PRODUCED BY 品川女子学院
白ばら日記

終業式・区議との意見交換・起業体験対談・卒業生の便り

二学期終業式 今年もあとわずかとなりました。 終業式では、中高とも校長が生徒にインタビューをする場面があり、楽しい一年の締めくくりとなりました。 その後、6年生を応援する激励会も行いました。一人一人の夢が叶うよう祈っています。   表彰は以下です。<高等部>■弓道部全日本弓道連盟昇段審査 初段 ■ECC部東京都高校生英語ディベート大会 予選1位、決勝2位 ■書道部第20回和洋女子大学競書大会 金賞 <中等部>■ダンス部第10回全日本小中学生ダンスコンクール全国大会 金賞  ■書道部第20回和洋女子大学競書大会 金賞   *第295号 品川区議会だよりに、本校で生徒と区議の皆さんが意見交換会をした様子が掲載されました。画像をクリックすると読めます。(以下のPDFファイルからも) これも何年も続いている取り組みですが、生徒が社会課題に気づき、解決のアクションを起こせるような人に育つよう、校外とのつながりをこれからも大切にしていきます。 品川区議会だより(品川女子学院意見交換会 令和4年11月18日) (2.62MB) *東京大学FoundXディレクターの馬田隆明先生と対談した記事が掲載されました。 DIAMOND SIGNAL 本校の起業体験プログラムの話題など、具体的な事例に対して、専門的な知見からコメントをいただいています。政府も起業教育を全国で進めようとしていますが、これまで15年以上積み重ねてきた本校のプログラムを総括するような内容になっています。 こうしたプログラムが続けられるのも、協力してくださる校外の皆様、保護者のみなさんのおかげと改めて感謝しています。 こうして、本校で6年間を過ごした卒業生たちが、学んだことを社会にどう活かしているのかを知ることは、在校生の教育に活かす上でもとても大切です。20代の卒業生に協力してもらったアンケートと他校出身者のウエブ調査によるデータの比較でいろいろなことが見えてきました。そうした定量分析に加え、定性的な情報として、卒業生からの頼りを聞くことは何よりの楽しみです。 先日、こんな便りがありました。**************************実は嬉しい出来事があり、ぜひ先生方にご報告したくご連絡差し上げました。新卒からANA国際線担当のグランドスタッフとして成田空港で勤めており、2021年度の1年間はコロナ禍の影響から、長期休職を取得して法律事務所の事務員として勤務しておりました。今年4月から現職に復帰、縁あって成田空港代表としてANAグループのグランドスタッフが接遇スキルを競う、空港カスタマーサービススキルコンテストに出場し、なんとグランプリを受賞することが出来ました!入社当初から「好きこそものの上手なれ」をモットーに、日々の接遇を楽しみながら真摯に業務に向き合ってきたことへの一つの大きな成果として、今回受賞できたことを純粋に嬉しく思っております。https://www.aviationwire.jp/archives/266392 全国旅行キャンペーンや水際対策緩和の後押しもあり、旅客数も業績も確実に持ち直している状況ではございますが、依然として世界情勢に左右される業種のため、これまでより少し敬遠されやすい就職先になったのではと感じております。ですが、もし在校生で航空業界に興味のある方がいれば、卒業生として微力ながらお役に立てれば幸いです。************************** たまたま、先日、ANAの2022DEIフォーラムで井上社長と対談させていただいたのですが、その後でこんな話を伺いました。「ANAにインタビューに来た大学生に対応した人が、どうも話に聞いた品女の雰囲気がある」と、出身高校を聞いたところ、なんと、卒業生(生徒会長だったそうで、誰だろう?)だったとのこと。 これは、本校に限らないことですが、大学が違ってもそこはかとなく香ってくるDNAがあることも長く続いた私学の特徴でしょう。(白バラの香りだといいのですが(^^;)) みなさま、良い年をお迎えください。

