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白ばら日記

体育祭・特別講座シリーズ・お知らせ

昨日は代々木体育館で体育祭でした。6年生だけオリジナルTを着られます。 詳しい写真は、のちほど。 3年生の演舞、上級生の声援が微笑ましい パン食い競争・コロナ禍の工夫 学年対抗リレーは逆転の最後のチャンスで大歓声! 実行委員に支えられています。 *行事も一段落し、一年生の部活見学が始まっています。 本校は仕事を持つ未来から逆算し、マルチタスクを奨励していますので、学習、行事、クラブと積極的に参加してほしいです。 (去年のバトン部の記念品ありがとうございました。もったいなくてしばらく飾っていました) *ダンス部が、昨年度の大会の特別賞副賞として、Bリーグ試合(アースフレンズ東京Zvs西宮ストークス)のハーフタイムパフォーマンスを行い動画がアップされました。 *特別講座シリーズの続きです。 【「ナパーム弾の少女」50年の物語』から考える戦争】 担当の植草より、以下報告です。 [第1回目] ベトナム戦争中、ナパーム弾を被爆し裸で逃げまどう少女を撮影し た1枚の写真が世界で有名になりました。今回の特別講座では、その被写体となったキムフックさんや、カメ ラマンのニックさんに長年取材し、6月に『「ナパーム弾の少女」 五〇年の物語』を出版なさった朝日新聞社の藤えりかさんにお越し いただきました。 藤さんからは、複雑な背景をもつベトナム戦争や、キムフックさん のこれまでの歩みなどをお話しいただきました。生徒たちにとって、藤さんがおっしゃった「戦争や国というものか ら、時には逃げても良いのではないか」という言葉が印象的だった ようです。それは「生きて自由になることを絶対に諦めないこと」 と表裏一体であり、「被写体の少女」として戦後政府のプロパガン ダに利用されながらも、諦めずに留学、亡命そして平和活動へと行 動を起こしていったキムフックさんの人生そのもののように感じま した。また生徒から、「現代であれば、このような写真を載せることは問 題になるのではないか」という質問がありました。当時も掲載する にあたってたくさんの議論があり、キムフックさんご自身も、この 写真を見ることを嫌だと思っているようです。メディアの可能性だ けではなく、危険性についても考えさせられる視点でした。 次回は、「書くこと」について学びます。記者として第一線で活躍 なさっている藤さんが、ワークショップ形式で書くための視点や思 考について教えてくださる予定です。ぜひ、 たくさんの生徒に参加してほしいと思います。 [第2回目] ベトナム戦争中、ナパーム弾を被爆し裸で逃げまどう少女を撮影し た1枚の写真が世界で有名になりました。今回の特別講座では、その被写体となったキムフックさんや、カメ ラマンのニックさんに長年取材し、6月に『「ナパーム弾の少女」 五〇年の物語』を出版なさった朝日新聞社の藤えりかさんにお越し いただきました。 藤さんからは、複雑な背景をもつベトナム戦争や、キムフックさん のこれまでの歩みなどをお話しいただきました。生徒たちにとって、藤さんがおっしゃった「戦争や国というものか ら、時には逃げても良いのではないか」という言葉が印象的だった ようです。それは「生きて自由になることを絶対に諦めないこと」 と表裏一体であり、「被写体の少女」として戦後政府のプロパガン ダに利用されながらも、諦めずに留学、亡命そして平和活動へと行 動を起こしていったキムフックさんの人生そのもののように感じま した。また生徒から、「現代であれば、このような写真を載せることは問 題になるのではないか」という質問がありました。当時も掲載する にあたってたくさんの議論があり、キムフックさんご自身も、この 写真を見ることを嫌だと思っているようです。メディアの可能性だ けではなく、危険性についても考えさせられる視点でした。 次回は、「書くこと」について学びます。記者として第一線で活躍 なさっている藤さんが、ワークショップ形式で書くための視点や思 考について教えてくださる予定です。ぜひ、 たくさんの生徒に参加してほしいと思います。 *経済同友会の教育改革員会から出された政策提言「価値創造人材の 育成に向けた教育トランスフォーメーション(EX)~ 個の主体性を尊重し多様性を育てる教育とそれを支える社会環境の 整備~」の34~ 36ページに本校の実戦が取り上げられています。

