嘘のないメッセージ
今日の中等部は総合学習です。3年生は卒業生を招いての進路ガイダンスがありました。進路選択のプロセスや、忙しい学校生活の中での学習法などを9人(2人はzoom)が話してくれました。内容は学年クラスなどから報告があると思いますのでそちらに譲ります。 その学校の卒業生が現役生に贈る言葉には全く嘘がありません。今回来てくれた卒業生の中に、受験生活を自信満々に送っていた生徒は1人もいなかったと思います。自分で学習法を模索しつづけ、時には苦しみながら進路目標を達成していきました。だからこそ、その経験を中学生に伝えたいと集まってくれたのでしょう。平日の朝から、見返りを求めず熱のこもったメッセージを送ってくれる。こんなの卒業生しかいませんから、これからも協力をお願いしていきたいと思います。 全員が6クラスを回って控室に戻ったところ。たくさん話しをしたかったですが、次回の楽しみをとっておきたくて途中で出てきました。
先生、もっと自然に笑って下さい
先日は教員の卒業アルバム撮影。前で撮影していた下の写真の4年教員が、カメラマンの方から背筋をのばせとか服装を直せとか言われていたので、私はそうならないよう頑張ったのですが、10回以上直されて結局1枚の写真に3分くらいかかってしまいました。後ろに並んでいた先生方、すいませんでした。 写真では見えませんが、近くで体育の授業をしているので時々生徒がこちらを見ます。「自然な笑顔で」という指示に、不自然な笑顔を作っている姿を見られたのはとても恥ずかしかったです。 頑張って背筋を伸ばしているようです
1枚1枚
今日のお昼に北品川駅を利用しました。ご覧の通り、京浜急行の方が階段や通路に膝をつきながら貼ってくださっていました。何かはわかると思います。北品川駅は小さな駅ですが、多くの方が利用します。生徒の皆さんは、何かに夢中になっていると周りが見えなくなることがありますが、今回1枚1枚丁寧に貼っていただいた方向・区画をしっかり意識して駅を利用してほしいと思います。
笑顔の反対側
またまた6年生の卒業アルバム撮影。今度は集合写真で、クラス単位と学年全体です。先週は屋内でしたが、昨日は屋外でかなり風がありました。風が吹くたびに悲鳴が上がり撮影がとまりますが、カメラマンは待ってくれます。その辛抱強い姿勢にいつも感心させられます。 その後はアルバムの第1ページを飾る、上からの学年写真。撮影の方が、校舎の4階から何回も指示を出して列を整えます。今にも声がかれそうです。この日は保護者カメラマンも加わり総勢5名でシャッターを切っています。アイドルの撮影会のようでした。 [gallery size="medium" columns="2" ids="15147,15148"] 左側は、クラス写真を撮っているときの人工芝の様子。右側は学年写真を4階から撮っている場面。卒業アルバムに載っている笑顔の反対側は、こんな感じです。
風が吹いたら大変そうです
今日は建設中の校舎を見学してきました。一通り施設を見ましたが、特等席はここ屋上です。校舎から山なみが見える学校もいいですが、この光景はめったにないでしょう。あらためて都会の学校だと思います。オンラインで多くのことができるようになったとは言え、さまざまなゲストを招いての総合学習や、年間多数の特別講座ができるのは、この場所のおかげでもあります。 今日は穏やかに晴れていますが、風が吹いたらちょっと大変そう。(もちろん安全対策はしてあります)この校舎は、眼下に御殿山の庭園が臨めます。ここも、11月中下旬には見事な紅葉です。その頃また写真を貼ります。
春の熱気を紅葉の日に
緊急事態宣言があけてポツポツと卒業生が顔を出すようになり、昔話をしているとよく話題になるのが行事です。本校の大きな行事としては体育祭、文化祭、合唱祭がありますが、唯一学年対抗で行われる体育祭は、これらの行事の中でも特に盛り上がり、卒業生の記憶に色濃く残っているようです。 今年は延期されて11月末に実施の予定です。新年度の体制となった生徒会役員のなかで、昨年度の体育祭実行委員長だけは残って行事の成功のために奔走してくれていますし、実行委員も準備が進んでいます。最近の東京都の感染者数はかなり減少していますが、私は毎日その数を聞くたびに少し緊張します。人流は間違いなく増えていますから、第6派がちょうどこの時期にあたってしまい、生徒に再度残念なお知らせをすることだけは避けたいです。 ときどき、体育祭の帰り道に外で記念写真を撮る生徒がいます。いつもなら背景が新緑ですが、今年は赤や黄色の華やかな写真になるでしょう。この時期の駒沢公園は紅葉がとてもきれいです。 日光の中禅寺湖畔。ちょうど今頃の写真です。
やはり手を挙げてしまいますか
先々週の土曜日に、4年PTA役員の方からご依頼いただいたパネル・ディスカッションに参加してきました。昨年私が主任をつとめた73期保護者を2名お招きし、受験についてのお話しを聞きました。お1人は理系生徒のお父様、もうお1人は文系生徒のお母様でした。 テーマは、①進路選択に向けて保護者が子供とどう関わったか、②学校生活と受験勉強の両立、③受験が終わって大学に入り、品女イズムのようなものを感じることがあるか、というもので、私が質問する形式でした。 ①についてお父様は、本人の志望も勿論大事だが、受かるところをしっかり狙って受けるよう背中を押すのも大事。お母様の方は、本人を勉強に集中させるため、節目となる日程や事務的な事柄は自分が管理していたとのことでした。 そして、やはり1番話が弾んだのは③です。お父様は、カフェでバイトし始めた娘が、最近早くも指示待ちの同僚にイラッとしているようですと仰っていました。在学中は生徒会で率先して動いていたでしょうから無理もありません。お母様の方は、理事長がよく学校説明会で言っている「卒業生あるある」と同じことを言っておられました。授業などで(オンラインを含む)話し合いが必要になったとき、誰もイニシアチブをとらないとつい手を挙げて仕切るそうです。以前はまったく前に出るタイプではなかったが、いつの間にかこうなっていたとのこと。理事長の話を裏付ける新たな証言が1つ加わりました。
いつもより室温低め
今日は試験1週間前の土曜日。いつもなら、放課後の職員室前の廊下はとても混雑します。職員室の教員を呼び出して、廊下のホワイトボードを使って熱心に質問する姿が多数見られます。廊下は生徒と教員で溢れ、体感で2度室温が高くなります。 下校時刻直前はご覧の通り。寂しい限りですが仕方ありません。一日でも早くこの掲示が外せて、ホワイトボード一面に数式が書かれる日を心待ちにしています。 まあ、そうなったらなったで廊下が歩きにくくて困るのですが。
先生がたくさん
毎週水曜日は原則職員会議を行っていますが、今月は2回続けて職員研修を実施しました。先週は、生徒がマークシートで評価してくれた授業アンケートの集計データを元に、評価の捉え方や授業等の改善方法を探るアドバイスを講師の方からいただきました。 そして今週は、品川警察署の方に来ていただき、防犯の講習および実際に刺股を使った犯人制止の訓練をしていただきました。講堂での講習後、全専任職員で体育館へ向かったのですが、そこで練習をしていたクラブの生徒が「こんなにたくさん先生っているんだ」とつぶやいていました。いつもは教室に1人の教員が集団でいると、生徒には違和感があるようです。 刺股の練習は学年ごとに行い、どこも教員同士が本気モードで取り組んでいましたが、小柄な女性教員が立ち向かっていると、○○先生頑張れ、という声援が飛びました。何か変だなと思いながら、実際にこういう場面が起きないことを祈りました。