土曜日の職員室前は時々渋滞
今は試験期間中ですが、土曜日の午後にクラブの保護者会が行われていました。そこに、昨年卒業した73期の生徒がOGとして部の説明をする企画があるとのことで見に行きました。 顧問が説明するのと違って、話しが生徒目線なので保護者の方にもわかりやすかったと思います。また卒業して初めて、チームでものを作り上げる大切さを感じているとか、クラブだからこそ学べた目上の人に対する姿勢が大学でとても役立っているなど、クラブの意義についても具体的に話していました。卒業生講演会や学校説明会でいつも感じますが、先輩の言葉はストレートに伝わります。 他にも、就職1~3年目の世代や他のクラブの卒業生も来校していました。この生徒たちとは、現役の去年、クリスマスツリーの前で写真を撮ったのですが、今年も撮りましょうということで同じアングルで撮影しました。彼女たちは、わずか1年ですごく大人になっているのに、私は去年の写真のコピーのようです。 土曜日の職員室前廊下は卒業生でちょっとした渋滞。通行に苦労した生徒・職員のみなさん、ご迷惑をおかけしました。
自分ごととして(総合学習報告)
昨日の高等部総合学習は、6年生が自習+スナップ写真撮影大会(?)、5年生は外部模試のオンライン申し込みを行っていました。便利な模試会場は争奪戦が激しく、あっという間に満員になった会場もあったようです。そして4年生は、学年主任による女性のキャリアガイダンスと外部講師による性の授業です。前者は、話し手のキャラクター通り、ポイントを明確にし、ある程度言い切ってどんどん話しを進めていきます。後者は、私が生徒の時代は冗談を言ったり茶化したり、講師に変な質問をしたりしていましたが、今はそんなことは全くありません。自分たちの問題としてしっかり捉え、真剣に聞いていました。とてもいいことです。
6年授業最後の日
本日は6年生の最終授業日。1年生から数えて約920日あった授業の最後です。まだ卒業試験や冬期講習、そして受験が控えていますので、6年生にあまり感慨はないでしょうが、もう50分の普通授業を受けることはありません。大学に入れば講義は90分で、クラスの全員を知っていることもありません。6年生にとっては、品川での何気ない日常が少しずつ終わり、ここからは自分との闘い。頑張ってほしいです。 [gallery size="full" ids="16222,16223,16224"] [gallery size="medium" ids="16218,16219,16220"]
出張販売最後の日
本校で30年に渡って制服等の販売を行っていただいたアポロ様が、本日、出張販売最終日を迎えました。実は私が通っていた中学もこのお店で制服を作っていただいていたので、個人的にも長いお付き合いです。最初の頃は毎週、最近は月1~2回ですが、千葉県から制服を車で運んでいただきました。今後はオンラインでの販売となります。本当に長い間ご来校いただきありがとうございました。
土曜日の玄関はスクランブル交差点
今日は午前中に1年生のNLP講座と本校の入試説明会。午後は3年PTA主催の理事長講演。6年PTA役員の方も卒業準備をされていたと思います。入試説明会のあと玄関前で見送りをしていたのですが、ちょうど昼の時間帯でさまざまな方が入り交じり、何人かの方に場所を質問されましたがうまく答えられません。土曜日の本校はイベントがたくさんです。 3年生のPTA企画は、理事長の講演に加えて、私が去年学年主任を務めた73期の卒業生がパネリストとして理事長と対談しました。卒業生2名はどちらも中学の頃最下位に近い成績だったものが、最後はしっかり上位希望を叶えて卒業していきました。ここでは書き切れないくらい良いことを言ってくれ、質問の意図や保護者の方の聞きたいことを察しながら話しを展開していく姿に頼もしさを感じました。そして理事長は、午前中に(今のところ)外部の方へ向けて話していたのとは違って、在校生の保護者と卒業生相手でしたので、忌憚のない言葉でどんどん話しを進めていきます。私は両方聞いていたので、そのギャップを少し楽しんでいました。 通勤途中に同じ電車に乗り合わせた男子小学生が、今日俺は富士山見たぞ、とお友達に自慢していたので、確かめるべく品川神社の品川富士に登ってみました。しかし、ビルに隠れて富士山から富士山は見えませんでした。仕方ないので反対を向いて撮影。紅葉に紅葉色の電車です。
2年は京都へ向けて、5年は勝って大阪へ
今日は午前中に2年生の道徳、6時間目に5年CBL学年代表プレゼンを見てきました。 2年生は来年の京都研修に向けて、現在の古都が抱えている課題・テーマをさまざまなヒントから考えていくゲームでした。他クラスとのタイムトライアルということで、かなり盛り上がっていましたが、肝心の答えの地域とフレーズ記憶に残っていますね? 5年生はCBLの学年代表を決めるプレゼンテーション。上位チームは大阪の学校へ行って学年代表として発表する予定です。各チームはこれからさまざまなフィードバックをもらえるでしょうから、きちんと振り返って今後に生かしてほしいと思います。今日のゲストのお一人であるボーダレスジャパンの鈴木様からは、テーマの設定はどこもすばらしい。あとは、統計だけでなく問題を抱える当事者にもっと入り込んで話しを聞き、本音を聞き出すのも効果的だ、とのコメントをいただきました。次にプレゼンを作るときの参考にしてみて下さい。 ゲストの方がずらっと前にいらっしゃったので緊張したと思います。
体育祭LIVE
