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白ばら日記

いけばなの授業・お知らせ

  昨年12月に行った、いけばなの授業の様子です。 初回は、草月流大久保先生の講演とデモンストレーションです。     先生の講演の後は、実習です。これを2回行いました。   同じ葉っぱも工夫次第で全く違った様子になります。   一本の花と一枚の葉で、こんなに素敵に。 器も自作です。   最終日はクラスの一人一人が一本ずつ活けていきます。   できあがった作品です。   テキストは『女の子が幸せになる授業』(小学館) いけばなの授業のあと、こんなコメントを聞くことがあります。「通学路が楽しくなった。道ばたの雑草の花に目がとまったり、 葉の色が少しずつ変化するのが楽しみになったり・・・」親御さんからは「学校で活けた花を持ち帰り、 水を替えたり水切りをしたりして大事にしてくれて、 家族で長く楽しんでいる」など。 学校での体験は、ほんの数時間です。 興味を持って翌日からの毎日に変化の起きる子もいれば、すぐに忘れてしまう子もいます。それでも、0と1は大きく違います。 今はつまらなそうにしている子の心の中にもそれは深く沈み、いつか大人になったとき、その「1」 がよみがえってくることもあるのです。こんなふうに。「留学先で 花を活けたら、フラワーアレンジと違って一本で形になるとびっくりされて、それをきっかけに家族と親しくなれた」「夏祭りに自分で浴衣を着ていったら好きな子に褒められた」「会社でお茶会に誘われたとき、 お茶やお菓子のいただき方を身体が覚えていたので気後れしないで 参加できた」そこから、お稽古を再開する子もいて、 次にやりたいと思ったときのハードルが低くなることも未来のライ フスタイルへの影響の一つのようです。 *さて、こうして長い間、 品女生を送り出してきた東棟が校舎建て替えにともない解体されま す。OGを対象に名残を惜しむ会を開催します。日時:7月2日(土)15時~17時(1時間入れ替え制)詳細はこちら

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日本文化の授業を行う理由

「秋は月が綺麗、と誰かが教えてあげないと子供はそれに気づかない」本校で茶道を教えていただいている遠州流のお家元がおっしゃった言葉が心に残っています。 初夏だったら何でしょうか? 日本には四季があり、自然を愛でる文化がある。それに気づくことで日々目に入るものが変わり、暮らし方も変化する。世界の中で働く未来、自分の生まれ育った国の文化をほこりを持って語れる人になってほしい。 生徒の将来が少しでも豊かになるように、そんなきっかけをと思い、本校では日本文化の授業を実施しています。 1年生は小笠原流ご宗家の礼法講演、2年生は着物の文化の講演を聴くことになっています。 テキストには『女の子が幸せになる授業』(小学館)を使っています。これは、茶道のお家元、礼法のご宗家をはじめ、ご指導くださる方々と私の対談も盛り込んだ貴重な一冊です。大人にとっても今更聞けないマナーや文化的背景を知るものになるはずです。ご家族も是非、手に取っていただければと思います。 これは昨年度の茶道の授業の様子です。コロナ禍で実習が難しくなる中、感染対策の工夫をして、なんとか生徒の学びを止めないように続けています。 ◆第1回・挨拶の仕方・畳の歩き方・床の間の拝見の仕方・お茶の飲み方 ◆第2回・和菓子について・第1回で学んだことの実践 生徒の楽しみにしているお菓子は和三盆糖 ◆第3回・箸の扱い方・第1回で学んだことの実践 この日のお菓子はうさぎ饅頭 ◆第4回・まず自国の文化を知るべき →「日本」という国を誇りを持って語れること・型・所作の奥には人を思いやる心がある・茶道を通して、心のあり方を学んでいる ・第1回で学んだことの実践  最終日のお菓子は、学校の花、薔薇の練り切り *東京大学からお知らせ「東大工学部のリアル。~CREATE THE FUTURE@安田講堂」開催2022年6月5日(日) 14:00-16:40  安田講堂 および オンライン配信 申し込みはこちらから参加申込締切 : 5 月 20 日 ( 金 ) → 5 月 27 日 ( 金 )へ延長高等部生徒は安田講堂に入れるチャンス!中等部生、 保護者もオンラインは見られます。

