PRODUCED BY 品川女子学院
白ばら日記

卒業生の就活セミナー・28歳ホームカミングデーが特集番組に

就職活動を前にした卒業生達のために、今年も「白ばら就職情報交換会」を実施しました。 私から、日本の女性を取り巻く社会状況、キャリアデザインの考え方といった大きな話から面接への備えといった細かいことまで先輩達のエピソードも交えてお話ししました。 卒業生の就職先として、企業からの講演などのオファーはなるべくお受けするようにしているので、そうした経験から得た情報も。 先輩達からのリアルな就活・職場情報提供や、保護者の方々の協力による模擬面接も行われました。 参加卒業生からはこんなコメントをもらいました。出られなかった人へのシェアとして一部を抜粋させてもらいます。 ・久しぶりに品女マインドを聞くことができて、 品女生としての自覚を取り戻しました! エンパワメントされました!・自分軸で仕事を選ぶ、 という点を大事にしていきたいと感じました。・就職活動において大事にしていきたいこと、 また社会人になってから大事にしたいことは何かを明確にしていき たいと思いました。・1月から本格的に就活を始めて、 待遇条件などを重視したくなってきていたのですが、 やりたいことが何なのかを見て行きたいと思います。 ・大学で聞くお話よりも、 女性や品女という特性に寄り添ったお話だったため自分のためにな りました。・就活を行うにあたっての背景や問題点、 今後どのような人材が求められるのかなど、 就活の全体像を改めて把握できました。ありがとうございました。・ 女性の活躍についてや自分のキャリアについてとてもタメになる話 を聞くことができました。 ・ 大学で開催されるセミナーとはまた異なった視点の話を聞けてよか った。・現在日本では女性の社会進出が掲げられているが他国と比較すると まだ十分に達成していない状況であることを知り、 今後女性が優遇されない状況に遭遇しても「それは違う」 といった強い心を待ち、負けない姿勢を貫きたいと思った。また、 起業も一つの選択肢であることを知り、 様々な可能性を視野に入れて将来設計をしていこうと思った。・ 女性の働き方や面接で気をつけることなどこれからの就活で活かす ことができる多くのことを聞くことができ、 とても貴重な経験になりました。 女性のライフデザインは、子どもを産むというライフイベントの可能性が入るため、男性とは違います。キャリアのお休み、復職までを視野に入れるとき、「転職力」というような、客観的に評価される力が助けになります。その力をつけるため、また、自分の興味関心領域を深めるため、大学院に進む人も目立ってきました。7年前の卒業生から大学院での研究の報告があり、中等部校長ブログで紹介されています。AGU NEWS AGU LIFE さて、そうした卒業生達の生の声が今週土曜21時からNHKの「29歳のリアル」 という番組で放送されます。詳しくはこちら→NHK:BS 本校の「28プロジェクト」、卒業後10年後の28歳ホームカミングデーが特集されています。(コロナ禍で延期になって29歳になっていますが) *教育シン ポジウムにパネリストとして登壇することになりました。 日時:3月11日(土)午後1時半~同4時テーマ:「時代に取り残された学校現場 その2 中・高校教育施策の立て直しを考える」 詳細、お申し込みは、こちらからご確認ください。