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特別講座シリーズ(毎日新聞社・イトーヨーカ堂)

本日はすずらんの日だそうです。 一鉢、すずらんをいただきました。 特別講座シリーズの続きです。 *毎日新聞社様との特別講座について、担当の中川より以下、報告です。 少し前の話ですが、春期講習4日間の午後、 東北新社さん主宰で毎日新聞社さんの「ジャーナリズム特別講座」 を実施しました。Z世代に社会問題について考える機会を与えることを目的としてお り、今回は「大学の女子枠入試」がテーマにされました。記者の方々からニュースの見方や意見の伝え方の講義を受け、 最終的には現役ラッパーの方の指導の下、 テーマに関して自分たちが考えた歌詞を( 博報堂さんと毎日新聞さんが開発した) AIラッパーの声に乗せてTiktokで配信するというところま でさせていただきました。Tiktokリンクはこちらです。 韻の踏み方など意外と考えられているので、 もしよければご覧ください。 生徒が考えたのは後半のアンサー部分です。 ※ 学校が特定されて誹謗中傷されるのを防ぐために学校名などの情報 は一切出しておりません。 今回の取り組みについて毎日新聞のポータルサイトで公開されまし た。また、元記事となった「女子枠」の記事のところにも、 出来上がったTikTok動画が張られています。生徒にとっても身近なテーマについてラップで表現するという斬新 な取り組みでとても興味深いものになったと思います。 *イトーヨーカ堂様との特別講座について、担当の中村渚央より、以下報告です。 講座の中で生徒たちが作成したコンセプトシートをもとに、 商品をつくっていただき、お弁当が発売となりました。( 生徒が考案した「チートDAY」が採用されました。)  講座が2回延期になるなど、 担当の方が想定されていたスケジュールと大きく異なる形となりま したが、年度内に商品化までたどり着くことができました。 夕食に食べてみましたが、女子学生が考えたとは思えないボリュームでした。イトーヨーカ堂さんではめずらしいボリューム満点の攻めたお弁当とのことでした。 現在工事中の校舎から持ってきた白薔薇です。 スプリンクラーのなかった時代は、薔薇当番という制度があり、生徒が長期休暇中に交代で水をやり、育てていました。新校舎が建ったら、学校のシンボルフラワーの白薔薇を引き継いで、咲かせたいです。 明日は創立を記念する日です。生徒のみなさんには、先人への感謝を胸に学校の歴史を振り返り、一人一人が果たす役割について考え、行動していただきたいと思います。 学校の後援会より、記念品としてエンブレム入りの蛍光ペンをいただきました。98年の歴史を想いつつ大切に使ってください。   *卒業生の広末涼子さんと対談をした様子が、STORY6月号(2023年5月1日発売)にて紹介されました。  