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お父さんの会活動、講演、番組のご案内など

少し肌寒い日が続きましたが、昨日から初夏が戻ってきました。 B棟が完成し、まもなく東棟が着工になります。カフェテリア横のモッコウバラを見るのも最後と、教員が写真を送ってくれました。 花のきれいな季節の前にお父さんの会の皆さんが、校舎の周りの植え込みを清掃してくださいました。 *STEAM教育の特別講座でお世話になったデロイトトーマツが無料オンラインイベント「Deloitte Digital Week 2022」を行います。私も、初日の5月23日の15:30-16:10に「 テクノロジーキャリアの興味を変えた”Women in Tech”~未来が私を求めてる~」 と題したセッションにてコメントしています。 お申込みはこちらから。(無料) *生徒が海外研修や海外との交流でお世話になってきた「日本ユースリーダー協会」主催、第33回異業種交流研修会にて講演をすることになりました。無料でどなたでも参加できます。◆テーマ「心のスイッチが入ればチームは変わる~学校改革に学ぶリーダーシップ~■日時:2022(令和4)年5月25日(水)18:30~20:00(受付 18:00から)■会場:六本木ヒルズ、ハリウッドプラザ5階 申込はこちらまで *また、次世代リーダーを表彰する第13回若者力大賞表彰式も、行われます。7月21日(木)午後6時から、六本木ヒルズの「 ハリウッドホール」にて。こちらも参加無料です。申し込みはこちらへ。 *2022年度から始まる新しい学習指導要領で、 高校の家庭科で株式や債券、 投資信託など基本的な金融商品の特徴を学ぶことになりまし た。本校では、起業体験など、金融経済を学ぶこころみを20年近く続けてきました。お金は夢を叶える手段にもなり、足をすくわれるリスクにもなり、 将来仕事をしていく上でその教養を身につけることが大切と考えて いるからです。その一環で、家庭科の授業でもファイナンシャルアカデミーのご協力で不動産をテーマに価値 と価格を考える授業を8年間実施していただいています。( 保護者の方向けの講座も行いました)この授業の様子が、5月21日(土)日本テレビ「世界一受けたい授業」で放送される予定だそうです。 *東京大学からお知らせ「東大工学部のリアル。~CREATE THE FUTURE@安田講堂」開催2022年6月5日(日) 14:00-16:40  安田講堂 および オンライン配信 申し込みはこちらから参加申込締切 : 5 月 20 日 ( 金 ) → 5 月 27 日 ( 金 )へ延長高等部生徒は安田講堂に入れるチャンス!中等部生、 保護者もオンラインは見られます。

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大学出張授業(立教大学・昭和大学)

