セイコーウォッチ企業コラボ、お知らせ
中学三年生の各クラスを社員のみなさまが担当し、 授業をしてくださいました。 数人のチームでアイディアを出し、 各クラスの代表が発表をしました。 社員の皆様が審査をしてくださいました。 一クラスずつ、講評をいただき、 優秀クラスには賞をいただきました。 優勝チームには、このようなデザイン画を一人一人にいただきました。 *先日ブログでも紹介したスペシャルオリンピックス オンラインマラソンが終了しました。 お父さんの会が上位3位を占めるなど、ご協力ありがとうございました。 有森理事長から皆さんへ感謝のメッセージがありますので、下記リンク先からご覧ください。 SON有森裕子理事長 御礼メッセージ(動画) *先日早稲田会議に参加しました。テーマは「ポストコロナの人材マネジメント」です。その様子が12月21日(月)日本経済新聞の朝刊 24~26面に掲載される予定です。 *以前、企業コラボをしていただいた岩塚製菓様の記事が掲載されていました。心温まる内容だったので、シェアさせていただきます。
学校生活の体験を止めない工夫
今年は特に一年が過ぎるのが早く感じました。玄関前にクリスマツツリーが飾られました。通りがかりの生徒たちがオーナメントを取り付けています。 制約の多い中、安全性を最優先優先しつつ、学習・行事・部活の三つを大切にする学校方針をぶらさないようやってきました。なんとか工夫してハイブリッドで行った文化祭の様子が読売新聞オンラインの「教育・受験・就活欄」記事で紹介されました。 オープンキャンパスも、様々な工夫をしつつ限られた時間でしたが皆様のご協力で実施することができました。 ダンス部 インターアクトクラブ 生物部 IFC 図書委員会 美術部 茶道部 被服部 作画部 演劇部 フラワーアレンジ部 バレーボール部 バトミントン部 バスケットボール部 チェンバーオーケストラ部 *PTA活動もリアルとオンラインを混ぜながら行っています。お父さんのためのコミュニケーション 特別講座のご案内です。「ニューノーマル時代の レジリエンスを身につけよう 」 □日 時:② 2021 年 1 月15 日(金 2 0 時~ 21 時半 締切: 12 月 20 日)③ 2021 年 2 月18 日(木 20 時~ 21 時半 締切 2 月 5 日) □方 法: ZOOM を活用したオンラインセミナー□講 師: 堀 口 紫 株式会社 CPI CEO□参加費: 無 料□募集人数: 各回 概ね 2 0 名程度 (同じ内容の物を 3 回開催します。 1 回完結の内容です)□講義内容:① レジリエンスとは何か。レジリエンスの高い人の特徴とは どのようなものか。② 自分を制限するのではなく力づける内的会話とは何か。③ レジリエンスを高めるためのアプローチ。企業研修でも人気のプログラムです□申込方法:お子様にお渡ししている「お知らせ」をご確認ください。 *最新の財務情報が公開されました。財務は、学校の運営が健全であるかを確認する指標です。 財務情報公開ページ *情報の授業などで連携しているライフイズテックの水野さんが テレビ朝日「25歳~情熱の起点~」(12月9日(水) 23:10〜23:15放送)に出ます。 *毎年、他校も招待して本校で社会課題解決アイディアの発表会を行っているソーシャルビジネスプラットフォームから、学生の社会課題解決のプロジェクト「Climate Live Japan」のご紹介です。 *「働き女子が輝くために28歳までに身につけたいこと」が文化放送のラジオ番組で紹介されました。1週間の間はradikoタイムフリーで聞くことができます。
社会課題の解決
コロナ禍で人手不足になっている学校と学校現場での実習が困難になっている学生をマッチングするインターンシッププログラムを、卒業生が始めました。現在、大学生で一般社団法人を立ち上げています。 在学中にも起業体験などで社会課題解決のプロジェクトに取り組んできたことが,実社会で実を結んだことをうれしく思います。 *卒業生記事 社会課題の一つとして,多様性を活かすというテーマがあります。先日、 ダイアログミュージアム「対話の森」を体験してきました。以下が、説明です。音のない世界で、言葉の壁を超えた対話を楽しむエンターテイメント、それがダイアログ・イン・サイレンス。体験を案内するのは、音声に頼らず対話をする達人、聴覚障害者のアテンドです。参加者は、音を遮断するヘッドセットを装着し、静寂の中でのコミュニケーションを楽しみます。 見えないからこそ、みえるもの。聞こえないからこそ、聴こえるもの。老いるからこそ、学べること。 目以外の感性を使い楽しむことのできる「ダーク」では、見た目や固定観念から解放された対話を。表情やボディランゲージで楽しむ「サイレンス」では、言語や文化の壁を超えた対話を。