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生理のワークショップ・卒業生の連載・女性活躍支援

昨年度の文化祭起業体験をきっかけに 「生理」に関する課題を年齢・性別を超えて共有するプロジェクトを生徒が進めています。担当の山岡からの報告を元にまとめます。当初は、 これから生理を迎える小学生向けの講座として始まりましたが、 生徒達が、「社会を変えていくためには男子に生理に関する理解を広める必要が ある」と考え、男子校に連絡して出張授業を展開しており、芝高校、本郷中学・高校につづき、先週は開成中学校・ 高校で出張授業を実施しました。ユニチャームさんも協力してくださっています。以下、記事の紹介です。これからも継続していくそうなので、またご報告しますね。 2021年9月 小学生女子向けの生理講座(Zoom)(朝日新聞デジタル)2022年5月 芝高校(男子校)生徒向け講座(Zoom)(朝日新聞デジタル)2022年8月・9月 本郷中学校・高校(男子校)生徒向け講座(対面)(朝日新聞)(日経新聞) *卒業生の広末さんが今、発売中のSTORY1月号の連載「毎日が3兄弟ママで、女優。」にて、高校時代のエピソードと私の著書を紹介してくれています。これまでの記事を読み、働くお母さんを元気づける内容だったので、シェアします。STORY WEB(広末涼子さん連載) *こちらは、企業が行っている女性のメンタルヘルスのサポートです。 ケイト・スペード ニューヨーク、女性のメンタルヘルスのサポート *子どもの健やかな成長を応援するための食事 私は祖父が糖尿病だったので、間近に食事療法を見て育ち、栄養に興味を持ちました。高校時代、栄養学を学んで家庭科の教員になるか、好きな古典を学んで国語の教員になるか迷い、高校三年の受験期に「食物」の選択授業を4時間取っていたくらいです。そして、数年前に乳がん、その後の遺伝子検査の結果、子宮と卵巣も摘出したことで、女性と健康という問題への関心はますます強くなりました。そんな中、以前からトライアスロンの体力作りのため栄養指導を受けに通っていた病院の先生が、子どものための食事についてのムービーを作ろうとしていると知りました。学習障害があるのではと診察を受けるお子さんの中に食事を変えるだけで症状が改善される子がいたり、女性の場合、鉄分(フェリチン)の不足を補うことで鬱に似た症状が改善されたりすることもあるそうです。女子教育の場にいて、食育の大切さを痛感するのは、間違ったダイエットで健康を害してしまうような本人の健康問題は、次の世代、子どもへの影響もあるということです。(これまでもこうした講座をやっていただいています)。これは、クラウドファンディングを呼びかける動画ですが、内容を見ると、子どもの食事の何が問題かが分かります。