満開の見頃はあっという間に過ぎ、カフェテリア横の桜も今は緑の葉が出てきています。 新しいメンバーも加わり、教職員はせっせと新学期の準備中です。 生徒の新入生歓迎会のリハーサルの音が聞こえてきます。 各クラブ、春の定期演奏会、発表会が一段落しました。コロナ禍でお客様にご披露できないことが残念です。 4月が誕生月なので、皆様からお花をいただき、春の香りに包まれています。(吹奏楽部の保護者の皆様からいただいたお花。ありがとうございました。) 還暦の年もあっという間に過ぎてしまいました。 ****** 大学出張授業の続きです。大学で学ぶ学問は高校時代にイメージしているものと違うところも多いので、こうして直接お話が聞けるのは貴重な機会だと実感するような内容ですね。 *担当の金田より以下報告です。 立教大学法学部国際ビジネス法学科より、早川吉尚先生にお越しいただきました。テーマは法学入門(法学における頭の使い方を身近なルールを題材に体験する)です 今回の講義は、上述のテーマに即した先生の発問に対して、生徒が応答するという形で進められました。発問はいずれも、「難しくはないけれど、自分で考えなければ答えられない」という性格のものでしたので、20名弱の受講者全員が、「次はどんな問いを投げかけられるのだろう」と考えながら真剣に聴いていました。発問の一部をご紹介します。 ①あるときあなたは、家の近くのコンビニに買い物に行くのに、アパートの脇に置いてあった誰かの自転車を無断で拝借しました。無断とはいえ、コンビニの行き帰りのわずかな時間で、しかも使用後は元あった場所にきちんと返しました。これは、窃盗罪にあたりますか。 ②あるときあなたは、住宅街を歩いていて、携帯の画面に出てきた「使用可能なWi-Fi」を拝借しました。これは、窃盗罪にあたりますか。 ③あるときあなたは、他人の家の玄関前に電源コードを見つけ、無断で携帯の充電をしました。これは窃盗罪にあたりますか。 保護者のみなさまは、どのように答えられますか。今回のクラスでは、①は当てられた生徒全員が「窃盗罪にあたる」と答え、②と③については、「窃盗罪にあたる」という生徒と「あたらない」という生徒に割れました。 一通り聞き終わったあと先生は、「どれが『窃盗罪』にあたるかは、それが窃盗罪を規定する、刑法235条の条文中に明記された行為か否かで決まる」とおっしゃいました。そして、この法律の文面というのは、「法的思考力(リーガルマインド)」に基づいて考え抜かれた結果である、と。その上で、法的思考力とはどのようなものであるかも、さまざまな事例を用いて説明してくださいました。 「法学部」というと、「法律に関する知識」を学ぶと考えがちです。しかし今回、「Aという法律が規定されるに至った背景に、どのような考え方があるのか」を分析し、その妥当性について考えることも法学の重要な要素であることを教えていただきました。一つの気づきですが、お嬢さま方にとっては世の中の見方を変えることができる、大事な気づきになったように思います。   *担当の中山より以下報告です。 昭和大学 薬学部 社会健康薬学講座 医薬品評価薬学部門 亀井大輔先生「新しい薬学教育の動向」-対人援助職としての薬剤師養成プログラム- 冒頭,先生から「これまでの『薬学部』のイメージがかわります」という声かけからはじまりました。 薬学部には6年制と4年制があり,その説明をうけたあと「薬剤師のイメージは?薬剤師は何をする人?」という問いかけがありました。 これまでは,調剤業務・情報提供・薬歴記載…というどちらかというと薬中心でした。数年前から現在では,薬効評価・副作用モニタリング…という患者中心にものごとを考える,つまり,対物(薬中心)業務から対人(患者中心)業務へと変わってきているというお話でした。きちんと薬を処方されることで,本当に大事なことは,薬を飲んでよくなることであり,目的は薬を飲んだあとの病気や体調の改善です。医師や看護師などとともに、薬剤師も患者を助ける一躍を担うことになります。 つづいて薬学教育カリキュラムについてのお話がありました。 「薬学部をどのようにして選びますか?」 自分の薬剤師像に合致した大学や薬学部を選ぶことが大事というお話でした。昭和大学では,チーム医療を担う病院薬剤師養成に特化しています。亀井先生の授業を通して,生徒たちは薬剤師の幅の広さを知ったのではないでしょうか。自分の考えに合った大学を選ぶことが,学習意欲や目標につながる第一歩になると思います。