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20歳の卒業生・始業式・受験アドバイス記事

今日から3学期です。 昨日は、品川区の20歳の集いに行き、新区長さんともお目にかかってきました。子育て世代の女性で生徒世代のロールモデルになるような素敵な方でした。 例年のように会の幕が開くと同時に本校吹奏楽部の演奏が始まります。   玄関を飾るのは本校フラワーアレンジ部のお花です。 午後は、20歳になった卒業生が晴れ着姿で続々と集まってきます。母校での成人を祝う会です。   私からもお祝いのメッセージ。 卒業生を見ていると、その後ろにここまで育てたご家族の思いが見えてきます。 着物の柄には込められた思いがあります。私は蝶柄でした。蝶は卵、幼虫、さなぎから美しい成虫になり、また、高く飛び立っていくことから社会での活躍の象徴とされてきたそうです。 進学、結婚、就職、出産・・・様々なライフイベントを迎えるその折々に蝶の力をという親の気持ちが込められていたのでしょう。 当時はそんなことには全く気づかず、「車の免許代のほうがよかった」などと言ってしまった自分の反省を込めて「この日にお礼の一言を」と伝えました。 着物の授業を経験している子達だからか、母、祖母など家族の大切な着物を引き継いで着ている子も目立ちます。 今は職人さんが減ってきて技術の継承が難しくなり、手に入らないようなものもあるので、さらに自分の子どもの世代へとつないでいってほしいものです。 *STORYに連載をしている卒業生の広末さんの紹介で2月号に受験について取材された記事が掲載されました。(クリックすると拡大します) *中学受験のアドバイスは『伸びる子の育て方』にも書いています。 また、このブログで毎年受験直前にチェック項目をお伝えしているので、昨年のものを見ていただくと少し早めにご準備いただけるかもしれません。 始業式の様子です。 校長からの話と表彰、イタリアからの留学生、カルロッタ・デルドットさん帰国前のスピーチも流ちょうな日本語でありました。 表彰は以下のとおりです。 <中等部>【ブレイクダンス】THE JAM in SHIMONOSEKI "Breakin' 1on1 Battle"BGIRL 部門 準優勝Breakdance Dream Cup 2022<ブレイクダンスキッズ日本一決定戦>中学 BGIRL 部門 優勝 【書道】日書展 全日本書道連盟賞 【演劇部】第 64 回東京私立中学高等学校演劇発表会 優秀賞 【バレーボール部】第 22 回第 7 支部中学女子バレーボール大会 準優勝 <高等部>【ECC部】第17回全国高校生英語ディベート大会 出場 【演劇部】第64回東京私立中学高等学校演劇発表会 優秀賞【CBL】学年代表グループ表彰5B7班「親子団らんの時間の減少」5D7班「相手と無理なく家事をしたい!」4B7班「『生徒証』のデジタル化」4D8班「脱・痩身志向の社会を目指して〜今の自分を好きになるために〜」  

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終業式・区議との意見交換・起業体験対談・卒業生の便り

二学期終業式 今年もあとわずかとなりました。 終業式では、中高とも校長が生徒にインタビューをする場面があり、楽しい一年の締めくくりとなりました。 その後、6年生を応援する激励会も行いました。一人一人の夢が叶うよう祈っています。   表彰は以下です。<高等部>■弓道部全日本弓道連盟昇段審査 初段 ■ECC部東京都高校生英語ディベート大会 予選1位、決勝2位 ■書道部第20回和洋女子大学競書大会 金賞 <中等部>■ダンス部第10回全日本小中学生ダンスコンクール全国大会 金賞  ■書道部第20回和洋女子大学競書大会 金賞   *第295号 品川区議会だよりに、本校で生徒と区議の皆さんが意見交換会をした様子が掲載されました。画像をクリックすると読めます。(以下のPDFファイルからも) これも何年も続いている取り組みですが、生徒が社会課題に気づき、解決のアクションを起こせるような人に育つよう、校外とのつながりをこれからも大切にしていきます。 品川区議会だより(品川女子学院意見交換会 令和4年11月18日) (2.62MB) *東京大学FoundXディレクターの馬田隆明先生と対談した記事が掲載されました。 DIAMOND SIGNAL 本校の起業体験プログラムの話題など、具体的な事例に対して、専門的な知見からコメントをいただいています。政府も起業教育を全国で進めようとしていますが、これまで15年以上積み重ねてきた本校のプログラムを総括するような内容になっています。 こうしたプログラムが続けられるのも、協力してくださる校外の皆様、保護者のみなさんのおかげと改めて感謝しています。 こうして、本校で6年間を過ごした卒業生たちが、学んだことを社会にどう活かしているのかを知ることは、在校生の教育に活かす上でもとても大切です。20代の卒業生に協力してもらったアンケートと他校出身者のウエブ調査によるデータの比較でいろいろなことが見えてきました。そうした定量分析に加え、定性的な情報として、卒業生からの頼りを聞くことは何よりの楽しみです。 先日、こんな便りがありました。**************************実は嬉しい出来事があり、ぜひ先生方にご報告したくご連絡差し上げました。新卒からANA国際線担当のグランドスタッフとして成田空港で勤めており、2021年度の1年間はコロナ禍の影響から、長期休職を取得して法律事務所の事務員として勤務しておりました。今年4月から現職に復帰、縁あって成田空港代表としてANAグループのグランドスタッフが接遇スキルを競う、空港カスタマーサービススキルコンテストに出場し、なんとグランプリを受賞することが出来ました!入社当初から「好きこそものの上手なれ」をモットーに、日々の接遇を楽しみながら真摯に業務に向き合ってきたことへの一つの大きな成果として、今回受賞できたことを純粋に嬉しく思っております。https://www.aviationwire.jp/archives/266392 全国旅行キャンペーンや水際対策緩和の後押しもあり、旅客数も業績も確実に持ち直している状況ではございますが、依然として世界情勢に左右される業種のため、これまでより少し敬遠されやすい就職先になったのではと感じております。ですが、もし在校生で航空業界に興味のある方がいれば、卒業生として微力ながらお役に立てれば幸いです。************************** たまたま、先日、ANAの2022DEIフォーラムで井上社長と対談させていただいたのですが、その後でこんな話を伺いました。「ANAにインタビューに来た大学生に対応した人が、どうも話に聞いた品女の雰囲気がある」と、出身高校を聞いたところ、なんと、卒業生(生徒会長だったそうで、誰だろう?)だったとのこと。 これは、本校に限らないことですが、大学が違ってもそこはかとなく香ってくるDNAがあることも長く続いた私学の特徴でしょう。(白バラの香りだといいのですが(^^;)) みなさま、良い年をお迎えください。

