1学期終業式・シンポジウムなどお知らせ
酷暑の中、工事前の校舎から移してきた白バラが頑張って咲いています(理科の高田の撮影) 19日は、1学期の終業式の日でした。終業式に先立って全校で防犯訓練を行いました。終了後は、品川警察の方から講評をいただきました。生徒は20日から夏期休暇に入りましたが、まずは保護者面談期間です。本校は担任と保護者の2者面談です。その後は夏期講習が始まり、学校全体では、4日間のセットが5タームあり、活動するクラブもあるので、学校はまだまだ動いています。2学期の始業式は9月2日(月)です。夏期休暇中はこのブログの更新は不定期になります。 *中等部表彰 【ECC部】Asia Pacific Junior Debate Championship 2024 3rd Best Debater of JapanAsia Pacific Junior Debate Championship 20244th Best Debater of JapanAsia Pacific Junior Debate Championship 20245th Best Debater of Japan【演劇部】東京私立中学校演劇発表会 優秀賞 *高等部表彰 【ECC 部】Flower cup 高校生ディベート大会2024【弓道部】全日本弓道連盟初段認許弐段認許 【ダンス部】DANCE CLUB CHAMPIONSHIP 第12 回全国高等学校ダンス部選手権 関東予選大会 特別賞(5年チーム) クリックすると拡大します。 *国際戦略経営研究学会のシンポジウムが開催されることになり、私もパネルディスカッションに登壇することになりました。 日時:8月21日(水)14時30分〜18時30分会場:早稲田大学国際会議場井深ホール どなたでもご参加いただけます。事前申し込みが必要です。申込・詳細はこちらよりお願いします。 *「女性リーダー支援基金」 の第4回公募が7月18日㈭からスタートしました。 女性の社会的地位向上を目指し、ジェンダー課題に取り組むたくさんの女性たちが、一歩踏み出す機会になればと、活動奨励金100万円(支援予定6名)が支給される他、交流会、勉強会、メンター制度、研修等のサポートも実施されます。卒業生に。 【公募期間】2024年7月18 日(木)~8月30日(金)17:00まで 詳細はこちら
白ばら就職情報交換会・ジェンダー平等に向けて
初夏を迎え、雨模様の合間に、木々の緑が美しい日々になってきました。 本日の日経新聞朝刊36-38面に、私が参加した早稲田会議のまとめが掲載されました。今、注目されている社会課題について、様々な専門分野の方が集まって議論しています。 就職活動を前にした卒業生達のために、今年も「白ばら就職情報交換会」を実施しました。 私からは、日本の女性を取り巻く社会状況、キャリアデザインの考え方といった大きな話から、面接への備えといった細かいことまで先輩達のエピソードも交えてお話ししました。 卒業生の就職先として、企業からの講演などのオファーはなるべくお受けするようにしているので、そうした経験から得た情報も。 先輩達からのリアルな就活・職場情報提供や、お父さんの会の方々の協力による模擬面接も行われました。 先日、女性のリーダーを支援する会に参加してきました。右隣の席が上野千鶴子先生、左がNO YOUTH NO JAPAN 代表の能條桃子さん、年齢を超えて互いに支えあうことの必要性をあらためて感じました。 関係者や受賞者のスピーチを聞き、本校の目指してきた社会をよりよくする女性リーダーを育てることの重要性も強く感じました。 現在、東京大学の経営協議会委員を務めているのですが、東京大学多様性包摂共創センターの「ジェンダー・エクイティ推進オフィス」( 旧男女共同参画室)では「なぜ東京大学には女性が少ないのか?」 のポスター等を学内で掲出し、問いかけを行っています。そして、その問いに対する答えの一つとして、ジェンダ ーバイアスを含む言葉を「#言葉の逆風」と名付け、可視化してキ ャンペーンをしています。 <キャンペーン概要>「何気ない一言も、浴び続ければ逆風だ」 想像してほしい。人生ずっとこんな言葉を浴び続けてきたらと。 何気ない言葉であっても、もはや逆風だ。 このような言葉は、前に進もうとする女性の意欲を削ぎ、 未来の選択を変えてしまうことだってある。 (中略) この国で生きる女性には、いまだ逆風が吹いている。 止めるには、一人ひとり の意識の変化が必要だ。 【多様性包摂共創センター(IncluDE)ジェンダー・エクイ ティ推進オフィス #WeChange website】「なぜ東京大学には女性が少ないのか?」 東大の女性たちが実際にかけられてきた言葉を掲出 *金融教育家の塚本俊太郎様より、金融教育についての取材を受けました。書籍化され、先日発売されましたのでご紹介いたします。 子どもに伝えたいお金の話 金融教育のいまを聞く(一般社団法人 金融財政事情研究会)