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オープンキャンパス、ダンス部、弓道部、お知らせ

土曜は感染対策に気をつけつつ、参加人数を絞ってオープンキャンパスを実施しました。 成長期の6年間を通う学校選びは、周りの評判や数字の指標の「いい・わるい」より、家庭の教育方針や本人と「合う・合わない」が大切です。 部活や28プロジェクトで実施している様々なプログラムの発表などの様子を見ていただくことで、生徒の日頃の学校生活をリアルに感じていただけたことと思います。   部活の紹介。 ダンス部は部員の多い部活の一つです。今年は、中3が、 小中学生ダンスコンクールの全国大会で金賞を受賞しました。https://www.asahi.com/ articles/ASQB26FV8QB2UTTO002. html 顧問の前田から、以下感謝を込めて。 「今回の作品は、 夏休みのダンススタジアムでも全国3位を受賞したものです。 ダンス部では、作品のテーマ、曲、 振りを生徒たちが考えて決めていきます。今回の作品「タランチュラ」も、昨年の秋から何度も相談を重ね、 生徒たちの手で作り上げてきました。 大会へ向けた練習も、生徒中心で行っていますが、 本校OGである2人のコーチも、熱心に指導をしてくれました。 今年の中3は1人1人の意識が高く、 全員が集中して練習することで、 レベルの高い作品を作り上げることができたと思います。 保護者の皆様をはじめ、 見守ってくださった全ての皆様にお礼を申し上げます。 今後ともご支援をよろしくお願いいたします。」 ダンス部中3全国大会記事 こちらに、密着動画も掲載されています。 8月から二棟目の校舎が使えるようになり、弓道部は念願の弓道場ができました。顧問の大井からその道場開きの様子を報告します。 1989年に創立した弓道部にとって、 弓道場の設置は永年の念願であり、それが実現した瞬間です。弓道場設置に関係してくださった、全ての皆様に感謝いたします。現在部員は82名ですが、当日は土曜日と言うことで行事も多く、 文化祭実行委員やその他の集まりもあって約半数の出席となりまし た。日頃お世話になっている、 全日本弓道連盟教士六段の先生をお招きして、『矢渡しの儀』 を執り行いました。 その後は全部員を代表して、 部長を始め5年生5名による奉納射会を行いました。心地よい的中音を響かせながら、 見事的の中心付近に当ててくれました。射場の中の様子は、 安全上設けられた矢除けネットの外からでは見えにくいので、 その他の部員は教室でzoomで生中継された画面をスクリーンに 映しての観戦です。射会後は参加者全員射場に集まって記念写真。最後に的を据え付ける安土に向かって、 弓道場をつくっていただいた事への感謝と、今後の技能向上、 安全無事を念じつつ、一礼をおこない、散会となりました。この日から、弓道部が新たな一歩を踏み出しました。 (弓道場の設立は、部員達の永年の夢だけに、 コロナ禍が落ち着いてきたら、 弓道部OGにも集まってもらってお披露目を行う予定です。また、 卒業生にも開放、練習ができるように模索中です。)   *社会で活躍する女性の育成が本校の創立以来のミッションです。個人的にも女性支援のプロジェクトを応援しています。そのうちのいくつかをご紹介します。 ・経済的困難を抱える女性への化粧品支援プロジェクト ・政治家を目指す女性たちのための「村上財団 パブリックリーダー塾」スタート ・骨盤臓器脱で悩む女性が受診しやすい社会へ|大阪大学医学系研究科

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社会課題の解決に一歩踏み出すために

本校では、生徒たちが社会課題を見つけ、解決の一歩を踏み出す力をつけてくれるようにとプロジェクト学習を行っています。 今週も、「ゴミを削減するため、みんなにmy箸、myスプーンを持参して校内の売店での割り箸などの提供が減るようにしたい」と呼びかけがありました。(私も両方、持ってきてます) 今は、授業のカリキュラムの中で全員がそれぞれの課題に取り組んでいますが、これまでも、文化祭の起業体験から活動を継続するためにNPOを作ったり、それより以前には、内戦のあった国に、数年がかりで学校を建設したりしてきました。 あるとき、中等部の子に、私たちは女性✕若者でマイノリティーがかけ算になると言われたことがありますが、だからこそ、それが社会課題に共感し、行動に移す原動力にもなっているのかなと感じます。 他にも最近こんな活動をしている子達がいます。 女性特有の身体の問題を男性にも共有しようと男子校に参加を呼びかけてワークショップを行っているチーム。 朝日新聞EduA 男子校で「生理」の授業 「他文化との接触」の機会に 本郷×品川女子学院 女性が被害に遭いやすい問題として、痴漢防止の取り組みをしているチーム。 TBS NEWS DIG 「“ハート”+“トレイン”で電車内の痴漢反対  品女の生徒がポスター制作」 そして、受験生の間も活動を続け、その課題を解決するために医療系に進路を選択した卒業生もいます。 日経新聞「大学生、社会課題に熱視線 ワクチンの知識を広げる 中高の放課後学習づくりも」(有料会員限定ですがテーマのご紹介まで) 一昨日、日本のジェンダーギャップをなくそうと、活動している大学院生の能條桃子さんと、彼女を応援したいと思っている数人の友人知人とで話をしました。能條さんは私が所属している令和臨調の最年少メンバーでもあるのですが、以前、生徒が校内で彼女の講演会を企画したいと言ってきて、てっきり、先方主催のものに参加するのかと思っていたら、その子が彼女の出演番組をみて皆にシェアしたいと団体のHPからアクセスし、開催をお願いしたのだそうです。 世界に類を見ない人口減少社会の日本において、その人口の半分を占める女性の活躍支援は、社会の継続発展に不可欠です。 「なぜいまも女子校を続けているの?」と、よく聞かれます。 私たちの学校は、女性に参政権のなかった大正時代に女子にも教育を、と創立しました。そして、100年近くたった今も、日本のジェンダーギャップは解消していません。私たちは、この課題に向き合い、社会をよりよく変える一歩を踏み出す女性を育てる中等教育の場として、これからも力を尽くしていきたいと思います。 能條さんのプロジェクトを私も応援しています。→【FIFTYS PROJECT】地方選挙から20代30代女性政治家を増やしたい! <お知らせ> *先日アールシーコア(BESS)常務取締役谷さんと対談をした様子が記事になりました。写真の奥に見えているのが被服部がブランディアと廃棄衣料のアップサイクルに取り組んで作成した浴衣です。 キャリアの遠回りも悪くない? 人生迷子の20代が夢をかなえるために知っておきたいこと【「働き女子が輝くために」レポート】 *早稲田大学稲門祭にて、教育をテーマとしたパネルディスカッションに参加いたします。 日にち:10月23日(日)パネルディスカッションは、12:00~です。場所:早稲田大学 大隈講堂 大講堂企画紹介はこちら 高校生も予約不要で参加できるそうです。

