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白ばら日記

家庭科の特別授業

家庭科の特別授業をご紹介します。 担当の山下より報告です。 *毎年、家庭科の授業で行っている、金融教育の報告です。 4年家庭基礎にて、お金の教養講座を実施いたしました。ファイナンシャルアカデミーの講師の方々に来ていただき、 全クラス2時間ずつ講義をしていただきました。この講座は今年で11年目となります。普段は友達や家族とも中々話さないお金の話。例えばブランド品やスマホは新品を買う?中古品を買う?といった身近な話から、リセールバリューのあるものを考えたり、住宅ローンの金利について学んだり、幅広いお金の知識を教えていただきました。ちょうど日銀の政策金利の引き上げが発表されたタイミングで、バブルの頃と最近の金利の違いなどを示しながら、今後どう推移していくかまで含めたお話をしてくださり、経済との繋がりを直に感じたという感想もありました。生徒たちの感じ方は人それぞれで、地方のマンションであれば、20代でも買える!とワクワクする生徒もいれば、都心部のマンション価格を知って、必要な収入を逆算していくと結構厳しいかも...となる生徒も。住みたい家(の価格)から逆算して、職業→進路を決めていくのも面白そうという声もありました。講師の方が仰っていたように、同じ話を聞いているはずなのに、大人になるのが怖いという生徒もいれば、大人になるのが楽しみと全く違う感想があるのも面白く、それぞれの考え方が表れる時間になっていました。今回は講座後に、授業で「1万円以内で価値を感じるもの」をグループごとに考え、プレゼンする機会を設けました。ツアーコンダクターのように、登山や日帰り旅行を提案するグループもあれば、小動物を購入し一時的ではなく一緒に過ごす時間にも価値があると考えるグループや、親孝行など家族でのご飯に使う、あえてゲームセンターなどで浪費する、という声もありました。「シンクライフ、シンクマネー」講座の中のこの言葉が指すように、生活や人生を考える上でお金の話は切り離せないもの。そんな視点を持ち、自分の人生を送れる生徒が増えたら嬉しく思っています。ファイナンシャルアカデミーの小野原様、 今年度もありがとうございました。 *4年生の「家庭基礎」の授業にて、一般社団法人ソウレッジ様による特別授業 を実施いたしました。 ソウレッジ様は「 性教育と避妊の支援で長期にわたる悲しみの減少をめざす」 を理念に、ユースクリニック普及のための海外研修、 緊急避妊薬の無償提供、 性教育などを含めた政策提言などを行なっています。 代表の鶴田様と副代表の鈴木様にお越しいただき、今回は「 性のトラブルを予習して実際に起きた時に適切な対処をできるよう になる」ことを目的に、 ボードゲームを用いたワークショップを実施していただきました。 最初の講義では、事業内容の紹介や、 海外では5歳から性教育が始まることや、 ユネスコの国際セクシュアリティ教育ガイダンスの内容のうち、 日本の教育で教えているのはごく一部であることなどを教えていた だき、その後グループに分かれゲームがスタート。すごろく形式で各マスにケースの内容が書いてあり、 クイズに答え→グループで対話し→解説を読む、 という流れで進んでいきました。 わいわいと楽しそうに、グループで対話や経験談を共有し、 盛り上がっている姿が印象的でした。 ボードゲーム後の質疑応答の時間では、月経や中絶、 痴漢など多岐にわたる質問が出ました。一つ一つの質問に丁寧に答えていただき、 特に低用量ピルや子宮内システム、 日本での未承認のパッチなどの話に生徒たちは驚いていました。 有志団体のCLAIR.に所属している生徒からは「 日本の性教育の遅れを感じる中、 生理以外についても課題がたくさんあると体感できた」 という声もありました。その他にも「学校で学ぶことができないと思っていたことだった」 「知らないを知ることができ、 自分の身を自分で守ることができそうだと思った」「 友達とこのような話を今までする機会がなかったが、 話し合える良い機会だった」といった声もあり、 学びの多い充実した時間となったようです。 ソウレッジの皆様、貴重な機会をありがとうございました! *こちらも4年生の「家庭基礎」の授業の報告です。スリール株式会社様による特別授業を実施いたしました。 スリール様では企業向けの女性活躍やDE&I推進に加え、大学生向けのキャリア教育(ワーク&ライフ・インターン)を行っています。私も学生時代にワーク&ライフ・インターンに参加しており、共働きのリアルを体感し、将来の輪郭が少しはっきりとしたのを覚えています。 今回は子ども家庭庁のプログラムの一環として、将来に向けて自分の「なりたい姿ワーク」と、実際に子育て中の方に子ども連れで来ていただき「パパママ先生インタビュー」を実施していただきました。 「なりたい姿ワーク」では、授業の中で考えたLife visionのワークシートをもとに、それを実現するための壁があるか、それはどんなものか、なども深掘りして考えました。スリールの講師の方は2名とも副業をされている方で、仕事やプライベートも含め、様々な選択肢があることをお話していただきました。 「パパママ先生インタビュー」では、2〜3グループに分かれ、仕事や子育てのお話を伺いました。普段はなかなか赤ちゃんと接することのない生徒たちですが、赤ちゃんが登場すると大歓声が!授業が終わった後も抱っこさせてもらったり、様子を微笑ましそうに眺めていたりと、いつもとは違った生徒の表情が見られたのも印象的でした。 事後アンケートでは、「仕事を楽しいと思えるような職業に就こうと思ったし、自分が楽しいと思えるような企業で働いてみたいと思いました。実際に赤ちゃん見て私も育てたいと思いました。」といった感想や、「あまり子育て世代の大人と話す機会がなかったのでとても新鮮で楽しかったです!」「赤ちゃんがとても可愛く、パパママ先生の人生が楽しそうでした。」といった声がありました。 本校の生徒たちは「働く」ことについて強い関心があると感じますが、一方でキャリアを積むこととライフイベントが重なることもあり、両立できるか不安に思っている生徒もいます。実際にパパママ先生の話を聞き、子どもと接してみることで、将来のイメージが少しでも描けたらと思っております。 スリールの皆様、貴重な機会をありがとうございました! この特別授業について、先方からプレスリリースが出ましたので紹介します。 スリール株式会社、中学・高校の家庭科授業で ライフキャリアデザインを実施~授業を通じて中高生の結婚や子育てに対する意識が大きく変化~