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生理のワークショップ・卒業生の連載・女性活躍支援

昨年度の文化祭起業体験をきっかけに 「生理」に関する課題を年齢・性別を超えて共有するプロジェクトを生徒が進めています。担当の山岡からの報告を元にまとめます。当初は、 これから生理を迎える小学生向けの講座として始まりましたが、 生徒達が、「社会を変えていくためには男子に生理に関する理解を広める必要が ある」と考え、男子校に連絡して出張授業を展開しており、芝高校、本郷中学・高校につづき、先週は開成中学校・ 高校で出張授業を実施しました。ユニチャームさんも協力してくださっています。以下、記事の紹介です。これからも継続していくそうなので、またご報告しますね。 2021年9月 小学生女子向けの生理講座(Zoom)(朝日新聞デジタル)2022年5月 芝高校(男子校)生徒向け講座(Zoom)(朝日新聞デジタル)2022年8月・9月 本郷中学校・高校(男子校)生徒向け講座(対面)(朝日新聞)(日経新聞) *卒業生の広末さんが今、発売中のSTORY1月号の連載「毎日が3兄弟ママで、女優。」にて、高校時代のエピソードと私の著書を紹介してくれています。これまでの記事を読み、働くお母さんを元気づける内容だったので、シェアします。STORY WEB(広末涼子さん連載) *こちらは、企業が行っている女性のメンタルヘルスのサポートです。 ケイト・スペード ニューヨーク、女性のメンタルヘルスのサポート *子どもの健やかな成長を応援するための食事 私は祖父が糖尿病だったので、間近に食事療法を見て育ち、栄養に興味を持ちました。高校時代、栄養学を学んで家庭科の教員になるか、好きな古典を学んで国語の教員になるか迷い、高校三年の受験期に「食物」の選択授業を4時間取っていたくらいです。そして、数年前に乳がん、その後の遺伝子検査の結果、子宮と卵巣も摘出したことで、女性と健康という問題への関心はますます強くなりました。そんな中、以前からトライアスロンの体力作りのため栄養指導を受けに通っていた病院の先生が、子どものための食事についてのムービーを作ろうとしていると知りました。学習障害があるのではと診察を受けるお子さんの中に食事を変えるだけで症状が改善される子がいたり、女性の場合、鉄分(フェリチン)の不足を補うことで鬱に似た症状が改善されたりすることもあるそうです。女子教育の場にいて、食育の大切さを痛感するのは、間違ったダイエットで健康を害してしまうような本人の健康問題は、次の世代、子どもへの影響もあるということです。(これまでもこうした講座をやっていただいています)。これは、クラウドファンディングを呼びかける動画ですが、内容を見ると、子どもの食事の何が問題かが分かります。