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CBL(プロジェクト学習)、掲載メディア情報など

  今年も、玄関におひな様が飾られました。卒業生が贈ってくれた卒業記念品です。おひな様の冠には本校のエンブレム。   昨日は、千日回峰行をなさった塩沼亮潤大阿闍梨のラジオゲスト二回目でした。InterFM塩沼亮潤大阿闍梨のstep by step第2回;2022年3月1日(火曜)夜9時30分~radikoで一週間聞けます。番組と連動したサロン『オンエアサロン』   昨日各局で報道されていた令和臨調のメンバーになりました。特に教育関連の構造改革になんらかの貢献ができればとお受けしました。 高等部の家庭科の授業の中で、身近な社会課題を見つけて解決のアイディアを考えるプロジェクト学習CBLを行っています。2021年度5年生の振り返りから生徒のコメントの一部をシェアします。本校は、女性に参政権のない時に、いつか政治や経済にも関わっていくためにと創立された学校ですが、このコメントを読んでいると、品女生が社会に出る未来が楽しみになります。私もその日のために、彼女たちの歩く道を耕しておきたいと思っています。 <生徒のコメント> ・まず今起こっている社会問題は身近なことが発展した形になっているということがよくわかった。こういう活動は一度してみたいと思っていたが、終わった今もまた社会のために何か活動してみたいと思った。デザイン思考とか今までやってきたものも大切だったと分かった。 ・1つの事柄を多角的・論理的に見つめることができるようになったので、色々なところから情報を得られるようになった。また、人の意見を否定から入らずきちんと最後まで聞けるようになった。 ・以前よりもすぐに行動にうつすことを心がけるようになりました。自分が動き出すと誰かも動くし、何かをやりたいと思ったらすぐに始めることが大事だと思うようになりました。 ・グループのメンバーの影響でもあるけど、今までは周りの意見に合わせてあまり納得がいかないことなどもあったが、自分の意見をしっかりと言うことで、それぞれみんなの意見が食い違っていても、話し合って、みんなが納得のいく形で今までの全ての活動をしてこれたので、たとえ周りと意見が違っていても、自分の考えははっきり言った方が最善の活動ができるということを学ぶことが出来た。 ・普段一緒にいる人でも価値観が大きく違う人がいることに気がついた。また、ポジティブは相手に伝わりにくいかもしれないが、ネガティブは広まってしまいやすいと思ったので、なるべくポジティブな言葉を言えるようにしたいと思った。 ・1つの課題に着目して長い時間をかけて問題に取り組み解決策まで実行したことで、自分から挑戦して頑張る気持ちがあれば社会問題解決に自分でも貢献できるかもしれないというポジティブな気持ちになった。 ・前まで自分が思っていることが間違えているんじゃないかと考えてしまって発言できなかったけど、正しさが重要なのではなくて、考えていることをグループのみんなに伝えることが重要だと思った。 ・活動するか悩むより行動した方が色々な人が力を貸してくれることを実感しました。 ・自分自身率先して意見を言って関わろうとすることを今までしなかったのですが、意見を言える雰囲気もあり、積極的に関わることができたと思います。それも、自分が意見を言ってもどうせ変わらないという思いがあったからなのですが、CBLを通して小さな声でも自らはたらきかけて行動して”変えること”ができると思えました。 ・何か指示がないと何も出来ないと思っていたが、自分のやりたいこと、自分はやったほうが良いと思うことをみんなに伝えることで自分から動けるようになった。やってみることの楽しさを感じた。社会問題とかに取り組むのは、リーダーをよくやってたりする一部の人たちだけのものかと思っていたけど、自分が動くと社会に広がっていくものなんだと考えを変えられた。 ・他人に頼るのではなく、自ら行動していかないと状況は変わらないということを学びました。誰かがやってくれるから大丈夫、やってくれるまで待とうという考えで最初は取り組んでいましたが、自分がやらなきゃ他の人も動けないので、何かしらの行動を起こすことが大切だとわかりました。 *デザイン思考について触れている生徒がいましたが、本校ではこれを2012年ころから実施しています。ちょうど、経産省でもこれを政策に活用するプロジェクトが立ち上がったそうです。キックオフイベントが面白そうだったので、申し込み情報をシェアします。 Japan Policy Design Summit vol.0~デザインで変える「行政と私たちの未来」~(経済産業省) *芳葉会(同窓会)会長の藤森香衣さんが、CBLをきっかけに子宮頸がんの情報をシェアする活動をしている在校生 にインタビューした記事が掲載されました。 聞き手:藤森さんNPO法人 C-ribbonsを設立、代表理事を務める。T- PEC子宮頸がんNAプロジェクトで企画・取材・執筆を担当