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2022白ばら祭・お知らせ

品川女子学院三大行事の一つ「白ばら祭」は、生徒たちが能動的に創る行事です。 今年のテーマは「 才華爛発」 外に出て、リアルに活動することが難しい時に、精一杯、この大切な行事に取り組もうとする強い意志がこめられていました。そして、その通り、生徒一人一人の才能がスパークし、共振するような文化祭になりました。 中高の1年は二度と戻ってきません。オンライン授業をいち早く開始した体験から、リアルで共に学ぶ価値を再認識しています。行事は学年を越えてつながる機会でもあり、起業体験など先輩に遠慮せず、切磋琢磨する機会でもあります。 「安全を最優先しつつできる限りリアルでやる」が本校の方針です。 コロナ対応もあり、一ヶ月前に引っ越した新校舎でもあり、その上台風まで重なり、制約や予想できないことの多い中、企画から運営まで教員も生徒もてんてこ舞いでした。 それを、今年はお客様もお迎えして乗り切れたのは、品女生ならではのチームの力だったとうれしく思っています。 誰かやる人、と言われたとき、恥ずかしさを乗り越えて「えいやっ!」と手を挙げて258名も実行委員が集まってくれたことも誇りに思います。 そして、今年も、多くの外部の方の力をいただきました。生徒達には、この感謝をしっかりと報告という形で伝えて縁をつないでいってほしいと思います。   <中等部・1.2年生> 1A 1B 1C 1D 1E 1F 2A 2B 2C 2D 2E 2F 起業体験プログラム<中等部3年生・高等部4.5年生> 3A(株)ねるもん。 3B(株)ひだまり 3C(株)rainy。 3D(株)Sunday 3E(株)ECOOL 4年(株)Flowerescue 4年(株)HearTrain 4年(株)パクbug 4年(株)Fit Me 4年(株)manashiru 4年(株)フク+ブル 5年(株)Piece of Peace 5年(株)A Oko! 5年(株)fulfil   5年(株)BEYOND²AYS 5年(株)翠葉 5年(株)Inote <企画・クラブ> バトン部 チェンバーオーケストラ部 軽音楽部 合唱部 パソコン部/メディア研究同好会 生物部 天文同好会 化学部 茶道部 箏曲部 水泳部 競技かるた部 フラワーアレンジメント部 書道部 写真部 演劇部 被服部 クッキング部 美術部 図書委員会 WKD シホコ先生のお部屋 PTA ダンス部 吹奏楽部 弓道部 インターアクト部 卓球部 文化祭実行委員 CBLプレゼン StartTheCycle 作画部/文芸部 *10月6日は脳性まひの日だそうです。 特別講座などでもお世話になっている方から当事者の話を聞くイベ ントのご案内をいただきました。この日は、 みどりのものを身につけて、投稿に協力し、 互いに知らない体験をシェアし、共感力を高める日にしたいです。 以下がご案内 HPはこちらから *SNSとフォトシュシュでグリーンに! ・Twitter・Instagram・Facebook・フォトシュシュでPR活動を展開!※フォトシュシュへのご参加は下記PDFの二次元バーコードを読み取ってください。・グリーンのものを身につけて、SNSに投稿しよう!・ハッシュタグは#WGD106 #脳性まひ #世界脳性まひの日 #まぜこぜ #getintouch Warm Green Day.pdf (120.98KB)

