中学入試を前に~チェックリスト~
よーく見ると、桜が一輪、寒空に頑張って咲いています。みんなの夢の花が開きますようにと思わず写真を撮りました。 入試が始まり、 受験生のみなさんもご家族も落ち着かない日々だと思います。お子さんをサポートする親御さんに少しでも気持ちの余裕を持っていただけるように、毎年、入試直前チェックリストをシェアさせていただいています。(著書『伸びる子の育て方』の巻末に掲載したものです)最終確認のヒントとして、安心の一助にしていただければ幸いです。 □ 持ち物は学校ごとにチェック表で確認。書類は取り違えないように学校ごとにファイルしておく。 □ 体調不良に備え、マスクの替え、鼻血対応のティッシュ、エチケット袋等も持っておく。 □ 着る物は着やすくて温度調節ができるものを。(保護者室が寒い場合もあるので、親御さんも備えて) □ 前日は消化のいい物を早めに食べて寝る。(寝られなくてもそれが普通。身体を休めるだけでも大丈夫) □ 移動時間はもう一度シミュレーション。土日はダイヤや到着ホームが違うことも。万が一に備えて他の路線があれば見ておく。 □ 受験校の電話番号は控えておく。もしものときはまず連絡を。 □ テストの後、結果は聞かない。結果で叱らない。(本人が一番感じています)ただ、理社の時事問題はその年の傾向があるのでチェックした方がいいことも。そのとき、ケアレスに気づいても、「次はどうしたらいい?うん。それなら次は大丈夫」とよいイメージに変えてあげて。ただし、それもあまり疲れているようなら終わったことには触れずに、リラックスさせることを優先に。 □ 一つ一つの入試結果が思い通りにならない日があっても、お子さんとは”終わった後の楽しいことをシミュレーション”「最終日は好きなものを食べようね」などと明るい絵が見えるように。 □ 学校によって過去問の傾向が違うときは、次の学校への切り替えを(句読点の数え方が違うことも。慌てて時間切れにならないようにどこからやるか時間配分のシミュレーションなどもしておく。満点は取らなくていい、合格点をとればいいので) □ 併願パターンに合わせて合格後の手続きまでを事前に一覧に。学校は期限には厳密。気が抜けてうっかり締め切りに間に合わないようなことがないように。 □ 受験番号は他人に言わない。受験校の同じ親しい友人との行動もどこまで一緒にするか事前に考えておく。(合否が別れたときが辛いので) □ 第二志望以降は数字をつけない。それぞれの学校のどこが好きかを話題にして楽しみに。 □ 不合格になった学校を否定しない。(あきらめたころ繰り上げがくる学校もありますし、手に入らなかったものを否定する概念をいれないように) □ 合格した学校に「あなたを認めてくれた」という言葉を使わない。(選んで受けてくれた受験生を認めていない学校はありません。合否は本人のとった点数の結果です。逆の場合に否定された気持ちになってしまいます) □ 万が一の場合を考え、親類縁者、人手を確保しておく。親が気持ちの余裕を持つため手の抜けるところは抜けるよう、自分でなくてもできること、他の人に手伝ってもらえることがあれば頼んでおく。(一段落してからでも大人同士のフォローはできます) □ 何かあっても親は慌てた顔をしないで深呼吸。お子さんが落ち着いて受験できることを最優先に。 □ 自分自身の精神状態を安定させるため、入試期間中の息抜きの時間や場所(お茶の時間、好きなスイーツ、部屋に飾る花、待っている間に読む楽しい本、愚痴を言える人等々)も確保しておく。(お母さんを子どもが慰める場面を何度も見ました) □ 兄弟姉妹のケアを疎かにしない。(「お姉ちゃんは受験だから仕方ない」が通用しない年齢もあります) □ 未来を犠牲にしない。(中学受験はとても大変で大きな出来事ですが、お子さんの長い人生から見たら前半の一通過点です。未来を見たとき受験より大切な価値観は見失わないように) □ 学校選びは人の評判の「良い悪い」より、自分に「合う合わない」が大事。複数の学校に合格して迷ったら、他人の評価や動く数字でなく価値観を優先して。最後は子ども自身に決めさせる。(入学後、思い通りにならないことは必ずあります。そのとき、乗り越えられる子は自分で選んできた子です。自己決定がお子さんを成長させます。)受験期間中、お父さん、お母さんの一番の仕事は、「笑顔でいること」です。 40数年、この世界にいてしみじみ思うことは3つです。 「受験のその後の人生は長い」 「入学することになった学校がその子にとって一番いい学校」 「結果がどうあれ、受験勉強の過程で得た財産は消えない」 試験が終わったら、どうか笑顔で、これまで頑張ったお子さんとご自分自身をねぎらってあげてください。受験生の皆さんが、落ち着いてこれまで努力した実力を発揮できるよう祈っています。
