オリエンテーション日(20230412)
今日は、各学年で学校生活上の確認事項や年間の目標などについてオリエンテーションが実施されました。 私は、2時間目に中1の皆さんに入学式でのお話の続編を少しだけ。 3時間目は、中3の皆さんに起業体験の説明を1時間。 場所の都合でオンライン実施になりましたが、ワークショップ形式で双方向にやりました。 (写真はオンライン授業の画面から。それはゴールのうちの一つでしかない、というお話をしました。)
始業式・新入生歓迎会(20230411)
在校生の皆さんは、今日が登校初日です。 始業式では、年度末の話からつなげて、やりたいことをやって充実した1年間にしてください、とお話ししました。 話の種の一つとして紹介したのは、『コード・ブレーカー 生命科学革命と人類の未来』ウォルター・アイザックソン(文藝春秋2022)。 研究室にこもって一人でコツコツ掘り下げていくのではない、国境さえ超えてチームで協力する研究体制が描かれているのが印象的でした。 午後は、新入生歓迎会。 午前中、各種説明を受けて緊張して過ごしていたであろう1年生に、一息ついてもらえたかと思います。 (トリは吹奏楽部)
高等部始業式、表彰
令和5年度の品川女子学院が始まりました。始業式では最初に理事長が登壇し、最近話題のChat GPTをはじめとして、今後の社会におけるAIとの付き合い方についての話がありました。その後、多くの表彰と新留学生の紹介がありましたので、私からは短くそれぞれの学年にメッセージを伝えました。 表彰に関してあまり詳しく伝えることができませんでしたが、かなり優秀な成績が並んでいますのでここに詳細を記しておきます。(残念ながら表彰者の名前は書けませんので、学年のみ紹介します) ・第7回高校生英語ディベート即興型全国選抜大会 ベストPOI賞(主に質疑応答の技術についての賞) ECC部5年生1名 ・長良川カップ2023 ベストディベーター賞 個人第7位 ECC部4年生1名 ・第5回Change Maker Awards東京ブロック決勝 金賞(=1位) ・第5回Change Maker Awards全国大会 銀賞(=2位) 有志グループJasmine Peach Education 5年生2名 ・#SASS2022 (大学生による中高生のためのSDGs/サスティナビリティアワード) 最優秀賞 ・全国高校生マイプロジェクトアワード2022 ベストラーニング賞 有志グループCLAIR 6年生2名、5年生2名 ・SandyFace bgirl 1on1 部門(ニュージーランドで開催されたブレイクダンスの大会) 優勝 4年生1名(個人として出場)
入学式(20230410)
本日、232名の新入生をお迎えしました。 入学式にて、私からは、歓迎、確認、約束、という三つのお話をしました。 一番多く出てきたキーワードは、「チャレンジ」です。 実り多い6年間を過ごしてくれることを願っています。 写真は、式後のホームルームが終わり、あるクラスの最初の週番になったお二人が、職員室前で担任教員から週番日誌の書き方を聞いているところです。 五十音順の名簿でたまたま1番と2番になった二人ですが、なんと下の名前(ファースト・ネーム)が一緒でした。 これも縁ですね。
年度最終日(20230331)
しばらく更新が滞ってしまいました。 年度末は会議が多く、連続旅行を最後に生徒の皆さんとの接点が減ってしまいました。 今日も朝一番で海外の関係先とオンライン会議。そのあと、年度最後の行事として、吹奏楽部の定期演奏会に顔を出してきました。 会場には、多くの保護者・関係者の皆様が来てくださいました。感謝申し上げます。 写真は、裏方として手伝いに来てくれたここ数年の卒業生です。こういうところも、長く続いたクラブの伝統ですね。 舞台袖から後輩たちを見守る、あたたかい後ろ姿です。
修業式、離任式
火曜日に修業式が行われました。私から5年生には、受験の時期に教員をうまく頼ってほしいということ、そして4年生には、これから忙しい1年になるので、できることとできないことを取捨選択して生活してほしいと伝えました。毎年4,5年生に言っていることです。 そして年度末ですから、最後に離任式を行います。本当に長く教鞭をとってきた教員から、学校生活を陰で支え続けてもらった職員まで、順番に挨拶していただきました。突然の別れに言葉をなくす者もいれば、感謝のメッセージを発する生徒などさまざまでしたが、最後はみんな暖かい拍手で見送ってくれました。 今年は桜が早いです。以前は出会いの季節の花でしたが、今は別れの時期に満開です。同じ花でも、入学式の頃に目にするのと、今日のような日に眺める桜では違って見えます。 *特別なことがなければ、次回は始業式のころからブログを再開します。
Time to say goodbye. さらば、75期生
卒業式が終わり、6年生が品川女子学院を巣立っていきました。本当に立派な姿でした。式辞で私の気持ちは伝えたので、加える言葉は一つだけです。75期諸君の未来に幸多からんことを!
旅立ちに向けて、華やかに
今日は卒業式の予行演習。上手でした。5年生の時に参加していないにもかかわらず、ちゃんと準備ができていました。これなら明日は何の心配もいりません。 その後、例によってフラワーアレンジ部が舞台上の大きな花を準備してくれています。今日は寂しい壇上でしたが、明日この花が飾られれば、一気に式場が華やかになります。 C棟4階には保護者の方が作っていただいた大きなフォトスポットがありました。今日明日と、6年生が久しぶりに無邪気な笑顔で写真をとるのでしょう。さまざまな工夫をして作っていただいたことがわかります。真っ白なフロアが、ひときわ華やかになっています。 最後に6年生の教室を見に行きました。暗くなったフロアに、1つ明かりの付いている教室があります。きっと担任が少し感傷的な気持ちで最後の配布物を置いているのでしょう。私も何年か前のことを思い出しました。
待ちに待った生演奏
家庭研修の日も校内ではいろいろな活動が行われています。 現在大阪の大学院で研究をしている8年前の卒業生が、自分の研究調査の被験者として、母校の生徒に手伝ってほしいとのことで、5年生のCBLのチームが協力してくれています。高校生が悩みを相談できる居場所を作るというテーマで、今回の実践によって高校生にどのような影響を与えられるかを調査するとのことです。ちょうど本校のCBLでも同じようなテーマを扱っていた班があるので、今日は朝から登校して積極的に発言をしてくれていました。 それを見に行った帰り道、下の方の階から久しぶりに校歌の生演奏が聞こえてきました。1階の音楽室で、吹奏楽部の生徒が卒業式のために、校歌や表彰時の伴奏、入場曲などを練習しています。今年の卒業式は4年ぶりに吹奏楽部が生演奏をしてくれます。私はよく周りに言っているのですが、1年間の学校行事の中でも、卒業式入場時の生演奏が一番高揚した気分になります。緊張しながら入場の時を待つ卒業生と、それを待ち受ける保護者の方々と教員。もうそろそろかな、と思った瞬間に入場曲の演奏が始まり、緊張しながらも堂々と胸を張った卒業生が入ってくる…。 想像するだけでも胸が高鳴ります。