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ドローン特別講座・お知らせ

明日からいよいよ文化祭が始まります。生徒達は最終準備の真っ最中。新校舎2棟を使っての初めての行事になります。感染対策でゲストの皆さんは抽選となり申し訳ありませんが、オンラインを活用して少しでも生徒の取り組みの様子をお届けできればと思っています。 本校の文化祭は、社会課題に目を向け、解決法を探るプロジェクト学習が中心です。校外の多くの方にお力添えをいただきました。卒業生も様々な分野で活躍するようになり、在校生をサポートしてくれています。中には、海外からインタビューに答えてくれた人もいたそうです。 明日は、私と卒業生の対談企画も行われます。   さて、こちらも卒業生の持ち込み企画の特別講座でした。この卒業生を物流へのドローン活用を進めている企業の皆さんに紹介したのですが、その後もいろいろとアドバイスをいただいているそうです。本校は校外の方との連携を大切にしてきましたが、こうして卒業生にもお力添えいただけるのは本当にありがたいことです。こうしていただいたご縁を、在校生、卒業生が社会にお返ししてくれることを願っています。 担当の住谷より以下報告です。 「ドローン女子が活躍する未来~ドローンをとばしてみよう~」 2~5年生22人が集まり、(株) おしんドリームの皆さんによる特別講座が開かれました。 この会社には、66期卒業生の田村まりさんもおり、 ぜひとも品女でやりたいと熱望しての開催となりました。 まずは教室にて自己紹介とグループワーク。 おしんドリームの皆さんは現在ミャンマーそしてパキスタンで女子 大学を作るというプロジェクトを進めており、 ゆくゆくはそういったところでもドローンを飛ばして何かやりたい と考えていらっしゃるとのこと。 それを聞いただけでも生徒たちの目が輝きだしていました。 そして生徒たちには「今まで人間がやってきたことで、 将来別のものやことに変わっていくものは何か?」「 変わったものが発展するとどうなる?どんな社会になる?」 というちょっと難しいお題がだされました。が、 初めて出会った学年混合グループなのに、 あっという間に打ち解け意見交換が始まり、 車や電車を使った移動がなくなる、 カバンやリュックを背負っての通学がなくなる、 などいろいろな意見が出てきました。 その上でドローンが現在どんなことに使われているか、 実際の様子を映した動画も交えて見てみました。空撮、 赤外線カメラを搭載することによってソーラーパネルの故障を見つ けるといったデータ収集、 そして山間の村へ荷物を届けるといった運送、 これがもっと広がっていけば人間自体の価値観も変わっていくだろ うというお話に、生徒たちも興味津々でした。 そしていよいよドローン操作へ。 高等部生のiPadに予めインストールしてもらったアプリを使っ て、操作のプログラム入力をして、動かしてみました。 ドローンのwifiの不調でなかなか全ての班が一斉に飛ばすこと ができませんでしたが、離着陸から始まり、前に進んだり、 より上にあげたり下げたり、 障害物としておいた机の下をくぐったり、 パーティションの上を越えていったり、 あっという間に使い方をマスターしていました。また、 コントローラーで操作するタイプのドローンもあり、 こちらもゲームでなじみがあるのか、あっという間に使いこなし、 宙返りをさせる人たちも。 最後、教室に戻り「ドローンは性別も年齢も関係なく操縦でき、 まさにこれから若い女性達が活躍できる産業である」 という話で締めくくられました。次回、続編をやる予定なので、また多くの生徒が参加し、 未来を語ることができればと思います。おしんドリームの佐藤様、 村岡様、そして田村さん、ありがとうございました。****   *社会課題を解決する起業家を育てる「Phoenixiインキュベーションプログラム」の発表会が行われます。オンライン登録すると、質問セッションに参加できますし、事後にも動画が見られます。課題解決学習や起業を志す卒業生の参考にもなりそうなので、シェアします。 【日時】2022年9月21日(水)12:05~13:15 【登録フォーム】 【備考】YouTubeフェニクシーチャンネル (Q&Aを除く)