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CBLキックオフ

先日、CBLのキックオフゲストとして、株式会社ビビッドガーデンの代表取締役社長/秋元 里奈さんが講演をしてくださいました。食べチョクのサービスを運営されており、起業に至るまでのお話や社会を変えるアクションについてなどお話ししてくださいました。 実はトライアスロンを一緒にやっており、この記事はこちらの記事からのリレーでした。 食べチョクは私も会員です。きっかけはアニマルウエルフェアに関心を持ったことでした。鶏のケージ飼いが気になって平飼いを買うようにしているのですが、豚もメスだけ妊娠ストールという籠のようなものに入れられ、動けない状態で飼育されていることにショックを受けて。動物は未来を悲観しないので、飼育中のウエルフェアを大切にする生産者さんと直接つながれるシステムに共感しています。 担当の山下から生徒のコメントの紹介です 起業に至るまでのお話や、 実際に起業されてからの困難だったこと、 そしてその乗り越え方など、わかりやすく、 そして熱量いっぱいにお話をして下さり、 とても胸が熱くなりました。生徒たちの感想からも、 秋元様の想いの強さやチャレンジし続ける姿勢に感銘を受けた様子 が伝わってきます。生徒たちの感想を一部ご紹介させていただきます。 生徒の感想の一部です。 ・今文理選択など進路に迷っているので最初は企業に就職して、しばらくしてから違う分野のことで起業したというお話をきいて急 がずに後から変えてもいいのかと少し安心しました。 ・起業に対する壁を低くしていただけたなと感じた。 職場を辞めるという決断もおそらく私には無理だろうし、そこから起業するのも本当にすごいなと思った。少しでもやりたいと思ったことをスルーせずやっていこうと思いま した。 ・何事も理由をつけてやらないのではなく、 多少のリスクがあってもチャレンジしてみることが大事だということがわかりました。 貴重なお話を聞かせてくださりありがとうございました! ・やらない理由は時間が経つほど増えていくという言葉が、 心に残りました。印象に残ったことは、 毎日食べチョクのTシャツを着ているということです。 寝巻きまでそのTシャツを着られていると聞いて、 それだけ仕事に真摯に向き合っていらっしゃるのだなと思いました 。 ・ 私も自分のやりたい事や社会のために解決したい問題を見つけて起 業してみたいと思いました。そして「努力する人」は「 夢中になる人」に勝てないという言葉を私も信じて頑張りたいです。