卒業生イベント・登壇イベントお知らせ
先週の土曜に品川駅港南口のカフェで芳葉会(OG会)のティーパーティーが開催されました。コロナ禍で2019年度を最後に久しぶりの開催です。 大学生や社会人となった卒業生も参加し、同期との再会を楽しむだけでなく、大学や職種などタテの交流もされました。 いろいろな話を聞きました。 連携大学との交換で、都内だったら通学できなかったコロナ禍に京都の大学で一年を過ごすことを選び、自立した生活ができた、 大学を3年で卒業する制度を使って、大学院に進学することに決めた。(4年分の学費+30万くらいで、修士まで行けて、時間と費用を節約できるとのこと。まさに28プロジェクトです) 留学した話も聞けました。 中等部では保護者会がある学年もありましたが、高等部校長、教頭、都合がついた教員も参加して、近況報告を聞いたり、相談に乗ったりしました。 教頭が、起業体験のサポートを卒業生にも頼みたいと言ったら、化粧品会社でマーケティングをやっている、アパレルで店長をやっていたので、起業体験手伝えますよなど、次々サポートも申し出てくれました。 来年は100周年、卒業生と在校生が縦横につながり、品川ファミリーが互いに支えあい、社会をよりよくしてくれる次の世紀が楽しみです。 *今年の2月に参加したカンファレンスで登壇したセッション動画がアップされました。 「スポーツ教育・部活動のあり方を考える〜部活動「地域移行」の実態と課題〜」 朝日健太郎×五十嵐立青×伊原木隆太×漆紫穂子×為末大 【知見録記事URL】https://globis.jp/article/49xf y3-p7v/ 【Youtube】https://youtu.be/J9rzp1Ts3f4【X(Twitter)】https://x.com/GLOBISJP/status/ 1797492866165739934
アートの特別講座・卒業生のNPO・登壇イベント
春が過ぎ、初夏へと季節が移ってきました。 6月15日(土)には、芳葉会(同窓会)が開催されます。 卒業生から在校生へとバトンタッチされるイベントも増えてきました。 こちらは、3月に卒業した76期の卒業生が以前も紹介したアートの講座を後輩へとつないだものです。 5年生の個人探究から始まり、寺田倉庫さんの協力を得て、実施したものを、卒業にあたって、後輩へと引き継いで有志団体が設立され、主催された特別講座を担当の塩崎が紹介します。 特別講座はじめてのアート報告.pdf (16.93MB) さて、間もなく開かれる芳葉会の会長が代表を務めるNPO法人 C-ribbonsのイベントを紹介します。 このNPO法人は、がんの検診への啓発活動や、り患した患者や家族のサポートをしている団体です。代表の藤森さんも乳がんのサバイバーとして、女性の健康支援や、がんで悲しむ人をなくすための活動をしています。私も患者の一人として、知人も紹介し、同じ課題を抱える人たちが協力して創立された団体です。 以前の記事でも紹介しました。こちらのPDFをご覧ください。 その、C-ribbonsによる「第4回 NAビューティー『メイク講座』」が同窓会と同日、同じ場所で開催されます。 「Not Aloneプロジェクト“ひとりぼっちではないよ”」の一環で、メイク講座を実施し、そこで藤森さんがお話しします。 HPより。 患者さんは病気になることで孤独感を感じる方も多くいます。また、ご家族やお友達なども「どんな思いでいるのか」を直接聞けない場合が多々あります。『病気』を前面に出すのではなく、まず「女性として」の時間を楽しんで頂き、その後、【乳がんについて】お話させて頂きます。 【開催日時】2024年6月15日(土) 14:00~16:00(開場13:30) 【会場】品川シーズンテラス「カンファレンス B」(品川駅「港南口」から徒歩10分)【会費】 4,000円 (お土産付き)詳細・申し込みはこちら *本校もお世話になっているライフイズテック主催の教育カンファレンスに登壇することになりました。 東京大学の藤井総長と落合陽一さんのセッションに続いて、以前、特別講座を開いてくれた前田裕二さんから私が聞き手となってお話を伺います。 開催日時:2024年6月25日(火)12:30-18:40(開場12:00)会場:東京・有楽町「Tokyo Innovation Base」(リアル参加)もしくはオンライン参加参加費:(リアル参加)大人3,000円/大学生1,000円/中高生無料 (オンライン)大人・大学生1,000円/中高生無料 ※本イベントのアーカイブ配信はございません。あらかじめご了承ください。主催:ライフイズテック株式会社「Life is Tech ! JAM 2024」公式サイト
