PRODUCED BY 品川女子学院
高等部校長

旅立ちに向けて、華やかに

今日は卒業式の予行演習。上手でした。5年生の時に参加していないにもかかわらず、ちゃんと準備ができていました。これなら明日は何の心配もいりません。 その後、例によってフラワーアレンジ部が舞台上の大きな花を準備してくれています。今日は寂しい壇上でしたが、明日この花が飾られれば、一気に式場が華やかになります。 C棟4階には保護者の方が作っていただいた大きなフォトスポットがありました。今日明日と、6年生が久しぶりに無邪気な笑顔で写真をとるのでしょう。さまざまな工夫をして作っていただいたことがわかります。真っ白なフロアが、ひときわ華やかになっています。 最後に6年生の教室を見に行きました。暗くなったフロアに、1つ明かりの付いている教室があります。きっと担任が少し感傷的な気持ちで最後の配布物を置いているのでしょう。私も何年か前のことを思い出しました。

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高等部校長

待ちに待った生演奏

家庭研修の日も校内ではいろいろな活動が行われています。 現在大阪の大学院で研究をしている8年前の卒業生が、自分の研究調査の被験者として、母校の生徒に手伝ってほしいとのことで、5年生のCBLのチームが協力してくれています。高校生が悩みを相談できる居場所を作るというテーマで、今回の実践によって高校生にどのような影響を与えられるかを調査するとのことです。ちょうど本校のCBLでも同じようなテーマを扱っていた班があるので、今日は朝から登校して積極的に発言をしてくれていました。 それを見に行った帰り道、下の方の階から久しぶりに校歌の生演奏が聞こえてきました。1階の音楽室で、吹奏楽部の生徒が卒業式のために、校歌や表彰時の伴奏、入場曲などを練習しています。今年の卒業式は4年ぶりに吹奏楽部が生演奏をしてくれます。私はよく周りに言っているのですが、1年間の学校行事の中でも、卒業式入場時の生演奏が一番高揚した気分になります。緊張しながら入場の時を待つ卒業生と、それを待ち受ける保護者の方々と教員。もうそろそろかな、と思った瞬間に入場曲の演奏が始まり、緊張しながらも堂々と胸を張った卒業生が入ってくる…。 想像するだけでも胸が高鳴ります。    

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高等部校長

6年生が戻ってきました

久しぶりに高等部C棟の最上階から元気な声が聞こえてきます。今日は5年生が6年生の卒業を祝う送別会の日。6年生は2ヶ月ぶりの登校で、この間に誰もが多くのことを経験し、喜びも悲しみも乗り越えて今日を迎えていますが、お互い顔を合わせればすぐに元の雰囲気に戻ったようです。 午後から行われた送別会では、クラブのビデオを皮切りに、4、5年生よるダンスやバンド演奏などのパフォーマンスが続きます。そしてやはり盛り上がるのは、6年間の振り返りビデオや学年教員によるテレビ番組風の映像。このビデオを見ている時の彼女たちはとても穏やかな表情で、残り少なくなった学校生活を惜しみながらも、心から楽しんでいるようでした。 この雰囲気を作り出した、ビデオの作成者や生徒会生徒にも感謝です。

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最後の総合学習日

学年末試験が終わって最後の総合学習日、4年生は卒業生講演会と修学旅行準備、5年生は個人探究学習の発表と卒業生講演会が行われました。 今年の卒業生講演会のスピーカーは、私が2年前に学年主任をしていた世代の卒業生でした。この講演会の部屋に入るといつも思うのですが、同じ内容を話していても、私たちが話すのと卒業生が話すのでは生徒の反応が違います。やはり、最近まで同じ境遇で悩みながら受験を乗り越えた先輩の話しには、訴えかけるものがあるのでしょう。最後の質疑応答の時間でも、多くの生徒の手が挙がっていました。 5年生の個人探究では、保護者の方にも参加していただいて各生徒が発表を行いました。今までの研究と違うのは、個人の活動であること。これまでチームで行っていた研究・発表を、調査活動からスライドの作成、そして原稿の準備まで一人で行います。修学旅行をきっかけにしたものもあれば、個人の興味を追求した発表もあり、いつにも増して多様なプレゼンテーションでした。これから大学生、社会人となる彼女たちには、一連の研究活動の流れを一人で体験するという良い機会になったのではないかと思います。 ご参加いただいた保護者のみなさま、ありがとうございました。