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特別講座シリーズ 順天堂大学

街で見かけた梅。紅白が混じっていて、調べたら「思いのまま」という名前(品種?)だそうです。自由な色に咲き誇っている感じで素敵ですね。 卒業生の中には医療系に進む人もいます。順天堂大学医療看護学部の先生方をお招きし、特別講座「看護とは大学での学びとは?」を実施しました。担当の先生とのやりとりで、卒業生が病連長になっていると聞きました。小学生の時、たまたま私がバスケット部の練習を見ているとき学校見学にきたので、ジャージ姿で案内したこと覚えています。通学時間の長い地域から登校し、6年間一日も休まず卒業し看護師になりました。その後、28歳ホームカミングデーのときだったか、さらに看護の勉強を進めるために大学院に通っているといっていました。様々な分野での活躍のニュースを聞くときが、教員にとって最もうれしい瞬間です。 担当の斉藤より以下、当日の報告です。具体的なお話をいろいろいただきました。 1.看護師の仕事とはどんなものでしょうか?  皆さんのイメージしてる看護師とは? →やはり病院で働く、というイメージが強いと思いますが、  実は病院以外でも様々な場所で看護師は活躍しています。  また、海外では日本とは看護師の役割の範囲が異なることも  少なくありません。 2.様々な看護職を知ろう1)看護職には沢山の種類があります →単に「正看護師」「准看護師」だけでなく、  「保健師」「助産師」「認定看護師」「特定看護師」など  実は沢山の種類があります。2)様々な場で活躍する看護職 →病院だけではありません。  保健所、学校の保健室の先生、老人福祉施設、  最近は会社で働くケースも増加。 3.数字で見る世界の看護職 →全世界で医療に携わる人のうち、約59%が看護師。  いわゆる先進国では看護師も多いが、医療が未発達の国では  看護師の割合も少ない。  また国によっては看護師だけでなく医師であっても社会的地位が低 い国もある。 4.看護大学で学ぶ →順天堂大学の医療看護学部を例に、  大学で看護を学ぶとはどういうことかを教えていただきました。  順天堂大学では、保健師(人数制限なし)、助産師( 10名程度選抜)の資格を  取得することも可能です。 5.質疑応答 「看護職に向いている人はどのような人ですか」 →特にこれがなきゃダメ、ということはありません。  ただ人と普通にコミュニケーションが取れないと難しいですね。 「看護職で一番大変だったことは何ですか」 →1つの病院の中に色々な感情の方がいることがあるので、  自分の気持ちをコントロールするのが大変だったりもします。 「夜勤はどんな感じですか」 →患者さんは寝ているときに体調が急変することがあるので、  それらをすぐに察知することに気を配ります。  あと、夜勤は自分自身の体調をコントロールするのも大変なので、  看護師自身が負担になることもあります。  (その分お手当が良かったりすることもあります) 「看護師を目指すにあたり、 何か在学中にやっておいたほうがいいことはありますか」 →勉強をしてください。 →自分のことは自分でできるようにしてください。  朝は自分で起きられるように。 お2人の先生からお話しをいただき、 そのあとたっぷり時間をとって質疑応答をしていただきました。参加した生徒は看護学部を志望している生徒も多かったので、メモを取りながら先生の話を熱心に聞いていました。質問も沢山出てきて、先生も熱心に答えていただきました。生徒にとって実りの多い会になったと思います。 *東京大学グローバル消費インテリジェンス寄付講座の申込期間が延長されたので再掲します。 東京大学グローバル消費インテリジェンス寄付講座のご案内です。 <申込み方法>申込開始: 2024年3月19日(火) 13:00申込締切: 2024年4月5日(金) 13:00 (ID登録締切:2024年4月3日(水) 13:00)申込締切:2024年4月12日(金) 13:00(ID登録締切:2024年4月10日(水) 13:00)※学生枠のみ申込期限延長※講座申し込みには事前にID登録が必要です。※申込には、WebブラウザとしてGoogle Chromeをお使いください。(Microsoft Edge他非対応) 詳細はHPをご確認ください。