100周年に向けて
いよいよ、来年2025年に、本校は創立100周年を迎えます。同時に、10年以上かけて行ってきた校舎の全面改築も竣工します。これからの100年も品川女子学院学院の教育を継続発展させるため、教育理念に賛同くださり、応援してくださる方(個人・法人は問いません)からのご寄付をお願いすることになりました。ブログの最後に、手続きのご案内があります。品川ファミリーのみなさまにご協力いただけると幸いです。 5月2日は本校の99年目の創立を記念する日でした。朝のHRでは、生徒へ創立の日に寄せたビデオメッセージを生徒に見てもらいました。毎年紹介しているこの写真は、昭和20年代、戦後の日本が復興する時期に学ぼうと本校に集まった先輩方の卒業写真です。いろいろな時代を経て今があります。 後援会からは、校名入りのシャープペンシルをいただきました。 毎年、生徒に渡している活躍する卒業生を紹介するコミック。今年のテーマは「地方で活躍する卒業生」です。 旧東棟校舎のベランダに咲いていた白バラは、鉢に移植して新校舎の職員室ベランダで育てています。今年もきれいに咲きました。 6月15日(土)の15時からは、品川シーズンテラスにて、芳葉会(卒業生の同窓会)が開催されます。 *品川女子学院学院教育活動支援、創立100周年記念事業寄付のお願い 寄付金の目的は、2種類あります。1,生徒の教育活動の充実や教育環境の整備(使途が限定されない一般寄付金)2,創立100周年記念事業及び新校舎の建設(使途が限定される特別寄付金) 2の「創立100周年記念事業及び新校舎の建設」の使途で5口以上の寄付をいただいた方は、寄付者ご本人または在校生・卒業生のご芳名を記した銘板を新校舎に設置いたします。(2027年6月頃予定) ※税制上の優遇措置本校は、教育又は科学の振興、文化の向上、社会福祉への貢献その他公益増進に著しく寄与する特定公益増進法人に該当します。このため、以下の税法上の優遇措置(寄附金控除)を受けることが可能です。 ※個人の寄付金における優遇措置 確定申告を行うことで、所得税の「税額控除」もしくは「所得控除」、「個人住民税の寄附金税額控除」(本校への寄付金を寄附金税額控除の対象寄付金として条例で指定している場合)の両方を受けることができます。なお、詳細につきましては、お住まいの地域を所管する税務署等でご確認いただくようお願いいたします。 ※法人の寄付金における優遇措置 特定公益増進法人に対する寄付金として、一般寄付金の損金算入限度額とは別枠で損金として算入することができます。 申込はこちら(外部サイト) ご案内(タップ・クリックするとPDFが開きます)本校HPにも掲載しております。
特別講座シリーズ「古着を生まれ変わらせよう」
椿って、冬咲くものと思っていたら、この季節に満開も。 これは、珍しい紅白で、速水御舟の絵のモデルとされているそうです。 卒業生が開いてくれた特別講座の紹介です。 教頭の窪田より、以下報告です。 ************* 特別講座「古着を生まれ変わらせよう」を開催しました。 この講座は、この春卒業の75期卒業生が起業した、教育によるキャリア支援をする会社が企画した特別講座の第2弾です。 今回は、大学生が中心となって立ち上げた「carutena」というブランドの皆様とコラボして実施しました。「carutena」は、服の大量廃棄問題を解決するために、回収した古着を小物商品へとリメイクし販売しています。参加したのは1~3年生、小規模ながら充実した講座が展開されました。 前半は、服の大量廃棄が引き起こす、環境問題・労働問題について学ぶ講義です。 服が大量廃棄されている現状と、服の生産にどれだけの資源・エネルギーが使用されているかということ、ファストファッションというブランドの形態が、製造国の労働者の劣悪な労働環境や業務中の事故を引き起こしたこと、地球環境問題を一段と悪化させていることについて学びました。その中でメンバーの一人が実際にバングラデシュに行った模様を写真や映像で説明してくれたことは、実感が伴い現実味を帯びて伝わってきました。 後半はいよいよ、制作に入ります。古着を使ってシュシュ(ヘアアクセサリー)を作る作業です。 生徒が家から不要な服(Tシャツなど)を持参し、材料の布とゴムを使って手縫いとミシンで制作を進めます。