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ワールドカップ卒業生の活躍・28歳ホームカミングデー

今日、サッカーワールドカップが開幕しますが、それに先駆けて、卒業生から報告が。 小林さんは、舞台裏でオートメーションという仕事をしています。(紹介動画)国内外でミュージカル、ライブコンサート、大型スポーツイベントのセレモニーを中心に活動中。以前も、シルクドソレイユを生徒が芸術鑑賞で見に行ったとき、その舞台も担当していました。 今は、イギリスの会社からワールドカップに参加しています。男性の多い職場の中で、中東という女性が表に出ることが少ない国で、この現場を担当することはとてもレアだそうです。そんなイギリスの会社に感謝しているそうです。 先日、Snow Manのコンサートの担当で来日した際は、生徒に特別講座もやってくれました。 担当の前田が参加生徒の感想を送ってくれました。1〜5年生、32名が参加したそうです。 (以下、生徒の感想より) ・お話がとても面白かったです。オートメーションという仕事自体を始めて知ることができました。世界を飛び回って働いているその働き方に魅力的だなと思っていました。 ・とても面白かったです。元々絶対に海外で働きたくて国連議員や外資系などメジャーな仕事しか知らずたくさん勉強しなくちゃいけない将来に若干病んでたんですが、他にもたくさんの選択肢があることを教えていただきました。まだまだ自分がやりたいことを決めるのは早いなと思いました。ありがとうございました! ・私はオーストラリアに留学していて先月帰ってきたのですが、「めげずにわかる単語を使って話す」という話にとても共感しました。今まで考えたことはなかったですが、 エンターテイメントという業界の選択肢もあるのだと感じました。 ・「海外で働いてみたら」とよく両親に言われるのですが、 英語が出来ない(リスニングがダメ、 言いたいことをすぐに英語化できない)ので海外で働くということが全くピンと来なかったのですが、文法がわからなくてもコミュニケーションは取れると聞いて海外に目を向けてみたいと思いました。 先日は、アナウンサーになってダイリーグの放送を担当していた卒業生が特別講座をやってくれました。今は大学講師の傍ら、大学院にも通っています。最近は、こうして、卒業生が後輩のためにレクチャーをしてくれることも多くなってきました。 土曜は28歳ホームカミングデーで5日の63期(コロナで延期、今30歳)に続き、29歳になった64期の子達が集まっていました。 創立以来97年、こうして先輩から後輩へと、品女文化がバトンタッチされています。

