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中等部校長

中等部入学式(20220409)

本日、220名の新入生をお迎えしました。 3週間前に卒業生を送り出して少し寂しくなった校内も、これでまた6学年1200人の集団に戻ります。 入学式では、学校から新入生の皆さんにする約束と、新入生の皆さんがしてほしい約束についてお話ししました。 ともに、キーワードは「新しい経験」です。 これからたくさんの経験を得て、校歌の一節にあるような、「ゆかしくも香る」女性に成長していってくれることを願っています。 (新入生下校後の教室。年々重量を増す教科書類は、月曜日の登校時に整理するため今日は袋に入れて机横に。)  

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高等部校長

入学式を終えて

入学式が終わりました。きのうご紹介した舞台の花は、式後の撮影スポットとして大人気でした。生けてくれたクラブの皆さん、よかったですね。 無事入業式を終えた1年生は、月曜日からも忙しい日々が続きます。新入生歓迎会にオリエンテーション、初めての中学の授業や担任面談。そして月末には学年対抗の体育祭が行われます。毎日初めてのことばかりですから、終礼が終わり長い通学を終えると疲れ果ててしまうでしょう。でも大丈夫。この学校の先輩方もみんな同じ道のりを辿り、体育祭が終わる頃までには十分学校生活に慣れていました。それまでは少し緊張の日々が続きますが、後にはゴールデンウイークが控えています。ここで注意点。30日土曜日は学校です。間違えて休まないように。そして5月2日は創立記念日でお休みです。間違えて学校に来ないように!

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高等部校長

後輩を迎えるために

74期の生徒が東棟体育館での最後の卒業式を終えてから3週間、明日はこの場所で最後の入学式が行われます。ピンク色の学年カラーを受け継ぐ新1年生が、緊張した面持ちでこの会場に入ってくるはずです。写真は、舞台を彩る花を生けているフラワーアレンジメント部の生徒。お花の先生のアドバイスを受けながら、着々と後輩を受け入れる準備を行っていました。(卒業式の花も多くの方からお褒めの言葉をいただきましたが、あれも彼女たちが生けたものでした。) 74期の生徒がいなくなって寂しくなった学校ですが、卒業式の後もいくつかの行事がありました。修業式の後の離任式では、思わぬ別れを知らされた生徒も多かったと思います。また、多くの新6年生には最後となる発表会や送別会が、さまざまなクラブで行われていました。 ダンス部の発表会は、照明の効いた舞台での訓練された演技がいつも以上に華やかで、特に最後の最上級生の衣装は映えていました。吹奏楽部、バトン部、チェンバーオーケストラ部が参加する定期演奏会では、司会生徒の軽妙なおしゃべりの後に、時には荘厳だったり、時には楽し気な音楽が演奏され、観客を飽きさせません。チェンバーオーケストラ部の発表はとても落ち着いた雰囲気で、年度末のあわただしい時期にゆっくりとした時間を過ごさせてもらいました。 入学式が終われば、月曜日にはいよいよ始業式。クラス替えがあるので、全生徒にとってドキドキする1日ですが、私は面談をさせてもらった新6年生との再会も楽しみです。そして、C棟の窓から見える桜の花は、皆さんを出迎えようと必死に枝にしがみついて待っています。

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中等部校長

武蔵野美術大学のデザイン思考講座を体験(20220325k)

春休み中にも特別講座。 ご縁あって武蔵野美術大学の先生の講義を受ける機会をいただいたとのことで、私も興味津々、参加しました。 生徒の皆さんも楽しそうでしたが、私もカリキュラムや授業のあり方を考える上でのヒントをたくさんいただき、とてもありがたい機会になりました。 主担当の塩崎が、詳細なレポートを作成しましたので、お時間のある時にぜひ。   武蔵野美術大学特別講座 (4.61MB)

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中等部校長

修業式(20220323k)

無事(いろんなことがありましたが)、年度の終わりを迎えました。 中等部修業式では表彰者の数が多く、私の話よりも、表彰者インタビューに多くの時間を割きました。 パンデミックに加え、戦争まで起きてしまった現状、中学生の皆さんに何ができるか。「自分を磨く」しかないのではないかと思っています。 そんな中で、学校内外で自分のやりたいことを追求し、一人で、あるいは仲間とアクションを起こして評価を得た人たちを紹介し、話を聞いて、励みにしてもらいたいと考えました。 皆さんも、焦らず自分のやりたいこと、やり方を探し、少しずつでも実践してもらえればと思います。 来年度が、そういう一年になることを願っています。 (今日も特別講座。「やりたいこと」を見つける機会を提供し続けます。)