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新校舎へ引っ越し!被服部イベント・対談などお知らせ

新しく取得した土地に建てたC棟に続き、新幹線側のB棟が完成し、先週引っ越しました。夏期講習や部活も始まり生徒達は新しい校舎で楽しそうです。 各学年の教室が一つのフロアにあり、廊下を多目的に使えるよう広々ととってあります。教室から出て、学年全員が集まることもできます。 B棟とC棟は地下とブリッジの2カ所でつながっています。 新しい体育館で部活も始まりました。 *ブランディアと被服部のコラボ「アップサイクル浴衣の展示」のお知らせ 『ブランディア×品川女子学院』のコラボ企画としての廃棄0プロ ジェクトです。被服部がブランディアの廃棄衣料のアップサイクル で浴衣を製作、展示します。私のトークショーもあります。会期:8月24日(水・午後)~28日(日)(予定)入場料:無料会場:BESS MAGMA (代官山蔦屋向かいのログハウス展示場)営業時間:24日~26日 13:00~18:0027日・28日 10:00~18:00 イベント:谷秋子氏(アールシーコア 常務取締役)と漆紫穂子の「働く女性」をテーマとしたトークショー8月26日(金)18:00受付、18:30~開演 お申込みはこちらから。※会場の席が限られます(25席ほど)ので、 お申込み先着順となります。 *私が所属している文化カンファレンス「エンジン01 in 岐阜」が10月に開催されます。 本校創立者の父漆昌厳の出身地で行われることもあり、私も教育関係など4つのパネルに参加します。 【「エンジン01in岐阜」講座プログラム】 ■インターネット予約  