贅沢にも生徒一人につき、お一人が講師として教えてくださいました。生徒はとても熱心に制作にあたり、着々と作業を進めていきました。 そして最終的にとてもかわいいシュシュができあがりました!制作が早い人は短時間で2つも完成していました。 最後にまとめをした後、記念撮影です。それぞれデザインが違うシュシュが、皆とてもかわいく似合っていました。自分がつくったものを持ち帰れると、見る度に受けた授業の内容を思い出すことができ、授業の効果が持続しますね。生徒とcarutenaの皆様の双方がとても嬉しそうにしていたのが印象的でした。 生徒の感想からです。 「初めはシュシュが作れるからという理由で参加したけど、服の大量廃棄や、普段着ている服はリメイクできることを知って、今度からは古着を縫って服などを作ろうと思った」 「1対1で丁寧に優しく教えてくれてわかりやすかったです。雑談もしてくれて楽しい雰囲気で作業できたので楽しめました!」 carutenaの皆さん、卒業生の皆さん、ありがとうございました。 *carutena ブランドサイトhttps://carutena.com/ 常時古着の回収と外部からの制作協力を募集しているそうです。
お金の授業・動画作成特別講座・掲載情報など
春休みになりました。 今日は、毎年行っている、家庭科の金融経済教育を紹介します。 家庭科の山下より以下、報告です。 先日4年家庭基礎にて、お金の教養講座を実施いたしました。ファイナンシャルアカデミーの講師の方々に来ていただき、 全クラス2時間ずつ講義をしていただきました。この講座は今年で10年目となります。 普段はなかなか話さないお金の話。生徒たちは興味津々で、 価格と価値の違い、新品や中古品、 住宅ローンの組み方などを教わり、 賢いお金の使い方について考えを深められたようです。実際に住んでみたい家を探し、 毎月のローンシミュレーションや必要な年収も計算してみました。 その年収の職業は?と調べていくと、「 医師や弁護士でないと難しそう!」 となる生徒が沢山いるクラスも。 生徒からは様々な感想が上がっていました。「 今たくさん勉強をして住みたい家に住めるようになりたいと思った 。」「新しい家は綺麗だから高いだけだと思っていたが、 色々な費用が重なっていてびっくりした。」「将来起業したいと考えているので大変勉強になった。 商品を作り出していく上で「価格以上の価値があるもの」 を重視したい。」また、前回までの授業で理想の家を考えて平面図を作成する、 ということをしていましたが、「理想の家を作った際に、 家をどうやって買うのか、 どれくらいの値段がするのかが気になっていたので、 知ることができてとても面白かった。」という声もありました。 自分で勉強するのは少し難しい内容ですが、 お金のプロにわかりやすく教えていただくことで、 お金に対する理解が深まり、関心が強まったようです。講師の方も仰っていましたが、自分の中の価値観と出会える、 貴重な機会となりました。ファイナンシャルアカデミーの皆様、 今年度もありがとうございました。 そして、特別講座をシリーズでご紹介していきます。 *社会課題に取り組む地元の企業などを中高生が取材して映像を制作する『ティーンディレクター』特別講座その様子をnoteで紹介していただきました。 【東京都】ティーンディレクター第1回のワークショップを行いました!【品川区】 【東京都】ティーンディレクター第2回ワークショップを行いました【品川区】 【東京都】ティーンディレクター第3回ワークショップを行いました!【品川区】 【東京都】ティーンディレクター第4回ワークショップを行いました!【品川区】 【東京都】ティーンディレクター第5回ワークショップを行いました!【品川区】 【東京都】ティーンディレクター第6回ワークショップを行いました!【品川区】 完成した動画はこちらからご覧いただけます。 *卒業生が実施してくれる特別講座も増えてきました。 「オートメーション」の仕事で シルク・ドゥ・ソレイユ やサッカーワールドカップなどで活躍している卒業生、 小林由佳さんが大阪芸術大学のHPで紹介されています。 彼女の特別講座 ◆広報部から最近の掲載情報◆ 2024/3/22「賢者の選択サクセッション」で放映された内容がYahoo!ニュースに掲載されました。