答案返却(20221217)
各科目の期末試験の答案が一斉に返却されます。 どの学年も、土曜日なのに午後までかかります。 その代わりというわけではありませんが、生徒の皆さんは、週明けは3日間休みになります。 終業式でお会いしましょう。 (今度は4号館に足場が組まれ、防音壁で囲まれた後、解体に入ります。
読売巨人軍と同じ扱い?
本校は学外とのつながりが多い学校です。たびたびご紹介している4,5年生のCBLをはじめとして、各クラブや委員会、直近の理事長ブログで紹介されているような有志団体など、社会の問題の解決をしようと行っている活動が多数あります。 さきほど、作画部の活動が掲載されているニュースレターを顧問が置いていってくれました。2019年から毎年、日本骨髄バンクに文化祭で集めた寄付と、普及を応援する生徒作品を贈っているとのこと。地道な活動を続けてくれているのは嬉しいことで、他にも学外の方と協力して活動を継続しているグループが本校にはいくつもあります。 文化祭で目にしたことはありましたが、先方にこれだけ喜ばれていることは初めて知りました。それにしても、読売巨人軍の支援と同じスペースを裂いて載せていただけるとは、たいしたものです。
YOMOCA12月号
期末試験が終わったからか、図書室に来る生徒の顔が晴れ晴れとしている気がしています。 生徒の皆さんは、もうすぐクリスマスにお正月ですね。 寒くなりますが、良い時間を過ごして欲しいです。 先日、YOMOCA12月号を配布しました。 ブログでは、表面のみご紹介しています。 YOMOCAの表面は、冬休みの図書室カレンダーや保護者貸出、オープンキャンパス、図書室サイトについてご紹介しています。 保護者の方々は、保護者面談日に本を借りられますので、お時間があるときは是非図書室にお寄りください。 YOMOCAの裏面は、紙と電子の新着図書の一部、間違い探しを掲載しています。 今回の間違い探しは難しいですよ! 図書室 名小路
生理のワークショップ・卒業生の連載・女性活躍支援
昨年度の文化祭起業体験をきっかけに 「生理」に関する課題を年齢・性別を超えて共有するプロジェクトを生徒が進めています。担当の山岡からの報告を元にまとめます。当初は、 これから生理を迎える小学生向けの講座として始まりましたが、 生徒達が、「社会を変えていくためには男子に生理に関する理解を広める必要が ある」と考え、男子校に連絡して出張授業を展開しており、芝高校、本郷中学・高校につづき、先週は開成中学校・ 高校で出張授業を実施しました。ユニチャームさんも協力してくださっています。以下、記事の紹介です。これからも継続していくそうなので、またご報告しますね。 2021年9月 小学生女子向けの生理講座(Zoom)(朝日新聞デジタル)2022年5月 芝高校(男子校)生徒向け講座(Zoom)(朝日新聞デジタル)2022年8月・9月 本郷中学校・高校(男子校)生徒向け講座(対面)(朝日新聞)(日経新聞) *卒業生の広末さんが今、発売中のSTORY1月号の連載「毎日が3兄弟ママで、女優。」にて、高校時代のエピソードと私の著書を紹介してくれています。これまでの記事を読み、働くお母さんを元気づける内容だったので、シェアします。STORY WEB(広末涼子さん連載) *こちらは、企業が行っている女性のメンタルヘルスのサポートです。 ケイト・スペード ニューヨーク、女性のメンタルヘルスのサポート *子どもの健やかな成長を応援するための食事 私は祖父が糖尿病だったので、間近に食事療法を見て育ち、栄養に興味を持ちました。高校時代、栄養学を学んで家庭科の教員になるか、好きな古典を学んで国語の教員になるか迷い、高校三年の受験期に「食物」の選択授業を4時間取っていたくらいです。そして、数年前に乳がん、その後の遺伝子検査の結果、子宮と卵巣も摘出したことで、女性と健康という問題への関心はますます強くなりました。そんな中、以前からトライアスロンの体力作りのため栄養指導を受けに通っていた病院の先生が、子どものための食事についてのムービーを作ろうとしていると知りました。学習障害があるのではと診察を受けるお子さんの中に食事を変えるだけで症状が改善される子がいたり、女性の場合、鉄分(フェリチン)の不足を補うことで鬱に似た症状が改善されたりすることもあるそうです。女子教育の場にいて、食育の大切さを痛感するのは、間違ったダイエットで健康を害してしまうような本人の健康問題は、次の世代、子どもへの影響もあるということです。(これまでもこうした講座をやっていただいています)。これは、クラウドファンディングを呼びかける動画ですが、内容を見ると、子どもの食事の何が問題かが分かります。
