PRODUCED BY 品川女子学院
高等部校長

高等部始業式

最近はクラブで活躍する生徒が多く、始業式で多くの生徒を表彰します。表彰の常連ECC部や書道部、そして校内のCBL(Challenge Based Learning)で学年代表になったチームや、そのCBLから外部の大会で大きな賞金を獲得してきたチームなどさまざまです。長時間でしたが、生徒たちが最後の一人まで大きな拍手をしてくれるのは嬉しいことです。 私からは、秋田の放送局で働いている卒業生の活躍を目の当たりにしてきた、という話をさせてもらいました。在学中も元気な生徒たちでしたが、今も変わらずバイタリティ溢れる姿から、今は多くのことを抱えて忙しい高等部生徒も、それが良い経験として生かされる日が必ず来るとお伝えしました。 始業式を終えて職員室へ戻ると、今では少なくなった手書きの年賀状が机の上に。「先日校舎の前を通った際に、きれいな新校舎が完成していて驚きました。そろそろ先生方と話したくてウズウズしてきたので近いうちの遊びに行きます!」とのこと。こちらも元気のようです。(写真は本日撮影)

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高等部校長

2学期終業式

今日は終業式、最初は理事長から、その後はいつものように表彰、最後に私からはほんの短くお話しをしました。表彰された生徒には、その賞の概要や今後の活動に関してアピールする時間をとっています。賞状の文面を読み上げただけではわからない活動内容を、今日の4人は短時間で的確に表現してくれました。聞いている生徒の方も、表彰生徒が登場する時、賞状を受け取る時、退場する時に盛大に拍手をしてくれます。良い雰囲気でした。 そして保護者の方々には非常に寒いなか面談にお越しいただきありがとうございます。私が担任の頃も思っていたのですが、なぜか保護者面談の3日間は極端に暑い日か寒い日にあたることが多いような気がします。今回の面談で4年生は文理選択、5年生は科目選択、そして6年生はいよいよ受験計画が決まります。保護者の皆様と学校が一緒になって、より本人の希望に沿った進路を実現できればと思います。 年が変わればいよいよ100年目の年を迎えます。在校生はあまり意識しないと思いますが、新しい100年は彼女たちが作り始めます。 *このブログは始業式から再開します。

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高等部校長

朝、笑顔のただいま

3か月留学に行っていた生徒が続々と帰国しています。夏出発の生徒たちで、たいてい登校初日の朝、職員室に挨拶に来てくれます。少し日焼けしていたり、少し逞しくなっていたり、一見あまり変わらなかったりといろいろですが、みんな笑顔で、話をしてみるといくつか共通点があります。 最初1,2週間はコミュニケーションがとれず戸惑ったが、徐々に慣れてきて最後は帰国したくなかった。休日に友人やホストファミリーと出かけるのが楽しみだった。授業ごとに教室を移動するのが大変だった。授業中積極的に発言する生徒が多い、などなど。そして今日来てくれた生徒は、スクールバスなど交通機関に乗った時の人々ふるまいの違いを語ってくれました。高校生が肌で感じた文化の違いについて聞くのはとても楽しいものです。 今日から期末試験が始まっていますが、試験近くになって帰国した生徒は別室での自習となります。静かに勉強していました。

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高等部校長

芳葉会クリスマスパーティー

先週土曜日、毎年恒例の芳葉会(本校同窓会)クリスマスパーティーが日比谷のレストランで行われました。さまざまな年代の卒業生が集まったので、一通り自己紹介をし合ってから昔話に花を咲かせていました。 中盤には豪華な景品のゲームも行われ、この場面はひと際盛り上がりました。最後に撮った記念写真もとても華やかです。参加してくれた卒業生のみなさん、ありがとうございました。 新しい企画で芳葉会を盛り上げてきてもらった幹事から引継ぎ、今回は新しいメンバーが企画運営をしてくれました。さまざまな世代が受け継ぎながら卒業生が繋がり、少しずつ母校を支えてもらえるのが品川女子学院の理想です。またいろいろな企画が出てくると思いますので、ぜひご参加いただければと思います。 毎年写真を撮っている御殿山公園(学校正門から徒歩3分)を通り過ぎると、紅葉真っ盛りでこちらも華やかでした。さすがにもう終わっていると思っていたので、ちょっと得した気分です。