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高等部校長

送別会は久しぶりの体育館

昨日は6年生の送別会が行われました。6年生が体育館に集合するのはいつ以来でしょうか。新型コロナがまん延し始めて以来、ほとんどの集まりはzoomで行い、また対面の時もC棟は廊下が広いので、ここで集会を行ってきました。 例年全校で行われる送別会も、今年は5,6年生のみ。それでもやはり後輩が先輩を見送る光景はいいものです。ほとんどの6年生は受験を終えて開放感に満ちていましたが、5年生の中には、むしろこの会に参加することで、もう卒業まで1年なのかと気が引き締まったと語っている生徒もいました。対面というのはいろいろな効果があるものです。 会は、各クラブのメッセージビデオに始まり、4、5年生有志によるパフォーマンス、後輩からのビデオと続きます。その後6年間の振り返りビデオがありとても盛り上がりましたが、やはり一番は6年担任団によるクイズ形式のビデオでした。これまでは教師として、時には厳しく対応してきた教員が、素顔を見せながら問題に挑戦する姿を、彼女たちは大いに喜んで見ていました。ただ、6年生が嬉しそうで良かったなと思うと同時に、大きな声を出さないでくださいとの指示を忠実に守ってスティックバルーンで拍手する姿に、この2年間、6年生には本当に苦労を掛けたなとも思いました。 その体育館に集まるのも、あと2回。このあと夏には取り壊しますので、入学以来すっと使ってきた体育館も6年生には見納めです。卒業式は涙で霞んでしまうかも知れませんが、しっかり目に焼き付けておいてほしいと思います。

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中等部校長

答案返却日(20220312k)

2年生は、帰京翌日に早くも学年末試験の答案返却です。 が、全然関係ない写真を。 いつもは当日の写真を貼ると決めているのですが、声をかけてもらって嬉しかったので。 (The 記念写真。撮影者は学年主任。)

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中等部校長

帰ってきました(20220311k)

最終日は、ホテルの広いスペースで成果報告会をしました。 今回の旅行で身につけてほしかったことは3つあります。 *事前学習でしっかりリサーチしてデータを集め、仮説を立てること。 *現場での検証で、自分の足で対象に近づき、たくさんの生の情報を得ること。 *成果報告の場で質疑応答をしっかりやって、検証を確実なものにすること。 いずれも、よくできていたと思います。 旅の最後に私から、200人で動けば制約も増えるけれど、それ以上に、みんなでやるからこそ得られる大きなものがあるのだから、場に応じて動き、状況を楽しめる人になってほしい、とお話ししました。 それを体現していたのが、実行委員の皆さんでした。 今回、ほぼ全ての委員ミーティングに参加させてもらいましたが、何か問題点を見つけると、現場で打てる手を皆で考えて形にしていく様子は、実に頼もしいものでした。 旅行の成功に大きく貢献した委員の皆さんに、感謝したいと思います。  

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高等部校長

人のためなら

今日で東日本大震災から11年。もうあのような惨事は当分起こらないだろうと考えていた人は多いと思いますが、その後にも感染症のパンデミックや世界の秩序を揺るがすようなできごとが次々起きています。何かしようと、今日は生徒がウクライナ避難民への援助の一環として募金活動をしていました。人のため、と思うと品女生は行動が早いです。 今日は5年生が本年度最後の模試、4年生は学年集会と卒業生講演会(大学生)、修学旅行準備です。講演会は理系文系に分かれて実施され、卒業生から4年生へダイレクトに伝わる言葉が次々と発せられていました。後輩のためなら、卒業生は惜しみなくアドバイスをしてくれます。ほんの一例をご紹介します。 (勉強法について) ・自分が快適に勉強できる場所を早く見つけた方がいい。例えば多少音があった方が集中できる人は、音楽を聴くとか、敢えてリビングで勉強するとか。 ・学校は朝7時から来て勉強すると、放課後が忙しい日でも必ず一定の勉強時間が確保できる。 ・電車の中でゲームなどをしている会社員をよく見かける。そんな中で必死に単語帳を覚えている受験生というのは、本当に時間を有効に使えていると思う。 ・理系選択であっても、とにかく英語をやってほしい。 ・進路の選択に行き詰まったら、先生など他の人ととにかく話してみるのがいい。 ・受験の時期でも、品女で配られた教材+αくらいでほとんど足りると思う。 (大学生活について) ・教育学部に行っているのだが、同じ学部の人は志が同じなので交流していてためになることが多い。 ・高校と違って、遊びも勉強の計画もすべて自分の意志で決められるのがいい。 ・高校、というより品女で培ったコミュニケーション能力は大学でも本当に役に立つ。 ・実験で、自分の毛髪を使ってDNA鑑定をしてみた。面白かった。 先輩の言葉を聞き逃すまいと、熱心にメモを取っています。

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