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中高生探求コンテスト・大阿闍梨との対談・大学出張授業[東京農業大学]

2月19日土曜14時から例年本校でやっているSBIPの発表会を全国に拡大した中高生探求コンテストを行います。全国から450件近い応募があり、本校からセミファイナリストとファイナリスト(中3)が選ばれました。●今年はオンラインで行いますので、どなたもご覧いただけます。最終審査観覧の申し込みは、こちらから。審査員は以下の方です株式会社ボーダレスジャパン 副代表 鈴木 雅剛さん(ボーダレスジャパンの記事) 東京大学大学院情報学環及び生産技術研究所 教授 大島 まりさん株式会社VICTAS 代表取締役社長 松下 浩二さんライフイズテック株式会社   代表取締役 水野 雄介さん   *千日回峰行をなさった塩沼亮潤大阿闍梨のラジオにゲスト主演します。 InterFM塩沼亮潤大阿闍梨のstep by step 番組と連動したサロン『オンエアサロン』 第1回:2022年2月22日(火曜)夜9時30分~第2回;2022年3月1日(火曜)夜9時30分~ radikoで一週間はお聴きいたただけます。   *大学出張授業の続き。担当の佐藤から報告です。 東京農業大学 応用生物科学部 農芸化学科・梶川揚申先生に「乳酸菌を利用した経口投与型ワクチンの開発」について、ご講義いただきました。 4、5年生合わせて23名、この少人数で大学の先生に授業をしていただけるという貴重な機会となりました。 5年生は、全員理系進学者ですので、進路にむけて積極的な質問もありました。4年生達は、今年度の進路選択にむけて良い機会となったと思います 農芸化学の導入のお話から感染症に関するお話をいただき、ワクチンの種類や仕組みなど現在の社会情勢から興味関心が引き立つお話をいただきました。梶川先生の研究室で取り組まれている乳酸菌を用いたワクチンの開発など生徒達には難しくも中高で学んだ 学問と大学・大学院で学ぶ専門的な学習及びそれらが世間でどのように活用されていくかなどが結びつくよい機会だったと思います。 中高6年間で学ぶことを社会でどのように活かしていくのかを考える機会が大学出張授業の目的の一助だと思います。 今回のお話が生徒達の進路選択の一つとなってくれれば嬉しいです。