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校舎引っ越し・オーストラリア姉妹校・お知らせ

  今日は、一学期の終業式。オンラインで行いました。 校長からは8月中に2棟目の新校舎に移る話も。 今週で東棟ともお別れで、私も引っ越し作業のラストスパート中です。この校舎、旧校舎の中では最も歴史が古く、実は私の生まれたときに完成したんです。その後、何度かの耐震補強工事を経て60年以上、生徒達を育んでくれました。 卒業生達が次々と訪れるので、一つにまとめようかと企画した東棟お別れ会には800人以上が集まりました。 オーストラリアの姉妹校、イプスウイッチ・ガールズ・グラマースクールの校長先生が来校されました。 この学校は本校初の姉妹校です。私が赴任したてのころ、海外研修を企画し、自分で引率し、事前に手紙を送っておいた学校を訪問して姉妹校提携の交渉をしました。その中で、最も伝統と格式の高い学校で、生徒が現地の生徒とともに過ごせる寮があり、文化の合うところがこの学校でした。 当時の校長先生から、「今までエージェントが交渉に来るところばかりで、断っていたけれど、創立家の人が自ら来たのは初めて。お互いの国で唯一の学校として姉妹校になりましょう」と即断してくれました。 日本では学校法人は公のものですが、オーストラリアの私学のファウンダーは特別な意味を持つことを知り、ラッキー!と思うと同時に、責任の重さも感じました。それ以来、ずっと学費の一部を免除して受け入れをしてくださったこと、感謝しています。   留学することになっている生徒と。日本人は引っ込み思案という話題が出たあと、この子達が挨拶に来て積極的に質問をしたので、驚いていらっしゃいました。 本校は大正時代に創立し、まもなく100周年を迎えます。その間には様々な困難も、ありがたいご縁もありました。令和に入り、大きな山場となる校舎の改築が、安全に無事に終了し、2025年には、100周年式典を迎えられることを楽しみにしています。 *ウイキペディアに創立者の父、漆昌巌の記事が出ているのを見つけました。 *8月24日(水)〜26日(金)13時〜18時@ 代官山BESS(ログハウス)品川女子学院被服部・ブランディア廃棄衣料アップサイクルプロジェクトで浴衣を製作して展示します 。26日(金)18時30分〜20時は、私と先方(BESS) の谷常務のトークショーも開催します。   *生徒が国際交流でお世話になっているユースリーダー協会の若者力大賞表彰式7月21日(木)18:00-19:40( 六本木ヒルズ、ハリウッドホールにて)について、以前、 お知らせしましたが、表彰式のYouTubeライブ配信も行うそうです。生徒がユニバーサルマナーの研修を受けているミライロの垣内社長 も表彰されます。 *生徒の男子校に協力を呼びかけた取り組みが記事になりました。https://www.asahi.com/articles/ASQ7H6D47Q68UTFL01X.html?ref=tw_asahi

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未来世代の環境意識・C棟の放課後・社会起業の大賞

朝の玄関。生徒会が傘のリユースについてのポスターを掲示してます。 こちらは、起業体験のための古着回収。 未来世代は、サスティナビリティーへの意識が特別なことでなく、日常的なものになりつつあるのかもしれません。 中一もクルックフィールズでサスティナビリティーのワークショップを行いました。 こちらは、生徒から提案され、生徒が考案中の制服スラックスの案。 通学ソックス、夏服、通学鞄、リュック、コート・・・生徒が生徒の意見を取り入れて製作してきましたが、だんだんと提案からされるようになってきました。 アイスの自動販売機も生徒がルールともに提案してくれたものです。 こちらはある土曜の放課後のC棟。 これは、卒業生の持ち込み企画でドローンの特別講座(後日詳しく紹介) バーを出してレッスン中。バレエ教室のようでした。 こちらは理科室。 こちらは、和室で競技カルタ。感染対策でビニール手袋をつけていました。 バレー部は玄関前でステップのトレーニング。 最終的に三つの棟が建つまで、こうした小さなスペースもみんなで工夫しながら活用しています。 C棟の一般教室のある廊下です。一つのフロアに学年全体が入る教室レイアウトなので、教室を出ればそのまま学年集会ができる広さです。映像を投影できるスクリーンもつけました。 夏休み中に中等部が完成したB棟校舎に移り、二学期からははすべてのHR教室が新しくなります。 週末には第一京浜沿いの東棟とのお別れ会に卒業生が700人くらい申し込んでいるそうです。(まだ増えているようです) *これまで生徒が国際交流でお世話になってきたユースリーダー協会の若者力大 賞の応募が始まります。 社会的なアクションをしている卒業生のみなさん、 応募してみてはいかがでしょう。応募受付はこちら また、7月21日開催の今年の表彰式の受付も始まっています。本校で講演をしてくださったミライロの垣内代表も受賞しています。どなたでも参加できます。詳細はこちらへ *「ポストコロナ時代の「教育」のグランドデザイン」というテーマで、小島武仁さん(東京大学経済学部 教授)、小林りんさん(学校法人ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン 代表理事)、長崎幸太郎さん(山梨県知事)、西内啓さん(株式会社データビークル 最高製品責任者) と行ったパネルディスカッションの様子が公開されました。(再掲)

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