前編・後編 2024/02/06 品川区議会だより 第304号 品川女子学院 意見交換会(令和5年11月20日) 2024/02/16 ファイナンシャルアカデミー[公式](X(旧Twitter)) ファイナンシャルアカデミー 2024/03/13 窪田先生による高校生への近視講義 20242024/03/14 日経ビジネス 品川女子学院理事長が語る、部活・学業の両立とトライアスロンの共通点 2024/03/15 窪田製薬ホールディングス 品川女子学院から近視を撲滅 特別講座 第2弾 外遊びで視力をキープ 2024/03/17 JBpress ルポ・男子校の性教育 獨協と品川女子学院の中高生がロールプレイ、ナプキン・タンポン…タブーに挑む *先日卒業した76期が企業コラボでお世話になったセイコーウオッチ株式会社の創業者のドラマが今週末の土曜に放送されます。 【放送概要】テレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻 ~服部金太郎物語~」放送日時:3月30日(土)夜9時〜(2時間スペシャル)テレビ朝日ドラマプレミアム『黄金の刻〜服部金太郎物語〜』| テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp) ※クリックで拡大します *東京大学グローバル消費インテリジェンス寄付講座のご案内です。 <申込み方法>申込開始: 2024年3月19日(火) 13:00申込締切: 2024年4月5日(金) 13:00 (ID登録締切:2024年4月3日(水) 13:00)※申込には、WebブラウザとしてGoogle Chromeをお使いください。(Microsoft Edge他非対応)※(学生枠)4月5日13:00までに申し込みいただいた方:選考結果は4月16日までにメールでご連絡があるそうです。
国際女性デーにあたって卒業生のこと
今日は国際女性デーです。本校は、日本に参政権のなかったころ、 この国のジェンダーギャップ解消を目指して( 当時はそういう言葉も使いませんでしたが)創立した学校です。 そして、99年が経ち、卒業生が様々な場所で仕事をするようになりました。 今年度もいろいろなところでばったり顔を合わせました。 国際感覚を磨く教育に力を入れてきましたが、英語力を活かす進学・就職も増えています。リッツカールトンで女性活躍関連の社内講演をしたときは、 新入社員として参加している卒業生に声をかけられました。 アメリカンクラブで近視予防のパネルディスカッションに参加したときも、スタッフに先生!と、声をかけられ、卒業生でした。卒業後、シアトルにいたそうです。 検事になったり、官僚になったり、と公的な仕事に就いている子もいて、先日は、 行政改革の会議で行った総務省のエレベーターの中で階を押してくれたのが卒業生でした。 先週、就職の報告に来た2人のうち、一人は建築学科から外務省へ。 もう一人は心理学科からSEへ。大学受験には残っている文系理系の垣根も仕事では低くなくなりつつあるようです。 部活つながりもいろいろあります。夏には、 世界マスターズの会場で元水泳部の三人に出会ったといいましたが、先日は、 海洋大で冷蔵の研究をしているという吹奏楽部の二人が遊びに来ました。 学年が違うので知り合いではなかったのですが、一人は大学院、 一人は食品会社からの出向で、研究室で話しているうちに品女の吹奏楽部と判明したそうです。さらに、その二人がフランスの学会に行ったとき、 そこで発表していた子もなんと、海洋大&品女吹部だったそうです。 世界狭すぎ!と、こんな話で盛り上がれるのも長く続いた私学の面白さです 。 卒業生が母校に戻ってきて後輩のため特別講座をしてくれるこ とも増えてきました。 これは、「課題解決型・PBL探求学習における提案スライド資料の作り方」特別講座を開催してくれたときの写真。 以下、担当の鷺谷からの報告です。 参加者は中学2年生から高校1年生。はじめに、自分の好きなものをPRするスライドを作成し、OGからスライドを作る上で押さえるべき点を学びました。レクチャーを受けて自分のスライドを手直しし、アドバイスを受けました。スライドに取り掛かる前に意識すべき目的や評価軸をはじめ、すぐに使える配色やおすすめのフォントについて多岐にわたる知識を得ることができました。品女では授業の中でプレゼンする機会も多いため、中学2年生の生徒でも1ヶ月に1回は発表のためにプレゼンを作成しており、勉強になったと嬉しそうでした。会の終了後も質問が絶えず、実りのある会になりました。 こちらは、以前ドローン講座を開催してくれた卒業生からの報告です。 先日、 ドローンスクールの2校目を静岡県浜松市にて開校いたしましたの で、ご報告いたします。 