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合唱祭・大学出張授業(青山学院大学経営学部)・お知らせ

    昨年は中止になった合唱祭ですが、 今年はできうる限りの感染対策をし、実施することができました。 直前になって、オミクロン株の感染が拡大し、 開催に関しては慎重に議論しましたが、 文科省からの通達等にも充分配慮した上での実施しました。 本校は、勉強だけでない「集う機能」 を育むプログラムを大切にしてきましたが、 その意義を改めて感じています。生徒の未来から逆算し、 安全を最優先しつつも、これからも学びを止めない工夫をしていきたいと思います。 *大学出張授業について担当の小藤より以下報告です。 今年度の大学出張授業経営学の講義では、青山学院大学経営学部の土橋治子教授にマーケティングについてお話ししていただきました。まず、日常生活で私たちが普段行っている商品を選んで買うという行為を掘り下げて、講義内容の導入をしてくださいました。 その一つとして、お茶を買うという行為について分析するところから始まり、普段買うお茶のブランドについて、なぜそれを買うのか理由を考えました。消費者として、複数あるブランドから一つの商品を購入することは「意思決定」と言えます。販売側は、その意思決定を促すために、マーケティングを行いますが、法則性を考えて作ったものとそうでないもので結果が変わるということでした。 法則性について具体的に考えるため、生徒たちはクリームクッキーのパッケージのデザインを考える活動を行いました。クッキーの写真、ロゴ、商品名の3つのパーツをどのように配置すれば、消費者は商品に手を伸ばしてくれるのか。生徒たちは、意見を出し合いながらパッケージを完成させました。 自分たちで考えた後、どのパッケージが魅力的か、マーケティングの視点を交えて解説していただきました。その中でも「視覚的重量感」がキーワードです。クッキーを上に配置すると軽めに感じられる。その一方、下に配置した場合は重そうに感じる。つまり、クリームが濃厚に感じられる下に配置した方が、美味しそうに感じる。このことを購買に繋げよう、という視点で商品開発が行われているということでした。 このような講義を受けて、「普段目に映る商品の見方が変わりました」という感想が多くの生徒から寄せられました。普段目にするものでも、あらゆる工夫や学問的研究からの知見が取り入れられており、今回の講義は生徒たちにとって、その一端に触れる貴重な経験となったことと思います。大学でこのような学びを突き詰め、このような講義を受けた生徒たちが、今度は自分たち自身で「普段目にするもの」を造っていってくれることを期待せずにはいられません。 *中学生が文化祭の発表後も協力企業のマネーフォワードからサポー トをしていただいています。その様子が掲載されました。 *企業コラボをしていただいたセイコーウオッチのセイコーホールディングスから「THE SEIKO MUSEUM GINZA」をいただきましたので、 図書室へ入れておきます。 *教育のデータ活用がなぜ必要で、 これからどう進んでいくのかが分かる『学力の経済学』の慶応、中室牧子さんのコメントです。 こちらは、デジタル庁から出されている「教育データ利活用ロードマップ」

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終業式・美術の授業のツリー・お知らせ

今日は、イブですね。 今年もクリスマスツリーを飾りました。 例年恒例の風景。 生徒が、オーナメントを自由に飾っていきます。   卒業生のご家族からいただきました。 卒業後もご縁が続くのが私学のうれしいところ。   こちらのツリーは2年生の美術の生徒作品の集合体。プログラミングの学習に「アート」(創造性)の要素を取り入れた教育ソフトeaselをつかった作品を、全クラス分集めたツリーだそうです。(easel APとは); 終業式の表彰です。 中等部表彰 ◆国際地図学協会主催 バーバラ・ペチュニク子供地図展(中学生の部)優秀作品として日本代表に選ばれました。  1年生 3名 ◆ダンス部<第9回全日本小中学生ダンスコンクール>全国大会 金賞 品川女子学院Rozeal(ロジール) ◆書道部<第37回高円宮杯日本武道館書写書道大展覧会>大会奨励賞 2年生 1名特選 3年生 1名 <第19回和洋女子大学競書大会>金賞 2年生 1名銀賞 3年生 1名・1年生 1名 銅賞 1年生 1名 *高等部表彰 ◆5年研究発表 〈日本地理学会2021年 高校生ポスターセッションの部〉会長賞 (参加者10名) ◆書道部 〈高円宮杯(たかまどのみやはい)日本武道館 書写 書道展〉金賞  4年生1名 ◆バトン部 〈第40回東京都高等学校バトン連盟選手権大会〉 第3位 品川女子学院 高等部   *本校でも講演をしていただいたことのある、@ コスメの創業者山田メユミさんが、 化粧品の余剰資産を貧困下女性に届けるプロジェクトを始めました。HP 今、生徒達は、社会課題に目を向けてその解決に一歩踏み出すような取り組みを多く始めています。 将来、こうしたアクションを起こせるような人に育ってくれることを願っています。   *女性のライフデザインを考えるとき、学歴は学校名より学習歴と言う話をしています。ライフイベントでいったん職場を離れても、家庭と両立して、仕事を選ぶことができてる女性の共通点の一つに専門性があげられます。卒業生からも大学院進学、リカレント教育選択する人が目立ってきました。 私自身も、今の仕事に、必要と考えて、3年前に社会人大学院に通いました。そのときのことが記事になりました。(有料記事なのでさわりだけ)日経xwoman みなさま、よい年をお迎えください!

