンジしてはどうでしょう? 海外では競争率が高いそうですが、日本では今年が初年度なので、 チャンスがあるかも。16歳から28歳までなので卒業生にも。 I have exciting news about the Mercedes-Benz fellowship program I run: It is moving into Japan this year, and we have just opened applications for 16-28 year olds passionate about the environment and looking to drive environmental action. You always have amazing ideas about how to get the word out about different initiatives, and we know that Japan is a particular market. I am looping my Communications Director, Zoe, into this email and also sharing our social media kit in case you have ideas for disseminating the opportunity in Japan and beyond.  *本校でも代表理事に授業をしてもらったことのある、 子どもの貧困問題の解決に取り組むNPO団体ラーニングフォーオ ール(LFA)がふるさと納税を利用した支援をしています。さとふる・LFAプロジェクトページ *「子宮頸がん」の予防啓発を推進するプロジェクトのご案内です。 子宮頸がんについて知ってもらい、大切な女性の未来を守るイベントとして「Hellosmile in Sanrio Puroland 2024」が開催されます。 本校の卒業生と在校生による発表もあります。オープンキャンパスと同日ではありますが、ご興味のある方は以下ご確認ください。 日時:2024年11月30日(土) 12時開場 13時開演 ※15時終了予定会場:サンリオピューロランド1F エンターテイメントホール募集人数:250名※抽選となります応募締切:2024年11月14日(木) 23:59まで 詳細・申込はこちらです。https://www.tfm.co.jp/ hellosmile/2024/  

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