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お金の授業・動画作成特別講座・掲載情報など

春休みになりました。 今日は、毎年行っている、家庭科の金融経済教育を紹介します。 家庭科の山下より以下、報告です。 先日4年家庭基礎にて、お金の教養講座を実施いたしました。ファイナンシャルアカデミーの講師の方々に来ていただき、 全クラス2時間ずつ講義をしていただきました。この講座は今年で10年目となります。 普段はなかなか話さないお金の話。生徒たちは興味津々で、 価格と価値の違い、新品や中古品、 住宅ローンの組み方などを教わり、 賢いお金の使い方について考えを深められたようです。実際に住んでみたい家を探し、 毎月のローンシミュレーションや必要な年収も計算してみました。 その年収の職業は?と調べていくと、「 医師や弁護士でないと難しそう!」 となる生徒が沢山いるクラスも。 生徒からは様々な感想が上がっていました。「 今たくさん勉強をして住みたい家に住めるようになりたいと思った 。」「新しい家は綺麗だから高いだけだと思っていたが、 色々な費用が重なっていてびっくりした。」「将来起業したいと考えているので大変勉強になった。 商品を作り出していく上で「価格以上の価値があるもの」 を重視したい。」また、前回までの授業で理想の家を考えて平面図を作成する、 ということをしていましたが、「理想の家を作った際に、 家をどうやって買うのか、 どれくらいの値段がするのかが気になっていたので、 知ることができてとても面白かった。」という声もありました。 自分で勉強するのは少し難しい内容ですが、 お金のプロにわかりやすく教えていただくことで、 お金に対する理解が深まり、関心が強まったようです。講師の方も仰っていましたが、自分の中の価値観と出会える、 貴重な機会となりました。ファイナンシャルアカデミーの皆様、 今年度もありがとうございました。 そして、特別講座をシリーズでご紹介していきます。 *社会課題に取り組む地元の企業などを中高生が取材して映像を制作する『ティーンディレクター』特別講座その様子をnoteで紹介していただきました。 【東京都】ティーンディレクター第1回のワークショップを行いました!【品川区】 【東京都】ティーンディレクター第2回ワークショップを行いました【品川区】 【東京都】ティーンディレクター第3回ワークショップを行いました!【品川区】 【東京都】ティーンディレクター第4回ワークショップを行いました!【品川区】 【東京都】ティーンディレクター第5回ワークショップを行いました!【品川区】 【東京都】ティーンディレクター第6回ワークショップを行いました!【品川区】 完成した動画はこちらからご覧いただけます。 *卒業生が実施してくれる特別講座も増えてきました。 「オートメーション」の仕事で シルク・ドゥ・ソレイユ  やサッカーワールドカップなどで活躍している卒業生、 小林由佳さんが大阪芸術大学のHPで紹介されています。 彼女の特別講座     ◆広報部から最近の掲載情報◆ 2024/3/22「賢者の選択サクセッション」で放映された内容がYahoo!ニュースに掲載されました。前編・後編 2024/02/06 品川区議会だより 第304号 品川女子学院 意見交換会(令和5年11月20日)  2024/02/16 ファイナンシャルアカデミー[公式](X(旧Twitter)) ファイナンシャルアカデミー  2024/03/13 窪田先生による高校生への近視講義  20242024/03/14 日経ビジネス 品川女子学院理事長が語る、部活・学業の両立とトライアスロンの共通点  2024/03/15 窪田製薬ホールディングス 品川女子学院から近視を撲滅 特別講座 第2弾 外遊びで視力をキープ 2024/03/17 JBpress ルポ・男子校の性教育 獨協と品川女子学院の中高生がロールプレイ、ナプキン・タンポン…タブーに挑む *先日卒業した76期が企業コラボでお世話になったセイコーウオッチ株式会社の創業者のドラマが今週末の土曜に放送されます。 【放送概要】テレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻 ~服部金太郎物語~」放送日時:3月30日(土)夜9時〜(2時間スペシャル)テレビ朝日ドラマプレミアム『黄金の刻〜服部金太郎物語〜』| テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp) ※クリックで拡大します *東京大学グローバル消費インテリジェンス寄付講座のご案内です。 <申込み方法>申込開始: 2024年3月19日(火) 13:00申込締切: 2024年4月5日(金) 13:00 (ID登録締切:2024年4月3日(水) 13:00)※申込には、WebブラウザとしてGoogle Chromeをお使いください。(Microsoft Edge他非対応)※(学生枠)4月5日13:00までに申し込みいただいた方:選考結果は4月16日までにメールでご連絡があるそうです。