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高等部校長

振り返る学年、計画する学年

今日の総合学習は、5年生が個人探究学習の大詰め、4年生は修学旅行の地域別集会でした。品川女子学院史上最も忙しかった5年生は、ここ数週間で修学旅行を含めた様々な活動を振り返り整理してきました。今日が提出日だそうで、どんな総括が出てくるか楽しみです。 4年生は、広島・大阪、九州、沖縄、シンガポールの各班に分かれて計画を立てていました。各班の人数が違うので雰囲気もそれぞれなのですが、1つだけ異様に盛り上がっている班が。司会者が独特の表現で計画を説明すると、それに班員の方も大きな反応を示します。今からかなりテンションが高いので本番が少し心配になりますが、今年も同じような雰囲気の班がしっかり旅を成功させてきました。どんな計画が出てくるか楽しみです。 現在の計画と検討すべき事柄をしっかり説明していました。

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雛が並びました

これまでは旧東棟の玄関に出ていた雛人形が、今年はB棟3階に飾られました。毎年職員が協力して飾っていますが、時々配置がわからなくなり、写真を見ながら四苦八苦です。それでも1時間くらいで完成したそうで、通りかかる生徒はコメントしあったり写真を撮ったりしています。玄関に飾っていた頃に屏風が風で飛ばされて今は1枚になってしまっているとか、ぼんぼりの破損箇所が目立たないように置いてあるとかはご愛敬。長い間生徒の成長を祝ってきた雛飾りですから勘弁してあげてください。 今日の4,5年の下校延長は、開始後最多の90名弱が残って自習しています。4年生用のある部屋は26名が座っていて、まるで昼の教室のよう。少しでも学習習慣の定着に繋がってくれればと思います。

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6年担任の落ち着かない日々

今日あたりが私立大学の合格発表のピークでしょうか。職員室の6年担任の席から小さな声が上がる度に、気になってそちらを見てしまいます。担任団が笑顔ならもちろん嬉しいですし、難しい顔をしていればそういうことなのだと理解しますが、早い時間に残念メールを送ってくれる生徒はまだ少し安心。担任は励ましのメールを返すのと同時に、連絡のない生徒を心配しながら待ち続ける。そんなここ数日です。 私立大学の入試はそろそろ終盤で、来週の今日はいよいよ国公立大学の前期入試日です。1ヶ月近くに及ぶ入試期間で精神的に辛い時期でしょうが、6年生の健闘を祈るばかりです。 4,5年生の授業を覗くついでに、6年生の5階フロアへ上がりました。2、3名が教室で勉強していましたが、廊下はガランとしています。しかし、大きな経験をして、喜びも悲しみも乗り越えて成長した生徒たちが、ちょうど1ヶ月後に全員このフロアへ戻ってくるはずです。

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新学年の下校延長はじまる

今年から4,5年生に拡大して下校時刻の延長が始まりました。初日の昨日は2学年合わせて50名以上が残り、窓の外がすっかり暗くなった教室で学習を続けていました。途中で様子を見に行ったのですが、扉から覗いてもこちらを見る生徒は数えるほど。みんな集中しています。今後、時期によって参加者の増減はあると思います。しかし、終礼が終わった時に、その日は何をどこで勉強するかが決まっている生徒は取りかかりが早く時間が多く取れますから、この制度をうまく使って学習習慣を確立してほしいと思います。 そして今日はバレンタインデー。生徒にとっては大きなイベントだと思いますが、昨今の状況ですから学校への持参、交換は遠慮してもらっています。最近はこのイベントの捉え方もさまざまですが、普段から支えてくれいる人のことを思って準備するという気持ちは変わらないようです。 少し前の卒業生になりますが、大手スーパーのバレンタインギフトを扱う店舗に毎年大きな絵を提供しているという話しを聞きました。イラストレーターとして活躍している女性で、在学中からとても個性的でした。今日が最終日だと思いますが、もし行くことがあったら以下にリンクを貼りますので、注目してもらえたらと思います。 https://www.itoyokado.co.jp/special/valentine/?fbclid=IwAR1QCQIOgM-H40gra_dsMg0osE6fCMeMtDQqZl7n6yV5n_p14toRrshS_Pc

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高等部校長

撮影前を撮影

今日の総合学習の時間は、4,5年生とも次年度証明写真の撮影でした。秋に行われる6年生の卒業アルバム撮影は真剣そのものですが、下級生はリラックスムード。それでも撮影が近づいてくると、ポケットから鏡や櫛を取り出して身だしなみを整えます。友人と談笑している待ち時間から撮影直前の準備、そしてちょっと緊張気味の撮影へと表情が変わっていきます。生徒には迷惑かもしれませんが、年度末恒例のできごととして、私は毎年ちょっと楽しみにしています。

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