PRODUCED BY 品川女子学院
中等部校長

Wi-Fi(20220127k)

今日は4年生の英語の授業を見学。 教員が手元のタブレットやPCから映像をプロジェクタに飛ばして映写するのは当たり前のことになっており、特に本校はAppleTVが設置されているので全て無線です。 したがって、教員は歩き回りながら手元の機材を操作しつつ、生徒の様子を見て回ることができます。 今日驚いたのは、テキストの朗読音声(録音)を英語科備品のラジカセに飛ばしていたことです。 音響に関しては現状の教室設備の弱点だったので、来夏のB棟稼働にあたって既存校舎のものも含めて全て刷新する予定になっています。 それまで、今ある備品で環境改善。 その手があったか、と思いました。

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中等部校長

スピーチコンテスト(20220126k)

中等部の各学年で行われている英語スピーチコンテスト。 今日は中学1年生でした。 皆さん原稿をしっかり覚え、身振りを交えてしっかりスピーチできていたと思います。 聞き応えがありました。 (賞状を受け取る最優秀生徒)

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中等部校長

4・5年生向け学校説明会(20220125k)

私が学校説明会でするお話は、入試には関係が薄い総合学習や生活面での話が中心です。そのため、入試が近づいた時期に行われる「入試説明会」ではラインナップから外れます。 今回は、4・5年生対象の「学校説明会」でしたので、久しぶりにスピーチをしました。 話の内容に回によって違いができないよう揃えていますが、すでに最初の回から半年ほど経っています。 新しいことをたくさんやっていますから、そろそろ違うことを喋りたくなってきました。来年度に回そうと思います。 (こんな内容をお話ししています。)

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中等部校長

リモート授業に向けて(20220124k)

一昨日に発表しました日程変更に伴い、今週土曜日は久々のリモート授業になります。 リアルを大事にする本校は、本年度は一度もリモート授業をしていませんから、久しぶりのことになります。 しかし、昨年の経験を活かして、直ちに教員向けの手順書を流し、有志教員による参考資料をまとめたwebサイトも立ち上がりました。 準備は万端です。 *** 土曜日の、内部(2年生保護者の皆様)向けの私のセミナーも完全オンラインになってしまいました。 リアルでお会いできず、残念です。 オンライン向けにスライドを作り直しましたら、55枚になってしまいました。 90分で終わるのだろうか。 (教員向け参考資料サイト)

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中等部校長

授業日程の変更(20220122k)

中等部入試に向け、本日、授業日程の変更を全校に告知しました。 感染症の流行状況に鑑み、入学試験日の前にリモート授業期間を設けて校舎を空け、受験生の皆さんに少しでも安心して試験を受けていただきたいという配慮からです。 また、在校生の皆さんにとっても、入試期間も含めてしばらく自宅待機の期間ができますので、人との接触が減り、感染症蔓延の対策になるのではと期待しています。 1年生にとっては初めてのリモート授業体験となります。 こういうことにも慣れてほしいと思っています。 (校内向けプリントの一部分)    

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中等部校長

分割合唱祭(20220121k)

2年ぶりの合唱祭。 感染症対策で中高分割し、席間をはじめあらゆるところに距離をとり、万全の対策で臨みました。 中等部の方は、中1中2とも初めての合唱祭で高校生も不在の中、中3諸君が後輩の手本になってくれました。 自クラスの曲紹介で「制約の中、私たちのできることをやってきました。」と言い切ったのを聞いたときには感動しました。 その意気や良し。 最後、私の校長挨拶が短く終わって時間調整が必要と見るや、実行委員が出てきて「これから⚪︎×クイズをやります!」 それが、どこかのアナウンサーじゃないかと思うくらい進行が上手い。 行事って、本当に面白いです。 (校長挨拶を待つ舞台裏)

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中等部校長

久しぶりに授業見学(20220120k)

まず、4年生の化学基礎を見に行きました。 実験結果から読み取れることは何で、それを得るために何が必要なのか、見ていて一緒に考えてしまいました。 この歳になると、高校化学で習ったことの多くは忘れてしまっていますが、考え方の筋道のようなことは残っているものだと思いました。 次は、5年生の倫理。 アーレントからフランクフルト学派へ。 高校生の時は私には難しくて無理でしたが、のちにアーレントの『イェルサレムのアイヒマン』を読んだときは、心を揺さぶられしました。 もう少しやさしくアーレントを知りたい方には、映画『ハンナ・アーレント』(マルガレーテ・フォン・トロッタ監督)が面白いと思います。 いまで言う大炎上を経ても自分を曲げなかったアーレントが、最後に語るシーンは感動的でした。 そんなことを思い出しながら見ていました。 (実験の風景)

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中等部校長

生け花(20220119k)

先週から、生け花(中2道徳)の授業が始まっています。 生けたお花は、授業終了後に丁寧に包みなおして持ち帰ることになっています。 「花瓶に生けるなどして、花に触れ、変わっていく花の表情を見て、気持ちよく生活してください」 と指導の先生はおっしゃいます。 そこまで含めた授業です。 私も学年主任時代にこの授業を経験してから、たまに花を買って帰り、水切りをして花瓶に生けるような人間になりました。 家庭の平和に役立っております。 (担任の先生も一緒に。)

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中等部校長

解いてみました(20220117k)

共通テスト国語の古文は、『とはずがたり』からの出題でした。 鎌倉時代後期の女流日記文学です。 出題された場面で、後深草院が前斎宮の寝所に忍び込む手引きをさせられている作者の二条は、このとき17歳。 既に後深草院の子を出産し、さらにその後に以前から付き合いのある愛人の子も出産しています。 そして、まだ後深草院の後宮にいます。 『和泉式部日記』や『源氏物語』を全部読むと、こういう場面やその背景を描いた話はたくさんあるんですが、古典の教科書にはあまり出てこない種類の話です。 古典文学を広く読み、当時の社会や文化について知っておかないと、現代の感覚では意味がわからないと思います。 それにしても。 これが実名で書かれ流布していたというのは、昨今のSNSやブログどころではない恐るべき話じゃないでしょうか。

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