11:00 もう少しで体育祭が始まります。今年も残念ながら保護者の方をご招待できませんでしたので、ここで何か面白いことがあればご紹介します。(携帯で撮っているので画質が悪くブレています。ご了承下さい) 写真の通り、快晴の駒沢体育館にきれいな紅葉。体育祭実行委員長が近くにいたので、いい天気で無事に実施できてよかったね、と言ったら神様のおかげですと言っていました。いえいえ、あなたや実行委員の心がけです。 11:40 開会前に体育祭実行委員が円陣を組んでいます。みんなで揃って「コートに入らないでください」「席を立たないで下さい」などと言っています。注意の練習というのも面白いですね。彼女たちが今日の成功を支えてくれます。 12:30 いよいよ競技が始まりました。徒競走です。1年生が健闘しています。バックの1年生横断幕は「青龍」ですが、昨年までの青色73期は「青猿」と自らを呼んで横断幕を作っていました。猿から龍へ少し強くなった感じです。 12:45 今度は玉入れです。目の前の5年が1回戦は1つ差で2位。こうなると最上級生の意地が爆発。2回戦は差をつけて1位になりました。 12:55 パン食い障害物競走。口でパンを掴むことができないので、マジックハンドを用います。実行委員のこの発想力には脱帽です。 13:15 宅配便リレーは、筏のようなものに荷物を載せて運びます。荷物が軽いので、焦れば焦るほどバランスを崩してしまうようです。 13:30 大繩とび。練習ではどこも大差ありませんでしたが、本番に強かったのは4年生。2戦続けて1位となりました。 13:35 ビーチフラッグが始まりました。各学年選手の気持ちが入りすぎているのか、フライング連発。フラッグ前で余裕がある場合は足でマットに乗りますが、今日は際どい勝負が多くダイブする生徒が続出。そして毎レース後に実行委員が長い棒についた布でマットを消毒します。これももちろんオリジナルの用品でしょう。ちょっと私もやりたかったです。 13:50 3年生演舞は迫力満点でした。演技途中に全員で作った五輪マークと2020のロゴが大型ビジョンに映し出されると大拍手をもらっていました。最初は緊張気味でしたが、後半は曲に合わせて力強く楽しそうに踊っていました。まさに一心不乱。 14:10 綱引きです。ご存知の通り本校の体育祭は学年対抗ですから、1年生対高等部という図式も存在します。下の写真はかなりの接戦でしたが、4年生にわずかに及びませんでした。 14:25 メディシングボールは、ボールの受け渡しとドリブルのバランスが重要な競技です。チームワークがとても必要で紛れも起きやすく、ハラハラする試合展開でした。 14:35 借り物競走。いろいろな教員が3コーナーでグッズを持って待ち構えているのですが、生徒は本当に必死なので声をかけたり余計なことはできません。渡すだけです。 14:45 ハッとしてぴょん。これもメディシングボールとともに、チームワークと走力が要求される競技です。1年生も途中で棒を踏むことはほとんどなくきれいに跳べていました。経験がモノを言うので次年度以降楽しみです。 14:50 最終競技の学年対抗リレーは、どこの学校でもどんな時代でも一番盛り上がる競技です。今年は4年生が終始先頭を譲らず大差でゴールイン。スコアが拮抗しているときには、このリレーの結果が大きな影響を与えます。 15:05 写真のような結果になりました。4年生おめでとう。閉会式の開始予定は15:46でしたが、全生徒と実行委員の協力で40分の短縮です。閉会式で理事長も言っていましたが、これは凄いことです。優勝と準優勝の僅差が、5年生の心に火をつけたことは疑いの余地はありません。4年生、覚悟して半年後の体育祭に臨んでください。 15:10 閉会の言葉。生徒も教員も全員拍手。心からの拍手。 16:05 生徒がいなくなった後、体育館での実行委員最終集会です。委員長は上からものを言いたくないとのことで、膝をつけてのスピーチでした。話をずっと聞いていると感情移入しそうなので、途中で会場を出てきました。
いつもと違います
今日は、ここで以前に触れた就職情報交換会が行われました。この会は、生徒相手でなく就職活動を控えた大学2、3年の卒業生相手に話すので、理事長もパネリストの大学4年生も直球で攻めていきます。 「大事なことは人に相談しない」「後悔しない決断はない」は、理事長の言葉。普段私が学校で聞くことはありません。卒業生は、在学中に聞いていた理事長の言葉とは明らかにテイストが違うので、はっとしてメモをとり始めます。大学4年生の方は「就活のために突然何か始めても無駄」「就活に遠慮は不要、頼れる人は誰でも頼る」「圧迫面接でストレス耐性を測るような会社に未来はない」など、経験から生まれた言葉がどんどん出てきます。 そして最後には、企業にお勤めの在校生保護者の方に相談したり、面接の練習をしてもらったりしています。本当にありがたいことですが、もしかすると前述の「誰でも頼る」という4年生の言葉は、在校生の保護者をも頼る本校の姿勢が影響しているかもしれません。 中等部校長がツリーの「その後」を載せていましたので、私も華やかになった木の写真を載せておきます。11日のブログに貼った御殿山庭園の光景を、同じアングルで今日撮ったものです。予想通り見事でした。
敢えて厳しく
昨日の高等部総合学習は、4年が3回目のinspire High、5年はCBL学年代表プレゼンテーション、6年は学習でした。5年生のプレゼンテーションは、学年で選ばれたチームの発表教室を各生徒が選んで回り、発表後に質問したり評価して改善の後押しをします。発表中に少し曖昧な表現を使っていた説明に対して鋭い指摘をする場面もありました。なかなか同級生どうしだと厳しいことを言えないと思われるでしょうが、そこは今後の発展ためと割り切って、指摘をする方も聞く方も真剣です。時々報道などで、予定調和のような大人の質疑応答を見ることがありますが、彼女たちは違いました。来週の体育館での最終プレゼンが楽しみです。