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高等部校長

試験前のできごと1つ2つ

きのう昼食をとりに外出した際、生徒も時々利用する品川図書館の裏の荏原神社に寄ってみました。 本校が99年前に開校したときの名前は荏原女子技芸伝習所。荏原はかなり古い文献にも記載されている由緒ある地名です。今年は紅葉が遅く、境内はまだ少し秋の気配を残していました。 ここで何回かお伝えしているCBL(Challenge Based Learning)がいよいよ大詰めです。昨日は4年各クラスの代表が一堂に会した最終プレゼンテーションが行われました。もう何回も発表しているので、生徒たちは落ち着いています。以前教室で聞いた時よりも、明らかに「見せる」工夫がされていて、ゲストの方からもお褒めの言葉をいただきました。 今日はオーストラリアの姉妹校Ipswich Girls’ Grammar Schoolの生徒が本校を訪れて生徒と交流をしています。日本が初めてという生徒が多かったので最初に日本の第一印象を聞きました。多かったのはやはりClean, Convenient, Crowdedで、このCで始まる形容詞は、だいたいどこの国から来られても共通しています。このあと昼休みには本校生徒と一緒に昼食をとるようです。 姉妹校の先生からは学校のオリジナルグッズをいただきました。スカーフのデザインから、地域文化を大事にされている学校であることがわかります。 来週からいよいよ学期末試験です。    

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あの階のコンクリートは私が

新築最後の新校舎(A棟)がだいぶ出来上がってきました。朝その前を通ると、作業現場へ向かうある女性と時々すれ違います。以前私が学年主任をしていた世代の卒業生で、建築学科へ進みました。足早に移動している中、今日は声をかけて下の写真を撮らせてもらいました。 毎日母校の現場へと通い多くの男性に混じって汗を流しているのですが、先週土曜日はせっかくの休みなのに学校へ遊びに来てくれました。あのフロアやあの場所のコンクリートは私が打ったのですよ、とちょっと誇らしげです。卒業生に新校舎を作ってもらえるのはこちらとしても誇らしい気持ちです。

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高等部校長

アピールの形いろいろ(オープンキャンパス)

今日はオープンキャンパスが行われました。生徒は自分たちの活動の楽しさを伝えようといろいろ工夫して活動していますが、まずは興味を持ってもらうことも大事です。今回は生徒のさまざまなアピールの姿を写真でご紹介したいと思います。 競技かるた部は着物姿で呼び込みをしていました。競技の激しさと対照的な落ち着いた雰囲気です。 作画部は生徒が描いた等身大のボードで勧誘。活発な品女生の特徴がよく表れています。思わず立ち止まってしまいますね。 有志団体Artryの呼び込み。自分がこのボードを作ったのですとアピールしていたので、アップにならないよう撮影しようとしていたら、こんなポーズを。 軽音楽部は強烈なサウンドと若干あやしげな色のライトで演出。この教室の前を素通りするのは難しいですね。 案内係をしている生徒たち。お客様が通りかかるとしっかり視線を向けて何か困っていることはないかと問いかけています。だいぶ話が盛り上がっているようです。 廊下でのこの楽器体験は思わず参加したくなりますね。少し習っただけで良い音が出ると嬉しそうです。 相談コーナーの生徒はパネルを持って廊下を積極的に歩き回ります。対象ではないのになぜか私のところにも勧誘に来ました。 [gallery size="full" ids="48313,48311,48312"] クッキング部のブースは香ばしいにおいに包まれています。自分たちが作ったものを喜んで受け取ってもらえるのは、作る人の共通の喜びでしょう    

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高等部校長

帰国生入試

今日は帰国生対象の入学試験が行われました。例年通り生徒が朝から登校して挨拶や案内、カイロ配りなどをしてくれています。朝は寒くて受験生の方々も生徒も大変だったと思いますが、終了の頃には天気も良くて小春日和。手伝ってくれた生徒も受験生も、少し軽やかな気持ちで帰宅の途につけたでしょうか。 配布するカイロには在校生の応援メッセージがついているのですが、ある高校生と話をすると、自分の入試の時はコロナで配布がなかったとのこと。それでも毎年休日に登校して手伝ってくれています。 こちらは案内の生徒たち。緊張している受験生を静かに見守っています。来年一緒に活動してくれる後輩ができるといいですね。

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高等部校長

3年生の教室で4年生が

本日の総合学習は、4年生がCBL(Challenge Based Learning)のEXPOプレゼンテーション、5年生は先週に引き続き個人探究のアバンタイトル作成、6年生はいよいよ受験計画表の完成です。 4年生は各クラスから選ばれた代表チームが、各教室に集まってきた聴衆に対して複数回プレゼンを行い、そこから質問やアドバイスなどを受けます。代表に選ばれるだけあって堂々と話しています。 また今年は各班が二手に分かれて3年生の教室でも同じ発表を行いました。1年後にCBLを行う下級生が先輩の発表を見るのは良い予習になりますし、上級生も新たな視点でのフィードバックがもらえるというメリットがあるのですが、やはり下級生は少し遠慮がち。それでも真剣な眼差しで自分たちの発表を見てもらえることで、4年生のモチベーションは確実に高くなったと思います。 5年生は、いよいよ映像の撮影に入る段階です。ファシリテーターの方が、具体的な映像例を用いて実践的に撮影方法やその効果を指導していただいていました。終了後は早くも何人かの生徒が撮影を始めます。最初は少し照れながらも、2回目くらいからどんどん気持ちが入ってきます。どんな作品になるか、今から楽しみです。

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