被服部活動報告・卒業生から・始業式表彰
3学期がスタートしました。生徒たちの元気な声が校舎中に響いています。 2学期に行われた被服部の活動について、担当の丸山より報告がありました。 以下です。 品川区で開催された「エシカル消費イベント」にて被服部がファッションショーを行いました。 2年前、ブランディア様とコラボレーションして取り組んだ「 廃棄0プロジェクト」で製作した浴衣をご紹介すると共に、被服部の活動についてもスライドを用いてご説明しました。 品川区長の森沢様も見に来てくださり、 生徒たちに温かいお言葉をいただきましたし、品川区でアップサイクルに取り組む企業・ 団体の方もご挨拶に来てくださり、また新たなプロジェクトに繋がっていく可能性もありそうです。 最近は卒業生の活躍を耳にする機会が増えてきました。 *冬休み中に、OECD勤務から一時帰国をしていた卒業生から一部執筆した書籍をもらいましたので紹介します。 世界で花開く日本の女性たち 国際機関で教育開発に携わるキャリア形成(東信堂) 加藤さんは、2018年よりOECD教育スキル局の高等教育政策チームで、政策アナリストとして働いています。 *ジェンダー平等の実現に向けて若者の声を届ける活動をしている卒業生から、3月にニューヨークの国連本部で開催される国連女性の地位委員会 に参加するためのクラウドファンディングの案内が来ました。品女は女性に参政権のない100年前に女性の活躍する社会を目指し、創立されました。現在は、そうした活動をする人たちの高齢化が課題だそうで、彼女の参加しているジェンカレでは、多様な若者が国際会議に参加し、 各国の取り組みから学ぶことで、 日本のジェンダー平等推進を後押しするプロジェクトを発足しました。若者の声を国連や日本政府に届けることで、 政策や社会変革への具体的な貢献を目指すとのことで、私も協力しています。 メールにはこうありました。 「品川女子学院で6年間育てていただいた経験は、私自身がジェンダー平等に関心をもち、より女性が生きやすい社会を創りたいと思う大きなきっかけになりました。5年生でur preciousを立ち上げた際にも、先生方にたくさん助けていただき応援していただいたことでエンパワーされましたし、今でも原動力になっています。品女の後輩のためにも、ユースとしてのCSW69参加、そして日本のジェンダー平等推進へ、しっかりとした道筋を私が作りたいと思っています。」 在学中の起業体験プログラムやCBLでの社会課題解決の活動が大学へまた、就職後へとつながってきつつあります。 ▼プロジェクトの詳細はこちらhttps://camp-fire.jp/projects/ 809415/view *昨年登壇したあすか会議2024の様子がHPで公開されましたので紹介します。 「アントレプレナーを生み出す教育~これからの時代の人材育成の手法を考える~」漆紫穂子×水野雄介×山口文洋×鈴木寛 【知見録記事URL】https://globis.jp/article/tuno 2ju4_k/ 【Youtube】https://youtu.be/aTj4fZ7hpVo 3学期始業式の表彰です。 <中等部表彰> 【書道部】第23回岐阜女子大学全国書道展 優秀賞 第23回岐阜女子大学全国書道展 秀作賞 第23回岐阜女子大学全国書道展 努力賞 第40回高円宮杯日本武道館書写書道大展覧会 銀賞 【演劇部】第66回 東京私立中学高等学校演劇発表会 優秀賞 【個人】Public of The Year 2024 学術・文化部門 <高等部表彰> 【ECC部】第10回PDA高校生即興型英語ディベート全国大会2024予選4位、ベスト8 第10回PDA高校生即興型英語ディベート全国大会2024ベストディベーター賞 第10回PDA高校生即興型英語ディベート全国大会2024ベストPOI賞 第27回東京都高校生英語ディベートコンテストThird Best Debater Prize 