生徒下校時刻(20221003)
土曜日は、都民でなくても休みだった都民の日でしたので、今日の登校から10月です。 今年もあと3ヶ月。残量24%。 下校時刻には、外もすっかり暗くなっています。
3日間も(20220930)
人気のため、学年別に3分割して同内容を3日間やっていただいた特別講座の最終日。 快く引き受けてくださって、3日間通って来てくださった担当者の方に感謝申し上げます。 内容は、企業秘密を扱うのでオープンにできないことになっております。 コロナ禍で減少していた特別講座の数も、ここへ来て復活してきています。 ありがたいことです。 (講座終了後も熱心に質問する生徒たち)
英語で(20220929)
中学1年生で、学年に所属するNZ出身の教員が、日替わりで各クラスの朝と帰りのホームルームを担当しています。 もちろん、オールイングリッシュ。 廊下の窓の外から覗いていましたら、ネタにされました。いきなり名前を呼ばれて、びっくり。 朝からテンションが上がって気持ちがいいです(笑)
少し背伸びをする場所
昨日の総合学習後半は、第1体育館で文化祭起業体験の表彰式が行われました。結果発表の前に、私からは文化祭について以下のようなお話しをしました。一部順序を変え、補足して概要をお伝えします。 * * * 私は、品女の文化祭は少し背伸びをする場所だと思っています。今年のCBLは、なかなか難しいテーマを選んだグループが多かったようです。仮説を立てるまでは良いのですが、テーマが難しい分だけ実行・検証が難しかったチームもあるでしょう。しかし、仮説がなければ何も始まりません。私は、いい意味でちょっと背伸びをしてテーマを設定できたと思います。そして、その後実践してきたプロセスこそが財産です。 起業体験の3年生は、自分たちのメンタルな部分がスタートになっているクラスが多かったと思います。素直な感情からスタートして、ちょっと背伸びをして解決策を考えだし、株式会社として運営しました。なにぶん初めてのことですから、理念を商品・サービスへと具体化するのがとても難しかったと思いますが、1日目終了後の修正力はすばらしかったと思います。 4,5年生は、とても身近で専門的なグループもありましたが、より「社会」を意識した企画になっていました。はっきりとした社会問題に目を向け、未来までも見据えて解決に取り組んでいました。売上げに苦労した企画もありましたが、大学生でも扱いをためらうような社会問題に取り組み、解決の糸口を掴んだグループもありました。5年生は2年後、大学に入っても背伸びをしなくて良いと思います。周りの視線がさほど高くありませんから。この学校の文化祭で扱ったテーマや実践してきた内容が、どれだけのものだったか、その時わかると思います。 背伸びをしろというのは、自分の実力に合わないことをしろという意味ではありません。まず視線を上げて、周りを見てみなければ、解決の道筋は探せません。時には、どれだけ背伸びしても解決策が見えない場合もあるでしょう。でも背伸びをして視線を上げれば、少なくとも自分の立ち位置がわかります。そのことが大切です。そういう意味で、品女の文化祭は、自分の今の力、問題解決力を知る良い機会だった思います。 6ヶ月にわたるプログラムを支え続けたのは、実行委員起業体験班。その班長が「背伸び」を演じてくれました。
始まりました(20220928)
恒例の中学2年生茶道の授業が昨日から始まりました。 遠州流から先生をお招きして、4時間のシリーズです。 時間が合うときは、私もなるべく顔を出すことにしています。
前ボケ 後ボケ
今日はお昼休みに、文化祭パンフレットの表紙を描いてくれた生徒の表彰(正確に言うとその場面の撮影)を行いました。今年のテーマ「才華爛発」にピッタリの絵です。背景のクジラは迫力満点ですが、手前に描かれた花には「前ボケ」という手法が使われています。一般的には、カメラのレンズの被写界深度(ピントの合う幅)を利用して主役を引き立てる技術ですが、この絵にうまく応用されています。 最近のスマホは被写界深度の違うレンズが複数ついていて、写真がキレイにボケる機能があります。ぜひ使ってみて下さい。もちろん学校外で。 前ボケをうまく使っています。中央の生徒が輝いています。 後ボケ。先日の予告通り、文化祭後のお休みを利用して見に行ってきました。
喜助は有罪か無罪か(20220926)
担当教員に誘われて、中2国語の授業を見学しました。 私がディベートの導入授業を2年生の全クラスで行ったのは5月のことでした。 以来、この学年で身につけるコミュニケーション・スキルの一つとして、さまざまな場面で活用されてきたと思います。 今回は、森鷗外「高瀬舟」の学習の振り返りとして、いわゆるアクティブ・ラーニングとして行われました。 テーマはシンプルですが、それだけにさまざまな論点が提出されます。 見ているこちらも、非常に頭を使います。 私はもともと国語の教員ですので何十回も読んだ作品ですが、ああ、そうも読めるな、と思ったりします。 楽しい授業でした。
起業体験決算作業・株主総会
台風の影響が弱まった20日の午後、文化祭起業体験の決算作業と株主総会が行われました。 決算作業は、例年半日をかけて行うのですが、午後登校となった今年は時間を短縮して行われました。事前の会計処理説明会では、現金の取扱いと在庫管理の徹底、および万一差額がでたときの適切な処理方法について指導されています。それでも、普段多額の金銭や商品を扱うことがない生徒たちが、短い期間に多くのお客様とやりとりする訳ですから、売上げと現金に差額がでてきます。さまざまな工夫をしてきた会計の生徒たちは本当に悔しがり、最後は公認会計士の方々のアドバイスに従って処理をしました。その悔しがる姿、そして会計士さんの説明に頷く表情を見ていると、今年も決算作業の目的はほぼ達成されていたと思いました。 4時半からは株主総会。各グループの社長・マネージャーが、営業活動の総括を行い、貸借対照表と損益計算書の報告を行ったあと会社を解散します。高等部の起業体験は、1学期の社員募集から、準備・営業まですべて自前で行ってきました。その分、苦労や失敗もあったと思いますが、無事営業を終えて報告を行い「株式会社○○を解散させていただいてよろしいでしょうか」という問いかけの頃には感情がこみ上げてきます。最後には、どのグループの社長も「こんな私たちについてきてくれてありがとう」という言葉があり、社員からは盛大な拍手。円満なだけが株主総会ではありませんが、この姿を見ていると、こちらもその目的はかなり達成されたなと感じました。 これらを支えていただいたサポート委員のみなさまに、改めて御礼申し上げます。
本日休校(20220924)
台風接近により、休校。 微妙なところでしたが、本校は通学範囲が広く、中学1年生もおりますので、安全策をとりました。 電車が止まったり大きく遅れたりすると、生徒が本当に大変な思いをしますので。 誰もいない教室を確認して歩きながら、「ああ、授業が1日分ツブれちゃったな…」とボヤいております。