続・計ってみました(20210903k)
今日は、1年生の教室でモニタリング。 東棟で唯一、廊下に窓のない校舎です。 少し心配していましたが、窓を開け、廊下の扉を開けていると、ほとんど外気と変わらない数値でした。 廊下の扉を閉めたり窓を閉めたり、条件を変えて計測してみましたが、閉め切りにでもしない限り、600ppm程度の数値でした。 もちろん、いろいろ試してはみましたが、1000ppmを超えるようなことはしていません。 教員向けには、レポートを出しています。 計測法も、プロレベルではないにせよ、問題ないと理科の教員にも認めてもらいました。 (窓を開ける)
続・計ってみました(20210903k)
今日は東棟、1年生の教室をモニタリング。 唯一、廊下側に窓のない校舎なので心配もありましたが、予想外に風が抜けることがわかりました。 窓と廊下の扉を開放していると、ほとんど外気と計測値が変わりません。 廊下の扉を閉めてみたり、窓を閉めてみたり、条件を変えて終日計測してみましたが、閉め切りにでもしない限り600ppm前後でした。 もちろん、いろいろ試してみてはいますが、1000ppmを超えるようなことはしていません。 校内の教員向けには、レポートを出しています。 理科の教員にも、プロレベルではないにせよ、計測方法として問題ないと言われております(笑) (窓を開ける)
計ってみました(20210902k)
二酸化炭素濃度計を用いて、換気状況のモニタリングを始めました。 今日は、C棟の6年生の教室。 授業開始10分後、25分後、40分後について、それぞれ教室の前後に設置した機材で計測した数値を記録。 一般に、1000ppmまでがクリーン、1500ppmまでが許容範囲、1500ppmを超えると要注意、というような線引きですが、換気装置を稼働させた場合、かなり長時間閉め切りにしないと1000は超えませんでした。 休み時間に窓を開けて換気すれば、授業終了時まで800ppmを超えることはほぼないという結果に。 細かい数値は、生徒の皆さんに開示しようと思います。 明日は東棟をモニタリングします。 (もちろん、これからも常時換気を推奨していきますが、騒音があった場合に窓を閉められる安心感を得ることができました。)
始業式
本日、予定通り始業式を行いました。最近の感染状況から学校の再開についてはさまざまなご意見があると思いますが、本校の方針は夏休み中の校長ブログおよび本日の始業式で神谷の方から要点をお伝えしました。もちろん今後の状況によっては対応を変更する場合がありますが、現状、リスクよりも対面での学校活動が持つ価値に重きを置いたという判断です。ご理解いただければ幸いです。 夏休み中に5年生の勉強合宿が行われました。合宿という例年の名前を使っていますが、昨年今年は、学校で行われる4日間集中講座となりました。初日の開校式から午後の授業まで時々覗いていましたが、暑い中(扉をあけているので)での5年生の集中力の高さは立派でした。一番ダメだったのは私で、松川の英文法の授業を代講させてもらったのですが、久しぶりの授業で気持ちが先行しすぎ、開始20分で声が枯れてしまいました。典型的な空回りです。受講生徒のみなさん、大変ご迷惑をおかけしました。また別の機会があれば頑張ります。 ところで、受講していたみなさん。「別の機会」は ( ) chanceと表現すると、何が入りますか? ①another ②others ③the other ④the others 教室でのオンライン開校式
2学期始業式(20210901k)
お久しぶりです。 生徒の皆さんに、明日からもリアルに通常授業を実施する意味について、お話ししました。 そして、「(学校の)価値>リスク」の不等式を成り立たせるために、できる対策をとっていきましょう、と呼びかけました。 万人にとっての正解はありませんし、個々人の状況によってリスクの大きさは変わるでしょう。その場合には、できる限りのフォローをするので相談してほしいともお話ししました。 もちろん、不等号の向きは逆転することもあるでしょう。その時には臨機にリモートなどに移行するので、あらかじめ心構えをしておこうという呼びかけもいたしました。その場合は、文部科学省のガイドラインに沿って対応していきます。 現在、教職員のワクチン接種率は、2回目終了が7割、1回目終了または予約済みが9割超になっています。 ワクチン接種は、自分を守るということもありますが、社会(学校)を守るという意味もあります。我々もできることをやっていきます。 ご家庭でも、通学時間のスライドや感染症対策の徹底など、ご協力をよろしくお願いいたします。 (リモート始業式で、生活向上委員さんのプレゼンテーションもありました。)