そして「タイム」では、年齢や世代を超え、生き方について対話をします。 [gallery columns="5" ids="6904,6901,6902,6900,6903"] *私が国内委員をやっているユネスコからのお知らせです。「第12回ユネスコスクール全国大会」があります。今年はYouTube Liveを用いたオンライン開催なので、 聴講しやすいと思います。 同年代の全国の生徒さんがどのような課題意識を持っているかを知 る機会になると思います。大会テーマ「2030年 ー学校教育のグランドデザイン― 持続可能な社会を構築するためのESD、SDGs、 ユネスコスクールの役割」 ------------------------------ ------------------------------ ---------------------------○日 時 令和2年12月6日(日)10:00~17:45(予定)○主 催 文部科学省、日本ユネスコ国内委員会○共 催 NPO法人日本持続発展教育推進フォーラム○後 援(予定) 外務省、環境省ほか○会 場 YouTube Live(参加申込者にURLをご案内します。)○特設サイト http://www.jp-esd.org/ conference2020/○事前参加申込み ※令和2年11月27日(金)締め切りhttps://z108.secure.ne.jp/~ z108019/conference2020/form_ entry2020/ *生徒が文化祭の起業体験でもお世話になった白水先生のご著書の紹介です。 白水 始 著 「対話力」 東洋館出版社
体育祭
月曜日、体育祭を実施しました。 5月に予定したものを中止し、延期とは言ったものの、コロナ禍の中で果たして行えるのか・・・逡巡しました。 しかし、実行委員たちが諦めず、ウエブ上で「体育祭王」というイベントを行うなど、できないことの多い中、できることを工夫しているのを見て、なんとかして実施したいという思いを強くしました。 幸い、代々木体育館という広い施設が借りられたため、できる限りの感染防止対策をし、保護者の方もお呼びして、実施することができました。実行委員たちが全校生徒に協力を呼びかけるため、決起ビデオも作りました。 時間を短縮し、競技を絞り、マニュアルをすべて作り直し、密にならない工夫をし、マスクをしたまま競技に参加し、パン食い障害物はマジックハンドを使いましたが、それを一回、一回、消毒する生徒を見ていて、涙が出そうになりました。 準備時間も少なかった三年の演舞も素晴らしかったです。みんなの気持ちが一つになって、タイムスケジュール以上に早く進行し、無事、終えることができました。 学校は生徒の安全を守ることが最優先です。そして、その次が学習機会の確保です。授業だけならオンラインでもできるかもしれません。しかし、行事や部活など、集うことで身につく非認知能力(数字ではかりにくい力)の価値は計り知れません。その時にしかできない体験、その年齢でしか身につかない力があり、品女で過ごす6年間の一年一年は二度と戻ってきません。 その大切な行事が、こうして実施できたことは、諦めない生徒たち、生徒のためなら何でもやろうという教職員、いつも応援してくださるご家族のみなさん、協力してくださるすべての品川ファミリーの力だと心から感謝しています。 最後の講評では、この場にいられなかった6年生を思い、みんなで拍手をしました。 体育祭実行委員 開会式 準備体操 徒競走 玉入れ パン食い障害物競走 大縄 ビーチフラッグ 3年演舞 綱引き 借り物競走 メディシングボール ハッとしてピョン 学年対抗リレー 閉会式・6年生のTシャツを着て 総合優勝 5年生表彰
卒業生講演・卒業生の便り・思春期の価値観の影響・素敵な動画
2学期の中間テストが終わり、中等部は総合学習を行いました。3年生は、卒業生に来てもらって品女生活のこと、大学のことなど具体的に後輩たちへのアドバイスをもらいました。 学年主任の小野瀬からの報告です。 【卒業生講演会】 毎年、この時期に卒業生の話を聞くことにより、「学習意欲を高める」「自分の進路を現実のものと して考える機会をもつ」ことを目的として行われています。 今回は昨年卒業した(72期)7名を迎え、中等部時代どのように頑張ってきたか、どのようなことに悩み それを解決してきたかなどのリアルな話から、これから考えていかなくてはならない文理選択や受験 に向けてどのように学習してきたかなど様々な話をしてもらいました。 その中でいくつか紹介します。 ・中学時代の成績は下から数えた方が早かったが、高校に入ってから、部活動や留学経験から自分に むいていることが何なのかに改めて気づき、評定目標を立てて頑張ったことで成績が伸びた。 ・授業はとにかく大事、学校の試験は授業内容、だから授業時間に寝るなんてもってのほか、授業を 聞いていれば試験はできるようになる。 ・どの教科も大切。5教科頑張ればいいのではない、全教科頑張れるくらいでないとダメ。 ・試験2週間前から勉強なんて、実際無理という人いますよね。自分もそうだった、でも何もやらない のではなく、英単語のように覚えることに時間がかかるものを先にやっていった。 ・何しろ英検をがんばった。それが結果として受験に役立った。 ・いつでも英単語は覚えていた。理系でも文系でも英語は大事。高2まで必死にやったことが、高3で 別の教科の学習に多くの時間を使えることに繋がった。 卒業生たちの真剣な語り口調に、中3生も引き込まれ、有意義な時間となりました。 まだまだ生徒たちの心を打つ話が沢山ありました。卒業生の皆さんに感謝です。 [gallery columns="4" ids="7378,7377,7376,7375,7372,7373,7374"] こうして、卒業生たちが在校生のことを応援をしてくれています。本校もまもなく100周年を迎えますが、長く続いた私学の良さは、同じ学び舎で育った人たちが世代を超えてつながり、支え合うところにもあります。 先日、卒業生から、「実家に帰った際、大学への自己推薦文を見て、 自分がしたいと思っていたことをすべてかなえられているなと振り 返り、品女に感謝したい」と連絡がありました。在籍当時はイギリスの姉妹校(Royal Masonic)に1年留学したこともあり、大学には自己推薦で入学しました。 連絡をもらった彼女と同期の本校の教員が、どんなことを自己推薦文に書いたのか聞いてみたら「 海外の良いものを日本に伝えて人々の生活を豊かにしたい」 と書いてあったそうです。 現在彼女は、アパレルを経て、Margiela Japanで働いており、結婚して子どももいますが、 (コロナ禍の前々は)年6回のパリ出張や日本全国飛び回っているとのこと。 特に英語の教員の話をよく覚えているようで、「 品女の生き生きした先生がロールモデル」だと言っていました。 また「英語は品女でしか勉強していないけれど、 仕事で使えるまでになってすごく感謝している」 ということでした。 中高の生活が卒業後の人生に役立っている、そんな話を聞くことが私たち教員のこの上ない喜びです。 今年は、留学成果発表会をオンラインでやることになりました。在校生にはリンクをお知らせしています。 *中高時代が将来に与える影響に関連して、最近の研究を一つご紹介します。「 思春期の時点で抱いていた価値意識が高齢期の幸福感を予測する~ 60年以上にわたる大規模コホート調査によるエビデンス~」 (英国科学誌 The Journal of Positive Psychology) *本校で講演もしてくださったことのある映画監督の香西志帆さんから送られてきた動画です。卒業後の絆を連想してジーンときたので、シェアしますね。
1年生植栽、教員防災研修
今週、学校前の歩道に1年生が植栽をしました。今日は肌寒い一日ですが、秋雨の中、黄色とオレンジのマリーゴールドが明るい気持ちにしてくれます。 水曜日は、教員防災訓練をしました。人には、自分は大丈夫という正常性バイヤスがかかるといいます。平常時からいざというときに備えて置くことは、生徒を預かる学校には大切なことです。 教室で説明を聞きます C棟の廊下は一学年が集会のできる広さ ベランダで避難器具の説明 高所恐怖症の私は見ているだけでも怖い! 実際にやってみます さすが! *東京大学から「FSIバーチャルシンポジウム」のお知らせです。CBLなどの課題解決学習の参考になりそうです。動画は終了後もアーカイブされるそうです。 東京大学 FSI バーチャルシンポジウム詳細,配信http://krs.bz/u-tokyo/c?c=28719&m=146352&v=5b0779af 東京大学 FSI バーチャルシンポジウムとバーチャル研究室訪問ポスターhttps://utf.u-tokyo.ac.jp/application/files/9716/0265/4947/FSI.pdf *品女キティのコラボで、カンボジアに学校を建てたこともある、サンリオがクラウドファンディングを始めました。 支援サイト:MOTION GALLERY 30周年を迎える【サンリオピューロランド】【ハーモニーランド】の支援をお願いします。
PTA活動も工夫しています