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新学期が始まりました。お知らせ

新学期がスタートしました。 入学式の様子です。 今年も、フラワーアレンジ部が新入生のためにアレンジメントを作成してくれました。 今日の始業式では、今話題のチャットGPTの話をしました。 最初に、LINEの「AIチャットくん」に「校長から中高生向けに始業式で話すスピーチとして、今、チャットGPTに何が起きていてこれからの学校や、将来の仕事にどんな変化が訪れるのかまとめて」とコマンドを入れて作った挨拶を読み、種明かしをしてから本題に。 数年前まで犬と猫の顔の区別が付かないと言われていたAIが急激に進化して誰でも使えるようになっているという話を私が耳にしたのは、ちょうど1年前くらいでした。教えてくれた人は今、オープンAIにいます。この会社にマイクロソフトが一兆円を投資したというのも驚きでした。 昨日、知人に英会話のAIアプリ、スピークを見せてもらったのですが、フリートークでこちらの間違いも直してくれて、早速使ってみようと思っています。 新しいテクノロジーにはリスクもつきもので、論文やレポートへの使用制限、著作権の問題でアクセスを禁止の国もあり、また、社会の鏡ともなるため、AIによる差別も存在するなど様々な話題が出ています。 私は、以前インターネットと子どもに関する法案を検討する委員をやっていたのですが、そのとき、多くの委員が「インターネットに子どもがアクセスするのは危険だから制限」という意見を述べていたことを思いだしました。私はそれではチャンスも逃すので、コントロールできるようなリテラシーが必要と発言しましたが、今回も、インターネットのない時代に戻れないのと同じようなことになるのではないでしょうか。 昨日、友人から、映画パラサイトの監督の「最もクリエイティブなことは最も個人的なこと」と言う発言に言及していました。チャットGPTは大きなデータを扱いますが、たった一人の体験に基づく表現だからこそ多くの人の共感を得る、そんなこともあるのでしょう。 日本のAIの第一人者の方が、「アメリカに行けば年収が100倍になるのに、どうして日本にとどまるのか」と聞かれたとき、「AIをやっていると人間とは何かという問いに当たる。自分にとって大切なのは身近なひとに貢献することだから」と答えていました。 若い頃から答えをすぐ求め、検証せずにまるごと使うようなことを繰り返していれば、「人間に残る仕事」を果たせない人になってしまうでしょう。今は、ソクラテスのキャラクターで答えを教えず問答するAIもあるそうですが、AIを活用する力、いわばAIとの対話力、コミュニケーション能力も社会的スキルの一つになる日が近づいているのかもしれません。学校教育も大きな岐路に立たされています。 *留学生紹介 アナ・ルイスさん国籍はアメリカです。 *表彰は以下です。 <高等部>■ECC 第8回PDA高校生即興型英語ディベート全国大会2022 ベストPOI賞  ■JasminePeach Education 第5回Change Maker Awards東京ブロック決勝 金賞  ■JasminePeach Education 第5回Change Maker Awards全国大会 銀賞  ■品川女子学院 CLAIR.#SASS2022 最優秀賞 ■品川女子学院 CLAIR. 全国高校生マイプロジェクトアワード2022 ベストラーニング賞  ■個人SandyFace 部門:bgirl 1on1 *NZの大会です  <中等部> ■ECC長良川カップ2023 ベストディベーター個人7位 *生理について活動をしている生徒有志企画の「CLAIR.」が、SASS2022(Sustainability Awards for Students by students)にて活動が評価され、 最優秀賞を受賞したそうです。 *4年生徒有志団体”Jasmine Peach Education”が、「 全ての学生にとって学校の授業をより有意義なものにすする」とい うテーマについて活動し、Change Maker Awards全国大会で銀賞をいただきました。東京海上日動様、マネーフォワード様にもご協力いただきました。 *卒業生の堅田智子さん(大学の最年少で専任の教員)の著書を紹介します。 アレクサンダー・フォン・シーボルトと明治日本の広報外交 吹奏楽部の保護者の皆さま、誕生日のお花をありがとうございました! *広末さんとの対談のあと子育てについての取材がありました。 こちらで放送前日の夕方に告知されるそうです。↓  フジテレビ ノンストップ https://www.fujitv.co.jp/ nonstop/ 