図書委員会広報班より
図書委員広報班2年生の本の紹介です。 夏といえば海! 海といえば海賊! なので、今回は海族に関連する本を2冊紹介したいと思います。 『村上海賊の娘』上・下 和田竜:著 新潮社刊 一冊目は、和田竜さんの『村上海賊の娘』です。 この本は、戦国時代に、名を轟かせた村上海賊の当主、村上武吉の娘の景を中心にストーリーが進んでいきます。 この本の面白いところは、読み手の心を惹きつける、魅力的な登場人物達です。 しかも、これらの登場人物は、実際に存在した人なので、読み終わった後などに、その人物のことを調べてみるのもいいかもしれません。 『海賊とよばれた男』上・下 百田尚樹:著 講談社 2冊目は、百田尚樹さんの『海賊と呼ばれた男』です。 この本は主人公である国岡鐡造と、国岡鐡造がつくった石油の会社「国岡商店」が、さまざまなことを乗り越えながら、大企業へと成長していくストーリーです。 この本の面白いところは、主人公がとってもカッコいいところです。 戦後の苦しい状況の中でも、社員を1人も解雇したりしなかったりと、国岡鐡造の芯の強さに驚き、そして憧れます。 この本は映画化もされていますので、本を読み終わった後に映画を見てみるのも面白いと思います。 図書委員会広報班2年
緊急事態宣言の延長・お知らせ
8月20日に緊急事態宣言延長への対応について、 保護者の皆様にご連絡をいたしました。 中等部の校長ブログでもお伝えしていますが、 感染対策をさらに強化しつつ、 できる限り生徒のリアルな学びを確保していく方針です。 本校は、安全の確保が最優先との考えから、 全国的に見てもいち早くオンライン授業を実施しました。 一方、 アンケートなどで検証も行い、 学校という人が集う場での学びの意義も強く再認識しました。 リアルな教育活動を制限すればするほど、 長期的に見て非認知能力など失うものが少なくありません。 これは、過去の調査でも明らかです。( 学校の休校が将来的に負のインパクトをもたら すというデータなど) 生徒の一年は二度と戻ってきません。 感染対策としてできる限りのことはし、リスクを最小限にしたうえで 、 リアルの方が教育効果の高いことはなるべくリアルでやっていきた い。そのためには、 私たち一人一人が、その場その場で行動していかなければな りません。 各ご家庭、 一人一人の生徒にはそれぞれの事情があります。私自身も昨年、 二回の手術をし、 コロナの影響でその後の治療を受けられないという経験をしました。そして、置かれた状況によって、感じ方、考え方が変わることを自ら実感しました。100%相手に合わせることが難しくても、互いの思いに寄り添いつつ、 みんなの力を合わせてこの難局を乗り越えていきましょう。 *ダイヤモンドオンラインのインタビューの最終回が掲載されました。本校の取り組む、リアルな場に集うからこその教育プログラムについても触れています。 第3回記事 『女の子が幸せになる「学校の育て方」』 *おおたとしまささんから、『正解がない時代の親たちへ 名門校の先生たちからのアドバイス[エッセンシャル版]』をいただきました。84,98ページにインタビュー掲載されています。 のちほど、図書室に入れておきます。 *私が委員を務めている日本ユネスコが加盟70周年を記念し、 以下の取り組みを行っています。SDGsをテーマにした取り組みが多いので、シェアします。 