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ドローン特別講座・お知らせ

明日からいよいよ文化祭が始まります。生徒達は最終準備の真っ最中。新校舎2棟を使っての初めての行事になります。感染対策でゲストの皆さんは抽選となり申し訳ありませんが、オンラインを活用して少しでも生徒の取り組みの様子をお届けできればと思っています。 本校の文化祭は、社会課題に目を向け、解決法を探るプロジェクト学習が中心です。校外の多くの方にお力添えをいただきました。卒業生も様々な分野で活躍するようになり、在校生をサポートしてくれています。中には、海外からインタビューに答えてくれた人もいたそうです。 明日は、私と卒業生の対談企画も行われます。   さて、こちらも卒業生の持ち込み企画の特別講座でした。この卒業生を物流へのドローン活用を進めている企業の皆さんに紹介したのですが、その後もいろいろとアドバイスをいただいているそうです。本校は校外の方との連携を大切にしてきましたが、こうして卒業生にもお力添えいただけるのは本当にありがたいことです。こうしていただいたご縁を、在校生、卒業生が社会にお返ししてくれることを願っています。 担当の住谷より以下報告です。 「ドローン女子が活躍する未来~ドローンをとばしてみよう~」 2~5年生22人が集まり、(株) おしんドリームの皆さんによる特別講座が開かれました。 この会社には、66期卒業生の田村まりさんもおり、 ぜひとも品女でやりたいと熱望しての開催となりました。 まずは教室にて自己紹介とグループワーク。 おしんドリームの皆さんは現在ミャンマーそしてパキスタンで女子 大学を作るというプロジェクトを進めており、 ゆくゆくはそういったところでもドローンを飛ばして何かやりたい と考えていらっしゃるとのこと。 それを聞いただけでも生徒たちの目が輝きだしていました。 そして生徒たちには「今まで人間がやってきたことで、 将来別のものやことに変わっていくものは何か?」「 変わったものが発展するとどうなる?どんな社会になる?」 というちょっと難しいお題がだされました。が、 初めて出会った学年混合グループなのに、 あっという間に打ち解け意見交換が始まり、 車や電車を使った移動がなくなる、 カバンやリュックを背負っての通学がなくなる、 などいろいろな意見が出てきました。 その上でドローンが現在どんなことに使われているか、 実際の様子を映した動画も交えて見てみました。空撮、 赤外線カメラを搭載することによってソーラーパネルの故障を見つ けるといったデータ収集、 そして山間の村へ荷物を届けるといった運送、 これがもっと広がっていけば人間自体の価値観も変わっていくだろ うというお話に、生徒たちも興味津々でした。 そしていよいよドローン操作へ。 高等部生のiPadに予めインストールしてもらったアプリを使っ て、操作のプログラム入力をして、動かしてみました。 ドローンのwifiの不調でなかなか全ての班が一斉に飛ばすこと ができませんでしたが、離着陸から始まり、前に進んだり、 より上にあげたり下げたり、 障害物としておいた机の下をくぐったり、 パーティションの上を越えていったり、 あっという間に使い方をマスターしていました。また、 コントローラーで操作するタイプのドローンもあり、 こちらもゲームでなじみがあるのか、あっという間に使いこなし、 宙返りをさせる人たちも。 最後、教室に戻り「ドローンは性別も年齢も関係なく操縦でき、 まさにこれから若い女性達が活躍できる産業である」 という話で締めくくられました。次回、続編をやる予定なので、また多くの生徒が参加し、 未来を語ることができればと思います。おしんドリームの佐藤様、 村岡様、そして田村さん、ありがとうございました。****   *社会課題を解決する起業家を育てる「Phoenixiインキュベーションプログラム」の発表会が行われます。オンライン登録すると、質問セッションに参加できますし、事後にも動画が見られます。課題解決学習や起業を志す卒業生の参考にもなりそうなので、シェアします。 【日時】2022年9月21日(水)12:05~13:15 【登録フォーム】 【備考】YouTubeフェニクシーチャンネル (Q&Aを除く)

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校舎引っ越し・オーストラリア姉妹校・お知らせ

  今日は、一学期の終業式。オンラインで行いました。 校長からは8月中に2棟目の新校舎に移る話も。 今週で東棟ともお別れで、私も引っ越し作業のラストスパート中です。この校舎、旧校舎の中では最も歴史が古く、実は私の生まれたときに完成したんです。その後、何度かの耐震補強工事を経て60年以上、生徒達を育んでくれました。 卒業生達が次々と訪れるので、一つにまとめようかと企画した東棟お別れ会には800人以上が集まりました。 オーストラリアの姉妹校、イプスウイッチ・ガールズ・グラマースクールの校長先生が来校されました。 この学校は本校初の姉妹校です。私が赴任したてのころ、海外研修を企画し、自分で引率し、事前に手紙を送っておいた学校を訪問して姉妹校提携の交渉をしました。その中で、最も伝統と格式の高い学校で、生徒が現地の生徒とともに過ごせる寮があり、文化の合うところがこの学校でした。 当時の校長先生から、「今までエージェントが交渉に来るところばかりで、断っていたけれど、創立家の人が自ら来たのは初めて。お互いの国で唯一の学校として姉妹校になりましょう」と即断してくれました。 日本では学校法人は公のものですが、オーストラリアの私学のファウンダーは特別な意味を持つことを知り、ラッキー!と思うと同時に、責任の重さも感じました。それ以来、ずっと学費の一部を免除して受け入れをしてくださったこと、感謝しています。   留学することになっている生徒と。日本人は引っ込み思案という話題が出たあと、この子達が挨拶に来て積極的に質問をしたので、驚いていらっしゃいました。 本校は大正時代に創立し、まもなく100周年を迎えます。その間には様々な困難も、ありがたいご縁もありました。令和に入り、大きな山場となる校舎の改築が、安全に無事に終了し、2025年には、100周年式典を迎えられることを楽しみにしています。 *ウイキペディアに創立者の父、漆昌巌の記事が出ているのを見つけました。 *8月24日(水)〜26日(金)13時〜18時@ 代官山BESS(ログハウス)品川女子学院被服部・ブランディア廃棄衣料アップサイクルプロジェクトで浴衣を製作して展示します 。26日(金)18時30分〜20時は、私と先方(BESS) の谷常務のトークショーも開催します。   *生徒が国際交流でお世話になっているユースリーダー協会の若者力大賞表彰式7月21日(木)18:00-19:40( 六本木ヒルズ、ハリウッドホールにて)について、以前、 お知らせしましたが、表彰式のYouTubeライブ配信も行うそうです。生徒がユニバーサルマナーの研修を受けているミライロの垣内社長 も表彰されます。 *生徒の男子校に協力を呼びかけた取り組みが記事になりました。https://www.asahi.com/articles/ASQ7H6D47Q68UTFL01X.html?ref=tw_asahi