第27回東京都高校生英語ディベートコンテストThird Best Debater Prize Novice Practice Cup 2024Best Judge Adjudicator Prize Novice Practice Cup 2024Best Debater Prize Novice Practice Cup 2024Excellent Debater Prize 【書道部】第23回岐阜女子大学全国書道展 奨励賞 第23回岐阜女子大学全国書道展 優秀賞 第23回岐阜女子大学全国書道展 秀作賞 第23回岐阜女子大学全国書道展 努力賞 第40回高円宮杯日本武道館書写書道大展覧会 大会奨励賞 第40回高円宮杯日本武道館書写書道大展覧会 特選 【演劇部】第66回 東京私立中学高等学校演劇発表会 優秀賞 【CBL】PEP 学生政策起業コンテスト 最優秀賞
AIと教育・表彰・1年生クルックフィールズ報告・お知らせ
2025年がスタートしました。 今年は創立100年、長くかかった新校舎も完成します。 これまで本校が積み重ねてきた社会との絆をさらに深め、広げ、日本の潜在力ともいえる女性の力を発揮させるプラットフォームにしていきたいと思っています。 品川ファミリーの皆様のご協力をよろしくお願いします。 さて、先月の終業式ではAIシホコを披露しました。今、シェイクスピアの特別講座を実施してくださっている演出家の木村龍之介さんが、お土産に?作ってきてくださったもので、相談するとネット上にある私の情報を集めて私の声で私のいいそうなことを答えるというものです。初めて見たときはびっくりしましたが、その後も生成AIは日進月歩で、実はこの前日、徳島の神山高専に行っていたのですが、そこの生徒さんにこの話をしたら、「それはすでに古いです。明日、オープンAIの最新版が発表されますよ」と言われてしまいました。 これを使いこなせるかどうかで、勉強や仕事の効率に大きな差が出ることを痛感しています。 知人の新聞編集者が「自分の仕事はなくなるかもしれない」といっていましたが、先日、あるインタビューの原稿チェックで「これはかなり上書きしないと・・・」という案が挙がってきたので、試しにAIに入れて、漆 紫穂子風に○○字でまとめてというような指示をしたら、その精度の高さに驚きました。 英会話もチャット機能を使えば、わからない単語は日本語を混ぜて話しても答えてくれて、どの分野の話でも対応できる、まるで博識なバイリンガルと話しているようです。 テクノロジーの大きな進化が起きるとき、教育界では必ず「使わせない・使える範囲を限定する」という意見が出ます。16年前、子供とインターネットについての法案を検討する委員会にいたことがあるのですが、そこでも、そちらに傾く意見が多かったと記憶しています。もちろん安全管理は大切です。でも、全国津々浦々にギガスクールがいきわたりつつある今から振り返ってみるとどうでしょう? 今、若年層のSNS禁止という国もあるなど、テクノロジーの活用については議論は分かれるところですが、28プロジェクトで未来から逆算することを大切にしている私から見ると、使うことでリテラシーを高め、攻めと守りの両方を身に着けることこそが目の前の生徒の未来につながると私は信じています。 そして、生徒以上に私たち教員は視野を広げて情報を吸収し、スクリーニングし、品女で過ごす、6年間、生徒の大切な時間がより密度の濃いものになるよう努めなければなりません。 <中等部表彰> 【3年生】GTEC 学年表彰 奨励賞 【ECC 部】第 14 回全国中学生英語ディベート大会Excellent Debater Prize 【作画部】公益財団法人日本骨髄バンク 感謝状 <高等部表彰> 【作画部】公益財団法人日本骨髄バンク 感謝状 ◆高校生プレゼンテーションコンテスト 2024 準グランプリ ◆U Tokyo GSC-Next 第二段階課程終了 学年主任の前田より、1年生総合学習日の報告です。数年前からクルックフィールズと連携して、SDGsのプログラムを作り、実施しています。 午前中、5月に植えたさつまいもの収穫をする目的で木更津にあるクルックフィールズに再訪しました。・・・が、前日からの雨で畑に入れなくなってしまったため、枝豆の収穫となりました!(とってもおいしい枝豆でした。