本日は4年生と5年生の保護者会をオンラインで実施しました。 感染対策を意図してのことでしたが、台風の影響もあったので結果として、一石二鳥でした。 私も理事長室からお話させていただきました。 先週は、毎年恒例の中学3年生向けの親御さん向けの講演をしました。生徒に事前に「親御さんのどのような言動でやる気のスイッチがオン・オフになるか?」アンケートに答えてもらい、それを材料に親子のコミュニケーションについてヒントになるお話をしました。 卒業したばかりの大学生3名に来てもらって、中高生のときのエピソードなど、子どもの立場から見た生の声を語ってもらいました。 毎年恒例の子育て講演 あらかじめ生徒にアンケートをとって 卒業生にも手伝ってもらいます 密にならないような定員で 今年は、例年と違う順位が出たことと、自由記述欄が充実していたことが目を引きました。生徒の皆さん、協力ありがとう。ちなみに、やる気の出る言動とやる気のオフになる言動の順位は以下のグラフのとおりです。 やる気になった体験 やる気がなくなった体験 お父さんの会も頑張ってます。先日ご紹介した、スペシャルオリンピックス日本オンラインマラソンですが、なんと、現在、本校のお父さんの会DASHのランニングクラブが3位までを独占しています!事務局の方もDASHってなんだろう??と思っていたそうです。(私はまだ、9キロ(^^;) 明日の2年ぶりのトラレースが台風でランとバイクだけになったので、11.5キロは増えると思いますが・・・)以下に再掲します。お父さんの会のおかげで目標の日本一周はできそうとのことです。 ******スペシャルオリンピックスは、知的障害者のスポーツへの参加を支援する団体ですが、コロナ渦で大会や競技会、日常のスポーツ活動も難しい状況が続いています。そこで、全国のSONアスリートの新たな目標や健康増進を目的としてこのイベントを開催します。SONアスリートだけでなく一般からも参加を募り、期間中に参加者が出走したトータル距離で日本1周(約12,000km)を目指す“ユニファイドイベント”です。個人でもチームでも参加ができ、参加費は無料、ウォーキングでもOK。 ■ スペシャルオリンピックス日本オンラインマラソン2020 開催期間 : 10月1日(木)~12月10日(木)場 所 : 走るコースは全国どこでも自由参加資格 : 知的障害ある、なしに関わらずすべての人が対象参加形式 : ①個人参加 ②チーム参加(2名~10名)参加・記録提出方法: 特設サイトのエントリーフォームから参加、記録提出特設サイトURL:http://son-onlinemarathon2020.com/ ****** 文化祭は、3ターム制とオンラインのハイブリッドという工夫で、 ご家族だけにはお越しいただくことができました。 延期していた体育祭も代々木体育館という広いスペースを確保でき 、感染対策を講じながらなんとか、 ご家族にも来ていただけるようにと準備中です。先日、 実行委員たちがみんなで協力して乗り切るぞという気持ちを込めた 動画をシェアしていてぐっときました。PTAの校外で行うイベントも、 リアルではできないだろうなぁと思っていたら、 校長の歴史散歩を実際に撮影し、 参加者にはガイドブックや紹介した店舗の商品などを送って実施す るそうです。生徒の一年は二度と帰ってこないので、 できる限りの感染対策をし、絞れる限りの知恵を絞って、 行事も行って行きたいとお伝えしましたが、 こうしたことにチャレンジできるのも、 このエネルギッシュな品女の父、 品女の母の理解と協力があってこそだなぁと感謝の気持ちがあふれ てくる今日この頃です。
スペシャルオリンピックス日本・オンラインマラソン2020
朝夕はめっきり涼しくなり、登校時の空も秋晴れです。 これまでスペシャルオリンピックス日本の理事長 有森裕子さんに朝礼でお話をしていただたり、生徒が募金用のミサンガを編んで新しい募金の広報を考えたり、スペシャルオリンピックスの種目である、「フロアホッケー」の壮行試合を本校で行ったりと、さまざまな形で交流をしています。 明日10月1日(木)より「スペシャルオリンピックス日本オンラインマラソン2020」を開催するそうです。スペシャルオリンピックスは、知的障害者のスポーツへの参加を支援する団体ですが、コロナ渦で大会や競技会、日常のスポーツ活動も難しい状況が続いています。そこで、全国のSONアスリートの新たな目標や健康増進を目的としてこのイベントを開催します。SONアスリートだけでなく一般からも参加を募り、期間中に参加者が出走したトータル距離で日本1周(約12,000km)を目指す“ユニファイドイベント”です。個人でもチームでも参加ができ、参加費は無料、ウォーキングでもOKとのことなので、私も早速申し込みました。明日の体育の日から走るつもりです。 ■ スペシャルオリンピックス日本オンラインマラソン2020 開催期間 : 10月1日(木)~12月10日(木)場 所 : 走るコースは全国どこでも自由参加資格 : 知的障害ある、なしに関わらずすべての人が対象参加形式 : ①個人参加 ②チーム参加(2名~10名)参加・記録提出方法: 特設サイトのエントリーフォームから参加、記録提出特設サイトURL:http://son-onlinemarathon2020.com/