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送別会・トークイベント・外部講師特別講座

昨日は送別会をやりました。6年生の教員の出し物?があまりに面白かったので、学年教員に「先生達、頑張ったねぇ」と言ったら、生徒がすべて企画して、台本通り演じ、それを生徒が編集したとのこと。驚きました。 6年間の振り返り映像を見ていて、この学年で校長職は最後だったなぁと懐かしく思いました。 先ほど、出張から戻ってきたら卒業生が何人かいて、特別講座をしてくれたそうです。卒業してもこうしてずっとつながっていられるのが長く続いた私学のいいところです。先日、紹介したBS-NHKで放送された本校の28歳ホームカミングデーの特集を見たときもそれを感じました。 私が最初に教えた子達も40代になり、その子供が入学するような年齢になってきました。卒業生が母校のためにいろいろな話を持ってきてくれるようにもなりました。 来月は、卒業生で俳優の広末涼子さんと対談を行うことになりました。こちらもブログで紹介した彼女の子育て特集で私の著書が紹介されたことがきっかけで、その後、インタビュー記事も出て、対談ということになりました。面白くなりそうなので、ご紹介します。 4月6日(木)13:30開演(12:45開場)紀伊國屋ホール 紀伊國屋書店 新宿本店4階入場料2,500円(STORY5月号本誌950円、イベント参加費1550円) 詳細、チケットのお申込みはSTORY WEB、または紀伊国屋HPからご確認ください。   特別講座は卒業生以外にも様々な方が協力してくださっています。 今年度行われた外部講師特別講座をいくつかご紹介します。 *SHOWROOM株式会社 代表取締役社長 前田裕二さんは、ベストセラー『メモの魔力』で語られている、具体的な事象を抽象化するメモのコツを講義と実践を踏まえて教えてくださいました。 Twitterにも投稿していただいています。 とても好評だったので、その後、3年生全体に向けて『メモで夢を叶える魔法のドリル』を活用したワークショップをしていただきました。 高等部での文理選択を前に、 自分を見つめ、未来から逆算した職業選択を考える機会にもなりました。 *テレビ朝日、弘中綾香アナウンサーの特別講座も文化祭に合わせて行われました。こちらは、生徒が企画して「激レアさん」的な進行をしていて面白かったです。年齢も近く女性の先輩ということで、質疑応答も盛り上がりました。その様子が以下のインスタグラムに掲載されています。 【公式】弘中綾香エッセイ集『アンクールな人生』(KADOKAWA) *堀江貴文さんには、ロケットや人工衛星などこれからの宇宙に関するお話をしていただきました。堀江さんが創業したインターステラテクノロジズ株式会社はロケットを開発する民間企業で、宇宙に到達したロケットも開発しています。ロケットや人工衛星事業の最新動向や今後の展望について講演をしていただきました。最近は工学系に進む子も増えてきて、こうした仕事も生徒の未来の選択肢の一つです。 文系理系という分かれ目もだんだんなくなってきていますが、入試にはまだその区別があります。28プロジェクトの影響で、受験科目が苦手でも、将来の仕事や自分の興味を大切に、理系を志望する子も増えてきています。この日は、眼科医で起業家の窪田良先生にお越しいただき、特別講座を実施していただきました。窪田先生はNASAでも仕事をなさっていて、グローバルな視野でのお話をしてくださいました。 その様子が窪田製薬ホールディングスのHPにて、公開されました。 18日は卒業式です。

