先生がたくさん
毎週水曜日は原則職員会議を行っていますが、今月は2回続けて職員研修を実施しました。先週は、生徒がマークシートで評価してくれた授業アンケートの集計データを元に、評価の捉え方や授業等の改善方法を探るアドバイスを講師の方からいただきました。 そして今週は、品川警察署の方に来ていただき、防犯の講習および実際に刺股を使った犯人制止の訓練をしていただきました。講堂での講習後、全専任職員で体育館へ向かったのですが、そこで練習をしていたクラブの生徒が「こんなにたくさん先生っているんだ」とつぶやいていました。いつもは教室に1人の教員が集団でいると、生徒には違和感があるようです。 刺股の練習は学年ごとに行い、どこも教員同士が本気モードで取り組んでいましたが、小柄な女性教員が立ち向かっていると、○○先生頑張れ、という声援が飛びました。何か変だなと思いながら、実際にこういう場面が起きないことを祈りました。
風が吹いたら大変です
昨日の総合学習は、4年生が進路選択のヒントになるinspire High、5年生は進路ガイダンス、そして6年生は卒業アルバムと受験用の写真撮影でした。 6年生は必死です。家族や将来出会う人たちと何回も見ることになる卒業アルバムの個人写真ですから、5時間目が終わった瞬間に全員準備を始めます。髪を入念に手入れして、ゆっくり撮影場所まで移動していきます。風なんか吹いたらえらいこと。一からやり直しとなります。 また、受験用写真は制服にネクタイを着けず撮影します。つい最近までは、生徒の正装である制服を正しく着用して撮影していたのですが、最近は受験写真データを大学が学生証に転用するため、高校の制服不可の指定が多くなりました。したがって私服に見えるシャツで撮影会です。 昨年私も学年主任として指示をしたのですが、ネクタイをしてはいけませんよ、という指示にはとても違和感があったのを覚えています。
いつも図書館
先週水曜日の職員会議中に海外から帰国していた卒業生が遊びに来たようなのですが、会議中で会えず、メモを置いていってくれました。 高校3年の時に担任をしたのですが、バトン部で5年間活動したあと一気に勉強にシフトしてアメリカのコミュニティ・カレッジに合格、そこでも寸暇を惜しんで勉強し卒業後ニューヨークの伝統のある大学に移りました。今はロンドンで3年半とのことです。 ここまで書くと、順風満帆に聞こえるかも知れませんが、クラブではそれなりに悩みもあったようですし、高3の時は学校内外での勉強が大変、アメリカに行った当初も戸惑うことや少し危ないこともあったようです。ニューヨークではさぞ大都会の生活を満喫しているかと思いきや、土日は常に図書館にいるのであまり街のことがわからないとのことでした。 楽しいことばかりでなく、大変だった経験を語ってくれるもの先輩卒業生の良さ。いつか生徒に向けて話しをしてもらおうと思っています。 以前はこの呼び方をされることも多かったのですが、今は教員を含めて少なくなりました。
10月の図書室
緊急事態宣言が解除され、図書室も開架にあったスツールを再び出せる日々になりました。 とある昼休みの様子です。 ここで静かに本を読んでいる姿を見ると、やっぱり嬉しいです。 先日配付したYOMOCA10月号でもお知らせしましたが、 10/7から雑誌譲渡会を実施しています。 初日は朝・昼・放課後と何人もの生徒が見にきてくれました。 密にならないよう机に広げました。 みなさん譲り合って静かに見てくれました。 引き取られていく雑誌をウキウキと持って行く姿が印象的でした。 雑誌譲渡会は10/15(金)まで開催しています! 図書室 岩崎
想定外を想定して下さい
土曜日は4、5年生の保護者会にご参加いただきありがとうございました。どちらの学年も私からは、進路に関してのお嬢様の予期せぬ展開に心の準備をしておいてくださいとお伝えしました。お嬢様が何かを言い出すときは、突然に見えてもそれまで一生懸命考えた末の発言である可能性が高いです。いきなり言われた方は驚いてしまい、その時に「何で突然」とか「今まで言ってきたことと違う」とか「よく考えもせず」などと咄嗟に言ってしまいがちです。しかし、とりあえずはしっかり話を聞いて、真意が読めない時は学校にご相談いただくのも一つの方法だと思います。 学校ではしっかり進路指導や学習指導を行っていきますが、それでも、進路の迷いが皆無で成績も順調に伸びる生徒というのは稀です。想定外の進路希望や成績になったときに、お嬢様にどう言葉をかけるか。保護者の方も先に少し考えておいていただければ幸いです。 昨年度卒業生