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活け花の授業 最終回

朝焼けの空に春を感じたと思ったら、今日は冬のような寒さです。修学旅行のショートコースが帰国すると、2年生の京都宿泊行事が始まります。どちらも引率する校長は大忙しです。 さて、日本文化の授業の一つ、活け花の最終回は、自由花でした。 ペットボトルで器を作り、ラッピングします。 一輪の花と一枚の葉でも、一人一人工夫を凝らし、個性ある作品に。 全員で活けていきます。 完成! このクラスは、合唱祭の曲に合わせてブラックパンサーのラッピングです。 水切りを教わって花は生きていることを実感すると、家に戻ってからも大切に水やりをして長く持たせる子もいます。道ばたの植物に目が行くようになると、今まで目に入らなかった世界が広がり、季節をより感じるようになります。日本に古来伝わる活け花の入り口を垣間見ることで、生徒達のこれからが少しでも豊かになればうれしいです。来年の今頃は、修学旅行。何処の国にも花と器とはさみがあるので、それを使って、少ない花でも空間を美しく演出できる日本の活け花を披露してくれることでしょう。

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農心ジャパン特別講座報告、国際女性デー関連

今年も、卒業記念品でいただいたおひな様が飾られています。 農心ジャパン様との特別講座の様子がPR TIMESにて紹介されました。 以下は、担当の小澤より報告です。 インスタントラーメンを世界一食べる国はどこか知っていますか? 答えは韓国です。年間一人あたり約80食も食べるそうです!これは日本人の1.5倍以上も食べている数字です。 今回はそんな韓国で30年以上も売上トップの「辛ラーメン」を製造している農心ジャパン様からお声かけ頂き、4、5年生対象の特別講座を実施することになりました。韓国気分が楽しめるアレンジレシピをご紹介して頂き、調理・実食も講座内で行いました。(今回はプデチゲ風辛ラーメンとロゼ辛ラーメンを作りました。) 試験最終日ということもあり、解放感に包まれてワイワイと楽しく料理し、味わいました。食べ盛りの女子高生には少し足りなかったようで、さっそく頂いたお土産を「今日作ろうーっと」と言っている子もいました。 マーケティングの話もして頂いたので仮説実証の仕方に興味を持った子もいました。 *辛さおさえめのノグリラーメンという海鮮スープのラーメンもおすすめらしいのでさっそく私も後日食べましたが、とてもおいしかったです。   国際女性デーに向けて、セミナーの案内です。卒業生向け、また、在校生の社会課題解決のプロジェクト学習の参考にもなりそうなものの中から、無料で、オンラインで視聴できるものを共有します。 *以下は、フィンランド大使館より。 北欧諸国と日本の専門家が特定のテーマでディスカッションするNordic Talksというトークシリーズ 「女性科学者たちの挑戦~ガラスの天井を破るには~」がテーマになります。日本では科学者の7人に1人しか女性がいないと言われている一方、ジェンダー・ギャップ指数で上位を占める北欧諸国でさえ、STEM分野の卒業生に占める女性の割合は3分の1というのが現状です。今回のNordic Talksでは、STEM分野でガラスの天井を破ってきたフロントランナーたちを招き、彼女たちの体験から何が学べ、何をすべきか考えます。詳細はこちらのサイトをご覧ください。 こちらのトークセッション、3月6日(水)17:00~18:30にオンライン配信されます。ご関心ある方はぜひ事前にご登録いただき、ご視聴ください: *こちらは、女性の政治進出についてです。 ジェンダー平等が遅々として進まない日本社会において、 喫緊の課題の1つは女性の政治参加です。 現国会でも女性議員の割合は衆議院10%、参議院26% にとどまっています。 地方議会に目を転じると都道府県議会では11.8%、 市区町村議会では15.4%。 さらには女性議員がゼロの議会は全国でまだ275議会もあります (日本国内の総市区町村数は1741)。 2024年は欧州委員会、アメリカ、ロシア、インドなど、 多くの人口をかかえる国や地域で選挙が相次ぐ、世界的な「 選挙イヤー」でもあります。 本セミナーでは、 国レベルおよび地方レベルの女性の政治参加に焦点を当て、 日欧の関係者や専門家が共通の課題について話し合い、 経験やベストプラクティスを共有し、協力の可能性を確認します。 【開催日時】2024年3月5日(火)16時30分~ 18時20分(日本時間)【主催】駐日欧州連合代表部【協力】公益財団法人ジョイセフ、国連広報センター【後援】内閣府男女共同参画局、 政治分野における女性の参画と活躍を推進する議員連盟、 クオータ制を推進する会(Qの会)、SDGs市民社会ネットワー ク【場所】オンライン(Zoom) 【言語】日英同時通訳【情報保障】手話 【プログラム・詳細情報】https://www.joicfp.or.jp/jpn/ 2024/02/20/54298/【オンライン登録】https://ja.eujapanspa.jp/ internatioanlwomensdayonline