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クルックフィールズ・お知らせ

本校では中等部1年生で千葉県のクルックフィールズでサスティナビリティーに関連する社会課題を考える行事を行っています。本校とのコラボで創られたプログラムがHPにも掲載されています。   最近新たな施設ができたと伺い、見てきました。半分地中に埋まった図書館の選書がすばらしかったです。 元々、こちらは先日のインターナショナルデーで基調講演をしてくださった堀久美子さんのご紹介で、プログラムの監修もしていただきました。 クルックを経営する音楽家の小林武史さんにSBIP基調講演をしていただいくなどのご縁があり、今に至っています。 コロナ禍で中止になったニュージーランド修学旅行のあとおこなった班別修学旅行でも、クルックフィールズの責任者をなさっていた方とのご縁で石巻を訪ねたグループがありました。 そのあとでいただいたお便りも紹介します。 「先週、御校高校二年生17人を石巻に1.5日間の行程でご案内させていただきました。 震災からローカルベンチャーを立ち上げている人たちとのお話しを 行い、鹿の猟師に1日体験入門して、森に入り、鹿を捌き、 それをBBQで食べる体験、そして大川小学校にて、ご遺族のガイドをもとに、 そこで何が起きたのかを感じていただきました。 いずれもReborn-Art Festivalで進めてきた”いのちのてざわり”について色濃く感じていただける時間になったのではないかと思います。 また生徒の皆さんの、積極的に学ぼうという姿勢が素晴らしく、講師、ガイドの皆さんもその分、熱が入っていたと思いました。 先生も大切なところは抑えつつ、 生徒の自主性を尊重されているようで、いいバランスでの信頼関係が素晴らしかったです。 KURKKU FIELDSに引き続いて、機会をいただきまして、 ありがとうございました!この機会をまた次に活かせるように進めさせていただきたいと思い ます!」 本校の生徒が様々な経験をさせていただいているのは、こうした校外の方々がつないでくださるご縁です。いつか、これを社会に還元するよう、アントレプレナーシップをはぐくんでいきたいです。 *再掲します。 教育シン ポジウムにパネリストとして登壇することになりました。 日時:3月11日(土)午後1時半~同4時テーマ:「時代に取り残された学校現場 その2 中・高校教育施策の立て直しを考える」 詳細、申込はこちらからご確認ください。 21世紀構想研究会創設25周年記念シンポジウム.pdf (162.23KB) *先日ANAの井上社長と対談した様子がANAグループのHPにて掲載されましたので紹介いたします。 ANAグループ 「DEIフォーラム2022」・日本語版・英語版 ・詳細はこちらから   *以前参加したパネルディスカッションの様子が、HPで公開されましたので、ご紹介いたします。◆テーマ:ポストコロナを生き抜く人材を育成する新たな教育~人材育成の現場から日本の未来を展望する~◆ご一緒した登壇者中室 牧子氏 慶應義塾大学総合政策学部 教授廣瀬 聡氏 学校法人グロービス経営大学院 研究科長水野 雄介氏 ライフイズテック株式会社 代表取締役CEO (本校の生徒がライフイズテックレッスンコンテスト2021において最優秀賞を受賞。優秀賞等、別賞を受賞した生徒もいました) *産経新聞社主催のフェムテックイベントの中で、 本校の生徒がゲストとしてトークイベントに参加し、 男子校や小学生に向けた「生理の講座」についてお話ししました。こちらの予約サイトから事前にお申込みいただければ、 視聴URLがメールで届くそうです。 フェムテックを、もっと!ー家庭や職場でココロとカラダを学ぶ2DAYSー ■配信日時2023年3月8日(水)18:00-22:102023年3月9日(木)18:00-21:30の2日間 ■プログラムDAY1 まずは知りたい「ココロとカラダ」のことDAY2 みんなで考えたい「ダイバーシティ&インクルージョン」のこと           こちらのトークイベントは、 産経新聞社が発行するフリーマガジン「メトロポリターナ3月号」 にて記事が掲載される予定です。3/10~3/ 19まで東京メトロの各駅のラックにて配布されるそうです。 また、原宿で行われるフェムテックイベントWEHealth 2023でも、「 メトロポリターナ3月号」の記事が配られる予定とのこと。 *本校でもお話していただいたことのある、スポーツ心理学者 / 五輪メダリスト / IOCマーケティング委員の田中ウルヴェ京さんの生徒学生向け講座があります。(先日、NHKBSで村田諒太メンタリングセッションの特集があり、心を打たれました) KITE Projectウェビナー「オリンピックからの学び:ちゃんと失敗し、かっこいい自分になる」 2023年2月26日(日)19:00から 田中ウルヴェ京さんのご活動(公式ウェブサイトより)https://www.polygone.jp/works こちらからお申し込みください。

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卒業生の就活セミナー・28歳ホームカミングデーが特集番組に