保護者会・植栽・文化祭レポート・大学出張授業
土曜は4,5年生の保護者会がありました。午前中には、4年生のPTA主催で高等部校長の権藤と、この3月に卒業した子達の親御さんが対談し、受験期の子供と親のコミュニケーションについて語るオンラインの会もありました。 先日は私も5年生のPTA主催のオンライン講演会で、生徒の未来に関係しそうな最新の社会状況や親のサポートの仕方についてお話ししました。学校で実施する時より多くの方が参加なさいました。 お仕事やご家庭の事情による制約が少なく参加しやすいことがオンラインのメリットであり、一方、クラス別の会などでは、気楽なコミュニケーションや個別の情報交換がしやすいリアルの場のメリットも捨てがたく、このハイブリッドの形は今後も活用できそうです。 先日の文化祭もお招きできなかったお客様や、時間の制限のあったご家族のため、展示内容や、クラブ発表、起業体験IRレポートなどがHPに掲載されています。力作なので、是非、ご覧ください。 さて、緊急事態宣言があけてほっとしたのもつかの間、先週は地震で生徒の登校にもかなり影響が出ました。自宅で棚から落ちたガラス器の掃除をしつつ、日頃から 備えることの大切さを痛感しました。 先週は、1年生が学校前の歩道の植栽をしてくれました。近所の方に、楽しませてもらってますよと声をかけていただいたそうです。 私たちの学校は、関東大震災の際に女性達が避難所を運営したことが創立の要因の一つになっています。こうした小さな活動の積み重ねが、いざというときの助け合いにつながっていくのだなと改めて感じています。 さて、大学出張授業の続きをご紹介します。担当の植草のレポートです。 【国文学】 駒澤大学文学部国文学科の中嶋真也先生による講義でした。 まず、文学部の国文学科や日本文学科ではどのようなことを研究するのか、自分が行きたい大学はどのよう な基準で選べば良いのかなどのお話を、中嶋先生の出身大学や駒澤大学を例にしながらお話くださいました。 大学の先生の視点での進路のアドバイスは新鮮だったようで、楽しそうに聞いていました。 続いて、『万葉集』の歌についての模擬講義では、高校の授業で学んでいる文法知識を、 文学研究に生かす体験をしました。すべての手がかりがつながり、 最後に歌の意味が細かいところまでわかるようになると、より奥深さを感じることができたようです。 授業の最後には、高校生におすすめの古典文学作品などもご紹介いただき、大変有意義な時間となりました。
早朝の通学路(20211009k)
一昨日昨日と1年生が植えてくれたお花です。 これからしばらく、目を楽しませてくれることでしょう。
YOMOCA10月号
10月に入り、秋の味覚が楽しみになってきました。 緊急事態宣言期間が明け、生徒達の活動に活気が出てきました。 感染症対策をしつつ部活を楽しむ生徒達の笑顔がまぶしいです。 さて、10月から図書室は放課後も自由に使えるようになりました。 詳細は、先日発行したYOMOCA10月号をご覧下さい。 雑誌の譲渡会も10/15(金)まで行っています。 その様子も今度ご紹介したいと思います。 図書室 名小路
地震のあと(20211008k)
昨晩の大きな地震の影響で、交通機関の乱れが今朝まで残ったようです。 ただ、路線によって大きな違いがあり、「なんのこと?」という生徒も多い一方で、「とてもじゃないけど電車に乗れませんでした」という生徒も。 こういうときは、各自の判断で、身の危険を感じたら様子を見るとか、迂回するとか、引き返すとか、考えて行動してもらうことになっています。 連絡をいただければ、学校はその判断を尊重します。 無理をせず、適切な判断を(する練習を)してほしいと思います。 *** 1年生の植栽2日目。 今日は天気がいいので、逆に大変です。日に焼けます。 写真は、植え方について説明する学年主任。 私も、1年生の担当になったときは毎回やってました。 (顔がはっきり写らないように、逆光で)