さつまいもも、 後日送っていただけるとのことです) 1年生では、5月〜この日まで、 クルックフィールズでの体験をもとにしたテーマで総合学習を行っ てきました。 午後は、その総括プレゼンが行われました。 各クラスの代表者によるプレゼンです。 12分のプレゼンに加え他クラスからの質問に的確に答えなければ なりません。クルックフィールズの方々+校長先生+ 1学年生徒全員の前でのプレゼンです。 1年生にはだいぶハードルの高い場だと思っていましたが、入学してまだ半年しか経っていないとは思えないほど、すっかり品女生らしく立派なプレゼンで、クルックフィールズの方からもお褒めの言葉をいただきました。 最後に、 半年間お世話になったクルックフィールズの方々にお礼を伝えて、 1日が終わりました。 各クラスでこれまでお世話になった方々にお礼状を書き、 半年間の総合学習は終了します。 今回の活動でも、 たくさんの外部の方々にご協力をいただきました。本当にありがとうございました。 学校教育目標のアセスメントとカリキュラム・マネジメントの組織化に向けて 学校IR(Institutional Research)をご指導いただき、本校の教員研修でもお世話になっている桐蔭学園溝上慎一先生からご著書をいただきました。本校の教員も執筆させていただきましたので、図書室にも入れておきます。
昭和大学と包括連携協定を締結、他・お知らせ
2024年12月11日、品川女子学院は昭和大学と包括連携協定を結びました。 この協定は、教育や地域への貢献など、さまざまな分野でお互いに協力し合い、交流を深めていくことを目的としています。当日は、昭和大学の中村明弘薬学部長をはじめとする大学関係者の皆さまが来校され、中等部の神谷岳校長と高等部の権藤英信校長が協定書に署名しました。この協定をきっかけに、品川女子学院と昭和大学は、人事交流をはじめとする連携をさらに進めていきます。これにより、教育の内容をより充実させるとともに、昭和大学の学生や先生方、そして品川女子学院の生徒たちが、それぞれの可能性をさらに広げられることを目指しています。これからもさまざまな機会を通じて、生徒の成長をサポートしていきます。 ※昭和大学は2025年4月1日から「昭和医科大学」と校名が変更になるそうです。 高等部2年生の生徒がシンポジウムに登壇しました! 高等部2年生の関根さんが、10月9日に順天堂大学 小川講堂にて開催された「内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」が主催するシンポジウム「女性のWell-beingを高めるために~最新調査結果・インサイトから社会のあり方を考える~」にパネリストとして登壇しました。当日の様子の動画を見せてもらったのですが、このシンポジウムでは、子育て世代や女性の幸福度向上、とりわけ社会問題としての女性の「やせ」をテーマに、専門家たちの調査結果や提言が共有され、関根さんは高校生の視点から意見を述べることができていました。 少し前になりますが、4年生の「家庭基礎」の授業にて、一般社団法人ソウレッジ様による特別授業 を実施いたしました。担当教員からの報告です。 ソウレッジ様は「 性教育と避妊の支援で長期にわたる悲しみの減少をめざす」 を理念に、ユースクリニック普及のための海外研修、 緊急避妊薬の無償提供、 性教育などを含めた政策提言などを行なっています。代表の鶴田様と副代表の鈴木様にお越しいただき、今回は「 性のトラブルを予習して実際に起きた時に適切な対処をできるよう になる」ことを目的に、 ボードゲームを用いたワークショップを実施していただきました。 最初の講義では、事業内容の紹介や、 海外では5歳から性教育が始まることや、 ユネスコの国際セクシュアリティ教育ガイダンスの内容のうち、 日本の教育で教えているのはごく一部であることなどを教えていた だき、その後グループに分かれゲームがスタート。すごろく形式で各マスにケースの内容が書いてあり、 クイズに答え→グループで対話し→解説を読む、 という流れで進んでいきました。わいわいと楽しそうに、グループで対話や経験談を共有し、 盛り上がっている姿が印象的でした。 ボードゲーム後の質疑応答の時間では、月経や中絶、 痴漢など多岐にわたる質問が出ました。一つ一つの質問に丁寧に答えていただき、 特に低用量ピルや子宮内システム、 日本での未承認のパッチなどの話に生徒たちは驚いていました。 