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春の訪れ・寺田倉庫見学会

三寒四温といいますが、このところは1日で10度近く気温が高下して、着るものに迷いますね。 これは、先日、雪の降った日に桜の枝に積もった雪の花。 「雪花迷柳緑(せっかまよいてやなぎはみどり)」 雪のお茶席の掛け軸などで見る禅語を思い出しました。 そして、今の様子がこちら。 早咲きの桜なんです。 春は目の前ですね。 さて、今年度の1年生の教科イチ押し見学会では、寺田倉庫様にお世話になりました。その様子を、担当の塩崎より報告いたします。 品川女子学院 教科イチ押し見学会 WHAT MUSEUM 20231215.pdf (3.40MB) また、2月25日まで展覧会を開催されています。寺田倉庫様より展覧会のチケットをいただいて、多くの保護者の方がお持ちいただいたそうです。ありがとうございます。 WHAT MUSEUM感覚する構造 - 力の流れをデザインする建築構造の世界 - / TAKEUCHI COLLECTION「心のレンズ」展 ※以前、ソーシャルビジネスプラットフォームの中高生発表会として本校で実施していた社会課題解決アイディアの発表会ですが、キュリオスクールさんに運営をお任せし、今は、全国規模の中高生探究コンテストとなっています。 土曜に、1800を越える応募者から選ばれた今年のファイナリストの発表会が行われ、「生理の講座で創る他者尊重社会」というテーマで応募した本校のチームが優秀賞を獲得しました。  

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活け花の授業、お知らせなど

2年生のいけばなの授業がはじまりました。 講師の大久保有加先生。これまでご指導いただいていた州村衛香先生のお嬢様で、国際的に活躍なさっている華道家です。 1回目は、レクチャーと、 デモンストレーションです。 先生に活けていただいたお花です。事務所前に飾らせていただきました。 今日は2回目の授業でした。 花型法という、器の大きさから活ける枝の長さを割り出し、決まった角度で活ける手法を習います。   熱心に活けています。 初めての人でも綺麗なバランスで活けられるので、これを覚えておけば、海外に行ったときなど、気軽に活け花が披露できます。 ニュージーで、現地の器とお花でホストファミリーのお宅に活けて差し上げた子もいます。 *先日ご紹介した近視に関するパネルディスカッションの様子が記事になりましたので紹介します。遺伝だけが原因じゃない「近視リスク」 を高める3つの環境要因とは? その他、最近の記事掲載情報です。 2023.12.27 Hugkum 品川女子学院が「生理期間を生きやすく」するために行う活動CLAIR.(クレア)とは。「男子校も訪れ、生理の理解を深めてもらいます」 2024.1.19 日経ビジネス電子版 大人のトライアスロン 品川女子学院・理事長 トライアスロンは「人とのつながり」を生む※全文読むには会員登録(無料)が必要です。 ■放映情報■BSテレ東 THE名門校1月27日(土)10:30- *再掲ですが、私の所属している会議エンジン01で、1月26日(金)~28日(日)まで、市原で様々なパネルディスカッションを行います。私は以下に参加します。千葉なので是非! 1月27日(土)1時限 10:00~11:15 「女性リーダーの増やし方」三浦瑠麗様、岸本周平様、下村満子様3時限 14:30~15:30 中高生のきみたちへ「エンジンハローワークin市原」教師枠でお話をさせていただきます。4時限 16:15~17:30 「教育業界にも闇がある!?」 寺脇研様、福井康之様、ヨーコゼッターランド様、和田秀樹様 詳細、申し込みは以下です。「エンジン01in市原」公式HP https://enjin01-ichihara.jp/ *今話題の半導体人材育成のセミナーです。生徒が進路を考えるためのものですが、今回は、大人も参加できます。 日時:2024年4月20日(土)15:00~17:00形式:ハイブリッド開催(現地参加:東京大学生産技術研究所、 或いはウェビナー視聴)主催:(一社)学びのイノベーション・プラットフォーム(PLI J)協力:東京大学生産技術研究所  東京大学工学系研究科 ■テーマ:~半導体とSTEAM~ 半導体エコシステムを支える人材半導体の開発と生産及び利用は、多様な科学・技術の「融合」 であり、携わる多様な人材の「連携」が肝になります。探究型のSTEAMの学びの経験は、創造性、課題発見、 課題解決、俯瞰力形成につながり、さらに「融合」と「連携」 をマインドセットした人材育成につながります。 詳細は、フライヤーをご覧ください。クリックすると拡大します。■お申込み先:QR コード(フライヤーに掲載)、または以下リンクから選択( 現地参加:東京大学生産技術研究所、或いはウェビナー視聴)・ 登録してお申し込みください。 https://bit.ly/3RT2P5Y