就職活動を前にした卒業生達のために、今年も「白ばら就職情報交換会」を実施しました。 私から、日本の女性を取り巻く社会状況、キャリアデザインの考え方といった大きな話から面接への備えといった細かいことまで先輩達のエピソードも交えてお話ししました。 卒業生の就職先として、企業からの講演などのオファーはなるべくお受けするようにしているので、そうした経験から得た情報も。 先輩達からのリアルな就活・職場情報提供や、保護者の方々の協力による模擬面接も行われました。 参加卒業生からはこんなコメントをもらいました。出られなかった人へのシェアとして一部を抜粋させてもらいます。 ・久しぶりに品女マインドを聞くことができて、 品女生としての自覚を取り戻しました! エンパワメントされました!・自分軸で仕事を選ぶ、 という点を大事にしていきたいと感じました。・就職活動において大事にしていきたいこと、 また社会人になってから大事にしたいことは何かを明確にしていき たいと思いました。・1月から本格的に就活を始めて、 待遇条件などを重視したくなってきていたのですが、 やりたいことが何なのかを見て行きたいと思います。 ・大学で聞くお話よりも、 女性や品女という特性に寄り添ったお話だったため自分のためにな りました。・就活を行うにあたっての背景や問題点、 今後どのような人材が求められるのかなど、 就活の全体像を改めて把握できました。ありがとうございました。・ 女性の活躍についてや自分のキャリアについてとてもタメになる話 を聞くことができました。 ・ 大学で開催されるセミナーとはまた異なった視点の話を聞けてよか った。・現在日本では女性の社会進出が掲げられているが他国と比較すると まだ十分に達成していない状況であることを知り、 今後女性が優遇されない状況に遭遇しても「それは違う」 といった強い心を待ち、負けない姿勢を貫きたいと思った。また、 起業も一つの選択肢であることを知り、 様々な可能性を視野に入れて将来設計をしていこうと思った。・ 女性の働き方や面接で気をつけることなどこれからの就活で活かす ことができる多くのことを聞くことができ、 とても貴重な経験になりました。 女性のライフデザインは、子どもを産むというライフイベントの可能性が入るため、男性とは違います。キャリアのお休み、復職までを視野に入れるとき、「転職力」というような、客観的に評価される力が助けになります。その力をつけるため、また、自分の興味関心領域を深めるため、大学院に進む人も目立ってきました。7年前の卒業生から大学院での研究の報告があり、中等部校長ブログで紹介されています。AGU NEWS AGU LIFE さて、そうした卒業生達の生の声が今週土曜21時からNHKの「29歳のリアル」 という番組で放送されます。詳しくはこちら→NHK:BS 本校の「28プロジェクト」、卒業後10年後の28歳ホームカミングデーが特集されています。(コロナ禍で延期になって29歳になっていますが) *教育シン ポジウムにパネリストとして登壇することになりました。 日時:3月11日(土)午後1時半~同4時テーマ:「時代に取り残された学校現場 その2 中・高校教育施策の立て直しを考える」 詳細、お申し込みは、こちらからご確認ください。