開校式の様子https://hamamatsu.odschool.jp/ opening_ceremony/ プレスリリースhttps://www.atpress.ne.jp/ news/384283 2024年2月7日の日経新聞静岡版朝刊記事https://www.nikkei.com/ article/ DGXZQOCC053IF0V00C24A2000000/ 勢いで動いておりますが、 少しづつ着実に事業を拡大していけたらと思っております。 また来年度に100周年イベントに向けて品女でドローン特別講座 行えたらと思いますのでよろしくお願いいたします! 以下は、JTBコミュニケーションデザインの女性管理職に関する調査です。 性別はグラデーションとしてとらえられるようになってきましたが、男女でデータを採るとその特徴も出てきます。 卒業生へのアンケートによれば、品女卒はゼロからイチを作るようなアントレプレナーシップやリーダーシップにおいて、ウエブ調査で比較した同年代女性の平均値より、高く出ていました。 創立の理念に照らし、卒業後、様々な分野で社会によい変化を起こせる人として、卒業生たちが活動していってくれることが私たちの願いです。 ~女性管理職の実像と本音~vol.1「部下から見た女性管理職のマネジメントに関する調査2023」 ~女性管理職の実像と本音~ vol.2「女性管理職の本音とマネジメント行動に関する調査」
二十歳の集い・3学期始業式・お知らせ
今日から3学期です。 始業式では、本校の創立の元ともなった関東大震災時の活動を振り返り、能登半島地震について、私たちの役割について考えるお話をしました。 昨日は、品川区の二十歳の集いに出席しました。 吹奏楽部がパフォーマンスをしました。 会場がきゅりあんに戻ったので、舞台が広々しています。 壇上には、本校フラワーアレンジ部のお花が2カ所。 午後は、20歳になった卒業生が晴れ着姿で続々と集まってきます。母校での20歳を祝う会です。 ここまで育てたご家族にとっても、特別な一日になったことと思います。 着物の柄には様々な意味が込められています。私は蝶柄でした。蝶は卵、幼虫、さなぎから美しい成虫になり、また、高く飛び立っていくことから社会での活躍の象徴とされてきたそうです。 進学、結婚、就職、出産・・・様々なライフイベントを迎えるその折々に蝶の力をという親の気持ちが込められていたのでしょう。 当時はそんなことには全く気づかずなかった自戒の念を込めて「この日にお礼の一言を」と伝えました。 薔薇柄の着物の子も、何人かいました。 着物の授業を経験している子達だからか、母、祖母など家族の大切な着物を引き継いで着ている子もいました。 今は職人さんが減ってきて技術の継承が難しくなり、手に入らないようなものもあるので、さらに自分の子どもの世代へとつないでいってほしいものです。 2学期終業式と3学期始業式の表彰です。 *2学期始業式 <高等部> ◆ECC 部第 3 回高校生英語ディベート南関東ブロック(広域)大会Excellent Debater Prize ◆弓道部全日本弓道連盟昇段審査初段 ◆書道部日本武道館主催高円宮杯 大会奨励賞 岐阜女子大学主催全国書道展 準大賞、優秀賞 東京都高等学校文化連盟書道展 奨励賞 ◆作画部日本骨髄バンクより日頃の活動に対する感謝状 <中等部> ◆ECC部第13回全国中学生英語ディベート大会6位 ◆書道部日本武道館主催高円宮杯大会奨励賞 岐阜女子大学主催全国書道展優秀賞 ◆ダンス部第11回全日本小中学生ダンスコンクール全国大会金賞 ◆作画部日本骨髄バンクより日頃の活動に対する感謝状 *3学期始業式 <高等部・表彰>◆ECC 部第 26 回東京都高校生英語ディベートコンテスト2nd Best Debater Prize ◆軽音楽部パワードリームミュージックフェスタ 2023夢さんばし大賞夢さんばし準大賞 ◆バレーボール部第 47 回第 7 支部高校女子バレーボール大会優秀選手賞 ◆演劇部東京私立中学高等学校演劇発表会優秀賞 ◆CBL学校代表 <中等部・表彰> ◆演劇部東京私立中学高等学校演劇発表会優秀賞 *私の所属している会議エンジン01で、1月26日(金)~28日(日)まで、市原で様々なパネルディスカッションを行います。私は以下に参加します。 1月27日(土)1時限 10:00~11:15 「女性リーダーの増やし方」三浦瑠麗様、岸本周平様、下村満子様3時限 14:30~15:30 中高生のきみたちへ「エンジンハローワークin市原」教師枠でお話をさせていただきます。4時限 16:15~17:30 「教育業界にも闇がある!?」 寺脇研様、福井康之様、ヨーコゼッターランド様、和田秀樹様 詳細、申し込みは以下です。「エンジン01in市原」公式HP https://enjin01-ichihara.jp/