生徒有志団体のCLAIR.に所属している生徒からは「 日本の性教育の遅れを感じる中、 生理以外についても課題がたくさんあると体感できた」 という声もありました。その他にも「学校で学ぶことができないと思っていたことだった」 「知らないを知ることができ、 自分の身を自分で守ることができそうだと思った」「 友達とこのような話を今までする機会がなかったが、 話し合える良い機会だった」といった声もあり、 学びの多い充実した時間となったようです。 ソウレッジの皆様、貴重な機会をありがとうございました! 特別講座でお世話になっている方より、コンサートの案内ををいただきましたので、皆様にもご紹介します。 すべての子どもに開かれた、ろう者、難聴、全盲、弱視、車いすユーザーなどの多様なメンバーが所属しているインクルーシブな合唱団「ホワイトハンドコーラスNIPPON」の東京公演です。 日時:2024年12月24日(火)18:00開演会場:大田区民ホール・アプリコ大ホール詳細は、こちらです。
2年中等部総合学習・お知らせ
100周年の準備の一年もあっという間にすぎ、もう師走です。クリスマスツリーを生徒が飾り付けしてくれました。 毎年、卒業生のお父様が送ってくださるポインセチアです。 総合学習の様子を届いた順にご紹介していきます。 日本文化を学んでいる2年生は例年鎌倉へ行っています。学年主任の住谷より報告です。 中間試験後の総合学習日、 2年生は秋の鎌倉へ班別自主研修に行きました。班ごとに集合解散時間、訪問地、昼食場所、 チェックポイント到着時間など事前に行動計画を立て、 それに沿って協力し合って回りました。校外授業委員が事前に話し合いを重ね、ミッションやスローガン( 「知行合一」)を決めたり、服装についても「 寺社に入るのにふさわしい服装」について調べ、 どういうものがふさわしいかを考えて各クラスへ伝えました。当日朝は若干小雨模様でしたが、徐々に晴れ間も見えてきて、 北鎌倉・鎌倉・長谷に至る3つのエリアを中心に回り、 由比ガ浜に行った班は秋の海の景色を堪能したようです。また、訪問地を楽しんだのはもちろん、 それぞれで選んだ昼食や小町通の食べ物も満喫して、 公共のマナーを意識する中でどうしたら自分たちが楽しめるかを考 えるよい機会となりました。今回の反省を生かして、 3月の京都宿泊行事が生徒自身が学年全体のことを考えながら協力 し合って作り上げていく行事になるよう、 事前学習に取り組んでいければと思います。 *卒業生で、中等部在学中にカルガリーオリンピックに出場した八木沼純子さんは、現在、後進の指導にあたっています。早稲田大学スケート部フィギュア部門監督 もしているそうで、クラウドファンディングを立ち上げたとのメッセージが届きましたので、ご紹介します。 早稲田フィギュア 一人ひとりが輝き、さらなる高みへ向かうために。 ※クリックすると拡大します *いつも生徒がお世話になっている北品川本通り商店会より、「 第1回 着物女子 in 北品川」の紹介です。
進路講演・文化祭の報告(その3)
来年の百周年に向けて準備を始めています。バタバタしているうちにブログをだいぶさぼってしまいました。 秋も深まってきました。日曜は夏が戻ってきたような温かさでしたが、今日はぐっと冷え込んでいます。近所の花屋さんで去年買った菊が今年も咲きました 土曜は、5年生の親御さん向けに進路関係の講演を行いました。具体的な大学受験のことは学年から詳しくお話しするので、私からは、その先の世界について、視野を広げるような話や受験期のお嬢さんとのコミュニケーションについて、お話ししました。 文化祭報告の続きです。 【クラブ・有志企画など】 化学部 美術部 バトン部 メディア研究同好会 作画部 クッキング部 文芸部 吹奏楽部 フラワーアレンジ部 軽音楽部 パソコン部 卓球部 写真分 チェンバーオーケストラ部 インターアクト部 ECC部 筝曲部 書道部 品女THE CHALLENGE 文化祭実行委員 5年有志 eggsky 5年有志 HearTrain
2024文化祭の報告(その2)・お知らせ