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20歳の卒業生・始業式・受験アドバイス記事

今日から3学期です。 昨日は、品川区の20歳の集いに行き、新区長さんともお目にかかってきました。子育て世代の女性で生徒世代のロールモデルになるような素敵な方でした。 例年のように会の幕が開くと同時に本校吹奏楽部の演奏が始まります。   玄関を飾るのは本校フラワーアレンジ部のお花です。 午後は、20歳になった卒業生が晴れ着姿で続々と集まってきます。母校での成人を祝う会です。   私からもお祝いのメッセージ。 卒業生を見ていると、その後ろにここまで育てたご家族の思いが見えてきます。 着物の柄には込められた思いがあります。私は蝶柄でした。蝶は卵、幼虫、さなぎから美しい成虫になり、また、高く飛び立っていくことから社会での活躍の象徴とされてきたそうです。 進学、結婚、就職、出産・・・様々なライフイベントを迎えるその折々に蝶の力をという親の気持ちが込められていたのでしょう。 当時はそんなことには全く気づかず、「車の免許代のほうがよかった」などと言ってしまった自分の反省を込めて「この日にお礼の一言を」と伝えました。 着物の授業を経験している子達だからか、母、祖母など家族の大切な着物を引き継いで着ている子も目立ちます。 今は職人さんが減ってきて技術の継承が難しくなり、手に入らないようなものもあるので、さらに自分の子どもの世代へとつないでいってほしいものです。 *STORYに連載をしている卒業生の広末さんの紹介で2月号に受験について取材された記事が掲載されました。(クリックすると拡大します) *中学受験のアドバイスは『伸びる子の育て方』にも書いています。 また、このブログで毎年受験直前にチェック項目をお伝えしているので、昨年のものを見ていただくと少し早めにご準備いただけるかもしれません。 始業式の様子です。 校長からの話と表彰、イタリアからの留学生、カルロッタ・デルドットさん帰国前のスピーチも流ちょうな日本語でありました。 表彰は以下のとおりです。 <中等部>【ブレイクダンス】THE JAM in SHIMONOSEKI "Breakin' 1on1 Battle"BGIRL 部門 準優勝Breakdance Dream Cup 2022<ブレイクダンスキッズ日本一決定戦>中学 BGIRL 部門 優勝 【書道】日書展 全日本書道連盟賞 【演劇部】第 64 回東京私立中学高等学校演劇発表会 優秀賞 【バレーボール部】第 22 回第 7 支部中学女子バレーボール大会 準優勝 <高等部>【ECC部】第17回全国高校生英語ディベート大会 出場 【演劇部】第64回東京私立中学高等学校演劇発表会 優秀賞【CBL】学年代表グループ表彰5B7班「親子団らんの時間の減少」5D7班「相手と無理なく家事をしたい!」4B7班「『生徒証』のデジタル化」4D8班「脱・痩身志向の社会を目指して〜今の自分を好きになるために〜」  

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終業式・区議との意見交換・起業体験対談・卒業生の便り

二学期終業式 今年もあとわずかとなりました。 終業式では、中高とも校長が生徒にインタビューをする場面があり、楽しい一年の締めくくりとなりました。 その後、6年生を応援する激励会も行いました。一人一人の夢が叶うよう祈っています。   表彰は以下です。<高等部>■弓道部全日本弓道連盟昇段審査 初段 ■ECC部東京都高校生英語ディベート大会 予選1位、決勝2位 ■書道部第20回和洋女子大学競書大会 金賞 <中等部>■ダンス部第10回全日本小中学生ダンスコンクール全国大会 金賞  ■書道部第20回和洋女子大学競書大会 金賞   *第295号 品川区議会だよりに、本校で生徒と区議の皆さんが意見交換会をした様子が掲載されました。画像をクリックすると読めます。(以下のPDFファイルからも) これも何年も続いている取り組みですが、生徒が社会課題に気づき、解決のアクションを起こせるような人に育つよう、校外とのつながりをこれからも大切にしていきます。 品川区議会だより(品川女子学院意見交換会 令和4年11月18日) (2.62MB) *東京大学FoundXディレクターの馬田隆明先生と対談した記事が掲載されました。 DIAMOND SIGNAL 本校の起業体験プログラムの話題など、具体的な事例に対して、専門的な知見からコメントをいただいています。政府も起業教育を全国で進めようとしていますが、これまで15年以上積み重ねてきた本校のプログラムを総括するような内容になっています。 こうしたプログラムが続けられるのも、協力してくださる校外の皆様、保護者のみなさんのおかげと改めて感謝しています。 こうして、本校で6年間を過ごした卒業生たちが、学んだことを社会にどう活かしているのかを知ることは、在校生の教育に活かす上でもとても大切です。20代の卒業生に協力してもらったアンケートと他校出身者のウエブ調査によるデータの比較でいろいろなことが見えてきました。そうした定量分析に加え、定性的な情報として、卒業生からの頼りを聞くことは何よりの楽しみです。 先日、こんな便りがありました。**************************実は嬉しい出来事があり、ぜひ先生方にご報告したくご連絡差し上げました。新卒からANA国際線担当のグランドスタッフとして成田空港で勤めており、2021年度の1年間はコロナ禍の影響から、長期休職を取得して法律事務所の事務員として勤務しておりました。今年4月から現職に復帰、縁あって成田空港代表としてANAグループのグランドスタッフが接遇スキルを競う、空港カスタマーサービススキルコンテストに出場し、なんとグランプリを受賞することが出来ました!入社当初から「好きこそものの上手なれ」をモットーに、日々の接遇を楽しみながら真摯に業務に向き合ってきたことへの一つの大きな成果として、今回受賞できたことを純粋に嬉しく思っております。https://www.aviationwire.jp/archives/266392 全国旅行キャンペーンや水際対策緩和の後押しもあり、旅客数も業績も確実に持ち直している状況ではございますが、依然として世界情勢に左右される業種のため、これまでより少し敬遠されやすい就職先になったのではと感じております。ですが、もし在校生で航空業界に興味のある方がいれば、卒業生として微力ながらお役に立てれば幸いです。************************** たまたま、先日、ANAの2022DEIフォーラムで井上社長と対談させていただいたのですが、その後でこんな話を伺いました。「ANAにインタビューに来た大学生に対応した人が、どうも話に聞いた品女の雰囲気がある」と、出身高校を聞いたところ、なんと、卒業生(生徒会長だったそうで、誰だろう?)だったとのこと。 これは、本校に限らないことですが、大学が違ってもそこはかとなく香ってくるDNAがあることも長く続いた私学の特徴でしょう。(白バラの香りだといいのですが(^^;)) みなさま、良い年をお迎えください。