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朝礼・芸術鑑賞・STEAM教育

文科省から新たな指針も出て、久しぶりに朝礼が復活しました。中等部校長の神谷からは、集まることの意義という話もありました。   オンライン朝礼のとき、校長の話の中で生徒にインタビューして情報共有するという企画をやっていましたが、リアルの場でも。 コロナ禍は、これまで当たり前にしていたことの「なぜ」を問い直す機会にもなりました。 こんな本も読み直しました。『集まる場所が必要だ――孤立を防ぎ、暮らしを守る「開かれた場」の社会学』 全校での芸術鑑賞も行いました。 『パシフィックフィルハーモニア東京』 ・J.ウィリアムズ作曲:「スターウォーズ組曲」より メインテーマ ・ショパン作曲:ピアノ協奏曲 第1番 ホ単調 作品11 ・ムソルグスキー作曲:ラヴェル編曲:組曲「展覧会の絵」 指揮は飯森範親さん。以前の芸術鑑賞のとき、本校オーケストラの指導をしていただき、生徒も舞台で共演するという貴重な体験をしました。今回はコロナ禍でそこまではできませんでしたが、「指導に伺いますよ」とうれしいお話も! *6月24日(金)日経新聞朝刊30面~32面に、私が参加した早稲田会議の記事が掲載予定です。 *先日私がパネルに参加した「STEAM人材教育研究会」の動画が公開されました。 また、7/1の会は「デザイン」と教育がテーマです。デザイン思考をやっている本校の参考になりそうなので、教員にシェアしました。申込み先:URLよりzoomウェビナー登録 *卒業生向け。2022年は日本とインドが国交を樹立して70周年記念の年。未来に向けて両国の関係を更に深めていくために、 次世代を担う若者同士のつながりをつくることを目的としたプ ログラムをご紹介します。 日印国交樹立70周年記念 900km横断課題体感型アイデアソン *「ポストコロナ時代の「教育」のグランドデザイン」というテーマで、小島武仁さん(東京大学経済学部 教授)、小林りんさん(学校法人ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン 代表理事)、長崎幸太郎さん(山梨県知事)、西内啓さん(株式会社データビークル 最高製品責任者) と行ったパネルディスカッションの様子が公開されました。

