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中等部校長

授業日程の変更(20220122k)

中等部入試に向け、本日、授業日程の変更を全校に告知しました。 感染症の流行状況に鑑み、入学試験日の前にリモート授業期間を設けて校舎を空け、受験生の皆さんに少しでも安心して試験を受けていただきたいという配慮からです。 また、在校生の皆さんにとっても、入試期間も含めてしばらく自宅待機の期間ができますので、人との接触が減り、感染症蔓延の対策になるのではと期待しています。 1年生にとっては初めてのリモート授業体験となります。 こういうことにも慣れてほしいと思っています。 (校内向けプリントの一部分)    

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中等部校長

分割合唱祭(20220121k)

2年ぶりの合唱祭。 感染症対策で中高分割し、席間をはじめあらゆるところに距離をとり、万全の対策で臨みました。 中等部の方は、中1中2とも初めての合唱祭で高校生も不在の中、中3諸君が後輩の手本になってくれました。 自クラスの曲紹介で「制約の中、私たちのできることをやってきました。」と言い切ったのを聞いたときには感動しました。 その意気や良し。 最後、私の校長挨拶が短く終わって時間調整が必要と見るや、実行委員が出てきて「これから⚪︎×クイズをやります!」 それが、どこかのアナウンサーじゃないかと思うくらい進行が上手い。 行事って、本当に面白いです。 (校長挨拶を待つ舞台裏)

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中等部校長

久しぶりに授業見学(20220120k)

まず、4年生の化学基礎を見に行きました。 実験結果から読み取れることは何で、それを得るために何が必要なのか、見ていて一緒に考えてしまいました。 この歳になると、高校化学で習ったことの多くは忘れてしまっていますが、考え方の筋道のようなことは残っているものだと思いました。 次は、5年生の倫理。 アーレントからフランクフルト学派へ。 高校生の時は私には難しくて無理でしたが、のちにアーレントの『イェルサレムのアイヒマン』を読んだときは、心を揺さぶられしました。 もう少しやさしくアーレントを知りたい方には、映画『ハンナ・アーレント』(マルガレーテ・フォン・トロッタ監督)が面白いと思います。 いまで言う大炎上を経ても自分を曲げなかったアーレントが、最後に語るシーンは感動的でした。 そんなことを思い出しながら見ていました。 (実験の風景)

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中等部校長

生け花(20220119k)

先週から、生け花(中2道徳)の授業が始まっています。 生けたお花は、授業終了後に丁寧に包みなおして持ち帰ることになっています。 「花瓶に生けるなどして、花に触れ、変わっていく花の表情を見て、気持ちよく生活してください」 と指導の先生はおっしゃいます。 そこまで含めた授業です。 私も学年主任時代にこの授業を経験してから、たまに花を買って帰り、水切りをして花瓶に生けるような人間になりました。 家庭の平和に役立っております。 (担任の先生も一緒に。)

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中等部校長

解いてみました(20220117k)

共通テスト国語の古文は、『とはずがたり』からの出題でした。 鎌倉時代後期の女流日記文学です。 出題された場面で、後深草院が前斎宮の寝所に忍び込む手引きをさせられている作者の二条は、このとき17歳。 既に後深草院の子を出産し、さらにその後に以前から付き合いのある愛人の子も出産しています。 そして、まだ後深草院の後宮にいます。 『和泉式部日記』や『源氏物語』を全部読むと、こういう場面やその背景を描いた話はたくさんあるんですが、古典の教科書にはあまり出てこない種類の話です。 古典文学を広く読み、当時の社会や文化について知っておかないと、現代の感覚では意味がわからないと思います。 それにしても。 これが実名で書かれ流布していたというのは、昨今のSNSやブログどころではない恐るべき話じゃないでしょうか。

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中等部校長

テスト初日(20220115k)

大学入学共通テストで一番気になるのは、自分の専門科目の国語で、どんな問題文でどんな設問が作られたか、ということです。 いい文章、練られた問題が多いので、毎年解くのを楽しみにしています。 受験生のことは気にならないのか? 他人は他人、自分は自分。そのとき自分のできることを精一杯やることが大事だとずっと言ってきました。 今日から始まる試験の日々を、自分たちなりに乗り越えてくれることでしょう。 私は明日問題が手に入ったらじっくり解いて、6年生諸君が学校に来たときに、「ああ、あの問題はさあ・・・」と言葉を交わせることを楽しみにしています。

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中等部校長

今日の夕暮れ(20220114k)

きれいな空です。 (寒空の下、元気にクラブ活動中の生徒諸君)

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中等部校長

出願始まっています(20220113k)

月曜日から、中等部入試の出願受付が始まりました。 全てweb出願ですので、早朝から親御さんが行列を作るという光景は過去のものとなりました。 各試験とも、前日夜が出願締め切りとなっております。

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中等部校長

冬休み中の出来事など(20220112k)

〈その1〉 お正月ということで、某ホテルに家族で食事をしに行きましたら、コンシェルジュに卒業生が。 彼女とは3年前のNZ修学旅行の時にも現地で偶然会ったことがあるので、こういうのを天文学的確率、と言うのではないでしょうか。 〈その2〉 私の師匠である藤原和博さんが、重松清さんと対談され、そのビデオが公開されました。 重松さんの思いがわかる、ファンには必見のビデオだと思います。 途中、ネタとして一瞬、私の話が出てきます。師匠の弟子イジリということでしょうか(苦笑) あのとき、電車も無くなったような時間に、重松さんが「これから帰って原稿書く」とおっしゃるので、月にどれくらい書くんですか、とお聞きしましたら、 「600枚」 と。 頂点に立つ人の凄さを思い知った一瞬でした。20年前のことです。

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