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生理のワークショップ・卒業生の連載・女性活躍支援

昨年度の文化祭起業体験をきっかけに 「生理」に関する課題を年齢・性別を超えて共有するプロジェクトを生徒が進めています。担当の山岡からの報告を元にまとめます。当初は、 これから生理を迎える小学生向けの講座として始まりましたが、 生徒達が、「社会を変えていくためには男子に生理に関する理解を広める必要が ある」と考え、男子校に連絡して出張授業を展開しており、芝高校、本郷中学・高校につづき、先週は開成中学校・ 高校で出張授業を実施しました。ユニチャームさんも協力してくださっています。以下、記事の紹介です。これからも継続していくそうなので、またご報告しますね。 2021年9月 小学生女子向けの生理講座(Zoom)(朝日新聞デジタル)2022年5月 芝高校(男子校)生徒向け講座(Zoom)(朝日新聞デジタル)2022年8月・9月 本郷中学校・高校(男子校)生徒向け講座(対面)(朝日新聞)(日経新聞) *卒業生の広末さんが今、発売中のSTORY1月号の連載「毎日が3兄弟ママで、女優。」にて、高校時代のエピソードと私の著書を紹介してくれています。これまでの記事を読み、働くお母さんを元気づける内容だったので、シェアします。STORY WEB(広末涼子さん連載) *こちらは、企業が行っている女性のメンタルヘルスのサポートです。 ケイト・スペード ニューヨーク、女性のメンタルヘルスのサポート *子どもの健やかな成長を応援するための食事 私は祖父が糖尿病だったので、間近に食事療法を見て育ち、栄養に興味を持ちました。高校時代、栄養学を学んで家庭科の教員になるか、好きな古典を学んで国語の教員になるか迷い、高校三年の受験期に「食物」の選択授業を4時間取っていたくらいです。そして、数年前に乳がん、その後の遺伝子検査の結果、子宮と卵巣も摘出したことで、女性と健康という問題への関心はますます強くなりました。そんな中、以前からトライアスロンの体力作りのため栄養指導を受けに通っていた病院の先生が、子どものための食事についてのムービーを作ろうとしていると知りました。学習障害があるのではと診察を受けるお子さんの中に食事を変えるだけで症状が改善される子がいたり、女性の場合、鉄分(フェリチン)の不足を補うことで鬱に似た症状が改善されたりすることもあるそうです。女子教育の場にいて、食育の大切さを痛感するのは、間違ったダイエットで健康を害してしまうような本人の健康問題は、次の世代、子どもへの影響もあるということです。(これまでもこうした講座をやっていただいています)。これは、クラウドファンディングを呼びかける動画ですが、内容を見ると、子どもの食事の何が問題かが分かります。

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