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早稲田大学 高大接続授業・アメリカ新一世の会

  今朝、学校前の信号を渡ったところで、「どうやって直すのかわかんな~い!」という叫びが。 小学生の女の子です。強風で傘がおちょこになってしまい、泣きそうになっています。片手で直してあげようとしたのですが難しく、いったん、五号館の屋根の下に荷物を置いて、いっしょに直しました。 ペコリと頭を下げて、「ありがとうございます」と。まだ3年生くらいでしょうか。ちょっとしたことですが、こうして丁寧に挨拶されると、微笑ましく私も幸せな気持ちになりました。 うちの生徒も、登下校時にいろいろな方とすれ違い、お世話になること、ご迷惑をおかけすることもあると思います。そうしたとき、この子のように、「ありがとう」「すみません」がさっと出てくると相手の方だけでなく、それを見ている周りの方々の一日も爽やかにすることができるのだなぁと、思いました。   *本校は早稲田大学と高大連携をしています。今年の高大接続授業の様子を担当の住谷から報告します。 本校では、毎年早稲田大学の先生にご協力をいただき、 高大接続授業を行なっています。今回は4・5年生の希望者18名が、文学部教授・李成市先生の「 東アジアから日本史を考える」を受講しました。 古代、日本は中国から多くの文物を取り入れてきた、 と一般的には言われていますが、 例えば漢字については朝鮮半島を経由した際、 一度アレンジが加えられた上で日本に入ったため、 実は高句麗由来や百済由来の字が存在するのだそうです。 また、日本と朝鮮半島、 中国の間には類似した歴史を持つ時期があり、 例えば7世紀半ばの大化の改新の頃、 お隣新羅でも同様の改革が始まっていたり、 唐の都長安を模した都が日本や朝鮮にも造られたこと、 日本のハ色の姓と新羅の骨品制との類似性などが取り上げられまし た。 さらに6世紀末から8世紀にかけて日本には多くの女帝が即位した 時期がありましたが、 その時期やはり新羅でも女性の大王が即位し、 中国でも史上唯一の女帝となった則天武后が登場していました。こういった事実を見ていくと、その国単体では見えてこなかった、 気づかなかったことが、 近隣の歴史と並べてみることで多くの気づきを持つことができます 。Zoom越しではありましたが、先生の「 歴史はその国単体だけではなく近隣とのつながりから見ていくこと で、より多くのことに気づきを得ていくことができる」「 歴史はただ古いことを覚えていくのではなく、 仮説を立てて検証していくことで新事実が見えてくる」「 東アジア世界は2000年にわたり政治や文化などを共有してきた 地域であり、現在の諸問題を解決するには中国、朝鮮半島、日本、 そしてベトナムを含めた東アジアというまとまりで捉えることが大 切である」というメッセージが、 生徒にはすごく共感できたようで、 書いてもらった感想にはさらに歴史を興味をもって学んでいきたい という思いが書き込まれていました。 個人的にも李先生のお話を直接伺ってみたいという思いが実現した こともあり、感激もひとしおでした。李先生、教務部の方々、 本当にありがとうございました。 *二週連続で、アメリカに渡り、様々な分野で活躍している日本人「新一世の会」の方と生徒をオンラインでつなぐ特別講座を行いました。 これは、私がお世話になっている方からのご紹介で、米日カウンシルのメンバーの新一世の方々から、「日本の若者に貢献したい」というありがたいお話をいただき、神谷校長のファシリテーションで行ったものです。 とにかく、お話が面白く、アメリカで日本人がどう生きていったのか、その体当たりのエピソードに生徒達は興味津々でした。 こうした機会を活用し、コロナ禍で海外に出る機会が少ない中でも、生徒の学びを広げていきたいと思っています。 * 日経xwoman(ARIA) に大学院でのリカレント教育について聞かれたインタビュー記事が 掲載されました。

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