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2年生 日本文化の取り組み

秋も深まり、急に冷え込んできました。 遠州流のお家元が「秋は月が綺麗だと誰かが教えてあげないと子どもはそれに気づかない」とお話になっていたことを思い出します。 寒いのはつらいですが、それも含めて季節の移り変わりを慈しむ心も生徒達に伝えたいです。 今日は、そんな思いを込めた日本文化を伝える取り組みをご紹介します。   総合学習日に、観世流シテ方能楽師鈴木啓吾先生による能楽鑑賞教室が行われました。 前半は、解説、狂言「柿山伏」、狂言体験ワークショップを行っていただき、後半は楽器解説と半能「敦盛」を披露していただきました。   「鎌倉」での散策も毎年行っています。学年主任の直井より以下報告です。 この日までに班ごとに、・企画のテーマを決める(事後に「旅行プラン」チラシを提出)・行動計画を立てるを実施しました。 さて、計画通りに行動できたでしょうか。はじめて計画を立てて自分たちで行動した経験が、今後の宿泊行事、修学旅行につながることを期待しています。 *見回り中に会った班は、とにかく楽しそうでした。 2年生では、茶道の授業も行います。こちらも直井から。 1回目 ・茶道の歴史について・礼・歩き方・座り方、立ち歩き方 を学び、実践しました。 2回目 実際にお茶をたて、お菓子もいただきながら作法を学びます まずはお菓子について、お話を聞きます。そのあとは、床の間の拝見、お茶、お菓子、お手伝いを実践です 3回目 試験期間がありましたので、久しぶりの茶道の授業です。 毎回お菓子がグレードアップ 留学生も一緒に 4回目 最後の授業です。お菓子が毎回グレードアップしていき、最終日は薔薇の練り切りです。 お茶の点て方も様になってきました 最終日は薔薇をモチーフにした練り切りです 和服の文化の授業も行います。   一反の生地の長さを実感。 教員がモデルで、和傘の紹介 生徒はこんな感想を。 ・ 着物は着物としてだけで終わりでなく別の姿でうまれ変わって使う ことができると知り、ますます着物を着てみたくなりました。  ・ 昔からのものがSDGsに役立っていることを知り感動しました。  ・心の余白をつくるために着物をまとうということが心に響いて、 とても素敵な方法だと思いました。  ・海外に行ったときに英語がうまくしゃべれなくても、 自分の国の文化を伝えられるので、 ぜひ着物を自分で着付けられるようになりたいと思いました。  日本文化の授業は、『女の子が幸せになる授業』にまとめています。 *夏には特別講座で、今回は1年生の教科イチ押し見学会でお世話になったWHAT MUSEUMさまより、招待券をいただきました。保護者面談日に玄関に置いておきますので、ぜひお持ちの上、お立ち寄りください(中高生はもともと無料です)。学校から徒歩20分くらいです。 WHAT MUSEUM感覚する構造 - 力の流れをデザインする建築構造の世界 - / TAKEUCHI COLLECTION「心のレンズ」展https://what.warehouseofart.org/

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