品川名物への挑戦
本校で2年以上にわたって続いている特別講座があります。浜松の老舗企業の方々が、品川の新しい名物菓子を創り出すというテーマを掲げて、幾度となく本校に足を運んで実施していただいています。この講座には、長期にわたって少数精鋭の生徒たちが参加しています。 この講座では、お菓子の中身やパッケージデザインはもちろんのこと、そのデザインに込めるメッセージや販売戦略、さらにはSNSでの効果的な発信方法まで、多角的な視点から心を掴む商品を生み出す術を学んでいます。今日は完成に近づいたデザインを見せてもらいました。もしかすると来学期にはお披露目となる品川名物。今からその誕生が待ちきれません。
試験が終わると③
放課後に何やら大量の紙を折っている生徒がいたので聞いてみると、クラブの部員紹介の冊子を作っているとのこと。たくさん作るようで、まだまだ紙が残っていますが楽しそうに作業をしています。今日の答案返却が終わって少しほっとしたところでしょうか。
試験が終わると②
今日は試験後に行われた特別講座(研修)を2つご紹介します。 1つは新宿で行われた42 Tokyo特別講座で、実践的にプログラミングに取り組みたい生徒が参加しました。PCの反応から指示を読み取りヒントなしで課題解決を進めるターミナル演習や、3人のチームで協力し活発なコミュニケーションを通じて高レベルの問題に挑むパズル演習、そして最後にこの学校の学生さんと座談会を行ってきたとのこと。私は参加できませんでしたが、写真を見るとどれも真剣な表情で、日曜日を有意義に過ごしたことがわかりました。 もう一つは、以前にここで紹介したヨーロッパ研修の続きです。いよいよ来月には出発ですが、1か月前の初回研修から学びを重ね、短期間でここまで考えが進むのかと驚きました。この様子なら現地に行って大きなものを得て帰ってくると思いますので、今からそれが楽しみです。 そしてこの研修の直前に6年生の生徒が校長室にある冊子を持ってきてくれました。昨年この研修に参加した生徒で、自主的に福島県にあるアウシュビッツ平和博物館を訪れた時に、自身の体験を1年間会報に寄稿することになったそうです。丸々1ページの文章には実感がこもっており、加えて言葉の選び方や表現の仕方が工夫されていて、このブログを書いている私より上手かもしれません。
試験が終わると
本校では期末試験が終わると終業式までの間にいくつかの行事があります。今日は4,5年生が大学出張授業、6年生は大学入試説明会が行われました。どちらも大学の先生や職員の方に来ていただき、講義をしていただいたり、入試についての個別相談をしていただきました。本来ならこちらから出かけて行くべきものですが、学校に来ていただけるのは本当にありがたいことです。 毎年来ていただいている先生の薬学の講義。 説明会ではどの大学のブースでも熱心に質問しています。 そして今日はもう一つ、新校舎完成を報告する神事、竣工式が行われました。品川神社の宮司様や建設に携わっていただいた多くの方々にご参列いただきました。 あらためていろいろな方々に支えられている学校だと感じた1日でした。
今日は良い顔
昨夜の大雨があがって、今朝は曇天で25°を下回っています。昨日までの炎天下では登校してくる生徒も険しい表情をしていましたが、今日はみんな爽やかな顔です。まあ、今日で試験が終わりとうこともあるのでしょうが。
出現した4人
A棟エントランスの事務所前に4人の生徒が現れました。中高ブレザーと夏服、スラックスのミニチュアです。本校の制服を作っていただいている菅公学生服様から100周年ということで寄贈していただきました。私が入職した頃はセーラー服で、間もなく今のブレザーになりましたが、最初中等部は赤チェックのスカートでした。また夏服も今と全然違っていました。当時のものは当時のもので良かったのですが、こうやって4体並べてみると今が一番落ち着いているかなと思います。 素材も実物と同じもので、小さくする分製作も大変だったと思います。ありがとうございました。
変わらぬもの(起業体験プレゼン)
約20年前に起業体験を始めた頃、出資を募るプレゼンテーションは今よりも小規模なものでした。参加学年は2学年で審査員も数名、事業の種類や出資金額もそれほど多くはありませんでした。 今日、久しぶりに生徒たちが一堂に会しての発表を聞き、このプログラムも20年の歳月を経て大きく変化したなと感慨深く思いました。 しかし、20年前から全く変わらないものもあります。それは、各企業(の生徒たち)が持つ、妙な自信と前のめりな姿勢です。後日審査結果が発表され、そこで軌道修正しながら活動を本格化させていくことになりますが、「品女」のプログラムだからこそ、その自信と積極性を失うことなく前進していってほしいと願っています。 [gallery columns="2" size="medium" ids="54979,54978"]
少しずつ変化が
お昼休みにカフェテリアに行ってみると、ちょっとした変化が。ローズランチの新メニューにお魚が加わっていました。生徒はあまり食べないのかと思いきや、多くの生徒が注文して最後は売り切れていました。すごくきれいに食べている生徒もいて、嗜好が少しずつ変わってきているようにも感じます。 そして新校舎の庭園にも変化がありました。色鮮やかなディレクション・サインが出現です。校舎を1周すると世界の各地域が体験できるという生徒企画庭園の一角に作られています。それぞれの地域が特徴的にできていて写真を載せたくなりますが、実際に見るのが一番ですのでここはそのサイン1枚だけ。
実習生からの手紙
最近は手書きの封書をもらう機会が少なくなりましたが、大学へ戻った教育実習生からの礼状はしっかりとした文面の手書きです。その手紙の中で例外なく書かれているのが、生徒時代とは違った見方で学校や先生方を見ることができたという言葉です。一つのものを違った立場や角度から見るというのは、客観的に物事を判断するうえで大切なことですが、それを実感として感じるのだろうと思います。 私はこの学校を生徒の立場で経験したことがないので、実際に在校生からはどう見えているのだろうと思うことがあります。そのヒントの一つになるのが、先週土曜日に行われた「生徒による学校説明会」でした。客席に座って生徒の学校紹介を聞くと、私たちが説明会で伝えている表現とほとんど同じものもあれば、かなり違う視点から伝えているものもあってとても新鮮な気持ちでした。 [gallery columns="2" size="medium" ids="54921,54920"]