2020文化祭③
文化祭の続き、ラストです。 高等部では、起業体験プログラムを行います。こちらも、社会課題の解決につながるような、商品開発、企画を実施します。 4A Gluck人それぞれの幸せの”カタチ”を応援します。 4B Merci placeありがとうを言葉で伝えることでコミュニケーション不足を解消する。 4C Happy Life Koji今から1年後、1ヶ月後、明日のあなたが今日よりも幸せでありますように 4D NARMANER日常に日本文化を。私たちは世界に愛される日本文化を未来へ繋げ、日本文化の魅力を追求します。 4E #おふろじかん心が美しいそこのあなた!最上級の自分に会いにいきませんか? 5B Go! green Tasteオシャレに環境保護~あなたのファッションで地球を守ろう~ 5C WISH歩かなくなってしまった現代人が歩くことに楽しみを見つける機会を提供します。 5E Relay子孫にきれいな地球を渡そうー私達が繋げるプラのバトンー 起業体験の表彰式の様子です。これは、私が撮りました。 教頭からの講評 今年度は、厳しい環境の中、各クラスともよく考えたチャレンジをしていました。その中でも、広報力、企画実行力、展示力、業績力の各部門の上位は入賞クラスにほぼ集中する結果となりました。そこで、総合1位から3位までのクラスをそのまま表彰し、1位のクラスを最優秀賞と致します。 まず、総合第3位は、4年Cクラスです。 社会状況に即した企業理念から、美容にも、食事にも使える「麹パウダー」という商品に目をつけた点がまず成功のポイントだったと思います。そして、そのあまりなじみのない商品について、店内で活用方法をわかりやすく紹介できたことで、この結果につながったと思われます。QRコードですぐYou Tubeにアクセスして動画を見られるようにしたこと、麹の情報をまとめて見られるサイトを作ったことなど、優れていました。強いて言えば、「心を綺麗にする」という点のアピールが少し弱かったと思います。ただ、業績力は文句なしの第1位で、株主への配当も十分なものでした。事業規模を縮小せざるを得ないということで販売数を減らしたわけですが、結果的にはまだまだ売れたと思われる状況でした。そうした観点で考えれば、たいへん優れた企業運営でした。 次に、総合第2位、5年Eクラスです。 タピオカドリンクのゴミの問題から環境問題に取り組むなど、身近な問題をうまく題材にして起業体験を行なっていました。ゴミの問題・各自治体の実際のゴミの分別の事情などをよく調べ、上手にまとめた展示で来場者に伝えることができていたと思います。日本にはない、100%再生プラスチックによる製品の紹介や、工夫されたゲームを通して、プラスチックのリサイクルなどについて考える機会を顧客に提供できていました。来場者の導線の変更、タームごとに区切った販売など、オペレーションの改善も優れていたと思います。評価の観点であるすべての項目で、安定して高得点を獲得するという、非常にバランスのよい企業運営だったと言えるでしょう。発表していた、これからのステップの実行に期待しています。 最後に、総合第1位は、4年Dクラスです。 商品コンセプトが明確で、社長・社員の企業理念から商品についての説明も一貫性があり、たいへんわかりやすいものでした。「日常に日本文化を」という企業理念を、なんと言っても完全にオリジナルの商品で提供できたことは、本当に素晴らしかったと思います。オリジナル商品に取り組んだ製造工程の映像などは、企業理念のアピールで終わらず、商品の価値を高める良い展示でした。運営面においても、1日目の時間内に営業を中断してでも改善を図ったことなど、PDCAのサイクルの早さも素晴らしいと思います。それは、社長ノートに記されていたように、当日までの過程の中で常に社長が意識し続けていたことに加えて、社員全体にそうした意識が浸透していた結果だと思われます。また、カレンダーのみでは「赤字」となってしまうという危機を、定価の変更ではなく、企業の方に協力していただき、絵本を作ってもらうことで乗り越えた点は、判断が難しいところですが、協力企業の十分なPRと引き換えになっていたのであれば、一つの工夫と言えるように思います。ただ、唯一惜しかった点は、株主総会でも指摘があったとおり、「校正」というステップを飛ばしてしまい、品質管理に問題があったところです。実社会であればすべて返品になるところでした。もっとも、そうした重大な反省点を含みながらも、トータルで非常に優れていて、来年度以降に様々なヒントをもたらす運営であったと思います。 賞に入らなかったクラスも、それぞれに工夫と努力が有りました。4年生はこの経験を来年度に活かし、5年生はCBLにつなげて、さらに挑戦を続けてほしいと思います。