先輩留学生からの贈り物
今年留学を予定している生徒に対して、留学経験のある卒業生2名がアドバイスをする会がありました。私が学年主任を務めていた世代の大学生もいるので、ちょっと聞きにいくつもりでしたが、あまりにも面白いので最後まで参加させてもらいました。自分たちを大きく変えてくれた留学経験を、後輩にも有意義なものにしてほしい、後悔しないよう積極的に行動してほしいという気持ちがひしひしと伝わってきます。 ホストファミリーの中で何か家事の分担はありましたか、という生徒の質問に対して、卒業生(73期荒井さん)は、分担がなくても「何かしますか?」と自分から話しかけることで会話が広がっていき、ホストファミリーとの距離も近づいていきますよ、とアドバイスをしてくれます。もう一人の卒業生(71期大石さん)は、留学の最初1ヶ月くらいは長いと感じるけど、それが過ぎて楽しくなった後は本当に数秒で終わってしまったと感じるほどなので、ためらわずにどんどん英語で話かけて下さいと訴えます。他にも、経験者だからこそ言えるアドバイスがたくさん出てきました。荒井さんからは、黒髪は目立つので部屋をコロコロでマメに掃除していたとのことです。 私は会が終わったところで退室したのですが、生徒の方は、修学旅行に行けなかった分だけこの留学にかける気持ちが強いのか、2人を取り囲んで質問攻めだったと聞きました。留学に行けない生徒もいるので、彼女たちにはぜひその積極的な姿勢で頑張ってきてほしいです。 ただただ後輩のために最後まで質問に答え続けてくれる。卒業生は宝物だな、そう再認識した時間でした。
「急な話」の種明かし(20220620)
このブログで「匂わせ」たのは、生徒が令和臨調発足大会に見学枠をいただいたという話でした。 本校理事長がメンバーに入っていたため、特別に生徒対象に会場に若干の席を用意してくださいました。警備上の都合で、詳細は明かせませんでした。参加者にさえ、当日まで会場は明かしていません。 この急な話が、応募者多数のため、抽選倍率3倍。本校らしい(笑) 私が窓口になって事務局の方とやりとりをしましたが、急に決まった話を詰めるために度々連絡をしますと、朝でも夜中でも瞬時にメールが返ってきます。さぞかしお忙しいであろう中、本校生徒のために細々と配慮をしてくださいました。 様々な方のご協力で、生徒にとっていい体験をさせていただいています。感謝申し上げます。
CBL中間プレゼン(20220618)
CBL(Challenge Based Learning)は、新カリキュラム移行に伴い、これまでの5年生から4年生に実施時期を移しました。 そのため、移行期間である今年は4・5年生の2学年での実施となっています。 今日から、班で進めているプロジェクトについて、進行状況の共有が各クラスで始まりました。 発表に対する意見も、クラス内で共有します。
Flying in the Hall 驚きの土曜日
土曜日。いつもの通り校内ではさまざまなイベントが行われています。今日は驚きの多い1日でした。 午前中は学校説明会がありました。土曜日は小学生も多く参加されています。いつも説明会の後にアンケートを読ませていただくのですが、私どもがお話しした主旨をきれいに整理して書かれているものがありました。ありがたいと思いながら最後を見ると、別の筆跡で保護者の方のコメントが。2時間弱にわたる説明を聞きながら、ここまで簡潔にまとめられる小学生がいるとは驚きでした。受験されたら国語の成績は良いのではないかと思います。 4,5年生はCBL(Challenge Based Learning)の発表をしていました。今年最初に見た班のテーマは痴漢の対策。CBLは身近な問題点から出発するのですが、このテーマはまさに彼女たちの大問題。一般的には話しにくい(だから問題、とも彼女たちは主張しています)テーマに堂々と切り込んでいきます。品女生の研究テーマにタブーありません。 午後は、卒業生が本校で特別講座をしたいということで、zoomで話しを聞くことになりました。彼女はまさに在学中のCBLで開眼した生徒で、国際理解教育で定評のある九州の大学に通っています。高校生の頃も意欲的でしたが、今回もらった企画書やzoomでの受け応えは、まるで社会人とやりとりをしているようでした。わずか2年でここまで発展している姿を見るのは嬉しい驚きです。 そして、C棟2階の広い廊下ではドローンが飛び回っています。これも卒業生が持ち込んできた特別講座で、1時間ほど講義やワークショップ等を行った後、実際に参加生徒が飛ばしてみます。本当に楽しそうで、驚くほどの早さで技術が上達していきます。一般に男子の方が乗り物好きで、運転操縦も上手であるように言われることもありますが、この姿を見る限り全く違うと思いました。 このドローンはiPadで操縦しています。
新しく(20220617)
教職員が説明会や文化祭などのイベントで使うIDストラップを、一新しました。 なかなか良いのではないでしょうか(自画自賛)。
教育実習最終日(20220616)
実習生は、全員、本校の卒業生です。 研究授業も、なんとなく温かな雰囲気だった気がします。自分達の先輩ですからね。 対して私は、授業後に厳しい意見をビシビシと、言おうかと思いましたが、そんなこともなく。 きちんとやってくれていましたから。 教員の先輩として、応援する気持ちでお話ししました。
実証実験(20220615)
2学期からの新校舎使用開始にあたり、駅からの通学路を一部変更する必要が生じました。 そこで、まずは実証実験。 生徒の皆さんの協力で、問題点がいくつか見つかりました。 改善します。 (玄関素通りで、いつもと逆方向に歩いていく生徒たち)
急な話(20220613)
大きな話が入ってきました。 滅多に見られない場所の見学です。 先ほどSlackで生徒の皆さんに募集をかけ、応募締め切りが明後日。 急な話ですが、本校ではよくある話で。 今は詳細を明かせないので、来週くらいに報告できると思います。 (思わせぶり)
Dancing in the Station
土曜日は6年生の保護者会が行われました。受験学年であり、また6年間最後の保護者会ということもあって多くの方にお集まりいただきました。久々の対面の会でしたが、私どもの話に頷いたり笑っていただけるなど、その場の空気を共有しながら会を進められるのはとても有り難いことです。クラス懇親会も廊下から覗かせていただきましたが、6年間のお付き合いなのでどのクラスも和気あいあいとした雰囲気でした。学年主任の窪田からもお話ししましたが、保護者の方と教員が密に連絡をとりあい、一緒になってお嬢様の受験を支えていければと思います。 日曜日はダンス部が品川駅でパフォーマンスを披露しました。以前このブログにも書きましたが、100年近くも同じ場所に学校が存在していて、地域に愛されない学校であってはなりません。その意味では、昨日のダンス部のような活動は重要で、たまたま駅を歩いていて地域の生徒の華やかな演技が見られたらちょっと嬉しいと思います。普段通学などでご迷惑をおかけしていますが、このような活動を通して「わが街の学校」と認識していただくことが大切だと考えています。 品川駅中央改札前という一等地での演技です。ダンス部の皆さんはいつもと違う雰囲気の場所ですね。日曜日にご苦労さまでした。