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お父さんの会、卒業生の活動、お知らせ

先日、山梨県知事とパネルディスカッションをし、その後、教育関係のことでやりとりしていたところ、県の教育委員会の方から、 うれしい連絡をいただきました。卒業生がIT企業の教育関連部門で県と関わり活躍しているというお話でした。 文化祭の実行委員長だったそうですよといわれ、なるほどねぇと思わず笑ってしまいました。多くの卒業生を送り、卒業後の様子を見聞きしていると、中高の何が彼女たちの未来に活きているのかがだんだんとわかってきます。しかし、それも主観に過ぎないので、最近はアンケートをとることもしました。卒業生の活動やデータがフィードバックされ、後輩の財産となっていくのも長く続いた私学だからこその恵みなのでしょう。 こちらは、この3月に卒業した大学一年生の活動です。在学中CBL(Challenge Based Learning    身近な問題を発見し、 解決策を実践につなげるプロジェクト学習) で子宮頸がんの予防活動に取り組んでいました。今は、医療系に進学し活動を今も継続しています。この週末に以下のイベントを実施するそうです。ご興味のある大学生(女性)は是非! 【大学生のための産婦人科ツアー】 日時:6月12日(日)13:30〜15:00場所:THIRD CLINIC GINZA対象:女子大学生費用:無料イベント内容:院内見学・受診の方法・三輪先生講義・ 子宮頸がん講義主催:Lumierehttps://twitter.com/Lumiere_ press/status/ 1530882063016271872 本校がこうして生徒の卒業後の未来を見つめ、「中高では初」というような取り組みにもチャレンジできている背景には、保護者のみなさんの理解協力があります。 土曜には、久しぶりにリアルで「お父さんの会」が開催されました。オンラインでしか活動できていない低学年の親御さんが参加し、先輩お父さんから、会の趣旨や活動の話がありました。登山部などユニフォームで登場している方もいました。 弁当部(娘の弁当を作って写真をアップ)、送迎部(遅刻しそうな娘を送って後ろ姿をそっと撮る)などもあるそうなのですが、私がいると緊張するかな?と思って挨拶のあとはひっこみました。 芸術領域で活躍している卒業生もいます。芸大を卒業後、長く画家として活動している板倉暚さんの展覧会が開催されます。 校内のいろいろなところに飾ってあるこの絵は板倉さんからの後輩への寄 付です。(写真は校長室にある校花、薔薇の絵です) ・日時:2022年6月9日(木)~15日(水)    11:00AM~6:00PM(会期中無休・最終日5:00PMまで)・場所:ギャルリー・コパンダール    東京都中央区京橋2-7-5京二小林ビル1F *このような特徴ある取り組みの背景など、これまでの品女のことをラジオ番組でお話ししました。グロービス経営大学院学長の堀義人さんのラジオ番組にです。私がこの学校に来た頃の学校改革の話や28プロジェクトの話、リカレントで何を学んだかなど幅広く話しています。 【堀義人が聞く リーダーの挑戦】番組紹介:堀義人が尊敬する「各界のリーダー」をゲストとして迎え、5つのキーワードから、その方の人生哲学を解き明かしていきます。 ・前編:6月4日(土)18:30〜 19:00放送予定・後編:6月11日(土)18:30〜 19:00放送予定※茨城放送ですが、 茨城県と関東地方の一部の地域で聴くことができます。 放送後1週間はradikoで聴取可能です。( 今週土曜日まで前編が視聴可能です) *在学中の起業体験プログラムが土台となって、0から1を作るような活動をしている卒業生の話もしばしば耳に入ってくるようになりました。そんな卒業生にお勧めしたいセミナーです。 議題:4つのキーワードから見るシリコンバレー成功の秘密スピーカー:石田 一統(VIAプログラム エグゼクティブディレクター)コメンテータ:佐分利 応貴(RIETI国際・広報ディレクター / 経済産業省大臣官房参事)モデレータ:木戸 冬子(RIETIコンサルティングフェロー / 東京大学大学院経済学研究科 特任研究員 / 国立情報学研究所研究戦略室 特任助教 / 日本経済研究センター 特任研究員 / 法政大学イノベーションマネジメントセンター 客員研究員)使用言語:日本語 講演概要Google、Facebook/Meta、Apple などが本社を構えるIT のメッカとしてよく知られ、 様々な業界のデジタルトランスフォメーションを牽引していると言 えるシリコンバレー。 この地域で生まれるイノベーションや起業精神に魅了される人は多 いが、その成功の秘密を4つのキーワードを通して見ていきます。 また、コロナ禍の影響を紹介し、 ポストコロナの課題についても考察します。 ※本セミナーは一般公開しております。 日時:2022年6月15日(水) 12:15-13:15開催方法:オンライン開催(Live 配信)参加費:無料申込みはこちら※申込み締め切りは6/14まで

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