9月の話になりますが、文化祭について紹介できていなかった部分を掲載します。中等部1・2年生は、学年テーマに沿った調査と発表です。テーマ 中等部1年生:身の回りの「問題」を探す 中等部2年生:社会と自分のつながりを考える調査してきたことをポスターやWEBを用いて展示しています。1学期から準備してきた内容なので、展示教室に入ると熱心に説明してくれました。 中等部3年生と高等部1・2年生の有志は起業体験プログラムです。 3年生は全員が企業体験プログラムに参加します。各クラスを「株式会社」と設定し、社長、マネージャー、会計など役割分担をして、模擬店を運営します。その際には社会貢献的な視点が欠かせません。プログラムの詳細はこちらにあります。 お知らせ2点*中学一年生は、例年、千葉県木更津市にあるクルックフィールズにて、サステナビリティに関して学習し、 文化祭で展示発表をしています。今回、フードロスのテーマを文化祭で扱ったクラスのインタビューが、テレビで放送されるそうです。 11/5(火)7:30ごろからTBS『THE TIME, 』にて*11/1(金)日経新聞の全面広告 第二部 4A面に本校の探究学習についての記事が掲載されました。 ※クリックで拡大します *メルセデス財団が主催するフェローシップです。 英語でチャレンジしてはどうでしょう? 海外では競争率が高いそうですが、日本では今年が初年度なので、 チャンスがあるかも。16歳から28歳までなので卒業生にも。 I have exciting news about the Mercedes-Benz fellowship program I run: It is moving into Japan this year, and we have just opened applications for 16-28 year olds passionate about the environment and looking to drive environmental action. You always have amazing ideas about how to get the word out about different initiatives, and we know that Japan is a particular market. I am looping my Communications Director, Zoe, into this email and also sharing our social media kit in case you have ideas for disseminating the opportunity in Japan and beyond. *本校でも代表理事に授業をしてもらったことのある、 子どもの貧困問題の解決に取り組むNPO団体ラーニングフォーオ ール(LFA)がふるさと納税を利用した支援をしています。さとふる・LFAプロジェクトページ *「子宮頸がん」の予防啓発を推進するプロジェクトのご案内です。 子宮頸がんについて知ってもらい、大切な女性の未来を守るイベントとして「Hellosmile in Sanrio Puroland 2024」が開催されます。 本校の卒業生と在校生による発表もあります。オープンキャンパスと同日ではありますが、ご興味のある方は以下ご確認ください。 日時:2024年11月30日(土) 12時開場 13時開演 ※15時終了予定会場:サンリオピューロランド1F エンターテイメントホール募集人数:250名※抽選となります応募締切:2024年11月14日(木) 23:59まで 詳細・申込はこちらです。https://www.tfm.co.jp/ hellosmile/2024/
チャレンジベースドラーニング(CBL)・お知らせ
本校では、高等部1年生の全員が「身近な課題を見つけ、その課題について調査・分析し、解決策を考えて行動するチャレンジベースドラーニング(CBL)」に業内で取り組んでいます。そのCBLの一環で、高齢者多世代交流支援施設「北品川ゆうゆうプラザ」において活動した様子について、担当の家庭科山下・数学科中川より報告です。+++ 先日行われた生徒の「ネイルサロンレクリエー ション」について、 ゆうゆうプラザのブログにてご紹介いただきました。彩りを爪の先から♪高校生ネイルサロン 利用者の方だけでなく職員の皆さまも大変喜んでくださり、 是非2回目以降も、とお声をいただいております。