道場開き(20220903)
新設の屋上弓道場。 今日から使い始めます。 記念すべき第一射。 まさに張り詰めた雰囲気で、見学するこちらの方が清々しい気持ちになりました。 (iPhoneのシャッター音がうるさくて申し訳なかったです。でも、揺るぎなく的を射抜いてくれました。)
始業式でお話ししたこと
始業式は、新校舎地下にできた体育館で行いました。多くの学校でも9月1日は防災の話しをされていると思いますが、新B棟を高校生が使うこともあるので、避難経路の確認をして下さいとお願いしました。そして11年前の震災について、自分の体験とその時感じたことを少しお話ししました。 東日本大震災数週間後に、何かをしなければという思いだけで被災地に行って結局何もできなかったこと、途方に暮れている被災者に心ない質問をしてしまったこと、そんな東北の地で理性をもって助け合っている姿に心を動かされたことをお話ししました。 いくら情報が発達した時代でも、現地に行かなければわからないことがたくさんあります。5年生はこの秋に修学旅行に行きますし、4年生も来年実施します。楽しむことも大切ですが、せっかく時間とお金をかけて未知の場所を訪れるのですから、その経験を有意義なものしてほしいと思います。難しい予習をしろとは言いません。訪れる地域の地名の由来や、その地域の名産品がなぜ名産品になったかを調べて行くだけでも見方が変わります。卒業後にもいろいろな場所に行くでしょう。ぜひ自分なりのテーマを持って旅してみてはと提案しました。 そのようなこと、そして6年生には、スランプになっても焦る必要はないということをお伝えしました。 被災地を訪れて1枚目に撮った写真。この時は、中身を確認して後からでもご本人に届けるということまで考えが至りませんでした。
校長室(20220902)
新校舎を紹介するシリーズ? まずは校長室。 建物の真ん中にあるので、窓がありません。 殺風景なので、窓を買いました。 Atmophというベンチャー企業の製品です。オンラインでさまざまな風景を映し出すディスプレイですね。 今は『スターウォーズ』のデス・スター。どうせなら一気に宇宙に開いた窓ということで。たまにスター・デストロイヤーが通り過ぎていきます。 加えて、知人が描いた絵と、西洋美術館で買ったコルビュジエのポスター。全部自分で購入・搬入して、ポスターは壁に目立った穴を開けないように自分で吊り下げレールを上部に取り付けて設置しました。 また、リアルに話をするときに、対面だと圧迫感があるのではないかと思い、机の配置は横向きに変えてしまいました。 やりたいことは、全部自分でやります。 校長室は、開けっ放し運用をすることにしました。 私が在室の時は、話しかけるのも覗き込むのも自由。(オンライン会議中の時は、扉を閉めて「zoom中」という札をかけてあります。) 先ほども生徒が、通りがかりに「こんにちは」と言って去っていきました。 はい。そういう感じでいきましょう。
始業式(20220901)
始まりました2学期。 新校舎への全員登校初日です。 新体育館での始業式(中等部)では、新しい使い方を皆で作っていきましょう、とお話ししました。 式典も行事も、動線から場所の割り振りから、全て新しくなります。 でも、品女生はそういうのが得意! (こちらは高等部の始業式。中等部の方は、私は前で賞状を渡したりお話ししたりしていましたので。)
被服部の展示を見に代官山へ(20220825)
休み中の更新はしませんと言いながら、今日もまた例外です。 以前からお付き合いのあるテレビ東京のプロデューサーさんからのご紹介で、被服部が代官山の会場をお借りして展示会をやっております。 会場のBESS MAGMAは、ログハウスの住宅展示場で、私は全然存じ上げなかったのですが、もう20年も歴史があるとのこと。とてもいい雰囲気の場所でした。 暮らしの文化を考える、というコンセプトの場所にふさわしく、被服部員製作による廃棄衣料を利用した創作服の展示で、私が行ったときは2年生の部員が製作意図や製作過程の苦労話を説明してくれました。 とても楽しそうに、自分達や先輩の話をしてくれたのが印象的でした。 作品の面白さ、部員の熱意、場所の雰囲気、いずれも行ってみて損のない良さがあると思います。 明日27日は13時〜16時30分、土曜日曜は10時〜18時の展示です。
運用開始(20220803)
一昨日・昨日と教員で進めてきた引越しの片付け作業も終わり、今日からいよいよ生徒の皆さんの登校が解禁されます。 普段、通常の登校日以外は更新しないことにしているのですが、大きなニュースなので例外ということで。 (ついに姿を現した空中連絡通路)
終業式(20220719)
帰国されるJET(The Japan Exchange and Teaching Program)の先生と、留学生(帰国1名、入学1名)のあいさつのあと、珍しく表彰がなかったので、私からお話。 東棟解体をきっかけとした卒業生との交流から、こんな先輩がいますよ、という内容でした。 みなさんも、先輩たちのように、好きなことをやりきってくださいね、というメッセージを込めました。 このあと、保護者面談日があり、8月からは新校舎の運用が始まります。 (来校される保護者の皆様へ、チラシや冊子など。この光景もこれが最後。)
東棟ありがとうの落書き
終業式のブログで1学期は終わりにしようと思っていたのですが、本日だけ設けられた講堂の落書きコーナーを見に行くと、いくつかご紹介したくなりました。高等部生は最初の写真のように「またキレイになって戻ってきて」という内容が多かったです。彼女たちは在学中に新東棟(A棟)を目にすることはありませんので、お別れと再会への期待を込めて書いたのだと思います。私のコメントはいらないと思いますので、いくつか写真だけを貼っておきます。 [gallery columns="2" size="medium" ids="22255,22256,22257,22260,22252,22253,22254,22261"]
高等部終業式
本日をもって、生徒の東棟利用が終わりになります。終業式ではそのことに加えて、新しい校舎、通学路に関するお話しをしました。高等部生徒にはこれまで移動等で不便な思いをさせてきましたが、今後はだいぶ改善されると思います。逆に中等部生には通学時に不便をかけるので、高等部生は色々な面で気を遣ってあげてほしいとお伝えしました。 その後、JETプログラムで来ていたレイチェル先生が帰国されるので、本校生徒の印象や日本とニュージーランドの文化の違いなどをインタビューし、高等部生徒に聞いてもらいました。最後には、ドイツからの留学生エリーザさんのお別れの挨拶と、まだ紹介できていなかったパキスタンからの留学生イーシャさんの自己紹介がありました。今日はほとんどが英語での終業式でしたが、どれくらい聞き取れたでしょうか。レイチェル先生のインタビューの概要(+α)は以下に載せておきましたので、気になるところがあったら確認してみてください。 *今後、夏休み中のできごとは2学期始業式以降のブログでお伝えします。6年生は勝負の夏ですが、最初から気合いを入れすぎると息切れする可能性もあります。80%くらいの力でいいので、コンスタントに勉強し続けることを心がけてください。 建物のこの外観も見納めです。 (レイチェル先生インタビュー概要) 1. Why did you choose Japan when you decided to work as an English teacher? When I left university, all I knew was that I wanted to travel. Since COVID made traveling difficult, I found the JET program. JET was a great opportunity because they made it possible to travel when most of the world still could not. I chose it because I knew very little about Japan before coming. I visited Japan in 2020. I loved visiting the temples and seeing the tourist spots but I didn’t experience true life in Japan. I wanted to know about traditions, history, and day to day life. The best part about choosing Japan is that it was a great way to learn Japanese and through learning Japanese language, I can better understand the culture. 2. What was the first impression of this school? My first impression of Shinajo was the sports day - I saw how fun and energetic the students were. This was also the first of many times I was truly blown away at the dedication and talent of students to organize such an event. I thought this school showed a great balance of discipline and fun. 3. What is the impression after one year? My impression now is how hard working the students are. They continue to be energetic and focused in class as well as give their all in club activities. One of the highlights of my time here was seeing the dance club, orchestra club, baton club, and so many others doing such amazing performances. 4. What do you think is the biggest difference between Japanese schools and New Zealand’s schools? Long commutes to school / Cleaning the school / Clubs (many more in Japan) 5. What do you think is the biggest cultural difference between Japan and New Zealand? I think the biggest difference is the 24-hour convenience in Japan…Here you can get anything you want, any time of the day, even in rural areas. For example, vending machines, konbinis and trains! The trains come so often in Japan! In New Zealand we only have busses and they are not as efficient as trains. 6. Where did you go in Japan during your stay and where is the best place for you? This is a hard question because I went from to Hokkaido all the way to Ishigakijima! Everywhere I went had amazing food and kind people. The place that sticks out the most for me though is Kamakura. My house in NZ is 15-minute walk to the beach so I could swim every day! Being away from the beach now is difficult but whenever I wanted to escape to nature or swim I went to Kamakura. 7. What are you going to do after you come back to New Zealand? I am going to spend time with my family and cats before traveling again to Europe! The first place I want to visit is Spain because I speak Spanish. 8. Lastly, please give some messages to the senior high school students. Congratulations on finishing another term of Highschool. It is unfortunate I did not get the chance to meet many of you or teach in your classes but for all of the hard work you put into school and you clubs, thank you! If I can give you one piece of advice, it would be to go traveling as soon as you can! Travel is the best school. Language opens many doors in your life and you will help you better understand the world! I hope you find something special in the world which makes you happy.