熱く語る、を聞く
ここで何回か紹介している4,5年生のCBL、昨日は最後の学年プレゼンが行われました。発表は回を重ねる度に進歩しますが、今回は熱が違いました。自分たちが半年以上かけて追い求めてきたプランを何とか社会で役立つものにしたい、その思いが伝わってきます。聞く生徒の方もその勢いを強く感じたでしょう。人が熱く語るのを聞くのは楽しいものです。 午後は、紛争地を取材されているフリーカメラマンの方(鈴木雄介様)の特別講座があるということで見学してきました。シリア内線を取材しているときの緊迫したビデオや、紛争地での人々の日常生活の写真を見ながら、ご自分の経験や考えを語っていただきました。現地で見た真実を伝えることの大切さや、我が国の難民政策を率直に話される姿に影響を受け、生徒がどんどん質問していきます。人が熱く語るのを聞くのは、刺激を受けるものです。
総合学習の日(20221216)
各学年で様々なプログラムを実施していました。 私は、プログラムの構築に関わってきた高等部のCBL(Challenge Based Learning)の最終プレゼンに付きっきりで、中等部の方は隙間時間に見て回る程度でした。 中等部校長ということになっていますが、一貫校ですので、担当分野については拘らず関わり続けています。 中等部の行事については、あとで録画を見ることにします。 (修学旅行に向けて、留学・ホームステイ経験をお持ちの社会人の方を招いてオンライン講座を実施していた3年生の教室を外から覗くの図。)
期末試験最終日(20221214)
試験が終わると、さっそく合唱祭の練習を始めています。 忙しい人たちです。 (キーボードが各クラスに一台配られています。)
図書委員広報班より(おすすめの本紹介)
図書委員広報班よりおすすめの本の紹介です。 『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』 森博嗣:著(講談社) 孤島のハイテク研究所で少女時代から完全に隔離された生活を送っていた天才工学博士が、ウエディングドレスをまとい両手両足を切断された死体となって現れた。島を訪れていた助教授・犀川と学生・萌絵はこの不可思議な密室殺人事件に巻き込まれていく。 理系作家と評される森博嗣のデビュー作。 25年以上前の作品であるにも関わらず随所に散りばめられた理系の香りで古さをほぼ感じないのが魅力です。 登場人物の言葉として語られる学問や技術についての話には作者の知識の豊富さと強い信念が感じられます。 最初は理系の世界観に戸惑うかもしれませんが、読み進めるうちに徐々に惹き込まれます。 情報工学の世界に興味が湧いてくる一冊です。 タイトルも物語に関する重要なヒントになっているので、気になる方はぜひ読んでみてください! 図書委員広報班3年
けして遊んでいるわけでは
昨日は、採点の合間を縫って教員が任意で研修会を行っていました。写真はアイスブレイクの一場面で、けして遊んでいるわけではありません。詳しい内容は書きませんが、教科や学年を超えて話したり情報交換をするのは楽しく有意義なものです。さまざまな立場の職員の意外な行動や感情に触れると新鮮な気持ちになります。 生徒の方は、今日が試験の最終日。特に6年生は、品川女子学院で28回、約100日行ってきた定期試験(コロナで1回は到達度テストに変更)の最後の1日です。これから受験を終えて大学生になれば、今までよりはるかに広い範囲の人々と付き合うことになります。最初はちょっと元気が必要ですが、色々な立場や年齢の人と接点を持つことはとても刺激になります。今はまだ目の前のことで精一杯でしょうが、6年生には4ヶ月後の話し。楽しみにしていて下さい。