先方も、 地域交流の一環として品川女子学院との連携に大変前向きでしたので、 この縁を特別講座等通して長く繋いでいくことができればと考えて おります。 また、参加した生徒から先日、下校時に利用者の方をお見かけし、 重いお米を近くの家まで運んであげた、という話を聞きました。 1回のレクリエーションに終わらず、 実際に地域の方との繋がりが生まれていること、 大変喜ばしく思います。 本校で生徒全員が受講しているユニバーサルマナーの検定を実施しているミライロの垣内さんが『バリアバリューの経営: 障害を価値に変え、新しいビジネスを創造する』を出版なさいました。著書をいただきましたので、図書室へ入れますね。 ※クリックすると拡大します *女子中高生向けアプリコンテスト「Technovation Girls 2025」のご案内をいただきました。 日本公式webサイト 2025参加申し込みフォーム 事前説明会申し込みフォーム ハイライト動画2024
第3回 日本睡眠協会×JINS 寝る育特別講座・お知らせ
先週土曜日は、例年やっている1年生PTA向けの「親子のコミュニケーション講座」を開催し、私もお話ししました。年々お父さんの参加が増えています。 その後、3年生と5年生の保護者会で百周年に向けてこれからも女子教育を大切にしていくというお話をさせていただきました。 先日のブログでお知らせした能登半島豪雨災害への古タオル支援ですが、生徒たちが自宅から持ち寄ってくれて、300枚が集まり、カタリバへ送りました。 *****日本睡眠協会とアイウェアを企画販売しているJINSによる3回シリーズの特別講座の最終回の様子を担当の直井より報告します。 *****「日本睡眠協会様」と「JINS様」による『睡眠と生活習慣』 特別講座の最終回がありました。今回は夏期休暇中(2週間) に各自で考えた取り組みを試してみて、 その結果考察を発表するというものです。 まずは、各グループ内でお互いの結果考察を報告し合い、 そのあとグループの代表が全体に向けてプレゼンしました。 生徒たちが、2週間どのような取り組みをしたのか、 その一部をご紹介します。 ・ラジオ体操をする ・縄跳びをする(雨の日は筋トレ) ・寝る2時間前からブルーライトカット眼鏡を着用する ・お風呂に入る時間を寝る2時間前にする ・起きる時間と寝る時間を守る(9時間寝られるようにする) ・朝ごはんをしっかり食べる1回目の講座で、 日本睡眠協会の内村先生からお話しいただいた内容のうち、 各自の生活で改善した方がよいものを選び(考え) て取り組んだようです。 2週間の取り組みで、かなりの効果がありました。 ・目覚めがよくなった ・ベッドにはいってから眠るまでの時間が短くなった ・昼間、眠くなることがなくなった ・昼間、集中して物事に取り組めるようになった睡眠の大事さを実感し、 引き続き取り組みを続けていきたいと思ったようです。 合計3回の講座で、睡眠が重要であるということを知り、 さらに各自が実際に取り組んでその効果があらわれたことでさらに その重要性が実感できたようです。今回講座を受講した生徒が、まわりに伝えていくことで、 睡眠の重要性が広まっていくことを期待しています。 グループで話し合い 代表プレゼン *共同通信社が行う教育分野のジェンダーギャップ解消のパネルのご案内です。平日ですが、オンラインもあり、後日、アーカイブもあるそうなので、ご紹介します。本校は99年前にまさにこのジェンダーギャップを解消する(当時は言葉がありませんでしたが)ために創立されたのでこれからもこうした動きには注目、協力していきたいです。 22年は「政治・行政のジェンダー平等」、23年は「 経済のジェンダー平等」共同通信地域からジェンダー平等を - YouTube 日時:2024年10月31日(木)13時~16時予定( 開場12時半)場所:東京ウィメンズプラザ ホール(表参道駅 B2出口 徒歩7分)会場参加:定員200人 ※先着順オンラインあり 登壇者:【パネリスト】大崎 麻子 氏/Gender Action Platform理事河野 銀子 氏/九州大学男女共同参画推進室 教授石倉 秀明 氏/山田進太郎D&I財団常務理事COO細川 志織 氏/デリカウイング 管理本部経営企画部教育担当室長川﨑 莉音 氏/現役東大生、# YourChoiceProject代表【モデレーター】山脇 絵里子/共同通信社 編集局次長 ■申し込み参加申込フォームはこちら