1)「ユネスコ未来共創ダイアログ」日時:8月30日(月)18:30~20:00方法:オンライン(ZOOM)テーマ:「国際平和のため、 私たちは世代や立場を超えた協働で何ができるか」登壇予定者(五十音順):内田一士 広島ユネスコ協会平和・世界遺産部会長黒崎伸子 医師/国境なき医師団日本・元会長/長崎SDGsクラブ副代表小巻亜矢 サンリオエンターテイメント代表取締役/(一社) SDGsプラットフォーム代表理事西野月 杉並ユネスコ協会青年部/立教大学1年平山英恵 長崎純心大学2年/Green Peaces( 交流会やパンフレット制作など様々なアプローチで長崎と平和を伝 える活動をしている学生団体)メンバー丸川大慈 広島県立広島高校2年/HIP HOPE[Hiroshima International Peace for HOPE]: 広島の高校生による平和に関する探究や発信のためのプロジェクト 実行委員会メンバー詳細・申込先:https://unesco-sdgs. mext.go.jp/archives/2187 2)「次世代ユネスコ国内委員会(仮称)」 メンバーの公募公募締切:9月13日(月)募集対象:原則30歳未満で次のいずれかを満たす者。・ユネスコ活動(世界遺産、無形文化遺産、ユネスコエコパーク、 ユネスコ世界ジオパーク、ユネスコ創造都市ネットワーク、 世界の記憶等のユネスコ登録事業を通じた取組、 ESDの活動含む)に関わっている者。・ SDGs達成への取組に関わっている者や青少年活動に参画してい る者で、ユネスコに興味のある者。詳細・申込先:https://www.mext.go.jp/unesco/ 002/index_00001_01_00001.htm 3)日本のユネスコ加盟70周年記念番組の放送放送日時:9月3日(金)、9月24日(金)18時~18時半放送局:BS朝日政府広報オンライン 「宇賀なつみのそこ教えて!」https://www.gov-online.go.jp/ pr/media/tv/soko_oshiete/ index.html 4)ユネスコ未来共創プラットフォームポータルサイトユネスコ未来共創プラットフォームポータルサイト:https: //unesco-sdgs.mext.go.jp/
課題は計画的に!
夏休みいかがお過ごしですか? 1学期最後にたっぷり持って帰った課題の進捗はいかがですか?? 学年によって課題の量や内容は様々です。 課題によっては図書室の本を使用することもあると思います。 図書室の開室日は限られていますので、開室日を確認して計画的に進めてくださいね。 5年生のCBLや6年生の進路などでよく「レファレンス」の利用があります。 「レファレンス」とは、本の探し方や資料の情報について、手助けすることです。 宿題をまるっとお手伝いすることはできませんが、図書室の資料探しが困ったときは利用してください。 図書室サイトからフォームで申し込みができます。 夏休み中はすぐにお答えできないこともあるので、こちらも計画的に利用してくださいね。 図書室 岩崎
緊急事態宣言延長への対応について(20210820k)
生徒が登校する通常授業日の(ほぼ毎日)更新、というのが原則の当ブログですが、本日のお知らせプリントを補足する内容をここに記しておきます。 プリントに、「リアルな場所と時間の共有に価値を置き」と書きました。 本校はこれまでも、生徒・教員ができるだけ多くの場と時間を共有し、そこでこそ生まれる教育効果を大切にしてきました。 昨年のリモート期間に、時間割通りに授業を行い、放課後には面談の機会を設けたのも、その考え方に則っています。 いま、このような社会状況の中で、この価値に対置されるのは感染症のリスクです。 両者のバランスが大事だと思っています。 そのため、リスクを大きくしすぎないようにして価値を守る、ということを考えました。 この1年半で、COVID-19に対する対処法は、科学的にかなり解明されてきました。 その一つであるワクチン接種も進みつつあります。 一人一人が対処法を再確認し、防衛的に振る舞い、それでもリスクを小さくできない活動を回避すれば、学校の価値を守ることはできると判断しました。 もちろん、状況の更なる変化によっては、リモートへの切り替えをせざるを得ない時が来るかもしれません。情報を集め、生徒の皆さんの様子も見ながら適切に対応していきたいと考えています。 以上、価値とリスクについては、始業式の日に改めて生徒の皆さんにお話ししますし、クラスで考える時間も設けます。 本校理事長がいつも言うように、生徒の皆さんの年代の1年は、「その時」にしか経験できない重みのある、替えの利かない「時」です。 保護者の皆様のご理解とご協力を、改めてお願いいたします。 (着々と組み上がるB棟)